皇太子ご夫妻 「豆記者」と懇談

8月5日 4時01分

皇太子ご夫妻は４日、夏休みに記者の仕事を体験する「豆記者」として沖縄県などから東京を訪れている小中学生と懇談されました。

「豆記者」は、沖縄の本土復帰前の昭和３７年に沖縄と本土の小中学生の交流を目的として始まり、平成４年からは北海道の小中学生も加わって首相官邸などを訪れています。昭和の時代、当時、皇太子夫妻だった天皇皇后両陛下がお住まいなどに招いて懇談され、今は、皇太子ご夫妻が引き継がれていて、４日は、ご夫妻のお住まいの東宮御所に、沖縄と北海道の小中学生６５人が招かれました。
懇談は、およそ５０分間行われ、皇太子さまは子どもたちに向かって、「体に気をつけて豆記者としてよい取材をしてください」と話されたということです。また、雅子さまは「東京はどうですか」とか「取材を頑張ってください」などとことばをかけられたということです。
ご夫妻と懇談した沖縄県の中学２年生、田島結奈さんは「沖縄の自然のことや、ことしが戦後７０年の節目の年だということを伝えました。ずっと目を見て話してくださったので安心しました。沖縄のことを知ってもらえてとてもうれしいです」と話していました。