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 米国家安全保障局(NSA)が日本政府や日本企業などの電話を盗聴していたと内部告発サイト「ウィキリークス」が公表したことについて、安倍晋三首相は5日午前、バイデン米副大統領と電話で会談し、「事実であれば、信頼関係を揺るがしかねない」と懸念を伝えた。

 菅義偉官房長官が5日午前の会見で明らかにした。会談は同日午前8時半から約30分間行われた。菅氏によると、バイデン氏はNSAによる日本政府や日本企業の盗聴問題に言及。「オバマ大統領ともども、本件が日本において大きな議論を呼んでおり、安倍首相および日本政府にご迷惑をおかけしていることを大変申し訳なく思っている」と述べたという。

 これに対し、首相は「仮に日本の関係者が対象となっていたことが事実であれば、同盟国の信頼関係を揺るがしかねないものであり、深刻な懸念を表明せざるを得ない」とし、調査したうえで結果を日本に説明するよう求めたという。