(一子)よ〜し!会社を立ち上げたいんです。
物好きなのかこだわりか…
ひのでプロを復活させたいんです。
(由実たどころ)ひのでプロを復活!?同じあの場所で真っさらな状態からやり直したいんです。
でもメンバーは…
あなたなの?
(幸子)田中幸子です。
あのね…。
私を女優にして下さい!はっ?
一方…
(華本)君はここでコーチとなる上杉俊介と初めて会うんだね。
いわゆる運命の出会いだね。
そして突然…
(篤史)姉妹仲よくな…。
お父さん…。
待ちわびたはずの再会は…
何やってんのよこんな所で!親の死に目にもあえないのが役者よ。
それを何?
そしてまた…別々の居場所へ
(たどころ)おぉ〜!
(もなみ)うわ〜きれい!社長!
(石野)君の会社の社員にしてほしい。
(一同)え〜っ!?
それぞれの道にいてそれぞれが互いを誰より気にしてる…。
そんな男女の物語
・「足りないモノなら」・「とっくにあるから」・「失う事なんて何にもこわくない」・「小さな夢ならば」・「叶わないだろう」・「大きな夢だから」・「今まだ走ってるんだろう」・「もう一歩って」・「例えばそれが最後の」・「一歩になっても」・「悔やまないように」・「もう一歩って」・「踏み出す僕らの勇気は」・「100歩分以上の意味を持つから」・「あと一歩って」・「どれだけカッコ悪くって」・「笑われてたって諦めない」・「あと一歩って」・「踏ん張る僕らの心が」・「世界を動かすチカラになる」「代表取締役マネージャー」ってどうなんでしょう?僕はいいと思いますよ。
社長が現場の最前線で頑張る。
強い決意も感じられますしね。
あの〜それやめて頂けません?
(石野)はい?ですます調の丁寧語。
でも社長ですから。
分かりました。
いや「分かったよ」か。
僕はこれでいいと思う。
(並木)はい。
私もすっごくいいと思いますよ。
なんかこう新しい風がわき上がってくる感じでねぇ。
そして…石野さんがチーフマネージャー!業界騒然!え〜そして私が…顧問。
顧問って何すんねん?だからあの〜う〜ん…。
相談役っていうんですか?ねっ一子ちゃん。
沢渡です。
はい。
え〜その沢渡社長に何くれアドバイスをしたりえ〜あとはあの…事務用品の補填をしたり切れちゃった蛍光灯を取り替えたりね。
つまりは雑用係やないか。
それ分かりやすくていいですね。
(樫村)そりゃないんじゃないの?じゃん!西園寺桜子!?小手毬きらら。
(たどころ)月影シオン。
芸名私のお気に入りはこれです!西園寺桜子。
(樫村)発想がチャラいよね。
ちゃらい?これでいいんじゃないの?ほら田中幸子。
本名で。
あの子のどこがいいと思ったんですか?罪ですよ。
第二の中里麗子になれるなんて。
何て言いますか…何か感じたんですよねぇ。
沖縄の暑〜い空気の中で。
はっきり言って私はさっぱり…。
確かに何かを感じますよね彼女。
何でですか?しいて言えば僕の勘かなぁ。
勘…。
沢渡さんの勘は?女性が相手だとうまく働かない?う〜ん…。
西園寺桜子!沢渡さんこれ。
やっぱり芸名西園寺桜子にしたいんです。
田中幸子よ!もう〜せっかく芸能界に入るのに…。
この度はすみませんでした。
(新見)社長。
僕はもう社長では…。
私にとっては社長なの。
あなたが私を引っ張ったんでしょ。
すみません。
どうぞ。
社長きつい事言ってもいいかしら?どうぞ。
あなた油断してたんじゃない?油断…。
会社を乗っ取られるってそういう事じゃない?おっしゃるとおりです。
私たちに迷惑かけたんだって思うんだったらこれからもっといい仕事をしてちょうだい。
ありがとうございます。
(笑い声)社長こっからが本題よ。
えっ?私たちを社長の事務所に入れてほしいのよ。
えっ?「えっ?」て何なの?一子さんが社長でしょ?でもお二人とも…。
いいのよ。
私一子さん大好きだから。
(望月)俺も。
たまんないよねツーアウト満塁フルカウント的なこのピリピリ感ってやつ?しかし…。
冗談よ。
えっ…?これからは一子さんをしっかりとサポートして。
私たちの分まで。
分かりました。
は〜いこっちで〜す!
