(男性)Rocky’sOnlineShop。
(男性)毎日毎日何て暑さだ。
まったく…。
(女性)マスター。
ありがとう。
マスター。
返事してよ。
(バイブレーターの音)
(礼子)いった?
(久利生)ああ来ました来ました。
(礼子)それ。
(久利生)ああ。
DVね。
(礼子)33歳の男が同棲してた女性を殴ってケガさせちゃったの。
(久利生)えー?
(礼子)この城山圭吾ね。
(久利生)城山圭吾。
(礼子)うん。
(礼子)被害者は実家に逃げ帰っちゃったんで在宅で取り調べてるんだけど。
女性に暴力振るうなんて最低野郎だわ。
私ちょっと時間かけたい案件があってさ。
ああ。
気持ちは分かります。
フフッ。
(礼子)うん。
それ。
ああ。
いいっすよ全然。
OKっすよ。
(礼子)ホント?うん。
(礼子)ああ。
ありがとう。
ここは私がおごるね。
(男性)そんなときはこのCOOLMANZを頭に着けるんだ。
(女性)ああ。
冷たくて気持ちいいわ。
うん。
取りあえずビール。
(礼子)ウフフ。
マスター。
ビールとソーダ割り。
いやー。
助かった。
ありがとう。
いえいえ。
(男性)さあ4時間たったぜ。
(女性)まだ冷たい。
何てクールでタフなの?
(礼子)どうしようもないやつだと駄目男だって分かっててもさなかなか愛想尽かしできないのよ私。
あれ?わた…私って言いました?今。
(礼子)私って言いました。
かっ。
ハハハ。
あいつのどこがいいんだかもう自分でもよく分がんねえ。
フフフ。
ハァー。
うーん。
夜の馬場検事でーす。
フフッ。
(礼子)フゥー。
くそ。
田村!おっ?田村?
(礼子)大丈夫か?田村?
(礼子)うん。
田村。
(男性)さあ今すぐクリッククリック。
お電話でも…。
城山圭吾さん。
(城山)はい。
あなたは平成26年8月20日。
午後8時ごろ東京…。
(引き出しの開閉音)東京都杉並区宮前の自宅アパート階段において同居していた綾野さくらさん。
当時31歳を拳で殴打し階段から転落させて同人に対し左腕骨折の傷害を負わせたものである。
間違いありませんか?
(千佳)プシッ。
「プシッ」?
(千佳)ああ。
失礼しました。
今のくしゃみ?
(千佳)はい。
(小杉)おはようございます。
(梶原)弁護士の梶原と申します。
(小杉)あっ。
伺ってます。
ああ。
どうぞ。
(梶原)はい。
(小杉)ああ。
綾野さくらさんとは5年間同棲をしてた。
はい。
どうして殴っちゃったりしたんですか?
(千佳)プシッ!ハァハァ。
失礼しました。
風邪?
(千佳)いや。
大丈夫です。
すいません。
すいません。
(遠藤)家庭の問題職場に持ち込まないでくださいよ。
(田村)しょうがないだろ。
あいつが電話してくるんだから。
(遠藤)仕事中にスマホがプルプルプルプル。
ぽりぽりぽり…。
あっ。
何?
(小杉)お二人もどうですか?ちゃんちゃ堂のじゃんじゃん豆。
(梶原)止まんないこれ。
(田村)じゃんじゃん豆?
(遠藤)知ってる!
(小杉)アハハ。
さすが。
(遠藤)ハハハ。
うん?あいつに別れたいって言われて。
でかっとなっちゃったんですか?
(千佳)プシッ。
ああ。
ごめんなさい。
(城山)すいません。
いえいえ。
えー。
(千佳)プシッ。
だから。
何なの?これもう。
(千佳)失礼しました。
(城山)すいません。
いえいえいえ。
プシップシップシッ。
お前炭酸か?お前は。
ああ。
(末次)あっ。
久利生さんもいかがですか?
(宇野)じゃんじゃん豆。
(川尻)うまいよこれ。
(小杉)青山のちゃんちゃ堂で買ってきたんです。
じゃんじゃん豆?
(一同)癖になっちゃうな。
ビール飲みてえ。
ああ。
飲みたい。
あっ。
うまい!
(一同)でしょ?イェーイ。
何?これ。
(千佳)プシッ。
(末次)うん?プ…プシッ?
