HERO #05【久利生の活躍をおさらいして映画を見に行こう!】 2015.07.31


(川尻)えー!?
(今村)弁護士はいいぞ。
川尻。
(今村)自分の裁量で仕事ができる。
それに何たって。
(川尻)倍!?
(今村)収入は検事のときの倍だ。
(川尻)嘘。
(今村)嘘じゃない。
(川尻)230?
(今村)お前の経歴ならうちは大歓迎だぞ。
(川尻)すまん。
今村。
頭整理させてくれ。
(今村)分かった。
それじゃあまた電話するよ。
230。
(井戸)160ですか。
遠藤さん。
(遠藤)そうなんだよ。
微妙にたっけえんだよ。
(井戸)気を付けた方がいいですよ。
(末次)僕はもう全然大丈夫。
(千佳)増えてる。
体脂肪。
(久利生)おはようございます。
(一同)おはようございます。
(末次)あっ。
久利生さんがかばんなんて珍しいですね。
(久利生)調べ物あるんで。
(井戸)ああ。
来てますよ。
健康診断の結果。
(久利生)あっ。
それ見てんだ。
(遠藤)部長どうなんすか?悪玉コレステロール。
(川尻)いや。
俺はあのう。
(遠藤)えっ?今何時ですか?
(遠藤)イェイ!
(川尻)おい!
(遠藤)230!?これ去年の倍じゃないっすか!?
(末次)倍!?どれ?どれ?
(遠藤)そう。
(千佳)やっぱり食べ過ぎかなぁ。
(遠藤)中性脂肪も多いなこれ。
(川尻)返せ。
返せ。
(末次)あっ。
尿酸値11.5!?
(遠藤)うわっうわっ。
ホントだホントだ。
これ見てこれ見て。
「精密検査が必要です」
(千佳)晩ご飯遅くに食べちゃうから?
(井戸)運動しなきゃ駄目ですよ。
部長。
(川尻)してるよ毎朝。
ウオーキング。
(末次)ウオーキングか。
(遠藤)要は散歩でしょ?あれ。
(末次)それじゃ僕に負けちゃうなぁ。
尿酸値3.1。
(千佳)久利生さんが仕事に時間かけ過ぎなの。
(川尻)何で末次さんに?
(井戸)末次さんはダンサーですから。
(宇野)体脂肪率8%!?
(末次)部長もただねてくてくてくてく歩くだけじゃ…。
医者が歩けって言ったんだよ!ウオーキングが一番いいって!
(宇野)チキショー。
(千佳)久利生さんのせいだ。
(川尻)糖分を取り過ぎないよう気を付けてんのに何で去年…。
(井戸)いやいや。
キレちゃ駄目。
部長。
(遠藤)血圧上がっちゃいますよ。
(末次)そういう年なんですよもう。
初老。
初老。
(川尻)あんたに言われたくない!
(久利生)いいじゃん。
すげえ。
ううー。
体脂肪。
(遠藤)あれだな。
でっかいと巡りが悪くて何か悪いものためちゃうんじゃない?うん。
やだやだ。
(久利生)これ俺んじゃねえかよ。
何だよ?何だ?その目は。
チッ。
これお前だな。
これ。
(川尻)今日の分だ。
田村君。
(田村)えー!いや。
これは部長。
あまりにも多過ぎませんか?
(川尻)文句を言うな。
(田村)いや。
だけどこれは…。
文句を言うな。
(礼子)これ全部?夕方ネイルサロンの予約してるんですけど。
右手の親指…。
(川尻)うるさい。
(宇野)えー!こんなに!?だいたいね事件の数に対して検事が全然足らないん…。
(川尻)うるさい!検事が簡単に愚痴るな!えっ?きついな。
いいかげんにしろ!たっ!「たっ!」って。
いや。
俺まだあれ手付けてないんですよ。
ゴルフ場のつり橋落っこっちゃってキャディーさんがケガした事件。
手付けてないってどういうことだ?お前。
現場見に行ってたじゃないかよ?いや。
建設会社がデザイン優先して造っちゃった結果強度不足のつり橋ができちゃったっていう。
まっ俺でもねはなっから設計ミス分かってて造ったんじゃないかなと思うんすよね。
明らかな業務上過失致傷だろお前。
先に進めろよ。
でもつり橋のその。
構造計算分かってないと取り調べとかできないじゃないっすか?お前そんな…。
俺取りあえず図書館行って本借りてきます。
建築工学とか俺分かるかなぁ?またお出掛けか。
あれ?久利生。
もう一つあった。
えっ?
(川尻)これも頼む。
マジっすか?何…。
ちょっちょっちょっちょっ。
えっ?駄目です。
部長。
久利生さんはもう手いっぱいなんですから。
(川尻)いや。
もう一つぐらい。
大丈夫ですよ。
えっ?じゃああのつり橋の事件さっさと終わらせてもらえます?自分で図書館行って調べるなんてそんなことばっか言ってないで。
しょうがないじゃん。
俺理科までしかやってねえんだから。
専門家に聞いた方が早い。
普通の検事ならそうします。
だから聞いたって理解できてないと取り調べができないっつってんの。
久利生検事のせいで私の健康がむしばまれてるんですよ。
むしばまれてる?ハァー。
久利生検事がてきぱき仕事してくれないと私の体脂肪が!何言ってんだよ?じゃあこれ誰やるんだよ?えっ?ハァー。
えっ?これ部長やったらどうっすか?えっ?あっ。
俺!?部長だって検事なんですから。
着けてるじゃないっすか。
(遠藤)えっ?えっ?
(一同)部長が取り調べんの?何の事件を?見てみたいです。
(小杉)僕も。
(礼子)私も興味あるわ。
(宇野)部長昔特捜部だったんですよね?
(末次)鬼の川尻って呼ばれてたんですよね?
(遠藤)鬼尻だ。
えっ?やってください。
川尻部長。
この部屋使っていいっすから。
(川尻)無理だって。
うちら図書館行ってくるんで。
図書館は一人で行ってください。
駄目だよ。
本めちゃくちゃ借りんだから。
行くぞ。
(遠藤)取り調べいっちゃいます?
(川尻)いや。
しないしない。
(一同)はい。
鬼尻。
イェイ。
鬼尻。
(川尻)いや。
いらないいらないそんなもん。
(一同)鬼尻。
(川尻)手拍子なんかいらない。
あっ。
鬼の川尻だ。
(川尻)違う…。
いいってもう。
行ってこい早く。
じゃあいってきます。
(一同)いってらっしゃい。
(遠藤)えー?やっていただけますか?しょうがねえなぁ。
(一同)おおー。
カッコイイ。

