写真・図版ピースナイターで、原爆ドームの高さに赤い新聞紙で線をつくる観客たち＝５日夜、広島市南区のマツダスタジアム、筋野健太撮影　

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　広島市のマツダスタジアムで５日夜、核廃絶と平和を願う「ピースナイター」があった。広島―阪神戦の五回終了後にジョン・レノンの「イマジン」が球場に流れると、原爆ドームとほぼ同じ高さ（約２５メートル）の２階最上段席付近に座る観客が赤い新聞紙を掲げて「ピースライン」を形作った。

　広島市出身の被爆２世でバレリーナの森下洋子さん（６６）が始球式に続いてグラウンドに再登場し、「原爆は二度とあってはならない。平和の花を咲かせるために、ともに歩んでいきましょう」というメッセージを読み上げた。