(千佳)うわー。
くしゃみが止まらない。
(宇野)えっ?風邪ひいちゃった?麻木さん。
はい。
(千佳)すみません。
大丈夫です。
(川尻)麻木君はそういうくしゃみをするのか。
(田村)プシッて。
ハハハ。
うるさいんすよずっと。
(千佳)笑わないでください。
取り調べとか全然集中できねえっつうの。
(遠藤)はい。
出る。
(千佳)プシッ。
(宇野・遠藤)カワイイ!出た。
プシッ。
あれ?だ…誰?
(小杉)ああ。
弁護士さんです。
(遠藤)検察官請求予定証拠を閲覧しに来たんだって。
ふーん。
(梶原)すいません。
僕まで豆頂いちゃって。
いえいえいえ。
ああ。
そうだ。
ねえ?部長。
今取り調べてるDVの被害者が熱海の実家帰っちゃったらしいんすけど。
事情聴きたいんで1泊2日で行ってきていいっすか?
(川尻)何で泊まりなんだよ?熱海だろ?だって駅からバスで2時間かかるっていうんですもん。
(千佳)ああ。
私も行きます。
(宇野)嘘。
麻木さんも一緒に?
(千佳)プシッ。
(宇野)カワイイ!
(千佳)ああ。
ティッシュ下さい。
(宇野)はいはい。
どうぞ…。
(井戸)何?何?何食べてんすか?
(末次)じゃんじゃん豆。
(小杉)井戸さんもどうぞ。
(井戸)おおー。
いただきます。
(遠藤)お前はいいよ。
(宇野)麻木さんも一緒に行くの?久利生さんと一緒に熱海?
(千佳)プシッ。
(宇野)カワイイな。
(井戸)誰?弁護士さん。
(梶原)あの。
来週公判が始まる行列割り込み傷害の事件で。
(井戸)あっ。
それ私たちが担当ですよ。
・
(礼子)ああ。
疲れた。
(井戸)ああ。
馬場検事。
(末次)どうぞ。
(井戸)行列割り込み傷害事件を担当される弁護士さんです。
(礼子)あっ。
(梶原)礼子。
はっ?
(末次)礼子?
(礼子)あなた。
(川尻・遠藤)えっ?はっ?
(田村)あなた!?
(宇野)ああ。
もう一緒に行かなくていいって。
(千佳)プシッ。
(宇野)あっ。
カワイイな。
(井戸)あなたって?
(礼子)ああ。
私の別れた元旦那。
(田村)えー!?
(末次)別れた旦那?
(梶原)はい。
嘘!?
(千佳)プシッ。
うるせえよ!
(千佳)ああ。
ごめんなさい。
うわっ。
すげえ。
おおー。
部屋いいじゃん。
へえー。
よっしゃ。
仕事でこんなとこ来ちゃって。
おおー。
ホホホ。
・
(女性たちの騒ぐ声)・
(女性)やだやだやだ。
・
(女性)キャー。
・
(女性)いくよ?・
(女性)ヤバい…外れちゃう。
うわっ。
すげえ。
(千佳)もしもし?薬は?飲んだ?
(千佳)はい。
お前無理して来ることなかったんだけど。
熱は?
(千佳)37度8分です。
じゃあお前取りあえず休んでろ。
俺一人で行ってくるから。
(千佳)いやいや。
私も行きますよ。
いいよもう。
着いたばっかなんだから。
(千佳)ああー。
もう。
(宇野)2人で熱海。
(末次)礼子さんの元旦那。
(宇野)でも仕事で行ってるんだもんな。
(末次)でももう別れちゃってんだもんな。
(宇野)久利生さんとどうこうなるなんてこと。
(末次)いまさらどうこうなるなんてことは。
ああ。
(末次)気になる。
(男性)熱海か。
別れた女房とより戻した思い出の場所だぜ。
えっ?
(男性)熱海はヤバいよ。
熱海はヤバいのか。
(梶原)弁護人としては保釈申請したいんだけど?
(礼子)同意するのは難しいわね。
事案が重大だし逃亡の恐れもある。
(梶原)それは大丈夫だって。
あっ。
どうしてそんなことが言えるのよ?そ…それは。
あの。
被告人は取り調べにもちゃんと受け答えしてるし自分の罪の重さもじゅうぶん理解してるから。
(田村)あいつが元旦那。
(遠藤)田村検事?
(田村)えっ?
(遠藤)あの弁護士が気になるの?
(田村)気にしてないよ。
どうして気になるの?
(田村)だからどうして俺が気にするんだよ?
(女性)元旦那か。
何だかんだいってやっぱり一番分かってくれんのは元旦那。
そうなの?
