第97回全国高校野球選手権大阪大会決勝[SS] 大体大浪商×大阪偕星 2015.07.31


100年目の甲子園への、最後の代表校が決まります。
36年ぶり、大体大浪商か、初出場を狙う大阪偕星学園か。
当番組は同時入力のため、誤字脱字が発生する場合があります。
また、内容により字幕放送を中断させていただく場合があります。
プレーボールの声を待ちます、舞洲ベースボールスタジアム。
大阪大会の決勝戦。
プレーボールがかかります。
今日放送席のゲストには近畿大学野球部監督でいらっしゃいます田中秀昌さんをお招きしてお送りしてまいります。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
田中さんは2011年にこの大阪の頂点に、東大阪大柏原の監督として立たれました。
本当にあれからあっという間の4年がたちましたね。
そこで大阪桐蔭を破ったわけなんですが、そこからは大阪大会が桐蔭が三連覇という流れになっています。
これがその当時の映像です。
2011年の大阪大会決勝。
東大阪大柏原高校が初めての甲子園出場を決めました。
どうですか、今改めてごらんになって。
感無量で、恥ずかしいですよね。
本当に悲願達成、その瞬間をごらんいただきました。
それでは、応援スタンドの様子を伝えてもらいましょう。
まずは先攻3塁側、大阪偕星サイドはABC福井治人アナウンサー、お願いします。
LOVELOVE偕星。
今私たちが踊っているのはLOVEという応援歌なんです。
応援団長このLOVE、どんな応援歌なんですか。
この応援歌はチャンスのときに歌うと点を取る確率が上がる応援歌です。
今日はこのLOVEをたくさん歌って、先制点、追加点、そして甲子園へ行くぞ!おー!福井アナウンサーが伝えてくれました。
オリジナルの応援歌、甲子園で歌えるか?初出場をかけての戦いとなります。
続いて、後攻1塁側大体大浪商サイドは、ABCヒロド歩美アナウンサーです。
お願いします。
舞洲球場アルプススタンド、現在36度です。
でも、そんな暑さに負けない、強い思いが浪商にはある。
それがこちら、お母さんがつくった白いフェルトのお守り、小さい袋には、監督からのメッセージがあります。
これ、部員全員が持っているそうなんです。
みんな持ってますか?イエーイ!大体大浪商、この強い気持ちで甲子園の切符を手に入れます。
ありがとうございます。
36度を超えているというスタンドの情報を届けてくれました。
大体大浪商、率いるのは四田勝康監督です。
監督からも各部員にメッセージが入ったお守りが渡されているというお話がありました。
それでは、大阪大会、ここ5年の優勝校をごらんいただきましょう。
2010年履正社、そして、2011年、田中さんが率いた東大阪大柏原が桐蔭を破りました。
ただ、その後は桐蔭三連覇。
本当に非常に強さを見せたなというところですよね。
そうですよね。
本当に大阪の各チームは大阪桐蔭、履正社を倒さなければ甲子園に行けませんので、ほとんどの学校が打倒桐蔭、打倒履正社でやってきてますからね。
2011年の田中さんもそういう思いはあったんですか。
そうですね。
やはり頂点に立とうと思えば、ここを倒さなければなりませんからね。
それを想定して、やってきましたね。
今年決勝に勝ち上がった大阪偕星学園も打倒大阪桐蔭で練習を重ねてきましたと山本監督初め、各選手が話してくれました。
春の決勝で大阪桐蔭に敗れているんですが、そのビデオを全員で100回以上見るという話もありました。
ただ、大阪桐蔭も甲子園の出場回数としてはここまで8回。
それを考えるとPLは倍以上出ているんですよね。
すごいですよね。
戦後で17回といえば激戦の大阪ですばらしい実績ですよね。
さらには、その優勝回数、2番目につくのが大体大浪商です。
