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増田はんは『トゥルーマン・ショー』を知ってはりますか？

こん映画はトゥルーマンという青年が自分の人生を歩んでいくまでのお話なんですわ。

あかん、これネタバレになってまうんやけど、実はこの映画「ウラ」がありまんのや。

トゥルーマンいう主人公は実は普通の青年に見えて、世界中の人々から24時間監視されてまんねん。

おはようから、会えない時の為のこんにちはと今晩はまで。全てのシーンでトゥルーマンはんはなん送って人間から「見られている」。彼の人生はショーなんやな。

トゥルーマンはんは見た目いたって普通の人生を送っとる。ほいじゃがそれは全てトゥルーマンの周りん人ば努力によってそうなっとるもんで、実際は全て脚本っちゅー仕組みやった。

脚本なんだから、それはそれで幸せな結末が用意されてるっちゅーもんや。

トゥルーマンはん、気づかなんだ幸せやったっちゅーに。あろうことか違和感ゆうもんに気づいてもうた。

そっからもうトゥルーマンはんは疑心暗鬼の日々よ。道行く人々が自分を監視してるんやないかと疑うのは日常茶飯事。しまいには自分の奥さんまで疑いおった。

で、最終的にトゥルーマンはんがどうなったかって？　それは内緒やがな。

つまり、つまりでっせ？　世の中には気づかん方がええこともあるってこっちゃ。

「増田はんが空回りしている」ことも脚本のうちかもしれんで。そいだらそら予定調和っちゅーやつやけんの。

脚本家はいろんな角度とかで善くなるようにシナリオを考えてはる。

増田はんはそれにしたがって動いておけばええだけちゃうのん？

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