(川尻)小茂田さん。
君は平成26年8月8日午後3時ごろ品川区立みどり公園の公衆トイレにおいて用を足していた河北雅夫さん45歳のかばんを置引し逃走した。
(小茂田)はあーあ。
(末次)態度悪いなぁ。
(井戸)ふてくされてますね。
(宇野)悪いことしたくせに。
この手のやつが一番腹立つんだよ。
(遠藤)出てこい。
鬼尻。
(礼子)ぞくぞくしちゃう。
金に困ってたのか?
(川尻)まだ若いじゃないか。
青森のご両親が泣いてるぞ。
(末次)部長の取り調べって昭和の薫りがするなぁ。
(川尻)末次さん。
(末次)鬼の川尻は意外と人情派だったんすね。
(川尻)私は別に鬼ってわけじゃありませんからね。
(小茂田)やってません。
(末次)えっ?
(小茂田)僕やってないっす。
(末次)はあ?
(宇野)何言ってんの?こいつ。
(田村)いまさら否認かよ?
(川尻)やってない?
(末次)だってこれあなたでしょ?このかばん被害者のものだよ。
(小茂田)公園でいきなり知らないやつがかばん押し付けてきたんだって。
(川尻)知らない人?
(小茂田)俺びっくりして追い掛けたんだ。
かばん返そうと思って。
それがその映像。
(末次)うわー。
(礼子)バカじゃないの?
(井戸)また見え透いた嘘を。
(遠藤)はい。
部長キレますよ。
はい。
3・2・1。
はい。
どん。
(川尻)うーん。
(末次)えっ?
(小茂田)ホントだって。
検事さん。
俺被害者なんだよ。
(末次)警察じゃやったって認めてるじゃないか!
(小茂田)無理やり言わされたの。
(末次)部長!そっか。
(末次)えっ!?
(川尻)そのかばんを押し付けてきたのはどんな人だったんだ?
(小茂田)髪形はアシメのツーブロにウルフ入ってて。
服装はカレッジテイストのプレッピースタイル的な?プレッピー?
(末次)駄目だこりゃ。
(小杉)ご苦労さまです。
(小茂田)フッ。
楽勝。
ああ。
重い。
もうちょいだろ。
もう無理。
そんな入ってねえだろそっち。
いや。
こんなの読まないでやっぱ専門家の方に聞きましょうよ。
あっ!部長の取り調べどうだったんですか?
(末次)どうだったもこうだったも話になんねえよ。
何で?
(井戸)完全に期待外れでした。
(末次)駄目駄目もう。
昭和の取り調べは。
ああいう若者には通用しないよ。
(井戸)何で僕らにはすぐキレるのに被疑者にはキレないんですかね?
(遠藤)完全になめられてんだよな。
ったく。
もどかしいっていうか歯がゆいっていうかもう。
・そこまででしたか。
・じゃあ鬼の川尻じゃなかったんだ。