浪商も本当に昔から甲子園に浪商ありと言われるような。
そうですね、戦前、戦後通じての大阪の名門チームで、ここ最近はちょっと甲子園から遠ざかってますけど、今回四田監督、2回目の決勝進出ですので、楽しみになっていくでしょうね。
浪商は夏2回、春2回、甲子園での優勝があります。
ただ、ここ半世紀でみてみると、出場は2度、1961年、怪童と言われた尾崎行雄さん、要する浪商、さらに1979年、牛島、香川、このバッテリーでベスト4に輝いた浪商と。
本当にちょっとここ最近はなかなかね。
寂しいですよね。
選手たちに話を聞いても、昔は強かったんだけどなと言われるのはもう嫌だと。
今回勝って、絶対に甲子園に出ますと、そんな話をしてくれました。
古豪となるか、浪商も面々です。
ただこうやって見てみますと、本当に強い高校がたくさんそろった、この大阪大会、至難のわざですね。
勝つのは。
そうですね。
学校数も多いですし、唯一、シード校がないという。
ですから、今回は履正社と桐蔭が1回戦で対戦しましたけれども、本当に激戦だと思いますね。
全国で見ても、名を連ねます。
その頂点が決まります。
ここまでは48代表校が既に決定しています。
100年を迎える、残る椅子はあと1つ。
それをかけた戦い、大阪大会の決勝戦です。
2015年の大阪大会決勝。
1塁側、大体大浪商。
3塁側大阪偕星学園高校。
この2チームの対戦となりました。
まず守備についたのは、後攻、大体大浪商の選手です。
先発ピッチャーは西田。
2年生の背番号10番、西田が先発のマウンドに上がります。
リードするキャッチャーは亦木です。
ショートには準決勝、決勝のタイムリーヒットを放ちました岩崎です。
レフトは近大戦、ホームランを放った柴田。
センターは好打者素川です。
ライトには今大会打率4割超えの西川です。
36年ぶりの甲子園を目指します大体大浪商の控え選手、ごらんのようになっています。
浪商を率いるのは四田勝康監督です。
母校浪商、さらにそこから住友金属、社会人でプレーをされました。
90年代には住友金属で社会人のチームの監督としても活躍をされました、四田監督。
浪商を率いて7年目になります。
本来エースナンバーを背負うのは3年生の北山なんですが、初戦のみ完投で、あとは全てこの西田か、2年生、中村、熊谷と、2年生のトリオで勝ち上がってきました。
間もなく、試合が始まります。
夏の大阪決勝戦。
変化球、初球打ち。
切れていきました。
1時7分プレーボールがかかりました。
1番バッターは姫野です。
ここまでの打率が5割2分4厘。
この姫野はここまでホームラン2本を放っています。
初戦の岸和田戦、そして大阪桐蔭戦、大阪桐蔭からホームランを放っています。
今大会姫野が非常によく当たっているんですよね。
そうですね。
ですから、西田君と亦木君のバッテリーが2球続けて変化球から入ってきましたよね。
今の3球目もちょっと甘かったんですけども、ファウルになってよかったですよね。
いいバッターですよね。
外真っすぐは134キロ。
この西田はどんなピッチャーなんですか。
ストレートに力がありますので、結構ストレートで押してくるピッチャーだと思うんですよね。
追い込んだ西田。
変化球はサード正面のゴロ。
1塁送って、まずは好打者姫野を打ち取りました。
最後はこの変化球。
初球も同じような球に手を出しましたが。
非常にバッテリーは警戒してるんでしょうね、姫野君に対して。
ただ、今のもちょっと高かったんですけど、初出場を狙います偕星学園、1回の攻撃。
キャプテン津田、落ちついています。
2アウト。
いいプレーですね。
難しいバウンドにも見えましたが。
そうです。
よくダッシュしてきて、津田君、よくさばきましたね。
ナイスプレーですね。
浪商自体は5年ぶりの決勝戦。