(礼子)ありがとう。
じゃああした裁判所で。
(梶原)忙しいんだろ?他にもたくさん事件抱えて。
(礼子)ああ。
なかなかしゃべってくれない被疑者もいて大変よ。
怖い顔してるつもりはないんだけど私は。
(梶原)君は誤解されやすいからな。
(礼子)えっ?
(梶原)いや。
僕が分かっていなかっただけかも。
夫婦やってたのに。
(礼子)何のこと?久しぶりに会って驚いちゃったよ。
君ってこんなに笑顔がすてきだったっけ?あっ。
えっ?
(梶原)正直離婚は失敗だったかな?
(礼子)あっ。
何言ってんのよ?
(梶原)じゃああしたよろしく。
(礼子)うん。
(小杉)ご苦労さまでした。
(梶原)あっ。
(礼子)フッ。
着いた?ああ。
(美子)要するにだらしのない男なんです。
城山さんは怒って部屋から飛び出したあなたのことを外階段まで追い掛けてってそこで殴ったって供述してます。
であなたは足を滑らせて転げ落ちて腕を骨折された。
暴力は今までもあったんですか?
(さくら)はい。
何度も?
(美子)あんな男とは別れろと私と主人はずっと言ってきたんです。
(美子)絶対ろくなことにはならないと。
うちは十三代続く由緒ある家系です。
この子以外のきょうだいたちはそれなりの仕事に就きそれなりの家に嫁いでいます。
なのにこの子だけがあんな男と。
うーん。
城山圭吾さんの傷害罪での処罰を望まれますか?もちろんです。
娘がこんな目に遭わされたんですよ?はい。
ご本人は?
(さくら)はい。
分かりました。
ああ。
お疲れさまです。
熱は?38度1分。
また上がってんじゃんかよ。
ああ。
あっ。
でも大丈夫です。
あの。
被害者の聴取は?まあ一応メモしといたけど。
ああ。
ありがとうございます。
これ報告書まとめときます。
お疲れさまです。
失礼します。
あれ?うわー。
(田村)結構いい男じゃないか。
君の元亭主。
(礼子)これ使ってないから。
(田村)ホチキスも貸してくれ。
どうして別れちゃったんだよ?
(礼子)あなたには関係ないでしょ。
どうぞ。
(田村)三角定規も貸してくれ。
(礼子)もしかして気にしてるの?
(田村)何が?
(礼子)確かにいい男よね。
ちょっとほれ直しちゃった。
はい。
三角定規。
あーあ。
別れなきゃよかったかなぁ。
でもこれって運命の再会?フッ。
(遠藤)うん?うん?うん?うん?うん?何なの?この会話。
(末次)もしかしてこの2人。
何かあったんじゃありませんか?
(末次)うわっ!
(遠藤)あ痛っ!
(田村)何やってんだ?
(遠藤)いやいや。
たまたまここにいただけですよ。
(末次)たまたま。
(田村)遠藤。
(遠藤)はい。
(田村)1時間以内にここ10年の風営法違反事件の資料全部集めて持ってこい!不機嫌だ。
(遠藤)どうして?馬場検事の元旦那が出てきちゃったから?
(遠藤)しかもそいつがなかなかのナイスガイで礼子より戻しちゃうかもしんないから?
(末次)やめて!
(井戸)実は夢を見ただけなのかもしれないんですけど。
前に僕が酔いつぶれていたときに隣で馬場検事が管巻いてたんですよ。
「私はあいつと付き合ってたのよ」とか「二股かけられてぽいっと捨てられたんだ」とか。
(遠藤・末次)二股?誰に?
(井戸)付き合ってた相手でしょう。
(末次)誰?
(遠藤・末次)田村麻呂。
えっ!?
(遠藤)ところが田村麻呂は二股をかけて礼子を振っちゃった。
(末次)ええー!?
(遠藤)二股の相手は牛丸次席の娘。
(井戸)完全に出世狙いの結婚だ。
(末次)ああ!
(遠藤)しかし牛丸次席にそっくりな娘との結婚生活はきつかったぁ。
家に帰れば犬屋敷。
(井戸)俺は選択を間違ったのかも?
(遠藤)そこで礼子の元旦那登場。
(井戸)何ぃ!?もしかしてより戻しちゃうのかよ?
(遠藤)ふざけんじゃない。
遠藤。
1時間以内にここ10年の風営法違反事件の資料全部集めて持ってこい。
(遠藤)うわー。
辻褄合っちゃった。
(末次)そういうことなの?
(一同)うわっ!
