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不登校の子ども 2年連続で増加8月6日 17時14分
不登校の子どもは昨年度、およそ12万3000人に上り2年続けて増加したことが文部科学省の調査で分かりました。
文部科学省は児童生徒や学校などの状況を把握するため毎年、「学校基本調査」を行っています。
それによりますと、昨年度、30日以上欠席した子どものうち「不登校」の小学生は前の年より1691人多い2万5866人、中学生は前の年より1594人多い9万7036人と、合わせておよそ12万3000人に上り2年続けて増加したことが分かりました。
また、「けがや病気」による長期欠席が3万7846人、「経済的理由」で学校に来ていない子どもが73人いました。いずれの理由にも当てはまらない「その他」とされている子どもも2万人以上いて、文部科学省や教育委員会などによりますと、虐待や教育への無理解で親が学校に行かせようとしないケースなども含まれている可能性があるということです。
さらに、1年以上所在が分からない子どもは前の年より減ったものの依然として123人います。
文部科学省は「抱えている事情は一人一人違うので、学校だけでなく保護者やスクールカウンセラーなどと協力して支援策を考えていきたい」としています。
それによりますと、昨年度、30日以上欠席した子どものうち「不登校」の小学生は前の年より1691人多い2万5866人、中学生は前の年より1594人多い9万7036人と、合わせておよそ12万3000人に上り2年続けて増加したことが分かりました。
また、「けがや病気」による長期欠席が3万7846人、「経済的理由」で学校に来ていない子どもが73人いました。いずれの理由にも当てはまらない「その他」とされている子どもも2万人以上いて、文部科学省や教育委員会などによりますと、虐待や教育への無理解で親が学校に行かせようとしないケースなども含まれている可能性があるということです。
さらに、1年以上所在が分からない子どもは前の年より減ったものの依然として123人います。
文部科学省は「抱えている事情は一人一人違うので、学校だけでなく保護者やスクールカウンセラーなどと協力して支援策を考えていきたい」としています。