(華本)本番!回して下さい。
カメラ回った。
よ〜いスタート!
(藤堂)「明!いいからもう上がれ!」。
(ホイッスル)「明!」。
(遼)「まだまだだよ」。
「オリンピックの代表選考会にピークを持ってく。
無理は禁物だ」。
「俺はさ…俺はあんたの首に金メダルをかけたいんだよ」。
向坂。
お前俺の事嫌いだろ。
えっ?金メダル首にかける気なんてないだろ!いや…。
カット!監督!どうする?じゃあ…もう一回やってみましょうか。
頭から…ね。
もう一本お願いしま〜す!「俺はさ…俺はあんたの首に金メダルをかけたいんだよ」。
やめだ。
このシーン明日にしよう。
監督。
うん?俺の芝居何か問題あるんですか?う〜ん…どうだろうねぇ。
はっ?ともかく明日もう一回やってみよう。
ねっ!それでも監督かよ…。
(三好)はい。
大丈夫です。
しかしまあ…何だろうねあの態度。
なんたって主役張ってんのはこっちなんだから。
ねぇ〜。
スケジュール狂わせて平気な顔かよ。
信じらんないよ。
(藤堂)じゃ監督今日はどうも。
(華本)お疲れさまでした。
お疲れさまでした!お疲れ。
明日もよろしくお願いします。
お疲れさまでした。
(ため息)
(店内の音楽)どうぞ〜召し上がれ〜。
一子さん料理上手になった?私ですか…?今や社長ですからね。
乾杯しよう!なっ!その前に…う〜ん沢渡!あっいや…社長。
はい。
やっぱ沢渡やな!挨拶せえ!挨拶ですか?社長として思うとこがあるやろ。
なっ。
バシ〜ンと一発かましたらんかい!よっ社長!社長!取締役マネージャー!
(一同)社長!社長!
(たどころ)ほれほれ。
あ〜すいません。
(一同)社長!社長!社長!
(たどころ)ほい!え〜本日は誠にあのですね…その…ひのでプロ創立…じゃなくて今日のこのよき日に…。
あがり症かお前は!とにかくあの〜よろしくお願いします!乾杯!
(一同)乾杯!乾杯!乾杯!
(一同)頂きま〜す!どう?う〜ん!おいしいです。
おいしい?ほんとに?この味の秘けつは何なんですか?ちょっと聞きたい?聞きたい。
「LOVE」よ。
(3人)ラブ!たどころちゃ〜ん!これこれこれ!これが私の「LOVE」よ!召し上がれ。
あ〜もっともっと。
これが私からの「ハローマイラブ!」よ。
な〜んちゃって!あがる〜!
(笑い声)かわいい〜!復活?何で教えてくんなかったんだよ。
会社つくったってひのでプロ復活って。
全然知らなかったよ…。
ちょっとそうなの?シ〜!並木社長までいるなんてさ。
もう社長じゃないけどね。
顧問で雑用。
あのね…あなたにいちいち伝える事かしら?信じらんねえ…。
それより君は?映画の方はどうなんだい?ああ…まあうまくやってます。
ウソね。
えっ?ウソをつく時あなたはそういう言い方するの。
語尾が小さくなる。
そうなんか?うまい事いってへんのか?いや…。
誰よ?えっ?相手。
監督?プロデューサー?藤堂大毅?当たりね。
あっあの人とりわけ面倒くさい俳優さんだからねぇ。
あの…。
うん?石野さんは何でひのでプロに入ったんですか?それはまあ…いろいろとね。
(幸子)ちょっとすいません。
あの〜向坂さん。
うちの…新人。
田中幸子。
芸名は西園寺桜子なんですけど。
田中幸子よ。
あの新生ひのでプロモーションの女優第一号です。
(新見)あらちょっと…。
ファンなんです!サイン下さい!空気読めないわねぇ。
しこたまかっこいい…。
ありがとうございます!
