世界ナゼそこに?日本人「極寒シベリアで日本人なら皆知る“あるモノ”を作る男性」 2015.08.03


氷の上を歩いていると…。
いきなりえぇっマイナス40℃にもなるすると…。
なんと絶対に温かくない氷水のはずなのによっぽど外が寒いんですね。
と思っていたら…。
氷水から出るやいなやログハウスのような小さな小屋の中へ。
我々も中へ入ってみると…。
そうすごい。
そうこれは寒い国ならではのそんな移動式サウナがあるこの氷の上。
実はここブリヤート共和国にあるバイカル湖という巨大な湖の上。
その大きさは更にしかも至るところにそんなそこにはこんな理由が。
ちゃんとこの標識は氷が溶ける前に撤去されるんだとか。
そんなバイカル湖があるシベリア地方の南東の外れに位置しています。
その中にはアジア系の気候は厳しく寒い時期だとそのため犬も…。
更に…。
そんな極寒のブリヤート共和国で濡れタオルを空気にさらしてみると…。
凍ってきました。
ほら見てください。
タオルがこんな状態に。
そんなタオルがあっという間に凍ってしまうブリヤート共和国では…。
あるお宅で現地の人が飲んでいるのはかの有名なお酒ウォッカ。
アルコール度数が40度もあるというのになんとストレートで一気に飲んじゃいました。
そう彼らはそんなウォッカを一気飲みするブリヤート人ですが…。
このあと10秒しかない。
なんと…。
これはいったいどういうことなのか?そうそうそう。
しかしそんな時二日酔いに効くもの。
それは…。
そうブリヤート共和国ではとても好まれているというピクルス。
このピクルスを食べるのか?と思いきや…。
その汁だけをコップに注ぎこれまた一気に飲み干してしまったではありませんか。
え〜!いったいどういうこと?更に寒い国ならではのお母さんがカップの中に入った何かを指に付け息子とおぼしき男性の口の奥のほうへ。
これはいったい?そう指に付けていたのは…。
とはいえ…。
彼が何ともないと言い張るので更に別のご家庭でも変わった健康法が…。
若い女性がカメラに背を向け何かしていますが…。
コップに入ったこれをいったいどう使うのか?母乳をスポイトですくいそのまま赤ちゃんの目に入れたではありませんか。
この母乳は目の炎症だけでなく…。
しかも子供だけでなく…。
そんな日本とは全然習慣の違うブリヤート共和国で今回我々が捜している今回捜している日本人は…。
秘境の村にいるといいます。
首都からちょっと走っただけで何もないいちめんのそしてようやく…。
到着したビチュラという村は周りを山に囲まれた秘境の村。
200年も前から存在するというこの村は…。
まずは村の中心部に足を運んでみると。
あれなんでしょう?ん?これでは車が出られませんが。
どういうことだろう?なんとしかも…。
でかいのもありますよ。
魚が全部ガチガチに凍っているではありませんか。
凍ったままなんだとか。
一方この村にはここビチュラの村人たちはというのもビチュラにはわざわざ日本人なら誰でも知っているあるモノを作る日本人とはいったい?早速なんとというわけで教えられた場所へ行ってみると。
確かにそこには早速中へおじゃますると。
確かに日本人はいるようです。
案内されるがままついていくと。
こんにちは。
こんにちは。
いらっしゃいました日本人の方。
日本人ですか。
この方こそが小畠さんが今いるのはあまりに殺風景。
北海道に?ええ。
北海道出身の小畠さん。
ワケあってここに来たのだとか。
更に。
そして実は小畠さんあるモノをこの地で作っていることでそれはいったいどういうことなのか?小畠さんについて行くと。
こちらが大きさは体育館2つ分くらい。
と工場の中で小畠さんが汗をふきはじめました。
そう極寒のそんな過酷な労働環境でも従業員たちは…。
その日の夜。
工場の仕事を終えた小畠さん。
タクシーでいったいどこへ行くのでしょうか?お土産を手にやってきたのは1軒のお宅。
小畠さんとこの人たちはいったいどういう関係なのか。
そう彼女は70人いる従業員のうちの1人…。
イリーナさん一家は夫と子供2人がいる4人家族。
小畠さんのためにと張り切ってごちそうを用意してくれているなか…。
長女のヴェラニカさんがキッチンの片隅で料理をしていたのですが…。
これはいったい?しかもこのペチカには他にも役割があるようで。
で作ったパンがどこにあるのかというと…。
まさか床下からパンが?出てきました!ピクルスなども保存するそうです。
伝統的な保存方法で鮮度を保った手作りのパンと村で採れた野菜が中心のごちそうが並びました。
イリーナさんが小畠さんの工場で働く前は夫が病院の掃除の仕事をしていたものの…。
日々食べるのがやっとの生活でした。
そうこの地に小畠さんが工場を開いたことでイリーナさんだけでなく村人である他の従業員のなかにも現金収入を新たに得られるようになった人がたくさんいるのです。
特に早朝は気温がマイナス30℃近くまで下がることもしばしば。
工場の一画にある部屋で小畠さん朝の着替えの真っ最中。
更に着替えの様子をうかがっていると…。
その上に続いてしかしまだまだ重ね着は続きます。
寒さ対策を怠ると命に関わるとあって重装備する小畠さん。
あまりに繰り返しはき過ぎて靴下の先に穴が開いちゃってます。
最後にジーンズをはき下半身は合計5枚。
そして上半身はダウンジャケットの上に更にもう1枚ダウンジャケットを重ね。
着替えるだけでひと苦労。
冬の間はいつもこの重装備スタイルなんだとか。
こうしてやっと極寒の屋外に安心して出られます。
それでも…。
そんな寒さに負けずこの日は従業員に感謝されっぱなしではよくないと…。
と指さした先には包装もされずそのまんま入れられた確かに部位に関係なく縦にブツ切りしただけのよう。
