月曜日は余裕で起きられたけれども、少しずつ起きれなくなり、水曜日はほぼ定刻の起床となってしまいました。
今週はあと二日、何とかやり過ごさなければならない。
乗換駅の明大前駅の構内にある高幡そば明大前店、去年は冷やしラーメンをやっていて、お手製天中華を楽しめました。
それじゃあ今年も、と立ち寄りましたが、冷やしラーメンが販売されていないじゃないですか。
ざっと見渡して何とかラーメンメニューを見つけて、券売機のボタンをぽちっとな。
立ち食いスペースのみの店内、食券を渡して数分で和風ざるらーめん400円。
やや縮れた中細麺を茹で上げた後で冷水で粗熱を取ってあり、食べて違和感のない冷たさ。
蕎麦つゆと言うかつけ汁は、甘さ優先ですので、途中で七味唐辛子を振りました。
トッピングは刻み海苔と薬味ネギのみですから、お蕎麦用のコロッケ、かき揚げ等を付けるべきですけど、合わないだろうなぁ。
奇跡的に早く仕事が終わったので、三鷹台で途中下車して麺処ほんわか@三鷹台(三鷹市井の頭)へ、2012年12月以来の訪問です。
近くで営業されているラーメンナムチャイのセカンドブランド、全部手作り無化調ラーメンのお店。
天理ラーメンをリスペクトされて販売してますが、食べた感じではちょっと(かなり)東京ナイズされていています。
煮干しラーメン、冷やし中華を始めたとのことで、店内に入って券売機を見ると台湾まぜそばがあるじゃないですか。
食券を店員さんに渡すと、麺大盛りかライスが無料サービス、ライスは先出しタイプと追い飯タイプで選べるので、先出しでお願いしました。
これはつまり、台湾まぜそばに標準で「追い飯」が付かないということでしょうか。
店内は二年半前と変わらないゆったりとした配置で、卓上には一味唐辛子、醤油、酢、辣油、テーブルコショー。
程なくしてダチョウの台湾まぜそば800円、どこがダチョウなのですかと尋ねると、脂がダチョウなのだそうです。
麺相はまさに台湾まぜそば、挽肉は牛合挽き、ニラ、ネギ、海苔、魚粉、卵黄。ニンニクは無条件で乗せられます。
さっとかき混ぜて食べてみると、自家製麺の細麺は麺自体はとても美味しいけど、まぜそば用に調整されていない様子、少ない醤油タレを吸いすぎてぱさぱさします。
ニラやネギの辛味が直接、舌に届くため、全体的な味の絡みがあまり良くありません。
それでも世にはびこる台湾まぜそばの中ではトップクラスの味わい、やっぱり麺が美味しいと全体が美味しくなりますね。
麺を食べ終わり、ライスを入れて餡を混ぜて食べました。
スルッと食べてしまってご馳走様でした。
その後、目の前の道を30分ほど歩いていくと、蜻(あきず)家@三鷹市下連雀に着きました。
「蜻(あきず)」とは「蜻蛉(トンボ)」の「蜻(せい)」であり、「夕焼け小焼けの赤とんぼ〜」で始まる童謡「赤とんぼ」の作者が三鷹出身であることに由来します。
ガラッと戸を開けて店内へ、券売機を見るととんこつ醤油、塩とんこつ、魚介とんこつ、つけめん、赤とんこつ、油そば、塩油そば、ジャンクロタワー、濃厚味噌つけ麺、夏季限定メニューもあります。
サイドメニューは枝豆、水餃子、きゃべちゃーなど、飲み物は生ビール、瓶ビール、サワー、コーラ、ジュース。
厨房で調理されるご夫婦が全てに目が届くようなこじんまりとした店内、カウンター6席にテーブル5席。
セルフでお冷やを注ぐと、レモン水でした。
程なくして夏季限定・冷製しおら〜めん700円。
冷やしスープにはいくつかのアプローチがありますが、スープを味わってみると何と昆布ダシ、無化調では無いので風味とトロミで分かる程度ですが、これは美味しい。
その美味しいスープを最大限に活かす村上朝日製麺所の特注極細麺、スープを持ち上げ過ぎないように麺肌を意図的に滑りやすく仕上げているようで、僅かに短めの尺が麺同士の絡みも防いでいます。
ここまでスープと麺の完成度が高ければトッピングは最小限、大振りのチャーシュー、白髪葱とスプラウト、半身の味玉、丸ごとプチトマト。
丼を受け取った時に気が付きましたが、スープも丼もキンキンに冷やしてある冷しラーメンが多い中、ここの丼は常温、スープはとろみが嫌みにならない程度、と食べやすさを考えてあります。
大切ですよね。
盛り付けや食材にこだわるのもいいけど、一部のマニア向けだったり、食べにくくしちゃったりしているラーメンの多いこと。
食べ終わって、ラーメンについて幾つか確認したいことがあり、店主さんに声を掛けなければなりません。
その場にいたお客さんが不快に感じないことに最大限配慮し、続けてお店の人が気持ちよく営業されて末長くお店が続くことを気遣います。
自分なりに考えて、自分の言葉でお声掛けしました。
スルッと食べてしまってご馳走様でした、また食べに来ます。