(末次)びっくりした。
(川尻)大した想像力だね。
(井戸)部長。
(川尻)君たちの楽しい語らいを邪魔したくはないがそういうのは勤務時間外にやってくれ。
ですよね。
(一同)そりゃそうだ。
ハハハ。
仕事しろ!
(一同)はい。
ノックぐらいしてください。
(川尻)ああ。
すまん。
馬場君。
(礼子)ずいぶん騒がしかったですね。
(川尻)君の元旦那が現れたからだよ。
事務官たちは興味津々だよ。
田村検事もね。
(川尻)何?私と元旦那のことを気にしてるんです。
フフフ。
(川尻)「フフフ」って何だよ?面白がってんのか?君は。
(礼子)だって嫉妬してるんですよあいつ。
(川尻)馬場君。
ずっと隠してた君たちのぐちゃぐちゃした関係が白日の下にさらされるかもしれないんだぞ。
城西支部の検察業務に大きな支障が出たらどうするんだよ?
(礼子)私を捨てて上司の娘と結婚したものの結婚生活はストレスだらけ。
そこに私の元旦那が現れる。
2人はよりを戻しちゃうかも。
さあ田村検事はどうするでしょう?
(川尻)嫉妬されて喜んでるのか?
(礼子)はい。
あいつの家庭をぶち壊してやるチャンスだわ。
馬場君!
(礼子)冗談。
ウフッ。
そんなつもりはありません。
(川尻)ああ。
今はね。
(川尻)「今はね」って何だよ?おいおい。
勘弁してくれよ。
馬場検事と田村検事が。
(遠藤)ホントに付き合ってたよ。
末次さん?
(遠藤)失神してる!
(女性たちの騒ぐ声)水着持ってくりゃよかったよな。
チッ。
(従業員)サンドイッチお待たせいたしました。
ああ。
すいません。
(バイブレーターの音)もしもし?もしもし?熱は?えー。
38度3分です。
また上がってんじゃんかよ。
はい。
ああ。
あの。
名前教えてください。
被害者の母親の。
いや。
仕事しなくていいから寝てろ。
そういうわけにはいきませんよ。
ああ。
えっと。
確か綾野美子さん。
(女性たち)ああ。
キャー。
ちょっと。
ああ。
あっ。
久利生さんプールにいるんですか?遊んでるんでしょ?もう人のこと気にしなくていいからもう体治せ。
(通話の切れる音)
(不通音)絶対遊んでる。
んなわけねえだろ。
(バイブレーターの音)もしもし?
(宇野)熱海は楽しいですか?久利生さん。
はあ?
(女性の騒ぐ声)
(宇野)プール?遊んでるんですか?えっ?だから今昼…。
(宇野)まさか麻木さんも!?いや。
麻木風邪ひいてるから。
(宇野)もう。
どんな水着着てんだ!?麻木さん!えっ?えーっとね。
白のビキニ。
(宇野)えっ!?あれ?下にTバックはいてんのかな?
(通話の切れる音)
(不通音)熱海はヤバいんだった!
(バイブレーターの音)何なんだよ?ったくもう。
もしもし?
(さくら)久利生さんですか?はい。
はい。
ああ。
さっき話せなかったことって何ですか?
(さくら)あっ。
はい。
やっぱり今回のこと?
(さくら)あの。
彼が100%悪いわけじゃないんです。
私にも責任があって。
(さくら)私実家を出たいってただそれだけの理由で東京に出て。
でも彼に出会ったときに一流の料理人目指して頑張ってる姿がとてもまぶしく見えて。
彼を支えることで私も一緒に夢を見たいって思ったんです。
(さくら)確かに彼は店を転々としてたけど。
でも本当は心から一生懸命になれる場所を探してただけで。
(さくら)なのに私が急にもう我慢できないとか別れたいとか言いだしたからびっくりしたんだと思うんです。
でもあなたを殴ったのは事実ですよね?
(さくら)あっ。
階段から落ちたのは私が足を滑らせただけで。
これは私のせいなんです。
でもあなたは城山さんのことを…。
(さくら)訴えると言いだしたのは両親で私はそこまで。
(さくら)彼は罰を受けないといけないんでしょうか?圭ちゃん私がいないと駄目なんです。
告訴取り下げるつもりですか?それがさくらさんの結論?あしたまたもう一度会いましょう。
(バイブレーターの音)限界?
