みんなのためのバリアフリーバラエティー…「バリバラ夏休みSP」!今日の主役は中学生高校生の子どもたちで〜す!
(拍手)さあ子どもたちにとって学校生活にはもうバリアがいっぱいあります。
そんなバリアをどうやったら解消していけるのか今週と来週2回シリーズで考えていきま〜す!スタジオには中高生の皆さん5人に来て頂きました!
(拍手)そしてサポーターとして関西ジャニーズJr.の向井康二さんと西畑大吾さん!ざ〜す!初めまして!
(瞳)そして名古屋のアイドルグループOS☆Uのメンバー高橋萌さんと八角瑛子さんにお越し頂きました!
(拍手)
(2人)よろしくお願いしま〜す!そして今日のゲストはルー大柴さんで〜す!イエイイエイイエイイエイイエ〜イ!みんなファイン?元気ですか?あなたのルー大柴です。
今日もトゥギャザーしましょう。
(拍手)さあ中高生の皆さんはやっぱり学校生活どうですか?あっ行けてないの?なるほどね。
さあはるかちゃんは発達障害の一つLDいわゆる学習障害があるという事ですけれどもこれはどんなところが困りますか?なかなかこれ僕らはそういう感じになった事ないし分かりにくいんですけども実はそんな学習障害について私たちや周りの人たちが理解する上で役立ちそうなお薦めの海外ドラマがあるんです。
こちらです。
僕はハンク・ジップツァー。
ザトラブルメーカー。
Eテレで7月から始まった海外ドラマ「ハンクちょっと特別なボクの日常」。
12歳の少年ハンクは学習障害。
いわゆるLDで文字の読み書きや計算が苦手。
学校では毎日ピンチの連続。
僕の字鶏の足跡みたいだし。
うう〜!でも頼りになる友達を味方につけ持ち前のガッツとアイデアで立ち向かう。
(ラップ)ウソだろ〜!?驚きと笑いがいっぱい詰まったコメディードラマ。
それが「ハンク」だ!いやいいね!こういうのいいねいいね。
どうですか?ルー大柴さん。
いややっぱりこの海外ドラマというかねぶっ飛んでますよね。
でもすごくファインというか元気になるようなね。
次も…見たいですよね。
さあその辺康ちゃんどうですか?やっぱり僕らじゃ分からない事があるじゃないですか。
このドラマを通じて分かりやすく楽しく見れるからいいなと思いましたし…さあ今回の夏休みSPはこの「ハンク」とのコラボレーションでございます。
さあ題して「Change!SchoolLife」プロジェクト。
よろしくお願いします!
(拍手)これは学校生活のさまざまなバリアを解消していこうとなんと2つのプロジェクトを立ち上げました。
はい。
一つは…よいしょ!お願いします!
(瞳)もう一つは…イエ〜イ!さあまずは1つ目のプロジェクト。
康ちゃん!僕らが行って頑張ったんがまあ「障害をわかってほしい」というのをやっていて高校2年生のはるかちゃんと中学校2年生のまっちゃんはLD。
先ほども言いましたけども学習障害で読んだり書いたりする事が苦手なんですけども…。
その学校生活でどんな困り事があるのか。
VTRどうぞ!おっVTR!いや廊下が懐かしいよね。
懐かしい!何とも言えないよね。
大ちゃん勉強してた?俺?中学校の時。
俺ね中学校の時は勉強してた。
高校なってからは勉強できないかな。
そういうパターンね。
僕どっちもあんまりしてないパターンやから。
今この教室にまっちゃんとはるかちゃんがいてくれてるという事で。
行ってみましょうよ。
お願いします!こんにちは!よろしくお願いします!