小畠さん値段が高めのロースのあたりを選び豚肉の塊を買い物はまだ続きます。
他にも数軒のお店を回り野菜も購入。
こうして買い物を終え工場の食堂にあるキッチンで作業を始めた小畠さん。
野菜の皮を剥き終えた時のことでした。
あれ?何やらポリタンクから水を移し変えていますが…。
水道はないんでしょうか?すると…。
たまたま。
そんなもんですから。
さすがは極寒の地!少ない水で野菜を洗うには…。
小畠さん知恵をしぼりました。
そしてひと口大に切った豚肉を中華鍋に投入。
そこへ現地の塩。
更にコショウを大量に加えて炒め始めたところ…。
続いて炒めた肉と玉ねぎニンジンじゃがいもを大きな鍋で煮込み始めました。
ということはこれはもしや…。
そうこの日のランチはカレー。
感謝の気持ち?うん。
すると…。
従業員が嬉しそうに覗きに来ました。
作り始めてからおよそ3時間。
現地の従業員一人ひとりへの感謝の思い。
それがこのカレーにたっぷりと詰まっています。
広い食堂で一斉にランチタイムがスタート。
カレーのルーだけをスプーンに取りスープのように飲む人がいるかと思えばなぜかパンを片手にカレーを食べる女性も。
すぐにパンをパクリ。
みんなそれぞれのスタイルで小畠さんのカレーを堪能しています。
極寒の空の下屋外での作業はここまで。
続いてやってきたのは工場の中。
先ほどカゴに入れた丸太は…。
こうして丸太の形がどんどん変わっていきます。
そしてこのあとこの木材が我々もよく知っている更に!初めて聞きましたよ。
初耳。
さぁ小畠さんはブリヤート共和国で木材を使っていったい何を作ってるんでしょうか?なんでもこの丸太から作られるというのですが。
ツルツルになった丸太はロータリーと呼ばれる機械にセットされ。
それがひとたび回り出すと丸太がペラペラの状態に。
まるで続いて大根の桂むきのようになった木材を機械にセット。
この機械で今から裁断していくというのですがこの溝の形。
もうおわかりでしょうか?というわけで正解は…。
そう!日本人なら誰もが使ったことのある割り箸でした。
おぉよっしゃ〜!おぉ〜!機械に一度通すだけですでに割れています。
ここブリヤート共和国で作られた割り箸はすべて日本へ。
こうして割り箸工場をこの極寒の地につくることで多くの村人たちから感謝されているという小畠さん。
しかしそもそもいったいナゼ小畠さんはわざわざ極寒シベリアの秘境ブリヤート共和国で割り箸工場をつくることになったのか?その裏には…。
公務員の父と働き者の母の間に生まれた3人きょうだいの長男でした。
内気な長男に対し昭和ひと桁生まれの父は…。
そんな父のもとを離れがむしゃらに働き34歳で現在の奥さんと結婚。
しかしその頃ふと漠然とした不安が頭をよぎりました。
やはりそんなある日父が突然小畠さんにこう言ったのです。
しかし父の本心は違いました。
当時父は57歳。
小畠さんは36歳。
それこそが…。
小畠さんは…。
なんと実は不運なことに父と工場を始めてすぐにこのとき窮地に追い込まれた小畠さんはあることを思いついたのです。
それが安さで中国製に負けるのならば料亭などで使われる高級割り箸で勝負してやる。
まさに逆転の発想だったのですが…。
それでも父は最後には目をつぶってくれました。
そしてその勢いに乗った勇んで中国にまで進出。
ようやく手に入れた人生の確かな手応え。
そこへ導いてくれたのは…。
という父の言葉でした。
しかし小畠さんが小畠さんにとっては今から20年ほど前…。
という父の言葉に導かれ割り箸工場で成功しつつあった小畠さん。
しかし小畠さんにとってはとてもつらいそれは…。
以前から心臓病を患っていた父が69歳で帰らぬ人となってしまったのです。
ごめんなさい…。
俺が頑張れたのは父さんあなたの言葉があったからなのに。
もうちょっと見守っていてほしかった。
以来10年以上父に恥じないようにと中国でふんばり続けました。
しかしまたもや時代の波が彼の人生を大きく飲み込んでいったのです。
失敗?うん。
その主な原因のひとつが…。
そこへ追い打ちをかけるように詐欺にあうなどし工場が立ち行かなくなってしまったのです。
またしてもしかも以前背中を押してくれたそんな彼が彼ならではのある強い想いが隠されていたのです。
果たして小畠さんがマイナス40℃の今から20年ほど前一時は成功したものの中国で工場が立ち行かなくなってしまった小畠さん。
しかし…。
父のためにもなんとか割り箸作りを再開し逆転したいと思っていた小畠さん。
そのためたどり着いたひとつがここすでに還暦を迎えていた小畠さんがそこで見たのは…。
しかしそれ以上に彼を驚かせたのは雇用っていうか働いてもらえますよね。
そこで小畠さんはビチュラの山から割り箸製造に相応しい木を見つけだしました。
それが捨てるしかない木を使って現金収入が生まれれば現地の人のためになるはず。
そんな思いから小畠さんはこのそれは貧しかった村人たちに仕事を生み働く喜びを与えることとなりました。
何より小畠さん自身そう言って亡き父が与えてくれた新たな人生を切り開くチャンス。
更に雇用を増やそうと必死です。
何度も這い上がり…。
さあここでゲストの工藤夕貴さんから大切なお知らせがあるということで。
第二次世界大戦中を生きていた親子の関係性とかですね二階堂ふみちゃんがすごいすてきな演技を見せてくれて。
娘さんでね。
はい。
その娘が道ならぬ恋に走ってしまうんですけれども私はその道ならぬ恋に走ってる娘を複雑な気持でサポートするちょっと不思議なお母さんの役だったんですけれども。
『この国の空』8月8日から公開なのでぜひ映画館で観てください。
2015/08/03(月) 21:00〜21:54
テレビ大阪1
世界ナゼそこに?日本人「極寒シベリアで日本人なら皆知る“あるモノ”を作る男性」[字]