(看護師)お大事に。
あっ。
ありがとうございました。
あっちぃ。
大丈夫ですか?うわー。
先生何て?あっ。
やっぱり夏風邪だそうです。
点滴打たれました。
薬は?出してもらいました。
まあ飲んでゆっくり休んでれば治るだろうって。
ああ。
そう。
はい。
えっ?これ何時に来んだ?これ。
いますよね?私みたいなの。
あっ?旅行先で体調崩してホテルでずっと寝てるみたいな情けないやつ。
いたいた。
(生徒)嘘。
メグと田中先輩が!?
(生徒)そうそう。
絶対内緒だよ。
(生徒)うん。
ああ。
俺もすげえ秘密知っちゃったんだわ。
えっ?誰にも言うなよ。
何ですか?田村検事と馬場検事昔付き合ってたみたい。
ええっ!?昔の男のこと引きずっちゃってるみたいな。
くそ田村っつって。
くそ田村!?まあそこははっきり言ってた。
いや。
まさか。
だって田村さん結婚してるんですよ?だから荒れちゃったんじゃねえの?引きずってるみたいな。
夜の馬場検事。
そういうのってただ前を向く勇気がないだけかも。
そんなんじゃ駄目だって分かっててもきっとそこにいる方が楽なんですよ。
ふーん。
ヤンキーでも風邪で弱ると深いこと考えんだな。
ヤンキーじゃありません。
あっ。
元ヤンな。
今の馬場検事に言わないでくださいよ。
言うわけねえだろ。
いやー。
でもまさかあの2人が。
・
(生徒)絶対言わないでね。
・
(生徒)分かった。
(運転手)間もなく発車いたします。
おつかまりください。
すいません。
降りまーす。
ごめんなさい。
えっ?ちょっちょっと。
ゼリーか何か買ってきてやるよ。
なっ?薬飲む前に何か腹入れた方がいいだろ。
いや。
そんな今じゃなくても。
ちゃんと部屋で寝とけ。
城山さん?おいおいおいおいおいおいおい!優しいところあるじゃん。
ちょっ。
準備運動ぐらいさせろ。
この野郎。
(ヤギの鳴き声)うわっうわっうわっうわっ…。
ごめんなさい。
ごめんなさい。
ごめんなさい。
うわっ。
チッ。
ったく。
ああ。
送検されて取り調べ受けてる立場の人間がこんなとこで何やってんだよ!?
(城山)あっ。
ちょっとバッグん中見せてもらうかんね。
危ない。
これでもし刃物でも入ってたらしゃれになんないよ。
(城山)そんなこと。
(城山)筆まめなんですあいつ。
あっ。
フゥー。
ごめんね。
ちょっ。
自分でやって。
痛っ痛っ痛っ。
ああ。
ああ。
それどうすんの?あいつに謝ろうと思って。
大ケガさせちゃったことも今まで散々迷惑掛けたことも。
あっ。
それに礼も言いたかったんです。
こんな俺をずっと支えてくれてありがとうって。
えっ?じゃあもう彼女と…。
あいつとは別れます。
ああ。
そうなんだ。
ハァー。
ああ。
でももう分かってるかもしんないけど。
直接本人に会わせるわけいかないからね。
あっ。
じゃあ検事さんから伝えてもらっていいですか?あの。
これあいつに渡してください。
あの。
東京に帰ります。
ホントすみませんでした。
俺便利屋じゃねえからさ。
えっ?いや。
そういう。
いや。
そういうことって。
っていうか何がしたいの?
(宇野)何て日だ!
(末次)今日は最悪だったな。
(遠藤)田村麻呂と礼子の関係牛丸次席知ってんのかな?
(井戸)知ってたら2人を同じ支部に配属しませんよ。
娘婿の元カノなんだから。
(末次)知らなきゃよかった。
(宇野)白いビキニ。
(遠藤)部長は知ってんだよな?確か田村検事に牛丸次席の娘とのお見合いを勧めたのは川尻部長です。
じゃあ田村麻呂の二股のきっかけつくったの部長じゃん。
悪いやつですねぇ。
(遠藤)でかいだけじゃないね。
まったくですね。
(末次)元旦那とより戻すのかなぁ?礼子さん。
(宇野)今から行っちゃおうかな?熱海。
(遠藤)っていうか何言ってんの?宇野っち。
うっとうしい。
宇野っち検事に麻木ちゃんは無理。
どうでもいいでしょ。
宇野っちなんて。
(遠藤)だよね。
(牛丸)もうすぐ結婚記念日なんだろ?雅史君。
(田村)ああ。
そうですね。
お父さん。
(牛丸)パーティーやるから来てくれって美由紀が言ってたぞ。
(田村)パーティー!?
