被災地からの声「岩手県岩泉町」 2015.08.06


こんにちは。
この時間は東北地方で毎週放送している番組「被災地からの声」を放送します。
夏休みのこの季節おうちにそろった皆さんに東北の被災地に住む方々の声をお届けしたいと思います。
今日お送りするのは先月岩手県岩泉町で伺った声です。
ご覧下さい。
皆さんこんにちは。
「被災地からの声」です。
この時間は被災地にお住まいの方々の声をお伝えしています。
暑い日が続いておりますが震災後では5回目の夏となっています。
今年岩手宮城福島の3県にある海水浴場で海開きできたのはまだ2割程度にとどまっています。
ただ観光客を全く見かけないわけではなくて被災地を見に訪れる家族連れですとか被災地の語り部ボランティアが子供たちを案内する様子も見かけます。
特におととし辺りからでしょうか夏休みのこの時期にはよく見かける光景となりました。
さて今日は岩手県岩泉町をお伝えいたします。
岩泉町は人口がおよそ1万です。
日本有数の鍾乳洞の一つ龍泉洞がある事で知られています。
震災では沿岸部の小本地区が甚大な被害を受けました。
現在小本地区では駅の近くに集団移転地として整備された宅地で住宅の建設ラッシュを迎えています。
秋ごろには引っ越しも終わって新生活が始まる見通しです。
一方愛着のある土地にとどまる方もいらっしゃいます。
では岩泉町の声です。
(取材者)震災前はどのぐらいのあれですか?世帯数がいたんですか?156世帯…150世帯ぐらいですねざっとね。
そうです。
(取材者)結構これ家並んでたんですね。
全部…。
「小本集落がこれからどうなるか小本自治会会長長崎基一」。
(取材者)「これからどうなるか」というのはどういうところが今懸念されるんですか?やっぱり大好きですもんここ。
エンジンなんか…。
(取材者)骨とう品ですか?骨とう品になってる。
これほんとに。
(取材者)何年ぐらいのこれは…船は…。
(金澤)30年近くなるんじゃないですか。
(取材者)これを機会にやめようかみたいな事にはならなかった?
(取材者)震災前と比べてどうですか?「なかなか震災前には戻れません小本浜第十大洋丸金澤清人67才」。
呉服とか洋服とかそういうのやってますけど…。
(取材者)呉服洋服屋さん。
で旦那さんの方は電器屋さん。
そうです。
(取材者)他には何かあったんですか?もともとは。
お店は。
(取材者)一番売れるものってどういうものなんですか?何…こっち回ってきたの?来る時ここさ。
(取材者)話をして帰るんですか?
(取材者)あ〜そうなんだ。
やっぱりねぇ。
「皆さんの協力で頑張っています」。
ありがとうございます。
三浦無線商会三浦忍一郎77歳です。
(取材者)椅子ってどちらにあるんですか?あ〜こちらに。
あ〜ほんとだ。
じゃあもう10人ぐらい来てもいいように。
まあそうですよね。
はい。
(取材者)どうしてやめちゃうんですか?小本集落の自治会長の長崎さんが指摘した人口減少と高齢化。
地元産業や商業の衰退にもつながっていくわけですがこれは日本の地方の町ならばどこも抱えている問題です。
被災地は更にそれが短期間で急激に進むという特殊事情とも闘っていかなければなりません。
津波被害があまりに大きくて将来的にも自分はここで生活できないと考えた方々はこの4年余りで一気に地元を離れました。
岩手宮城福島の沿岸部にはたった4年で2割以上も人口を減らした自治体が4つあります。
集落単位となるとどこもより深刻で今回の小本集落では156世帯が46世帯と1/3に減りました。
4年余りの変化としては異常なペースです。
「こうなったらもう残った人で何とか地域を守っていくしかない」という長崎さんの表現は地域の衰退があまりに急激に進行して対処する間もない観念するしかありませんというような被災地の現状をよく伝えていると思います。
では引き続き岩泉町の声です。
津波で家を流されて悔しさが今でも残ってますし津波のせいにはされないんですが早く戻れれば…元に戻れればいいなと…。
(取材者)震災後に目覚めた趣味なんですねこれね。
震災後にやってます。
もっと上手なんだけどプルプルします。
皆さんに見られるから。
もう少し向こうにもあるし…。
12棟あるけど10棟ぐらい入るのかな。
あちこち離れてるので…。
(取材者)もとの小本がやっぱり3つに分かれるんですかね。
(取材者)2年のおつきあいで。
はい。
(取材者)だいぶ症状は改善されました?田中さんは震災後夜勤明けに日の出を見て元気をもらった気分になったのがきっかけで写真を撮り始めました。
ただ地元の日の出だけはどうしても津波を思い出すとおっしゃいました。
また野さんは「やっぱり一人になると不安になる。
気を取り直してもう少し生きたい」というふうに言いました。
新居に入ってもお二人の中では今なお被災してしまったという事を受け入れる模索が続いています。
で私たちがこれまで4年以上取材して見てきましたのは被災された方々が一人残らずどう自分自身を納得させて予期せずに命や財産を失った事を受け入れるかその試行錯誤の姿です。
しかもこうした自分自身の中での模索というのを孤独にやるのはかなりしんどい作業です。
同じく被災した同じ立場の人同士との何気ない会話ですとか触れ合いの中でできる事だったりします。
その意味でも野さんの言っていた集会所のような場所は大事にしなければならない重要な場所だというふうに思います。
では最後に「届けたい、ありがとう」をお伝えします。
被災地から届けたい感謝の思いをお聞きしてきました。
ご覧下さい。
そうですね。
あのやっぱり…
(取材者)特に印象的だった支援があったら教えて頂けますか?ほんとにすごいんですよ。
すごい手が込んでて…。
こう…窓が開いたりとか…。
すごい…あの…皆さんでお一人お一人で1ページずつ作った感じで…。
窓が開いて中からのぞいてるみたいな…。
(取材者)ちょっと素人離れしてますよね。
(前川)なのですごい凝ってて…。
(一同)これは皆さんから頂いたものです。
ありがとうございました。
(取材者)はい皆さんそれもらってうれしかった人?
(一同)はい!「届けたい、ありがとう」をお伝えしました。
では「被災地からの声」この辺で失礼いたします。

(一徹)ほんなら…俺が継ぐ。
塩田は俺が継ぐわいえ!2015/08/06(木) 12:20〜12:45
NHK総合1・神戸
被災地からの声「岩手県岩泉町」[字]

被災地で出会った方々に、「いま一番言いたいこと」をうかがい、その思いを全員放送しています。今回は、岩手県岩泉町でお聞きした声をお届けします。

詳細情報
番組内容
被災地で出会った方々に、「いま一番言いたいこと」をうかがい、その思いをスケッチブックに書いてもらった上で、思いの丈を語っていただきます。撮影した方の声は、全員放送しています。今回は、岩手県岩泉町でお聞きした声をお届けします。
出演者
【出演】津田喜章

ジャンル :
ニュース/報道 – ローカル・地域
ドキュメンタリー/教養 – インタビュー・討論
情報/ワイドショー – その他

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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