(サインペンのキャップが落ちる音)ありがとうございます。
見て見て見て見て見て!
(新見)あんたさぁ…。
帰ります。
ここは僕が。
いろいろ迷惑かけてすまなかったね。
向坂。
また来ぃや。
ちょっとあなたほんとに大丈夫なの?何が?何って…。
関係ないだろもうマネージャーじゃないんだからさ。
何よ…。
(吉田)代表取締役マネージャー?手っとり早く言うと社長です。
社長?へぇ〜すごいねぇ。
ありがとうございます。
あっそれと…。
うちの新人女優で田中幸子と言います。
へぇ〜田中さん。
うん?西園寺…?田中幸子です。
これプロフィールです。
趣味雪下ろし?
(せきこみ)そういう役がありましたらよろしくお願いします。
失礼します。
はい。
(木下)へぇ〜。
じゃあ経営者?はいそういう事になりまして。
あっゴーグルファイターも一緒?例のあの「Hello,Hello」のあの〜ほら…。
(稲本)向坂くん。
あの〜今日はそれより…。
あの西園寺桜子と…。
田中幸子です。
田んぼの中の幸せな子と書きます。
よろしくお願いします!再現ドラマなどありましたらぜひ。
(木下)歌はお上手?もちろんです。
今歌いましょうか?
(木下)いいねいいね。
いいわよ。
遊びに来てくれたみんなどうもありがとう。
夏休みもお天気がいいわでした!バイバ〜イ!はいOKで〜す!ありがとうございました。
東西テレビ!やっとここまで来たんですね!来ただけでしょ。
(三島)社長…。
ぴったりですよ沢渡さんに。
そう?押しの強さといい態度のでかさといい。
えっ?いえ…。
あのね…それで今日はご挨拶とうちの新人の売り込みに来たの。
芸名は西園寺桜子…。
田中幸子です。
女優…さん?ほら今度のドラママンデー・プレミアムの10月クール。
彼女の役が何かないかなぁと思って。
マンプレ?すんご〜い!考えます。
それと主題歌なんだけどもしまだならうちのたどころ晋也どうかしら?もう決まってまして…。
誰?オフレコなんですけど伊集院サユミさんです。
そんな大物!?はい。
それもう決定?はい。
決定です!
(三条)えっ!?独立したの?はいいろいろありまして。
それで向坂くんのマネージャー代わったのか。
向坂はどうですか?しっかりやってます?頑張ってるよ。
日に日に主役らしくなってきてる。
ガッツもあるしね。
そうですか。
(幸子)あの〜。
ああ…あの〜この子うちの新人なんですけど。
田中幸子です。
よろしくお願いします。
もし若い女優お探しでしたら…。
いや〜キャスティングもうがっちり決まっちゃってるんでね。
ですよね〜。
一応…。
三条さんそろそろ現場行きますけど。
(三条)お〜し!先下りて車回しておきます。
それじゃあぼちぼち。
あの〜ちょっと現場見せてもらってもいいですか?よろしくお願いします。
うわ〜!すんご〜い!これが撮影現場ですか。
あっ向坂遼!藤堂大毅!どうでしょう?あぁ〜!現場OKで〜す。
いいね?はいじゃあ本番。
回して下さ〜い。
回った。
(華本)よ〜いスタート!
(藤堂)「明!いいからもう上がれ」。
(ホイッスル)「明!」。
「まだまだだよ」。
「オリンピックの代表選考会にピークを持ってく。
無理は禁物だ」。
「俺はさ…俺はあんたの首に金メダルをかけたいんだよ」。
向坂さお前やっぱり俺の事嫌いだろ。
あの…何が問題なのか言って下さい。
そんなのてめえで考えろ!やっぱりうまくいってないんじゃない。
あっプロデューサー!あっおはようございます。
あれ?君確か…。
どうも。
彼のマネージャーじゃなかった?はいまあ…。
(藤堂)あのさちょっと相談があるんだけどさ。
(三条)はい。
相談ですか?
