日本地理教育用に開発された地理情報システム（ＧＩＳ）です。都道府県、市町村、世界に関する126の白地図や242のマッピング・データ用テーブルが収録されており、白地図上で色わけマッピング、グラフ表示、距離の測定等が可能です。収録されている白地図は主として国土地理院の「数値地図２０万・海岸線・行政界」のデータから抽出しており、表示するマッピング・データは、主に、総務省統計局の「日本の統計」、「日本統計年鑑」や「世界の統計」、米国のＣＩＡ「ＷＯＲＬＤ・ＦＡＣＴ・ＢＯＯＫ」がリソースになっています。マッピングする数値データはＥＸＣＥＬのテキスト形式になっているので、独自で獲得したデータをフォーマットに合うように加工して使用できます。

また、統計データどうしをかけあわせるなど計算してマッピングしたり、フィルターしたりする機能などがあります。（例：市の面積データと人口データから人口密度データを作り、ある人口密度以上の市を色わけやグラフ表示する） 
　       さらに、任意の２つ以上の関連のある色分けした地図などを同時に表示して比較できる機能もあります（例：市の６５歳以上の人口を表示する地図と病床数を表示する地図等）。 

       マッピング・データとして県レベルデータや世界と日本の関係データ、市町村に関するデータ、各県の市町村境界を表示した地図が収録されています。インターネットのＵＲＬのリストも地点とリンクするデータとして登録が可能ですので、バーチャル工場見学マップなどのマッピングも可能です。

その他、ＮＡＳＡの画像や、環境学習のサイト、ゲーム・クイズ類なども収録されています。

別途、約１００に近い市区町村データを利用できるマイクロ実験地理（市区町村データで学ぼう！）も製品化されています。


２００８−２００９年版では２００７年３月までに統廃合された市町村の地理情報が反映されています。
Win 95/98/2000/ME/XP/VISTA/7/8 対応