【ソウル聯合ニュース】経営権争いが激化するロッテグループの創業者、辛格浩(シン・ギョクホ、日本名:重光武雄)氏は2日、長男で元ロッテホールディングス(HD、本社・東京)副会長の辛東主(シン・ドンジュ、日本名:重光宏之)氏側を通じて自身の立場を表明した映像を公開した。映像は韓国の放送局KBSが報じた。
格浩氏はこの日、ソウルのロッテホテル34階の執務室で録画した映像の中で、経営権争いについて国民に謝罪するとともに、次男の辛東彬(シン・ドンビン、日本名:重光昭夫)ロッテHD副会長(韓国ロッテグループ会長)を韓国ロッテグループ会長とロッテHD代表に任命したことはないと述べた。
また、東彬氏には「いかなる権限や名分もない」とした上で、「70年間ロッテグループを育ててきた父親を排除しようとすることを到底理解できず、許すこともできない」と述べた。