(藤堂)あのさぁ新しいシーン入れられないかな。
新しいシーン…ですか。
ああ。
でもどういう?例えば居酒屋とかさ。
居酒屋?あの…。
ほら俺の役上杉俊介田舎どこだっけ?秋田…でしたか。
じゃああれだ秋田料理を出す居酒屋だよ。
俺は…上杉はそこの常連って設定でさ。
ああ…。
これまでトレーニングのシーンとあとは大会ぐらいだろ?面白くないんだよな。
(三条)しかし脚本家に相談しませんと。
脚本?いらないいらない。
アドリブでやるからさ。
いやそれはどうかと…。
じゃそういう事で。
いいよね監督。
やりましょう。
えっ!?じゃ頼んだよ。
よし決まりだ。
ワンシーン増えたらいくらかかると思ってん…だよ!監督どういう事ですか?とにかくやってみようよ。
ねっ。
あの〜三条さん。
シーンが増えるという事は新しい役ができるっていう事ですよね。
(三条)まあそうだけど…。
この子秋田出身なんです。
よろしくお願いします。
(俊子)へぇ〜居酒屋の仲居さんの役?そうなんです。
すごいじゃないいきなり映画に出るなんて。
でもセリフないんですけどね。
生意気な事言わないの。
でも秋田料理を出す居酒屋だなんて感激です。
(一臣)ねえ今の秋田弁で言ってみて。
でも秋田料理出す居酒屋だば感激だなぁ。
でも秋田料理出す居酒屋だば感激だな。
うまいうまい。
でも最後は「感激だなぁ」。
(一臣)感激だなぁ。
(幸子)んだ。
んだ。
じゃ頂きま〜す。
(3人)頂きます。
とにかく今から役作りしないとね。
役作り?セリフもないのに?セリフのあるなしじゃないの。
人物の境遇とか気持ち?心の動きとかは動作とか表情だけで表現できるの。
へぇ〜すごいんですね。
感心してどうすんのよ。
それが役者ってもんよ。
厳しい世界よねぇ。
でもわくわくします。
秋田弁だと?わぐわぐします。
わぐわぐします。
あなたも早く役を取って自分で部屋を借りて。
いつまでも居候されてたら迷惑なのよ。
はい。
精いっぱい力のかぎり頑張ります!はい。
精いっぱい力のかぎり頑張ります!一臣早く食べなさい。
んだんだ。
うまい!んだんだ。
(麗子)お待たせ。
ああ…どうも。
お呼びだてしてすみません。
あの〜この度は…。
事務所の事?わびならいらないわよ。
でもまさかまさかの連続よ。
彼女…沢渡さんがひのでプロ復活させてそこにあなたが入るなんてね。
はい。
でもひのでプロは麗子さんが最初に入ったプロダクションでしたね。
うん。
並木さんも戻ったっていうでしょう。
何だか不思議な気分よ。
私も石野ちゃんについていきたいとこなんだけど。
それは無理でしょう。
第一大門さんが手放す訳がない。
(大門)中里麗子に新しいオファーが来てまして。
(晴彦)ほう。
東西テレビのマンデー・プレミアムのレギュラーです。
やらせたいと思います。
ほうマンプレ。
いいじゃないですか。
ただ…。
何か問題が?麗子さんの役なんですが。
うん。
ヒロインの祖母つまりおばあちゃんの役なんです。
ほう〜おばあさん役ねぇ。
(大門)女優というものは役の上であっても老ける事を嫌がります。
ましてや母親役さえ嫌う中里麗子です。
それで彼女を説得できそうなの?まあ台本読ませてみて反応を見てそれから…ですかね。
役作りはばっちりよね?あの〜もう一度言ってみてもらえます?いい?あなたは高校卒業と同時に秋田から東京に出てきて1人暮らしをしてるの。
夢は一人前の洋裁師になる事。
はい。
その夢を持ちながら夜はこのお店の店員をしている訳。
明るく振る舞ってるけどつらいの孤独なの寂しいの。
つらい孤独寂しい。
つらい孤独寂しい。
そんな時久しぶりに同郷のお客さんと出会う訳。
さあどう?うれしいです。
懐かしくて胸いっぱいで涙出そうです。
その気持ちでお酒を運ぶのよ。
いい?はい!向坂さんこれ今日の台本なんですけど。
台本あるんですか?まあ一応…。
お願いします。
これだけ…。
あの〜監督。
うん?このシーンのねらいとか方向性を教えてほしいんですけど。
君が感じたとおりにやってくれればいいから。
感じたとおりって…。
藤堂さん入られま〜す!おはようございま〜す!