(牛丸)川尻君も呼ぶってさ。
(川尻)えっ?私も?
(牛丸)川尻部長は私たちのキューピッドだからって。
(川尻)いやいやいやいや。
遠慮します。
(田村)そうですよ。
だいたい結婚記念日のパーティーなんて。
(礼子)私も呼んでください。
とっても仲のいいご夫婦なんでしょ?次席。
(牛丸)ハハッ。
仲がいいかねぇ?愚痴ばっかり毎日聞かされてるけど。
(田村)馬場検事は来なくていいだろ。
(川尻)君は遠慮しなさい。
(牛丸)そんなこと言ったらかわいそうだろ。
なあ?馬場君。
(礼子)ですよね?次席。
(田村)「ですよね?」って。
あっ。
(牛丸)ちょっと音が大きいよ。
おい。
(田村)すいません。
(川尻)早く出ろ。
(田村)お絞り。
あっ。
どっ。
(牛丸)おいおい。
(田村)いや。
こらこらこらこら。
(牛丸)何だ?
(礼子)牛丸次席!?
(牛丸)私はかけてないよ。
あっ。
美由紀だ。
(礼子)娘さん!?
(牛丸)うん。
ほらほら。
(川尻)あっ。
次席。
(田村)いや。
妻です。
(川尻)えっ!?
(田村)もしもし?
(礼子)次席そっくり。
(川尻)うり二つだ。
(牛丸)最近ますます私に似てきちゃって。
フフフ。
(田村)猫を拾った!?あんなのに負けるなんて。
(牛丸)えー?
(川尻)馬場君。
(田村)3匹も!?あんなのに負けるなんて。
あっ。
(牛丸)ハハハ!
(礼子)ううっ。
(バイブレーターの音)何だよ?
(バイブレーターの音)もしもし?もしもし?報告書チェックしてもらえますか?今?・
(ノック)ちょっちょっ。
ちょっと待って。
(従業員)失礼いたします。
はい。
(従業員)久利生さまにお届け物でございます。
あっ。
すいません。
ありがとうございまーす。
早っ。
もしもし?じゃあ今から行くわ。
はい。
あっ。
お疲れさまです。
熱は?ああ。
下がりました。
37度2分。
微妙。
うん。
あっ。
入ってください。
っていうかお前何でメークしてんの?えっ?久利生さんにすっぴん見せるんですか?よし。
どうぞ。
そうだ。
これ。
何ですか?これ。
朝注文したんだけど。
その日のうちこんなとこでも届くってすごくね?えっ?通販?っていうか何?これ。
頭に着けて冷やすやつ。
私のために注文してくれたんですか?これ。
ありがとうございます。
あれ?久利生さん。
これ着け方がちょっとよく分か…。
難しい。
あれ?ねえ?久利生さん。
あれ?これ。
これいいのかな?ちょっと久利生さん。
これすっげえカッコ悪いんですけど。
うん?いい?これ。
あっ。
っていうか被害者の家って地元ではすごい有名な名士だったんですね。
うん。
親も怒ってるし告訴の意思は固いですね。
何も問題なし。
うーん。
まあそうだな。
ですね。
プッ。
何ですか?ううん。
ああ。
お前調子悪いのによくこれまとめたな。
チッ。
あっちぃ。
まだ熱あるじゃねえかよ。
何無理してんだ?お前。
おやすみ。
うん。
うーん。
うーん。
ああ。
あっ。
ハァー。
ああ。
ああ。
ハァー。
考えまとまりました?さくらさん。
(さくら)このままだと彼は裁判にかけられるんですよね?まああなたに大ケガさせちゃってるんで起訴は免れないと思いますけど。
(さくら)私が処罰を望まないと言ったら?うん。
(せきばらい)まあ司法における刑罰っていうのは被害者の報復感情に報いるっていう側面があるんですよ。
でも逆にいえば被害者の方が望まなければ刑罰を与える必要はないっていう理屈になるかもしんないっすね。
(さくら)じゃあ…。
実はね城山さん昨日来たんですよ。
(さくら)来た!?これをあなたに返したいって。
それからあなたに謝りたいって。
今まで自分のことを支えてくれてありがとうって。
あと…。
あなたとは別れるって言ってました。
それと。
これごめんなさい。
俺読ませてもらいました。
検事さん。
彼反省してます。
私は彼を許しますから検事さんも圭ちゃん許してください。
お願いします。
うーん。
やっぱそうなっちゃうんですよねぇ。
こっからは法律とかそういうんじゃなくて。
俺個人的な意見です。
正直言って城山さんひきょうじゃないっすかね?