(末次)鬼どころか亀だよ亀。
(川尻)ああ。
(田村)もしかしたら部長の作戦だったりなんかして。
(遠藤)えっ?最初は優しい顔していきなり豹変ってやつですか?
(礼子)確かに。
そうでも考えなきゃ理解できないわ。
あんな取り調べ。
(井戸)鬼の川尻ですもんねぇ。
(宇野)豹変すんのかなぁ?あそこから変わると思えないけど。
(末次)しませんよ。
あれがもう部長の実力ですよ。
いや。
でも部長がキレなかったなんて。
もういいよ。
これ読まなきゃ。
よし。
橋ができるまで。
うわっ!びっくりした。
こ…こんにちは。
うん?ど…どうしたの?・
(多香子)すいません。
お待たせしました。
(小杉)ではお母さん。
こちらにお名前を。
(多香子)あっはい。
(小杉)置引事件の目撃証人だそうです。
ああ。
置引の。

(ドアの開く音)子供。
(川尻)では斉藤レイナさん。
お話を聞かせてください。
君は10歳。
小学5年生だね。
(多香子)レイナ。
(レイナ)はい。
(多香子)すみません。
この子緊張してるんです。
事件の証人になるなんて初めてで。
(井戸)そりゃそうですよ。
お母さん。
大丈夫だよ。
レイナちゃん。
ねっ?うーん。
部長。
もっと柔らかく。
(川尻)柔らかく?君は公園のトイレから出てきたところを男子トイレから出てきた置引犯と鉢合わせした。
だね?
(井戸)部長。
もっと。
(川尻)もっと?
(井戸)ネクタイ取りましょう。
ねっ?こっちがリラックスしなきゃ。
フフッ。
フッ。
はい。
はい。
はいはい。
はい。
(川尻)犯人の顔を覚えてるかい?この中にいるかな?どうかな?
(井戸)部長。
上着も脱ぎましょう。
(川尻)上着?
(井戸)リラックスリラックス。
フフッ。
(川尻)そうか?
(井戸)そうです。
フフッ。
はい。
(川尻)シャツも脱いじゃうか?
(井戸)いや。
それはやめましょう。
さて問題です。
はい。
橋体に作用する風荷重の3分力とは?分かんねえ。
っていうかいきなりそんな難しい問題出すなよ。
どこに書いてあんだよ?ここにちゃんと書いてありますって。
3分…。
抗力揚力。
(千佳・久利生)空力モーメント。
お前それ何番でやってんの?さっきから。
うん?何番…。
8だよ8。
レベル。
8。
ほら。
あっ。
ああ。
気持ちいい。
いい感じです。
盛り上がってる。
(末次)嫉妬だと思うなぁ。
ああ。
肩重い。
片思い。
(宇野)ぽこぽこぽこぽこうるさいんだよ!専門家の先生に聞いた方が早くないっすか?なあ?お前さ嫌々手伝ってんだろ?はい。
「はい」?いや。
でも検事の仕事をサポートするのが事務官の役目なんで。

(ドアの開く音)・
(井戸)どうぞどうぞ。

(多香子)本当にすいませんでした。
何の役にも立てなくて。
(井戸)いやいや。
本当に覚えてないんでしょう。
気にしなくていいからね。
レイナちゃん。
来てくれてありがとう。
じゃああちらになりますんで。
(井戸)うーん。
(小杉)ご苦労さまでした。
目撃証言取れなかった?
(井戸)末次さんの言うとおりだった。
(井戸)駄目だね。
部長は。