(一同)おはようございます!おはよう。
おはようございます。
いいかな?いいで〜す。
(華本)よ〜しじゃあいってみようか。
(華本)本番!回して下さい!カメラ回った。
よ〜いスタート!「明つきあってる女はいるのか?」。
「えっ…」。
「どうなんだ?」。
(ため息)カット!カットで〜す。
(華本)もう一回いってみましょうか。
(藤堂)ああ。
もう一回お願いしま〜す。
もう一本いきま〜す。
はい!カメラ回った。
よ〜いスタート!「酒は熱かんに限るな」。
「俺は冷やが好きだな」。
「ほう…」。
「もう一本!」。
(華本)カット!もっと普通に歩いてよ。
普通に。
すみません!同郷のお客さんって聞いてあんまりうれしかったもんですから。
ほう〜君秋田なの?
(幸子)はい!僕の役も秋田出身だよ。
知ってます!ほら仲居さん戻って。
はい!やり直し!もう一本いきま〜す!落ち着いて。
ねっ!ダメです。
なんか緊張しちゃって…。
深呼吸して。
吸って吐いて。
吸って吐いて。
いい?気持ちをしっかり持って役に入り込んで心を使って演技をする。
分かった?
(幸子)はい。
頑張ってね。
「もう一本」。
「はい」。
「失礼します」。
「ついで」。
「えっ?」。
「酒ついでよ」。
「あっはい」。
「ここで働いてるってことは君秋田の出?」。
「あっはい」。
(藤堂)「秋田はどこ?」。
「えっ?あの…五城目です」。
「俺は男鹿だよ。
知ってる?」。
「えっ?あっはい」。
「秋田…ずいぶん帰ってないなぁ」。
(藤堂)「懐かしいなぁ」。
「失礼します」。
・「ヤートセーコラ秋田音頭です」・「ハイキタカサッサコイサッサコイナー」ちょっ…何やってんのよ!・「音頭の無駄を言うアーソレソレ」・「あたりさわりもあろうけれどもサッサと出しかける」・「ハイキタカサッサコイサッサコイナー」・「コラ秋田名物八森鰰々」・「男鹿で男鹿ブリコアーソレソレ」・「能代春慶桧山納豆大館曲げわっぱ」・「ハイキタカサッサコイサッサコイナー」「明。
お前も来い」。
「えっ?」。
「いいから来い」。
・「アーソレソレ呑めば呑むほど」何これ…。
・「ハイキタカサッサコイサッサコイナー」・「コラ秋田の女ご」・「何してきれいだと聞くだけ野暮だんすアーソレソレ」・「小野小町の生まれ在所お前はん知らねのげ」・「ハイキタカサッサコイサッサコイナー」「上杉さん!」。
「上杉さん」。
(藤堂)「男鹿ってのは秋田の中でも田舎でさ…」。
(藤堂)「中学ん時水泳と出会って…」。
「俺…劣等生で勉強全然できなくて…」。
「水の中にいる時だけが幸せでさ」。
「でもオリンピックなんて遠い遠い夢だと思ってたんだよ」。
「お前と…会うまではさ」。
「夢じゃないよもう」。
「金メダル…あんたの首にかけてやるよ」。
(藤堂)「明…」。
カット!いや〜よかったですよ。
すっごくよかった!