(さくら)ひきょう?いや。
確かに反省してるとは思うんですけど。
さくらさんと別れるつもりっていうのは俺嘘だと思うんですよ。
何かこういうことをすればさくらさんは許してくれるって分かっててやってんじゃないかなと思って。
そんな。
いや。
だって実際そうなっちゃってるし。
さくらさん今までもこういうこと繰り返してきたんじゃないっすか?私がいなければ彼は駄目になっちゃうって。
まあどういうふうに言えばいいかちょっと難しいんですけど。
前を向いてみたらどうですか?これからの自分に何が大切なのかをちゃんと考えるって。
私は仕方なく彼と付き合ってるんじゃありません。
彼のことが好きだから…。
だったらなおさら彼の間違いを甘えを許したらいけないんじゃないですかね?彼がやったことっていうのは犯罪になることですから。
でもし裁判で有罪判決になったとしてもさくらさんの気持ちが本当のものだったら全然大丈夫じゃないっすか?あっ。
ああ。
久利生さん。
何買ってきたの?うん?お土産です。
皆さんに。
ああ。
よかった。
いや。
私が寝込んじゃってる間に被害者が考え変えちゃったりとか何とかもうそういうややこしいことになったらどうしようかなぁと思ってたんです。
いや。
ホントすんなりいってよかった。
すんなり?はい。
ああ。
よかった。
っていうか海超奇麗ですね。
ああ。
奇麗だ。
ねえ。
うん。
ああ。
(梶原)証拠開示の打ち合わせしなきゃと思ってさ。
(礼子)それ今日じゃなくても。
(梶原)別の話もあるんだ。
仕事とは関係ないことだけど。
今夜飯でもどう?
(礼子)駄目よ。
(梶原)えっ?
(礼子)私たちもう別々の人生を生きてるんでしょ?後戻りはできない。
あなたと再会できてよかったけど。
やっぱり今はもう仕事だけの関係よ。
あなたは弁護士。
私は検事。
そうか。
証拠開示の件はあらためて打ち合わせましょう。
元旦那だからって手加減しないから。
僕もだ。
(礼子)ウフッ。
じゃあ。
(礼子)そう。
起訴したのね。
はい。
今日。
(礼子)すんなりいってよかったわ。
いや。
実はそんなにすんなりではなかったんですよね。
(礼子)うん?法律で単純に線引きできるもんじゃないじゃないっすか。
(礼子)被害者が告訴をためらったの?まあ。
(礼子)そっか。
まあ人っていろんなものに縛られてるもんね。
はい?他人から言われて初めて本当の自分に気が付いたりするものよ。
あれ?何か今日馬場検事余裕ありません?
(礼子)うん?フフフ。
うん?うちらがいない間に何かあったんですか?別に。
フフフ。
あったな。
ないって。
ちょっ…。
(礼子)うん?しゃべるしゃべる。
しゃべる。
(マスター)あるよ。
(礼子・久利生)えっ?しゃべらない。
しゃべんないし。
フフフ。
ええー!?
(礼子)フフフ。
(礼子)博多出身。
うちは久留米たい。
(井戸)えっ?
(礼子)九州女がずっと黙っとちゃいかんやろうもん。
あんたんしたこつはいかんことばってんがくさそいであんた自身ば否定しようとか思うとらんとたい。
人間は誰だって間違いば犯すと。
うちはねあんたん気持ちばちゃんと聞きたかと。
(井戸)検事はあなたの敵じゃありませんよ。
青木さん。
(礼子)そげん。
(真佑子)私…。
(真佑子の泣き声)
(井戸)まあカワイイの何のって。
(遠藤)馬場検事の久留米弁?
(井戸)九州女がずっと黙っとちゃいかんやろうもん。
(末次)うわー。
僕もその場にいたかったなぁ。
(田村)俺も俺も。
(川尻)「俺も」って何だよ?田村君。
(田村)えっ?
(川尻)君はいなくていいんだよ。
そんなところに。
田村検事は関係ないですから。
(遠藤)だいたい馬場検事とは犬猿の仲でしょ?