(井戸)子供の扱い方が全然分かってない。
まあ分かってないわ。
置引の目撃証人は他にはいないの?
(井戸)うん。
いるんだけど。
そっちは7歳だって。
7…7歳!?証人?
(井戸)はい。
ああー。
(チャイム)
(直美)はいはいはいはい。
(航太)いけいけいけいけいけ。
(直美)航太。
もうゲームやめなさい。
はーい。
こんにちは。
(遠藤)こんにちは。
(川尻)初めまして。
東京地検城西支部の川尻です。
(遠藤)事務官の遠藤だよ。
(航太)よし。
(直美)ほら。
航太。
(航太)貴島航太です。
いけいけいけいけ。
(遠藤)何だ。
ちゃんと名前言えるんだ。
航太君。
偉いねぇ。
ハハハ。
(直美)検察の方もクールビズでお仕事されるんですね?
(川尻)ああ。
普段はスーツです。
(遠藤)あの。
ねっ?子供が緊張しちゃうといけないから。
アハハ。
航太君。
アロハ。
(航太)フフフ。
(遠藤)アハハ。
笑った笑った。
面白い?おじさん面白い?部長。
ハハハ。
部長。
ハハハ。
航太君。
教えてくれるかな?君は公園からかばんを抱えて逃げてった男の人を見たんだよね?
(航太)見てない。
(遠藤・川尻)えっ?嘘。
見た。
ハハッ。
(直美)真面目に答えなさい。
航太。
(航太)見てない。
(遠藤)おっ。
見てない?
(航太)見た。
(航太)見てない。
(遠藤)どっちだ?そんなゲームじゃねえし。
フフフ。
めんどくせえがきだな。
どうしたらいいんだ?遠藤。
「どうしたらいいんだ?遠藤」じゃないよ。
結局その子は覚えてなかったんですか?
(遠藤)いや。
覚えてたかもしんないけど。
男の子は1回ふざけだしたらもう駄目だよ。
ああ。
そのアロハシャツが緊張感なかったんじゃないですか?
(遠藤)おいおいおいおいおい。
これも部長に言われて着たんだよ。
お前が盛り上げてくれっつって。
アロハで盛り上がるわけないっつうの。
(末次)あしたは麻木ちゃんの番だからね。
(遠藤)うん。
(井戸)僕たちはもうこれ以上部長には失望したくないし。
(遠藤)そう。
分かりました。
もうナンバーワン事務官がサポートするしかないですね。
(遠藤)うん?うん?うん?ナンバーワン?うん?えっ?いつからナンバーワン?
(末次)ナンバーワン私でしょ?
(遠藤)いや。
古いだけでしょ。
(末次)何年いると思ってんの?こっち。
(遠藤)何年?また言ってるよ。
ナンバーワン事務官です。
あっ。
部長。
どうぞどうぞ。
(礼子)あなたのそういういやらしさを奥さんは知ってるのかしら?
(田村)君には関係ない。
(礼子)ないことはないでしょ。
結婚式には私も呼ばれたんだし。
(田村)呼んでない。
君が勝手に来たんじゃないか。
別れた男の結婚式に乗り込んできやがって。
(礼子)あなたが二股かけて私を捨てたから。
(田村)もう結婚するつもりはないって言ってたじゃないか。
君は。
一度失敗して懲りたって。
(川尻)それとももう起訴しちゃおうか。
(礼子)私に黙って牛丸次席の娘とお見合いするなんて。
(田村)部長に勧められたんだ。
この人がキューピッドだったんだぞ。
(川尻)いやいや。
そう簡単には起訴はできん。
(礼子)部長は私に謝ってくれたわ。
君たちが付き合ってるなんて知らなかった。
(礼子)まさか田村君が本当に次席そっくりの娘と結婚するなんて思わなかったって!やめなさいって。
(田村)出世のために結婚したって言いたいのか?
(礼子)だってそうじゃない!痴話ゲンカはやめろ!今置引事件のことで頭がいっぱいなんだよ。
(バイブレーターの音)
(川尻)頼むから俺を巻き込むな。
(田村)僕たちのこと知ってるの部長だけですよ?責任あると思うけど。
(川尻)今村?
(今村)考えてくれたか?川尻。
転職の件。
転職?
(田村)転職?
(今村)この前言っただろ?検察辞めるならうちに来い。
うちに来い?
(今村)年齢を考えれば今が売り時だぞ。
(川尻)何の話だよ?検事辞めるつもりか?部長。
(礼子)弁護士に転向するんだ。