(一同)初めまして。
よろしくお願いします。
まずはJr.の2人がLD学習障害について聞き取り調査。
そうそうそう…。
一回書いてみますか?うん書こか?向井くんが黒板に書いたのは自分のキャッチフレーズ。
果たして2人は読めるのか?これ読めるん?いやもう…ちょっと見え方が違うんや。
そうそう。
まっちゃんはどう?まあまあ…ちなみにこれね「塩こうじよりも向井康二」っていう僕のプロフィール紹介ね。
「こうじ」つながりでね。
この漢字と平仮名やとやっぱ違うんや?漢字と平仮名も一緒?あっそうなんや。
授業中でもそういう事はよくあるんや?大阪の府立高校に通うはるかさん。
つい最近まで学習障害がある事を友達に隠してきた。
黒板の字がどうしても読めない時には友達にこんなふうに言ってごまかした。
はるかさんは漢字を書くのも苦手。
ノートを見せてもらうと…。
本来一まとまりの字がこのようにバラバラになってしまう事もある。
せっかく苦労して書いたノートも…。
(ディレクター)自分で書いた字が?学習障害のある人はなぜ読んだり書いたりする事が難しいのか。
その原因を大阪医科大学LDセンターの協力を得て調べてもらった。
よず…。
まずは文字を声に出して読む検査。
これもう一回読んで下さい。
音読には3つのステップがある。
まず「あ」という文字を目で見て認識する。
次に文字を「あ」という音に変換する。
最後に脳の指令で「あ」という音を発音する。
学習障害の場合このうち2の…視力ではなく脳の情報処理機能の問題なのだ。
またはるかさんの手書きの文字が読みづらいという点については一般の人なら多少形が違っても同じ「あ」だと認識できるのに対しはるかさんの場合小さな違いも形の違いと捉えてしまい同じ文字だと認識する事ができにくい。
結果として文字がにじんだりゆがんだりするという感覚になると推測される。
でははるかさんやまっちゃんには…
(一同)よろしくお願いします!コンピューターグラフィックスを使って2人の見え方をビジュアル化してみる事に。
ちなみにドラマの「ハンク」では…。
文字が踊ってる!無理だ!できない!ユニークな表現で読み書きが苦手なハンクの世界が描かれている。
まっちゃんの場合小さな文字が特に読みにくいという。
今回は大きめの文字を使って見え方を確かめる事に。
何かその文字の周りに…あっここまではないけど…あっそんな感じです。
一方はるかさんの場合実際には手書きの文字が読みにくいそうだが今回は読みやすい活字で見え方を確かめる。
文字じゃない!文字じゃないよな。
まっちゃんも驚いてるからね。
これが近い?で何かもういつも本当に例えるの難しい…本当こんなん。
これこれ。
ちょっと近い。
何か見てたら絵みたいな。
せやな確かに。
イルカが邪魔をする!?はるかさんの見えている世界一体どうなっているんだろう!?読めないといっても実は一人一人見え方が違う。
なかなか分かりにくい深〜い世界なのだ。
(2人)大変です。
この要するにバリアをどう崩すかって事だよね。
で彼女たちがアンダースタンド理解できるかって。
でもさ最初からあれ?字がこんなんなってんねんけどっていうのをちょっと分かってよって説明とか最初はせえへんかったん?いやしてもウソやろって疑われるんですよ。
つまり口だけじゃ伝われへんの?信じてくれへん?そうなんですよ。
これツライよ。
でしかもそれ友達にも言えないって事でしょう?そうなんですよ。
だからごまかし入れないとはっきり言って普通の生活はできないんですよ。
そういう事か。
まっちゃんはどうです?やっぱりこの…。
僕ら初めて見せて頂きましたけどまっちゃんが見えてる世界。
みんなに言ってたんですか?「俺こういうふうな感じに見えんねや」とか言ってたんですか?そんな事はひと言も言わないです。
えっ何で言わなかったんですか?まあ言っても別に通じへんやろなって…。
みんなやっぱりおんなしやねや。
いやこれはなんとかした方がいいよね?お二人。
いや〜これはもちろん絶対なんとかしないといけません!なので僕たちねこういうプロジェクトを立ち上げました!何や何や何や何や?いきます!YOYOYO!「LDをわかってYO!」プロジェクト。