(拍手)
(華本)いいシーンになりましたね。
君はさこれまで演じてたんだよ。
演じていた?つまり演技をしてた。
でも今のシーンで君は主人公に…明本人になったんだよ。
明本人…。
君の殻を破りたかった。
藤堂さんもずっとそう思ってたんだろうね。
お疲れさまでした。
お疲れさまでした!あなたなかなかよかったわよ。
はい。
でも緊張しました。
でも何であの時急に歌ったりしたの?藤堂さんが「秋田か懐かしいな」って言うのを聞いてああこの人も孤独で寂しいんだって感じたんです。
それで…?沢渡さんの言葉守っただけです。
気持ちしっかり持って役に入り込んで心を使って演技する。
へぇ〜。
あっ…お疲れさま。
ご挨拶に伺いました。
挨拶?今日はありがとうございました。
でもどうして…?一応座長だからさ。
ゲストには挨拶するってのがしきたりって聞いたんで。
へぇ〜。
じゃあ。
ねえ。
よかったわよお芝居。
何ていうか…安心したわ。
できたんだな新しいパートナー。
えっ?俺はさひとりで歩くよ…レッドカーペット。
じゃあ…。
ほんとにすごい事だよ。
あの藤堂大毅を芝居の上で引っ張っちゃった訳だからねぇ。
いえそんな大それた事じゃ…。
いや歌って踊るいうんはな人間のここつまり魂の叫びみたいなもんや。
そこを揺り動かしたんやからなぁ。
なかなかできる事じゃないよ。
よかったね幸子ちゃん。
初めてにしてはやりますね。
田中幸子…。
やっぱり地味かもね…。
えっ?こうなったら別の芸名でもよかったかもしれないわね。
(石野)そのままがいいよ。
えっ?君は田中幸子だ。
それが一番合ってるよ。
そうですかぁ?おい石野さんにはえらい素直やないかお前。
弱いんですかっこいい人に。
えっ?ほな俺にも?僕にも?私にも?石野さんと…。
俺はさひとりで歩くよ…レッドカーペット。
「よ〜い!」。
(ピストル)「神代選手おめでとうございます。
いや〜すごい記録が出ましたね。
やはり決め手はスタートの改善ですか?」。
「これでオリンピックは間違いありませんね」。
「どうですか?これで58秒台はねらえそうですか?」。
「どうもどうも」。
「神代選手ひと言お願いします」。
「どうも」。
「ひと言!」。
「油断するなよ」。
「えっ?」。
「選考会まではまだまだ追い込んでいくぞ」。
「あんたの首にさ…」。
「金メダル…かけてくれよな」。
(華本)はいカット!OK!・はいひのでプロモーションです。
東西テレビの三島です。
はい?あの…もう一度おっしゃってみて頂けます?あの〜ですからたどころさんにドラマの主題歌をお願いしたいんです。
マンデー・プレミアムの。
作詞作曲歌全部です。
でも伊集院サユミさんに決まったんじゃ…。
たどころ晋也しかいません!私はそう考えています。
どないしたんや?たどころさん。
おう。
たどころさん。
なんやねん?たどころさん。
せやからなんやねん?
頑張った人には漏れなくプレゼントが届くとか…
たどころさん!せやからなんやっちゅうねん!
ただし中身は開けてみないと分からない…
2015/08/04(火) 00:10〜01:00
NHK総合1・神戸
ドラマ10 美女と男子(16)「新しいパートナー」[解][字][再]
社長になった一子(仲間由紀恵)は、新人の幸子(蔵下穂波)を連れて営業に走り回る日々。遼(町田啓太)は、映画の撮影で藤堂(名高達男)とうまく行かず、悩んでいた…
詳細情報
番組内容
復活したひのでプロの社長に就任した一子(仲間由紀恵)は、新人の幸子(蔵下穂波)を連れて営業に走り回る日々。三島(大西礼芳)の初プロデュース作品の主題歌にたどころ(高橋ジョージ)を起用してくれるよう売り込むが、断られる。たどころの店で遼(町田啓太)と再会した一子は、遼が映画の撮影で悩んでいることを知る。一子が幸子を連れて現場に行くと、共演者の藤堂(名高達男)が遼やスタッフを困らせていた…
出演者
【出演】仲間由紀恵,町田啓太,田島令子,前川泰之,高橋ジョージ,東幹久,草刈正雄,名高達男,池内万作,森本レオ,蔵下穂波,真野響子,池内万作,【語り】ジョン・カビラ
原作・脚本
【作】田渕久美子
音楽
【主題歌】浜崎あゆみ,【音楽】河野伸
ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
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