2010年履正社と戦った、5年ぶりの決勝戦となります。
バッターボックスは3番の、西岡大和です。
ここも初球、変化球から入ります。
バッターボックスの西岡も打撃好調。
非常に打撃の高さを伺えます。
ただ、立ち上がり、それを抑えている、マウンド上、ピッチャーの西田。
ここまでは4試合に登板。
好打者そろえる、偕星学園の1、2、3番、三者凡退に打ち取りました。
浪商先発の西田です。
ここは西田が落ちついて、すばらしい立ち上がりを見せた、1回。
偕星学園の攻撃です。
大阪大会の決勝戦、36年ぶり、甲子園出場を目指す大体大浪商。
そして初出場を目指す大阪偕星学園。
この2チームのカードとなっています。
大阪偕星学園は、先発ピッチャー、エースの光田です。
ここまで4試合完投。
リードするキャッチャーは、キャプテンの田端。
ファーストは2年生、打率6割6分7厘の、岸です。
セカンドは西岡。
サードは2番バッター戸嶋です。
ショートは2年生の的場。
レフトは打率4割超えの福田。
センター打率5割2分4厘の姫野。
ライトは俊足、濱口です。
大阪偕星学園高校、初の決勝戦、初の甲子園出場を狙います。
指揮をとるのは、監督5年目となりました、山本セキ監督です。
韓国のプロ野球で選手として活躍。
2010年には岡山の倉敷高校で監督を務めていらっしゃいました。
打倒桐蔭をテーマに山本監督です。
マウンド上のピッチャー光田は、3対2と、あの大阪桐蔭を下した準々決勝。
先発し、9回7安打2失点で完投。
大阪大会の歴史を塗りかえるような、そんな1勝をあげています。
光田。
浪商の1番は、好打者の素川です。
アウトコース、いいところに決まりました。
131キロのボールです。
サウスポー、先発の光田。
ここは見ていきます。
左バッターにはスライダー、右バッターにはチェンジアップがあります、マウンド上の光田。
サードがとって、1塁へ送ります。
サード戸嶋から、ファースト岸へ、まずは先頭バッターをサードゴロに打ち取っています。
マウンド上、ピッチャーの光田です。
非常に打率を残しているんですが。
そうですね、両チームとも1番バッターの素川君、偕星の姫野君、立ち上がり、両ピッチャー、抑えましたね。
2アウトです。
怖いですよね。
風には要注意だと思います。
旗を見ると、バックスクリーン方向からホーム方向へ、バッターにとっては向かい風の強い風が吹いています。
偕星の先発、光田の立ち上がりです。
ファウルボールです。
立ち上がり、非常に落ちついているんじゃないですか。
そうですね。
切れのあるストレートですよね。
ベルト付近の甘い高さなんですけれども、押し込んでますよね。
外へのスライダーは見きわめます。
追い込んだマウンド上、1回はともに先発ピッチャーがすばらしい立ち上がりを見せました。
0対0で始まった大阪大会の決勝戦です。
東大阪大柏原元監督、現在近畿大学野球部監督でいらっしゃいます田中秀昌さんのお話でお送りしています。
2回表、偕星学園は、4番バッター、キャッチャーの田端から。
1アウトです。
先頭バッター、好打者の田端だったんですが、1球で打ち取りました。
浪商先発の西田です。
今のは真っすぐを打っていったんですか。
そうですね。
高さは甘いんですけど、コースは丁寧に放ってましたね。
非常に真っすぐに力があるという田中さんのお話もありました。
マウンド上、先発ピッチャー、浪商の西田。
バッターボックスは岸です。
この岸、ここまで6割6分7厘。
ホームラン1本、2年生の大柄なファースト。
変化球、外れます。
このカーブ、よく使ってますね。
やはり非常に、準決勝の配球とちょっと変えてますよね。
強い当たりでしたが、ショートへ。
ショート岩崎から送られて、2アウト、ランナーはありません。
6割バッターを打ち取りました、ピッチャーの西田です。
今のは高めの球ですかね。
