車田正美の新連載「藍の時代 一期一会」
引用元: 車田正美:自伝的マンガ「藍の時代 一期一会」 チャンピオンで連載へ – MANTANWEB(まんたんウェブ).
少年チャンピオンで車田正美の新連載を始まりました。
その名も「藍の時代 一期一会」
http://www.amazon.co.jp/dp/B011XBGAV2
車田正美と言えば「聖闘士星矢」や「リングにかけろ!」などなどのヒット作を描いて間違いなく一時代を作った漫画家です。
今回の漫画は
車田正美を東田正巳と言い換えて漫画の主人公にした、
いわゆる漫画家自身が主人公の自伝漫画であります。
う~ん。名前といい漫画の内容といい、どこかでみたような…
http://www.amazon.co.jp/dp/4091512682
先ほども書いた様に車田正美といえば漫画家で大成功し正に栄華を極めた漫画家です。
当時のコメントでは成功した後車田正美氏はこのように書いています。
俺のオヤジは、昼間一生懸命働いて、毎晩くたくたになって帰って来た。
なんで家に居るときくらい、カツ丼食わねえのかと思っていた。
漫画家になった今、カツ丼くらいいつでも食える。
もし、死ぬ程食いてえヤツがいたら、いつでも俺に言ってくれ!
おそらく車田正美という方は漢気があり、少年の日、欲しかったものを手に入れるために一時代を築いた漫画家だったのでしょう。
しかし、ヒット作を連発し大金持ちになった後、車田正美はこのようにコメントしています。
少年の日に欲しかったものは大人になった今、
ほとんど手にすることが出来た。
カツ丼も腹いっぱい食った、豪邸も手に入れた。外車も買った。
金髪の女がいる外国にも行った。
その気になりゃ南極にだって行けるんだろう。(行きたきゃねーけど)
だが少年の日に本当に本当に夢見たものはなんだったのか?
何でも手に入るハズの今、それが蜃気楼の様にぼやけて分からない。
もう、カツ丼は食いたくねぇ。
そして今、新連載の「藍の時代 一期一会」では1話はこのように終わります。
インテリには程遠くツッパリにもなりきれず
大した夢や志もない半端な少年時代にあるものと言えば相変わらず…
「夕やけ番長」みたいになりたいとか美味いもんを腹いっぱい食いたいとか可愛コちゃんを彼女にしたいとか…
そんなしょうもない想いだけだった
少年的な夢を追いかけ夢をこれ以上ない形で手に入れた車田正美。
その後、車田正美は何を思ったのか。
今回の新連載には単なる車田正美の漫画家としての成功体験だけではなく、
現在の車田正美が成功を超えて何を思っているかまでを描いてくれる事を期待して毎週のチャンピオンを楽しみにしています。
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