このプロジェクトは全国の学校の先生や生徒に向かってLD学習障害の理解を深めるプレゼンを作ろうというもの。
やっぱ伝えないと。
そうですね。
伝えないと進まないんで。
プレゼンを考えてきましたんでね。
CG映像も含めて新しくかっこよくね分かりやすく。
そして何よりも心に届くようなプレゼンを僕たちはしたいんです!なるほど。
これが次回見れるという事ですね。
そうなんですよ!今日じゃない!延ばしといてね楽しみを皆さん…。
じらしプレイです。
ドラマ「ハンク」の舞台であるイギリスでは障害のある子どもたちはどんなサポートを受けながら学校生活を送っているのだろう。
イギリス・ロンドン。
ここは市内にある…11歳から18歳までの生徒が通っている。
こちらは数学の授業。
15歳になるユニークさんは学習障害で読み書きが苦手。
通常クラスにいながら学習支援を受けている。
その支援のほとんどをLSAと呼ばれるアシスタントが担っている。
LSAは授業中読み書きを手伝ってくれたり褒めて意欲を高めたりしてくれる。
また通常クラス以外に個別に支援を受けられるクラスも設けられている。
ユニークさんは週3回英語の読みを学ぶ特別授業を受けている。
teshlib.彼女はどんなサポートが必要なのかを定期的に学校と確認していく事で一般の生徒と変わらない学校生活を送っている。
現在ユニークさんのような支援を必要とする生徒は130人余り。
それに対して20人のLSAがそれぞれのニーズに合わせてこまやかな学習支援を行っている。
イギリスは1981年それまで障害のあるなしで分けて行ってきた教育から大きく方針を変更した。
外国にルーツのある子ども障害のある子ども…。
原因が何であれ勉強で困っている子どもたちを排除せず通常学校で共に学ぶというインクルーシブ教育にこだわっている。
LSAはクラスの生徒誰に対しても積極的に学習を手伝う。
これは支援を受けている生徒が特別扱いで不公平だと周りに思われないためにも大事な事。
「LSAから答えを教わってずるい!」。
ユニークさんは支援を受け始めた頃同級生から誤解された事がある。
なるほどね。
やっぱりこれ理解が進むといろんな事解決していくという感じがしますけども。
グレースどうでした?ユニークさんも見るけどほかの人も見ているというところでみんなが理解しやすいのかなって。
ユニークさんも声を出しやすい。
同じ場所で共に勉強するっていう事にすごいポイントを置いてるんだろうなという事をすごく感じて。
さあ日本の学校ではサポートどうなってんのんかなっていう。
やっぱ気になりますけども。
まっちゃん!まっちゃんの学校ではどうなってますか?自分の持ってるタブレットの持ち込みを一応許可してくれて…。
あっタブレット使ってんの?はい。
あっこれ…。
あっ使ってるね!こうやって…。
それはノートの代わりになんの?ノート教科書鉛筆の代わりですね。
ノート教科書。
教科書の文章も入ってたりすんねや?文も入ってます。
あっこれは?文字を…反転してますね。
白と黒が反転さしたらやっぱり読みやすくなります。
あっ読みやすくなるんや。
周りの青いあれが目立たなくはなりますね。
僕らが読んでるような白い背景で黒字だと読みにくいねんな。
だから…。
ああなるほど。
じゃあ大体いろいろ使いこなせてるからタブレットがあれば大体大丈夫ですか?そういう訳でもないんですよね。
あっ全然そうじゃないの。
だってこっちでスキャンしてる間に全てみんな終わらせて提出しに行きますからね。
こっちでスキャンが終わった時点では。
そうか。
時間かかったりする。
でもさっきのイギリスのあれを見ましたよね。
あの人たちにサポートしてくれてたらよかったかななんて思います?思いますね。
日本も一応サポーター員というのはあるんですけどやっぱり個別なので恥ずかしいんですね。
それでやっぱりイギリスのLSAは普通の子も一緒になってやってくれるからまだ特別扱いというのはなくて。
でも日本というのはやっぱりえこひいきだというのがめちゃくちゃ思われがちなので。
何であいつばっかりえこひいきみたいなね。
そういうふうに思われんのがまたツライですか?ツライです。
次いってみよう!さあ続いては2つ目のプロジェクト。
紹介してくれるのはこの2人!