(オルガンの演奏)
(一同)・「まねっこまねっこまねっこどうぶつだぁれ?」
(川尻)ゲロゲーロ。
ゲロゲーロ。
(川尻)ゲロゲーロ。
(園児たち)かえるさん!
(園児)面白い。
もう1回。
(一同)・「まねっこまねっこまねっこどうぶつだぁれ?」
(川尻)ゲロゲーロ。
ゲロゲーロ。
(園児)かえるさん。
今日は一緒に遊んで楽しかったよね?
(ミク)うん。
このおじさん全然怖くないよね?
(ミク)うん。
(川尻)あの。
教えてくれるかな?公園からかばんを抱えて走ってった男の人のこと。
この中に見たことある人いるかな?知ってるお兄ちゃんがいたら指指してね。
(ミク)分かんない。
(川尻)もう一度よく見…。
あ痛っ。
(園児)おじちゃん。
また遊ぼう。
(川尻)ごめんね。
おじちゃん今大事なお仕事中なんだよ。
(園児たち)遊ぼう。
ちょっとみんなで遊んでてね。
(園児たち)やだ。
でっかいおじちゃんと遊びたい。
(川尻)今は無理なんだ。
ごめんね。
(園児たち)えー?ところでミクちゃん。
この中に…。
やめろって。
こら。
(園児たち)遊ぼう。
遊ぼう。
(川尻)いやいや。
今は一緒に遊べないって。
大事な仕事中なんだって。
ほら。
ちょっとやめなさい。
やめなさい。
こらこら。
ほら。
離れて。
やらないの。
ちょっと。
(川尻)いいかげんにしろ!仕事中だって言ってんだろう!こら!あっ。
部長。
(園児たちの泣き声)ごめんね。
大丈夫?ごめんなさい。
すいません。
あっ。
すみませんホントに。
ホントにすいません。
ごめんなさい。
あっ。
ごめんなさい。
すいません。
申し訳ございません。
(牛丸)いったいどういうことなんだ?川尻君!
(川尻)久々の事件捜査の上に苦手な子供が相手ということでわれを失ってしまいました。
(牛丸)どうしたんだ?君らしくもない。
(川尻)いえ。
これが私です。
(牛丸)ハァー。
(川尻)もう潮時かも。
(牛丸)潮時?検事を辞めた方がいいのかもしれません。
(牛丸)えっ!辞める!?
(末次)辞める!?
(末次のせき)
(宇野)辞めるって!?やっぱりな。
(遠藤)種が飛んでるもう。
大丈夫?
(末次のせき)
(一同)大丈夫?大丈夫ですか?
(牛丸)バカ言っちゃいかん。
川尻君。
君幾つだよ?
(川尻)55です。
(牛丸)まだ定年まで何年もあるじゃないか。
もったいない。
(川尻)しかし検察で出世を望んでるわけではありませんので。
(牛丸)私だってね。
そら。
大した上昇志向もないけどこうやって次席検事やってんだよ?
(川尻)それは牛丸次席の人徳です。
(牛丸)うん。
いやいや。
いやいや。
そんなに自分を責めちゃいかんよ。
川尻君。
なっ?今日のことは私が何とか収めるから。
ねっ?気を取り直してまた捜査に当たってくれ。
なっ?あっ。
はあ。
(牛丸)ああ。
(牛丸)ああー。
痛い痛い痛い痛い痛い。
急に辞めるなんてもう。
普通の置引事件だろう?何が川尻君を追い詰めてんだよ?何がって。
幼稚園で子供たちにいじられて。
(牛丸)それは知ってるよ。
(礼子)幼稚園の前に。
(遠藤)7歳の男の子の事情聴取がうまくいかなくて。
(牛丸)それぐらいのことで!?
(宇野)その前にもあったんです。
(井戸)10歳の女の子が何もしゃべってくれなくて。
(牛丸)子供が苦手だってのは分かってるよ。
その前に被疑者の取り調べがもうぐっだぐだのぐずぐずでもう。
(牛丸)そもそも何で川尻君は事件を担当したんだい!?久利生検事が担当事件がもういっぱいいっぱいでして。
久利生!いや。
いやいや。
ちょっと待ってください。
お前が断ったんだろ?俺やるっつったじゃねえかよ。
じゃなくてホントに…。
あっ。
それよりあの。
ご無沙汰してます。
どうも。
(牛丸)またお前か!久利生!はっ?ああ。
おかげさまで元気にやってます。
元気過ぎるよ。
これ以上俺を悩まさないでくれ!ちょっ。
(牛丸)頼むよお前。
いらない!胃が痛いんだから。
痛いなぁもう。
ハァー。
痛い。
いや。
こいつですよ断っ…。
(牛丸)ああ。
胃が痛い。
(小杉)ご苦労さまです。
(牛丸)ああ。
すっげえ今唾飛んだ。
もう。
ホントに辞めちゃうんですかね?部長。
引き抜き話もあったみたいだしな。
(礼子)同期のヤメ検弁護士から誘われてるって感じ?
(宇野)大手の法律事務所でしょ?悠々自適のセカンドライフか。
(末次)いいなぁ部長。
いいんですか?皆さんは。
部長が辞めても。
だって本人が決めることだろ。
