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米軍 ISへの新たな空爆作戦を開始8月6日 7時44分
アメリカ軍は、過激派組織IS=イスラミックステートの主要な活動拠点があるシリア北部への攻撃を強めるため、この地域に近いトルコの基地から新たな空爆作戦を開始し、戦況の打開につながるか注目されています。
アメリカ主導の有志連合は、ISを壊滅するためイラクやシリア国内に広がる拠点への空爆を続けていますが、ISは依然として一定の勢力を保っており、戦闘がこう着状態に陥る可能性も指摘されています。
事態を打開するため、アメリカ軍などはシリア北部にあるISの拠点に近い隣国トルコのインジルリク空軍基地を中心とする空爆作戦を新たに立ち上げ、4日、この基地から飛び立った無人機が初めての空爆を実施したということです。
アメリカ国防総省によりますと、さらに有人の戦闘機による空爆の準備も進めているということで、ISに対する空からの攻撃をさらに強める構えです。
ISの掃討作戦では地上部隊による制圧が欠かせないとされているため、アメリカ軍としては地上戦を戦わせる勢力としてシリアの穏健派勢力の軍事訓練も急ぎたい考えです。しかし、兵士の育成が大幅に遅れているうえ、戦闘に投入したばかりの兵士が拘束されるなど、計画への懸念も広がりつつあり、新たな空爆作戦がどこまで戦況の打開につながるか注目されています。
事態を打開するため、アメリカ軍などはシリア北部にあるISの拠点に近い隣国トルコのインジルリク空軍基地を中心とする空爆作戦を新たに立ち上げ、4日、この基地から飛び立った無人機が初めての空爆を実施したということです。
アメリカ国防総省によりますと、さらに有人の戦闘機による空爆の準備も進めているということで、ISに対する空からの攻撃をさらに強める構えです。
ISの掃討作戦では地上部隊による制圧が欠かせないとされているため、アメリカ軍としては地上戦を戦わせる勢力としてシリアの穏健派勢力の軍事訓練も急ぎたい考えです。しかし、兵士の育成が大幅に遅れているうえ、戦闘に投入したばかりの兵士が拘束されるなど、計画への懸念も広がりつつあり、新たな空爆作戦がどこまで戦況の打開につながるか注目されています。