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核融合科学研究所で火事 作業員1人重体8月4日 18時21分
4日午後、岐阜県土岐市にある国が所管する核融合科学研究所で、パイプを溶接する作業中に周りの断熱材が燃える火事があり、男性作業員1人が意識不明の重体となっています。研究所によりますと、火事が起きた現場は核物質を扱う施設ではなく、放射性物質の漏えいはないということです。
4日午後3時10分ごろ、岐阜県土岐市下石町にある核融合科学研究所から敷地内の実験棟で火災が起きたと通報がありました。
火は1時間余りで消し止められましたが、警察によりますと、実験棟でパイプを溶接する作業をしていた61歳の男性作業員が意識不明の状態で見つかり、手当てを受けています。
また、一緒に作業をしていた32歳の男性が首などにけがを負ったということです。
警察や核融合科学研究所によりますと、現場の実験棟では液化ヘリウムを流すパイプの溶接作業を行っていて、溶接の際の火花がパイプの断熱材に引火したとみられるということです。
また、火事が起きた実験棟は核物質を扱う施設ではなく、放射性物質の漏えいはないということです。警察と消防は火災の状況などについて調べています。
火は1時間余りで消し止められましたが、警察によりますと、実験棟でパイプを溶接する作業をしていた61歳の男性作業員が意識不明の状態で見つかり、手当てを受けています。
また、一緒に作業をしていた32歳の男性が首などにけがを負ったということです。
警察や核融合科学研究所によりますと、現場の実験棟では液化ヘリウムを流すパイプの溶接作業を行っていて、溶接の際の火花がパイプの断熱材に引火したとみられるということです。
また、火事が起きた実験棟は核物質を扱う施設ではなく、放射性物質の漏えいはないということです。警察と消防は火災の状況などについて調べています。