次はどんな人が来るのかなぁ?
(末次)優しい人だといいなぁ。
(田村)部長の席が空いてるってことか。
(遠藤)あっ。
狙ってる。
(礼子)あいつが部長になったら私は辞めるわ。
(井戸)どうしてそんなに田村検事が嫌いなんですか?みんな結構冷たいんですね。
だって俺らがどうこうできる話じゃねえじゃん。
(ドアの開く音)
(川尻)人間ってこんなときでもおなかがすくんだな。
お食事ですか?体に優しいものが食べたい。
体に優しいもの?フォーとか?フォー?ほう。
フォー。
あるんだ。
(マスター)あるよ。
(男性)やあ。
今日はみんなにいいことを教えよう。
(女性)えっ?何?ロッキー。
(川尻)うまい。
よかった!
(男性)脳みそがおバカさんになってるんじゃないかい?大事なのは頭。
必要な情報をパーフェクトに入れられる頭脳じゃなきゃクールなやつとはいえないぞ。
そこで今回紹介するのは頭の回転と記憶力をサポートするサプリメントMiracleMagicBrainだ。
これ欲しいでしょ。
えっ?ちょっと久利生さん。
いや。
今つり橋の勉強めちゃくちゃ大変なんすよ。
えっ?設置ケーソン工法だの荷重による。
あっ?曲げモーメント。
全然分かんない。
でもこれ飲んだらいけると思う。
あっ。
薬に頼るんですか。
ドーピングですか?ドーピングじゃねえだろこれは。
いや。
こんなの飲まないで自力で頑張ればいいんですよ。
サプリだろこれ。
ビタミンCと変わんねえんだって。
補助食品だよこれ。
(川尻)俺もそんなふうにがむしゃらにやってたころがあったよ。
お前ら俺と次席が話してるの聞こえてたんだろ?はい。
すいません。
10年前俺は政治家の汚職事件で特捜部に引っ張られた。
でも特捜部じゃ俺のやり方通用しなかった。
もっと効率的にやれって言われたよ。
捜査に時間をかけ過ぎる。
お前のやり方は古い。
硬い。
もっと柔軟に。
(川尻)特捜部外されて地方に飛ばされてからはずっと管理職だ。
現場には出てない。
(川尻)今回のことでよく分かったよ。
やっぱり俺はあのとき終わってたんだ。
(男性)ハハッ。
君はもう終わりだ。
あの。
マスター。
もうちょっと音下げてもらっていいっすか?
(男性)サプリメントMiracleMagicBrain。
(川尻)ごちそうさま。
うまかったよ。
マスター。
これでこいつらに何かうまいもんでも食わせてやってくれ。
いやいやいや。
部長。
駄目ですよ。
(川尻)俺は帰る。
おやすみ。
部長。
(川尻)気にすんなよ。
辞めちゃうんすか?ヤメ検の弁護士になるんですか?
(川尻)俺は弁護士になった自分が想像できん。
検事を辞めるときは田舎に引っ込んで農業でもやるよ。
フッ。
(男性・女性)さようなら。
ちょっ。
あの。
だからもうちょっと音下げてもらっていいっすか?
(小泉)つり橋の場合この桁橋とは桁への荷重を受け持つ構造が違うんですよね。
えっ?でもワイヤにかかる負荷っていうのは支柱の高さに反比例じゃないっすか。
(小泉)あっ。
そうです。
よくお分かりですね。
合ってますよね?
(小泉)ええ。
とすると。
(小泉)このつり橋だと剛性を考慮した場合補剛桁のたわみ値がそのままキャンバー値にはなりません。
えっ?
(小泉)あっ。
有限変位理論に基づいた解析です。
ゆ…有限?
(小泉)変位理論。
(小泉)つり橋は水平変位とねじれの影響を考えてねじれの剛性が大きい補剛桁構造になるよう図らなければいけません。
ごめんなさい。
有限?
(小泉)変位理論です。
ああー。
まだ何にも分かってねえな。
チキショー。
久利生さんも特捜部じゃ通用しませんね。
あっ?仕事が遅いじゃないですか。
わざわざ現場に行ったりいちいち証人に話聴いたり難し過ぎる専門書読んだり。
俺別に特捜部行きてえなんて思ってねえもん。
似てますよね。
部長と久利生さん。
何が?昨日の夜部長の話聞いててそう思っちゃった。
私部長のやり方が古いだなんて思いません。
だって久利生さんもそれなりに仕事できてるし。
それなりに?部長の作ったキャベツは食べたくない。
まっ確かにな。
でかそうだしな。
久利生さんならどうします?取りあえずホイコーローじゃね?置引事件。
あっ。
キャベツじゃねえの?あれが解決できないから部長は弱気になっちゃったんです。
うーん。
まあ俺だったら一番最初の女の子にもう1回話聴くかな。
レイナちゃん。
そう。
まだちゃんと話聞けてないんですよね。
一番年長の子なのに。
でも無理させちゃ駄目でしょ。