(拍手)
(一同)イエ〜イ!すご〜い!アイドルみた〜い!アイドルで〜す!アイドルで〜す!アイドルや!もう負けた気しかしないですね。
アイドルや。
2つ目のテーマは…発達障害のあるゆきねちゃんは友達関係にちょっと困った事があるんですよね。
そしてかまだくんとそうたくんもゆきねちゃんと同じ中学で同じ同好会に入ってるんだよね。
(2人)引きずられて…。
やって来ました!OS☆Uの2人がやって来たのは名古屋市内にあるゆきねさんの中学校。
(2人)こんにちは。
今日お邪魔させて頂くOS☆Uの高橋萌と…。
八角瑛子です。
(2人)よろしくお願いします。
友達とうまくいっていないというゆきねさんだが何だか楽しそうにみんなと遊んでいる。
実はゆきねさん自分の悩みを克服しようと同好会を立ち上げた。
ゲームをしながら人とのつきあい方をトレーニングするという…ゆきねさんにとって週1回のこの部活が学校生活で一番大切な時間になっている。
何でこういう同好会始めようかなと思ったの?どういった事がとりづらいなとか思ったりするの?この同好会トラブルをなくすために始めたのだがこの日はメンバーのかまだくんとトラブル勃発の予感。
かまだくんの持っているゲームの答えをゆきねさんはまだゲーム途中なのに見ようとしてしまう。
ゆきねさんは相手が嫌がっていても感情のコントロールがうまくいかずついムキになってしまう事がある。
発達障害には感情のコントロールが難しい他人の気持ちを想像するのが苦手などの特性がある。
思った事をすぐ口に出してしまうのもその一つ。
そのため相手を怒らせすぐにケンカになってしまう。
ゆきねさんにとって大きな悩みだ。
ああ加速していっちゃう…。
そうですね。
何か怒るっていうか…ワーって?ゆきねさんは小学2年生の頃から学校に行くのがツラくなった。
原因の一つはこだわりが強く思った事をすぐ口に出してしまうためクラスの友達とうまく関係が築けない事。
(ディレクター)何でまともじゃないって言うんだろう?心ない言葉に傷つく事も多いゆきねさん。
この日は午後から学校に向かった。
授業中は教室には入りづらく別室で過ごす事も多い。
放課後誰もいない教室に案内してくれた。
クラスでみんなと一緒に勉強し休み時間を楽しく過ごしたい。
そのためには友達とのトラブルを減らす事。
それが今回の課題だ。
そうね。
やっぱり自分の気持ちを分かってもらえるフレンドっていうのがいれば学校も行きやすいんだろうけどゆきねちゃんの場合はもう周りがそうやって私の事を嫌ってるんじゃないかっていう気持ちが根っこにあるのでちょっとこうねゆきねちゃんコミュニケーションとりにくいよね。
あっそうです。
そういう事でしょ?だって自分のほらデスクがあるのにさ友達つくってね楽しい学校生活送りたいんだけどなあ。
そこがネックですね今のところね。
ゆきねちゃんどうですか?ぶっちゃけこういう日本語よく分からない人とのコミュニケーションは。
分かりやすいよね?どう?え?あっ分かりやすいです。
横文字の方が好きな人なんで。
お〜意外と!急にルーさん…。
分かるんだよ。
ルーさんすごいですね。
すみません収録短いんですから。
Jr.の2人。
言いたい事をすぐに言ってしまうというのは僕にも…。
僕もそうなんですけどやっぱトラブルが僕にもちょっとよくあったので。
あっそうなの?僕もちょっと「アホアホ!」とか言っちゃうんですぐ。
すぐ言っちゃうんで。
だからそういうトラブルもあったんでちょっとゆきねちゃんの気持ちもちょっと分かりますね。
なるほどね。
いやこれはなんとかせなあかんでしょう!そうなんですよ。
なのでそこで私たちが立ち上げたのは…。
(2人)バイバ〜イ!番組終わってまうがな!ちょっと早めに終わってまうがな。
トラブルだけをバイバイさせてね。
あっトラブルだけを。
なるほど。
みんなも学校生活変えたいよね?あれ?か…変えたいよね?変えたいよね?さあこのプロジェクトますます興味が湧いてまいりました。
そのプロジェクトの内容は次回という事で今日見た人は来週絶対見逃せませんね。
来週「バリバラ」チェックして下さ〜い。
それまでさよなら〜!来週も見てね〜!2015/07/31(金) 00:00〜00:30
NHKEテレ1大阪
バリバラ〜障害者情報バラエティー▽Change!School Life前編[解][字][再]
学習障害がある少年が活躍する海外ドラマ「ハンク」とのコラボ企画。ハンクと同じく、学校生活で悩む日本の中高生。関西ジャニーズJr.とともに、そのバリア解消に挑戦!
詳細情報
番組内容
海外ドラマ「ハンク」は、学習障害がある少年・ハンクの活躍を描いた学園コメディー。このドラマとバリバラのコラボ企画を2週にわたって放送する、その前編。番組には、「黒板の字が読めない」「友人関係でトラブルになる」など、ハンクと同じように学校生活での悩みを持つ日本の中高生が登場。関西ジャニーズJr.やOS☆Uとともに、学校生活に立ちはだかる“バリア”の解決に挑戦する。
出演者
【出演】大橋グレース,ルー大柴,向井康二,西畑大吾,高橋萌,八角瑛子,【司会】山本シュウ,【リポーター】大西瞳,【声】中矢由紀,【語り】藤沢としや
ジャンル :
福祉 – 障害者
情報/ワイドショー – 健康・医療
バラエティ – トークバラエティ
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
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