コナミ、ほころび始めた「上月王国」 :日本経済新聞
<以下要約>
家庭用ゲームで日本を代表するブランドを誇るコナミに異変が起きている。突然の組織再編に人気クリエーターの退社、沈黙を守るトップ――。2015年3月期からはゲームソフトの販売実績を非公表に切り替えた。ベールの向こう側で何が起きているのか。
■ゲーム事業は10年で4割減に
コナミの2015年3月期の連結売上高は2181億円。このうちゲーム事業(デジタルエンタテインメント)が969億円。最近10年で40%強減った
最近退職したOBは
「家庭用の優秀なクリエーターが続々と流出し、開発力が落ちている。上層部はゲーム企画の将来性を見極められる人材に乏しいため、投資回収のプランが立てやすいごく一部のシリーズ作品に傾倒している」と打ち明ける
こういった不信感に輪をかけるのが、コナミの閉鎖的な経営スタイル。同社の情報統制は業界でも有名だ。
例えば、社員は自分のメールアドレスを持てない。営業部などで外部との連絡が必須な場合だけ、アルファベットと5桁の数字をランダムに組み合わせたアドレスが配布される。このアドレスも数カ月で変更になる。昼休みは外出可能時間を決め、社員の入退場記録をタイムカードで管理。規定時間を超えた外出をすると違反者の名前を社内に公表する。オフィスや廊下のカメラで監視するのは不審者ではなく、社員の勤務状況だ。
■「いいね」を押して異動に
2014年春には社内でも語り草となった「フェイスブック事件」が起きた。他社に再就職したことを報告したコナミOBのフェイスブックに「いいね」ボタンを押した複数の現役社員が一斉に異動を言い渡された。対象者には管理能力に長け、部下からの信頼も厚い経営幹部も含まれていたという。狙いは「裏切り者は許さない」という社員に向けた無言の圧力。「そこまでするのか」。行き過ぎた管理体制に疑問を持つ社員が増えている。
■「桃太郎電鉄」は任天堂へ
現在はさくまと任天堂が最新作の開発、発売で調整に入った。発売は来年以降になるとみられ、コナミは桃太郎電鉄を任天堂にライセンスアウトし、最新作の収益からライセンス料を受け取る。コナミはこのまま、桃太郎電鉄の新作開発から手を引く可能性が高い
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<この記事への反応>
なんかPOWER TODAYを思い出したわ(苦笑 しかし、ここも昔から変わらんねえ・・・
ゲーム下に見てる経営者ならしょうがないね
書いてる人は海外事情には明るそうだし、他の記事を見たところ特別に飛ばし屋ってわけでも無さそうだけど、他に企業の内部を抉るようなのは書いていない。うーむ
この記事に書かれてる事全部怖すぎて暑い日にヒンヤリ冷えきったわい!
まあもう、ゲームのほうはだめだね。会社としては他の事業で普通に生き延びるだろうけど
日経の記事だから・・・と思ったけど結構コワイ事書かれてんな〜
桃鉄が任天堂で生きるならそれはそれでいいけどね
ソース元には小島監督とかソシャゲのこととかも書かれてるから気になる人は読んでみるといいよ
面白いっちゃ面白いけど「・・・」って気持ちになるわ
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