いつもどおりじゃないと。
いつもどおり?《いつもどおりじゃないと》
(川尻)ハァー。
(エレベーターの到着音)
(川尻)ハァー。
おっとっと。
危ねえ。
おい。
みんな急げ。
おはようございます。
何だよ?レイナちゃんのクラスメートです。
(川尻)レイナちゃん?みんなと一緒の方がリラックスできるって麻木が。
麻木!?静かにしてくださーい。
静かにして!あっ。
おい。
おい。
こっち触んな。
おら。
出てけ出てけ。
座れ座れ。
座ってよ。
・はい。
こっちこっちこっち…。
はい。
曲がって曲がって曲がって曲がって。
どこでもいいから座って。
(子供たちの騒ぐ声)
(小杉)おはようございます。
部長。
はい。
皆さんこんにちは。
(子供たち)こんにちは。
今日は皆さんの社会科見学です。
(田村)社会科見学?
(遠藤)そんなの勝手に企画していいの?まったく。
(井戸)置引事件の捜査の一環ですって。
(礼子)女の子にしゃべってもらうためにわざわざ?
(末次)面白がってるだけじゃないんですか?久利生さんと麻木ちゃん。
(宇野)あの2人はやめた方がいい。
絶対引き離した方がいい。
このおじさんがここで一番偉い川尻部長です。
川尻だす。
(子供たち)フフフ。
シーッ。
そしてこんな格好をしているけど実はこの人が検事さんです。
(子供)嘘だ!嘘じゃないです。
嘘じゃないです。
ほら。
ほら。
(子供たち)何?それ。
これは検察官のバッジです。
えー。
名前は久利生です。
えー。
そして僕の横に立っている眼圧の強いお姉ちゃんが検察官をサポートしてくれる検察事務官さんです。
(子供)カワイイ。
麻木千佳です。
よろしくね。
(子供たち)よろしくお願いします。
お願いします。
えー。
では検事とはいったい何をする人なのかどんなお仕事をしているのか説明してもらうことにしましょう。
ではみんな準備はいいかな?
(せきばらい)部長。
部長。
お願いします。
俺!?えっ!?俺勉強あるんで。
(川尻)おいおいおいおいおい。
おい。
相手は小学生ですから分かりやすく。
(川尻)分かりやすく。
あっ。
お願いします。
(川尻)えー。
検事は被疑者をもって。
部長。
硬いです。
(川尻)ああ。
もっと優しい言葉で。
(川尻)うん。
検事さんっていうのはね。
あのう。
犯人の疑いを掛けられた人がホントに罪を犯したのかどうかを判断して。
えー。
その人を裁判するかどうかを決める仕事なんですね。
部長。
まだ硬いんです。
(川尻)まだ?検事は被疑者を裁判にかけるかどうかを決めることのできる唯一の職業です。
だからその責任は非常に重大です。
部長。
麻木。
あっ。
(川尻)被疑者の起訴不起訴を判断するためにわれわれは事件を捜査します。
捜査といっても警察のそれとは違います。
警察には機動力があります。
全国28万人の警察官が犯罪の証拠を徹底的に捜査していく。
(井戸)難しいこと言いだしてません?
(末次)子供たちを置いてけぼりにしてません?
(遠藤)部長が暴走してる。
(川尻)しかしわれわれ検事は全国に1,800人。
警察のような捜査はとてもできない。
部長。
麻木。
ちょっとそれでは…。
麻木。
だって。
ではわれわれの捜査とはどういうものなのか?それは話を聴くことです。
(川尻)警察に逮捕された被疑者から話を聴く。
事件の被害者から話を聴く。
目撃者から関係者から話を聴く。
とにかくわれわれは相手から話を聴くことによって何が真実で何が嘘なのかを見極めていくんです。
(川尻)どんなに大きな事件でもどんなに小さな事件でも人と人が向き合うことによって真実が見えてくる。
私たちはそう思っています。
(川尻)しかし相手が何も話をしてくれないと私たちは何もできません。
実は検事っていうのは事件のことを何も知らないんです。
そこで何が起きたのか。
目の前にいる被疑者が本当に犯人なのか。
だとしたら動機は何なのか。
最初は何にも知りません。
知っているのは真犯人と被害者と目撃者。
その場にいた当事者だけです。
みんなだってそうだろ?相手と正面から向き合わないとその人のことは分からない。
本当のことも分からない。
(川尻)当事者が正直に話してくれれば真実が見えてくる。
そのためにわれわれ検事はいろんなことを勉強します。
専門的な難しいことも事務官の助けを借りて一生懸命勉強します。
(川尻)そうやって犯罪者が正当に罰を受ける世の中。
確かな正義が存在する世の中に近づけていくこと。
それがわれわれ検察の仕事なんです。

