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これが12,000円のカレー
カレーには安いのから高いのまである。箱根富士屋ホテルには12,000円のカレーがあるのだ。これ最高級のカレーだろう。
12,000円、思い切って、食べてみようかな……? > 個人サイト 下北沢ふしぎ指圧 →詳細プロフィールページへ いいホテルだ向かうのは箱根の老舗・富士屋ホテルの「伊勢海老カレーランチコース」である。
こういうホテル
うまく写せなかった
受付をするとボーイさんが荷物を預かってくれる。ギュウギュウづめの重たいバッグを顔色一つ変えずに持って行くのに驚く。
ぼくは治療院で仕事をしていて、患者さんの荷物を預かるときがあるのだが、見た目に反して重たいとビックリしてしまう。 どういう訓練をすればビックリしなくてすむのか。 待合室のソファがフカフカ
ソファはうちのベッドの100倍フカフカだった。どこからともなく自律神経鎮静作用がありそうなアロマの香りが漂ってくる。
ここでちょっとうたた寝して帰るだけでも、いい旅の思い出になりそうである。 外の景色が見えるテーブル
食堂のテーブルに案内される。ボーイさんが椅子をひいてくれるが、そういうことになれていないので動作が噛みあわない。
窓の外では知らない人の結婚式が始まった。ああ、ここは、いいところだ。 カレーでてくる前からしてすごいカレーの薬味
テーブルにはカレー用の薬味が先におかれた。その数、8種。
今まで生きてきた中で「カレーを食べる時の薬味がもっとたくさんあったらいいな〜〜〜」なんて思ったこと一度もない。しかし、テンションあがるねこれ。 自分の本当の気持ちは自分でもわからない。でもいいホテルはぼくの本当の気持ちを知っている。これはどういうことなんだろう? 前菜
スープ
前菜とスープ共にとてもうまい。ただのうまいじゃなくて、これまでの自分を反省するようなうまさである。
これまでぼくは当サイトでいろんなものを「うまい」といってきた。たとえば「ナンに牛丼の具を乗せて食うのがうまい」とか。 インドのナンに牛丼の具を乗せたもの(「ナンと日本のカレーは全然合わないが生クリームとは合う」)
あれがうまいと思ったのは事実だ。しかし、本当の「うまい」というのはああいうことじゃないんだな……。愚かだ……。
自分の過去記事のことを反省しながら食事が始まってしまったの、若干もったいない。
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