女子ゴルフ世界ランキング1位の朴仁妃（パク・インビ、27）＝写真＝が全英女子オープンで逆転優勝し、米女子プロゴルフ協会(LPGA)ツアー史上7人目の「キャリア・グランドスラム」を達成した。
朴仁妃は3日（韓国時間）、英スコットランド・ターンベリーのターンベリー・エイルサコースで終了した全英リコー女子オープン（賞金総額300万ドル＝約3億7200万円）最終ラウンドで7打減らし、通算12アンダー・276打を記録、2位の高真栄（コ・ジンヨン、20）に3打差を付けて優勝した。優勝賞金は45万ドル（約5600万円）。エビアン選手権がメジャー大会に昇格する前の2012年に優勝した朴仁妃は、13年のナビスコ選手権・LPGAチャンピオンシップ・全米女子オープン3連続優勝に続き、ついに全英女子オープンのトロフィーに自分の名を刻んだ。アジアの選手としては初めて成し遂げた大記録だ。