現代峨山社長が訪朝 追悼行事出席のため

【高城聯合ニュース】北朝鮮事業を担当する韓国の財閥、現代グループの現代峨山の趙建植(チョ・ゴンシク)社長と関係者22人は4日午前、故鄭夢憲(チョン・モンホン)元会長の13回忌(8月4日)の追悼行事に出席するため、訪朝した。

 金剛山・温井閣の向かいにある鄭氏の追悼碑前で追悼式を行うほか、現地の施設を視察する。同日午後4時ごろ韓国側に戻る予定。

 鄭氏は現代グループの創始者、故鄭周永(チョン・ジュヨン)氏の5男。グループの後継者となり、父が始めた金剛山観光などに積極的に関与し、対北朝鮮事業の第一人者と呼ばれた。

 しかし、北朝鮮に巨額の秘密資金を渡した疑惑が浮上し、検察の事情聴取が続いていた2003年8月4日にソウルのグループ本社ビルから飛び降り自殺をした。

 金剛山観光事業に強い愛着があったことから、同グループは追悼行事を毎年金剛山で行っている。

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