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高齢女性の不安あおり7400万円だまし取る
8月6日 16時51分

島根県の70代の女性が男からのうその電話で「あなたの行為は名義貸しにあたる」などと不安をあおられ、「保釈金」の名目で合わせておよそ7400万円をだまし取られ、警察は詐欺事件として捜査しています。
警察によりますと、ことし5月下旬から6月上旬、島根県の独り暮らしの70代の女性の自宅に男の声で電話があり、登録されているナンバーだとして4桁から5桁の番号を告げられました。
その後、ボランティア団体の会長をかたる男から「車いすを欲しがっている人にお金を送るためにあなたの番号が必要だ」と電話があり、女性が教えると、再び電話がかかって「あなたの行為は名義貸しにあたる。刑務所に入らないためには保釈金が必要だ」などと不安をあおられました。
女性は宅配便で2回に分けておよそ3400万円を指定された住所に送りましたが、その後も、先月下旬までに20回程度にわたって現金を振り込んだり、自宅近くに受け取りに来た男に手渡したりしました。
不審に思った女性が今月3日になって警察に相談したところ、だまされていたことが分かり、被害額は合わせておよそ7400万円に上ったということです。警察は詐欺事件として捜査しています。

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