ボールに力があるからいいと思うんですけど、ちょっと高さが気になりますね、西田君ね。
岸を打ち取りました。
偕星学園、2回の攻撃。
早くも2アウト。
初球変化球から入ります。
バッターは濱口。
スイングをとられます。
2球で追い込みました。
偕星学園はチーム打率3割9分なんですが、そんな好打者並ぶ偕星学園を、ここまで完璧に打ち取っています。
変化球中心の配球になっているんですかね。
また、インサイド、1球もないんですよね。
外中心に配球してますよね。
追い込んだ西田。
これも打ち取った当たり。
舞洲ベースボールスタジアム、たくさんのお客さんが大阪の代表校、その決定の瞬間を見守っています。
ここまでは、ともに両先発ピッチャーがすばらしい立ち上がり。
決勝戦ですが、その雰囲気に負けない、いいピッチングをしています。
偕星学園は、エースナンバーの光田。
135キロのストレートです。
いいボールですね。
高さといい。
バッターボックスは4番バッターの柴田。
2球で追い込んでいます。
大阪桐蔭打線も封じたマウンド上、ピッチャーの光田。
外の変化球、振らせました。
空振り三振。
両チームの先発ピッチャーが1歩も譲りません。
最後は右バッターに投げているチェンジアップ。
いいですね。
いいところに決まってますね。
2球で追い込んで、即勝負です。
マウンド上、光田。
変化球、初球を打っていきました、バッターボックスの西川です。
西川もここまで4割超えの打率。
タイムリーヒット4本をここまで大阪大会で放っています。
外へのスライダーに空振り。
テンポよくこのバッターも追い込みました。
マウンド上、ピッチャーの光田。
浪商は36年ぶり、14回目の夏の甲子園がかかります。
的場がさばいて2アウト。
ここまではバッテリーの思ったとおりというようなところもあるんですかね。
ボールに切れがありますよね、変化球にしても、ストレートにしても。
いいですね。
チェンジアップ、スライダー、両サイド、揺さぶりがありますもんね。
アウトコースいっぱい、いいところに決まります。
バッターは北山です。
本来はエースナンバーを背負う北山なんですが、けがなどもあって、この夏は、初戦しかマウンドには上がれていません。
バッターのほうで、ソロホームランも放っています。
絶対に簡単に自分の打席を終わらせたくないと、話していました北山。
ピッチャーもやっているからこその視点かもしれません。
追い込んだのはマウンド上、光田。
ストレートのコントロールはいかがですか。
いいですね。
高さがいいですよね。
ここもファウルでしのぎます。
サウスポーなんですが、この右バッターの外にもしっかり真っすぐ投げられると。
投げ分けていますね。
もちろんクロスファイアーも自分の武器ですと話していたマウンド上の光田。
フルカウントにかわります。
まだ両チームの先発ピッチャー、ランナーは許していません。
大阪大会の決勝戦。
サインに3度首を振りました。
自分で選んだボール、変化球、外れました。
今日初めてのランナーが出ました。
簡単に打席を終わらせたくないと話していた、そんな北山が、フォアボールを選んで出塁、2アウト、ランナー1塁です。
最後、選んだボール、変化球だったんですね。
そうですね。
首を振ってスライダーに自信があるんでしょうね。
初めてのセットポジションで岩川君にどういうピッチングができるかですね。
バッターは岩川。
初球インコースです。
浪商の先発西田は2回パーフェクトに抑えました。
初めてのランナーが出ると。
7番の岩川、ヒットでつなぎます。
今日初めてのヒットが生まれました舞洲ベースボールスタジアム。
しかし、うまい事打ちましたね。
低めの難しいボールなんですけどね。
コンパクトなスイングで。
すばらしいバッティングですね。
好投手光田を打ちました。