(末次)僕の邪魔しないでください。
(田村)俺はただあいつの方言が聞きたかっただけ…。
(川尻)聞かなくていい。
これ以上私をドキドキさせるな。
仕事に戻れ。
(一同)はい。
(遠藤)戻りちぇい。
ねえ?はい。
仕事に戻りちぇい。
お前ら…。
(川尻)うるさい。
(遠藤)ハハハ。
(宇野)ホテルで寝てたの?はい。
風邪こじらせちゃって。
一人で寝てたの?それとも久利生さんに看病されたりとか?いやいや。
看病なんてそんなこと。
ああ。
よかった。
部屋には入れてないんだね。
まあお仕事で行ってるわけですから。
入れたの!?ねえ?あっ。
その…。
・エキシッ!
(宇野)「エキシ」?風邪ひいたなこれ。
えっ?ちょっと私の風邪うつりました?
(宇野)何?それ以外ねえだろ。
コンビニ行ってくるわ。
エキシッ!
(宇野)それ以外ってどれだ?ごめんなさい。
(宇野)それ以外ってどれ!?ねえ?あっ。
出ねえ。
チキショー。
(宇野)どういうことだよ!?どうやって風邪がうつるの!?ねえ?どうしてー?2015/08/04(火) 14:55〜15:50
関西テレビ1
HERO #07[再][字]【久利生の活躍をおさらいして映画を見に行こう!】
久利生と麻木、1泊2日の熱海出張…恋路の果てに起きた事件の、意外すぎる結末とは?馬場検事の元夫の登場に動揺する男たち。城西支部に愛憎の嵐が吹き荒れる!?
詳細情報
番組内容
久利生公平(木村拓哉)と馬場礼子(吉田羊)が『St.George’s Tavern』で飲んでいる。さばき切れない案件を頼んだ礼子が、申し送りを兼ね、お礼として久利生に飲み代をおごることに。酔って昔付き合っていた男の愚痴をこぼしだす礼子。ついには、礼子の口から久利生もビックリの男の名が飛び出した。
次の日、久利生は礼子に頼まれた事件の取り調べを始める。被疑者は城山圭吾(竹財輝之助)。城山には
番組内容2
同居中の恋人、綾野さくら(中村ゆり)への暴力による傷害容疑がかけられていた。城山は、別れを切り出されてカッとなったと素直に容疑を認める。
取り調べを終えた久利生は、川尻健三郎(松重豊)に熱海への出張を申し出る。城山の被害者、さくらの事情聴取のためだ。もちろん、麻木千佳(北川景子)も同行を申し出るが、1泊2日の2人きりの出張と聞いた宇野大介(濱田岳)は気が気ではない。
そんな城西支部に、
番組内容3
検察官請求予定証拠の閲覧のため梶原洋人(戸次重幸)が来ていた。顔を合わせた礼子と梶原は驚く。2人は元夫婦だった。この話に、田村雅史(杉本哲太)、末次隆之(小日向文世)の胸が騒ぎ出す。遠藤賢司(八嶋智人)たちも興味津々。
久利生は千佳と熱海へ。だが千佳の風邪が悪化し、久利生は千佳をホテルに残して、さくらに会いに行く。母親に伴われて久利生と面会したさくら。母親は城山の処罰を求めるが…。
出演者
久利生公平(東京地検城西支部検事)
: 木村拓哉
麻木千佳(東京地検城西支部事務官)
: 北川景子
田村雅史(東京地検城西支部検事)
: 杉本哲太
宇野大介(東京地検城西支部検事)
: 濱田岳
井戸秀二(東京地検城西支部事務官)
: 正名僕蔵
馬場礼子(東京地検城西支部検事)
: 吉田羊
St.George’s Tavern マスター
: 田中要次
出演者2
小杉啓太(城西支部警備員)
: 勝矢
川尻健三郎(東京地検城西支部部長検事)
: 松重豊
遠藤賢司(東京地検城西支部事務官)
: 八嶋智人
末次隆之(東京地検城西支部事務官)
: 小日向文世
牛丸豊(東京地検本庁次席検事)
: 角野卓造
【第7話 出演者】
梶原洋人
: 戸次重幸
城山圭吾
: 竹財輝之助
綾野さくら
: 中村ゆり
スタッフ
【脚本】
福田靖
【企画】
鈴木吉弘
【プロデュース】
渡辺恒也
【演出】
平野眞
【音楽】
服部隆之
【制作】
フジテレビドラマ制作センター
ご案内
<データ放送“スロットDEカンテレ”キャンペーン>
[8/3(月)〜16(日)あさ6時から夕方7時]
スロットゲームでコインを貯めて、オーブンレンジ・ふとんクリーナー・コーヒーメーカーなど、素敵なプレゼントに応募しよう!
放送中にリモコンのdボタンを押して参加してね!
ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
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