極寒シベリアの秘境で父の言葉に支えられながら何度も這い上がり、貧しいブリヤートの人びとのために“あるモノ”を作り続ける1人のアツき日本人男性に迫った!

詳細情報
番組内容
最低気温はマイナス40℃…“極寒の大秘境・ブリヤート共和国”に住む64歳の日本人男性に密着!実は彼、「ビチュラ」という貧しい村で70人もの従業員を雇い、日本人なら誰でも知っている“あるモノ”を作る工場を運営している。充実した日々を送る彼…聞けば、愛する家族を日本に残し、たった一人で極寒の秘境へやってきたという…。一体ナゼ!?その裏には、“父と子”の知られざる波瀾万丈の人生ドラマがあった!
出演者
【MC】
ユースケ・サンタマリア、杉崎美香
【ゲスト】
工藤夕貴、東貴博、渡部陽一、たかのてるこ

番組概要
◆「世界ナゼそこに?日本人〜知られざる波瀾万丈伝」は世界の果てで暮らす、知られざる日本人の活躍に密着!そこから元気や勇気をもらい、日本人としての誇りが持てるドキュメントバラエティー!
ホームページ
http://www.tv-tokyo.co.jp/nazesoko/

ジャンル :
バラエティ – 旅バラエティ
ドキュメンタリー/教養 – ドキュメンタリー全般
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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