北山がフォアボールを選んで、岩川がヒットでつないで、2塁1塁のチャンス。
バッターボックスにはキャッチャーの亦木です。
初戦の鳳高校戦では2点タイムリーヒットを放っています、キャッチャーの亦木。
風の強い舞洲球場、外野は前寄りの守備位置を見せています。
2塁ランナー、ホームで刺そうという構え。
追い込みました。
この後はすばらしいたち上がりの西田がネクストに控えます。
先制のチャンスは浪商。
ショート的場偕星学園先発ピッチャーの光田が2塁1塁、ピンチを迎えましたが、そこをしのぎました。
多くのお客さんが駆けつけました。
大阪大会の決勝戦。
全国48の代表校が既に決まっています。
残る椅子はあと1つ。
それをかけて、全国唯一のノーシード激戦区大阪の決勝戦。
ピンチを先発ピッチャー西田がしのぎました。
偕星学園。
3回の攻撃。
バッターは福田。
セーフティーバント。
ここは3塁が落ちついていました。
サードの岩川がさばいています。
先ほどはチーム初ヒットもレフトに放ちました岩川。
いいバントやったんですけど、サードのポジショニングのとり方がよかったですよね。
あらかじめ予測をして。
ここまでは完璧に抑えられています。
マウンド上、ピッチャーは西田。
インコース、いい球が決まります。
バッターボックスには、先ほどピンチをしのいだ光田。
2球で追い込みました。
テンポも非常にいいですね。
そうですね。
追い込んだ西田、追い込まれた光田。
いいボールですね。
あの辺りに投げられるとなかなかバッターも手が出ないですね。
手が出ないですね。
ストライクでいってもおかしくない、いいボールでしたね。
追い込んでいます。
先ほどはピンチをしのいだピッチャーの光田。
レフト前ヒットで出塁です。
チーム初ヒットは光田でした。
もう1球、インサイドをキャッチャーが要求したんですけど、ちょっと逆球の高めに行きましたね。
光田君も本当にコースに逆らわずに、逆方向にうまく持っていきましたね。
初めてランナーが出ました、偕星学園の攻撃。
バッターボックス、9番の的場。
バントの構えです。
初球は見ます。
高校野球、とにかく先制点が大事だと話していた山本セキ監督。
1点を取りに行きます。
バントしました。
ピッチャー西田は1塁へ送って、送りバント成功。
ランナー2塁。
今度はチャンスをつかんだ偕星学園高校。
好打者1番姫野に回ります。
チャンスで一番偕星にとってはいいバッターに回りましたね。
浪商のほうは、1塁があいていますので、無理に勝負に行かなくてもいい場面やと思います。
すばらしいバッターですからね。
打率5割超え、ホームラン2本を放っています。
勝負しませんね。
姫野には敬遠をとるようです。
この後は2番の戸嶋、3番西岡と続いていく偕星学園です。
ここまで大阪大会、打率5割超えの姫野とは勝負を避けます。
さすが浪商の四田監督、社会人でも監督されているんで、勝負の行方、誰が鍵を握っているか、よく分かっていると思いますね。
序盤でもあるんですが、迷わず敬遠という策をとりました。
四田勝康監督。
住友金属では社会人の監督としても手腕を振るわれました。
フォアボール、敬遠です。
1番姫野との勝負は避けました。
バッターは2番の戸嶋です。
ここでキャッチャーの亦木がすぐさま声をかけます。
この間って大切ですからね。
亦木君、よくマウンドに行きましたね。
亦木は試合ごとに監督と1試合1試合、スコアを見ながら、一球一球反省していくということをやっていって、それが力になっていたと、話していました。
西田君にとってはちょっと勝負したかもしれないし、これだけは。
一呼吸、亦木君が置きに行って、本当にいい間でしたね。
打球はライトへ。
ボールは切れていきました。
フェアゾーンに弾めば間違いなく先制点という長打コースの当たりでしたが。