(礼子)辞めちゃうのもったいないわね。
(川尻)何か質問のある人はいますか?
(子供たち)はい。
はい。
はい。
はい…。
(川尻)じゃあ君。
(子供)はい。
(川尻)斉藤レイナさん。
お話を聞かせてください。
(川尻)たかが置引という人もいるかもしれないが置引は立派な犯罪です。
だからこそ私は確信を持って被疑者を起訴したいんです。

(川尻)君が見た犯人はこの中にいるかな?どう?レイナちゃん。
(多香子)レイナ。

(多香子)レイナ!?
(レイナの泣き声)どうしたの?
(レイナの泣き声)
(レイナの泣き声)
(川尻)小茂田さん。
公園にいた少女がかばんを抱えて出てきたあなたの顔を覚えていました。
この人だと。
(小茂田)フッ。
僕は置引なんてやってませんよ。
(川尻)あなたすぐには逃げなかったそうですね。
その少女に近づいて絶対にしゃべるなと脅した。
(小茂田)検事さん。
(川尻)ナイフを見せつけて。
その女の子は最初何もしゃべってくれませんでした。
ずっとおびえていたんですよ!嘘だ。
そのがき嘘ついてんだろ。
(川尻)嘘つきはお前だろう!子供を刃物で脅すなんてやつは最低だ!お前の罪は置引なんかじゃない。
事後強盗罪で起訴する!
(宇野)部長が。
(末次)キレた。
キレましたね。
(礼子)まったく。
(田村)キレたキレた。
(遠藤)鬼尻出た。
(一同)出た出た。
遅えんだよキレるのが。
怖い怖い。
えっ?
(川尻)次席のところに行ってきたよ。
仕事を続けさせてほしいと頼んできた。
辞めるのやめるんですか?
(川尻)農業やるのはもう少し先だ。
よかったです。
(川尻)麻木君にも感謝しなきゃな。
君が子供たちを連れてきてくれたおかげでレイナちゃんは心を開いてくれた。
ああ。
私は仕事を全うできた。
でもあれは久利生検事のおかげです。
久利生?ええ。
久利生さんが私にこう言ったんです。
無理させちゃ駄目だ。
いつもどおりじゃなきゃって。
私はてっきりレイナちゃんをリラックスさせることを言ってるんだとばかり思ってたんです。
でも部長のことだったんですね。
(川尻)久利生にも礼を言わなきゃならんな。
いやー。
別にいいんじゃないですか?そういうの苦手な方だと思いますよ。
あの人は。
よく知ってるな。
私は久利生検事の事務官ですから。
(川尻)フフフ。
新塚建設社長山田賢三さん。
えー。
大江戸カントリーゴルフ。
6番ホールにあるつり橋の崩落事故に関してあなたは業務上過失致傷の容疑に掛けられています。
(山田)聞かれたことには正直にお答えするつもりですが。
大丈夫ですか?検事さん。
はい?
(山田)難しい話ですから長くなりますよ。
そうでもないですよ。
えーっと。
このつり橋のここが破損しちゃったんですよね。
この図面からするとこの支柱の高さからこのワイヤにかかる引っ張り力っていうのは140t。
合ってますよね?でそれを支えるためにはこのアンカレイジの重量が少なくともその引っ張り力140tの3倍。
420tは必要なんです。
合ってます?でも今回のこのつり橋デザインを優先して造っちゃったためにこのアンカレイジの重量が380tしかないんですよ。
まあこのワイヤの荷重と橋桁の剛性を加味して計算してもどうしてもここが破損してきちゃうんです。
間違ってないっすよね?今回のこの勉強めちゃくちゃ大変でした。
記憶力アップのサプリも売り切れてたし。
自力で覚えたそうです。
いや。
ただ俺が知りたいのはあなたがプロとしてプライドを持って誠実に仕事をしたのかどうかということです。
長くなりそうですね。
じゃあ。
(せきばらい)じっくり話を聞かせてください。
2015/07/31(金) 14:55〜15:50
関西テレビ1
HERO #05[再][字]【久利生の活躍をおさらいして映画を見に行こう!】

鬼と呼ばれた検事・川尻部長の決断!秘密を知る少女の涙…置き引き事件の証人の心を開かせることができるのか!?検事の信念とプライドをかけた久利生と千佳のお勉強とは!

詳細情報
番組内容
 城西支部で健康診断の結果が出た。健康だったのは久利生公平(木村拓哉)だけ。体脂肪が増加した麻木千佳(北川景子)は、仕事量の多すぎる久利生に付き合わされているからだと嘆く。川尻健三郎(松重豊)は、ほぼ全ての数値が昨年を下回ったことで、朝から不機嫌になってしまう。
 キレ気味の川尻は新たに加わった多くの案件を八つ当たりのように振り分ける。久利生も珍しく新規案件の引き受けを躊躇。久利生はゴルフ場の
番組内容2
吊り橋崩落でキャディーが怪我をした事件を抱えていた。取り調べを確実なものにするために、久利生は吊り橋の構造から勉強しようとしていたのだ。それでも、久利生は川尻の要請を断ろうとしないが、千佳が遮る。
 結局、川尻の手元に置き引き事件が残った。久利生と千佳は、川尻が調べれば良いと言い出す。城西支部メンバーも、川尻の仕事を見てみたいと賛同。川尻は特捜部に籍を置いたこともあり、かつては“鬼の川尻”と異名を
番組内容3
持った凄腕だったのだ。部下の期待に、川尻は自ら取り調べることに。
 早速、川尻は置き引き事件の被疑者、小茂田繁樹(矢崎広)と対面。しかし、どうにも歯切れが悪い。否認する小茂田に鋭い追求をしないのだ。落胆する城西支部メンバー。少し自信を失った川尻は、目撃者の事情聴取を始めた。ところが、事件が午後の公園で発生したため目撃者は子供ばかり。強面かつ子供が苦手な川尻は、こちらでも大苦戦を強いられることに…。
出演者
久利生公平(東京地検城西支部検事)
: 木村拓哉 

麻木千佳(東京地検城西支部事務官)
: 北川景子 

田村雅史(東京地検城西支部検事)
: 杉本哲太 

宇野大介(東京地検城西支部検事)
: 濱田岳 

井戸秀二(東京地検城西支部事務官)
: 正名僕蔵 

馬場礼子(東京地検城西支部検事)
: 吉田羊 

St.George’s Tavern マスター
: 田中要次
出演者2
小杉啓太(城西支部警備員)
: 勝矢 

川尻健三郎(東京地検城西支部部長検事)
: 松重豊 

遠藤賢司(東京地検城西支部事務官)
: 八嶋智人 

末次隆之(東京地検城西支部事務官)
: 小日向文世 

牛丸豊(東京地検本庁次席検事)
: 角野卓造 

【第5話 出演者】
小茂田繁樹
: 矢崎広
スタッフ
【脚本】
福田靖 

【企画】
鈴木吉弘 

【プロデュース】
渡辺恒也 

【演出】
金井紘 

【音楽】
服部隆之 

【制作】
フジテレビドラマ制作センター

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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