不規則な風もきつい舞洲ベースボールスタジアム。
戸嶋君、あの高さ、踏み込んでね。
難しい高さなんですけどね。
勝負を避けられて、自分との勝負を選ばれた戸嶋。
積極的なバッティングを見せています。
2ストライクに変わっています。
すごい気持ちが入っているんでしょうね、戸嶋君にとっては。
目の前で姫野君が敬遠されてね。
よしというような気持ちでバッターボックスに入っていますね。
4回戦、寝屋川戦、準決勝大冠戦、2試合でタイムリーヒットをはなっています。
マウンド上、大きな声を出した戸嶋。
1回、2回とパーフェクトな立ち上がりでした。
ただ、この3回、チャンスをつくられました、浪商先発、背番号10番の西田。
これも外れます。
2球で追い込んでいましたが、別に慌てなくてもいいと思いますね。
高さだけ間違えないように、西田君はね。
再びほえた戸嶋。
これも浮きました、フルカウントです。
これで自動的にスタートになりますのでね。
ここは、甘いボール禁物で、ちょっとストライクからボールになる、変化球でもいいと思いますけどね。
フォアボールを出してもいいぐらいの気持ちで。
ランナーは自動的にスタート、長打があれば1塁ランナーもホームにかえってきます。
三遊間、抜けていきました。
レフト前ヒット!2塁ランナー先制のホームイン!甲子園初出場を目指す、偕星学園、初の決勝でまずは先制点を奪いました。
とにかく先制点が大事、そう話した山本監督の言葉どおり、先制点を奪い取りました。
初球といい、今のボールといい、見逃せばボールぐらいなんですけど、本当に目の前で敬遠、姫野君を敬遠して、気持ちが入ってますよね。
上からうまくかぶせて、すばらしいバッティングですね。
戸嶋のタイムリーヒットで先制です。
裏を返せば、西田君のボールに、やや力がないのかなという気もしますけどね。
マウンド上に集まります。
なおも1塁3塁。
ピンチを背負うのは1回、2回、完璧な立ち上がりを見せた西田。
バッターボックスは3番の西岡です。
ここまで2本のタイムリーがありました。
バッターの西岡。
先制点は甲子園初出場を狙います、大阪偕星学園高校。
前のバッター、敬遠された、2番の戸嶋のバッティングでした。
これは1塁3塁のピンチから最後3番、西岡。
ショートライナーに終わって、何とか最小失点でしのいだ先発ピッチャー浪商の西田です。
これはいいバッティングでしたか。
そうですね。
見逃せば、ややボールの高め、本当に上からたたきつけましたよね。
戸嶋君の意地が勝ちましたよね。
先制点援護をもらったエースの光田。
バッターボックスは浪商の西田です。
今日は放送席、近畿大学野球部監督でいらっしゃいます田中秀昌さんのお話でお送りしています。
先制点は偕星学園。
援護をもらいました、マウンド上ピッチャーの光田。
準々決勝、大阪桐蔭戦を9回完投。
3対2で勝利をおさめたのがこの偕星学園でした。
セカンド回りこんで、西岡がボールをとりました。
アウトです。
2アウトになりました。
1アウトになりました。
援護点をもらった後先頭バッターを打ち取っています。
バッターボックスには好打者の素川。
大阪桐蔭戦でも初回に援護点がありました。
サードはじいた。
1塁は投げられません。
素川が出塁。
同点のランナーが出ました。
3回裏、1点を追う浪商の攻撃。
記録は素川の内野安打です。
打球自体も、強い打球ではありました。
コースに逆らわずにうまく打ってますよね。
素川君がね。
先制タイムリーの戸嶋がアウトにはできませんでした。
同点のランナーが出ました。
バッターボックスは、打率3割超えの岩崎です。
偕星と同じケースになりましたね。
ここで2番バッター岩崎君がどう打つかですよね。
偕星は1アウト1塁から9番バッターに送らせて、2アウト1塁2塁というケースをつくりましたけどね。
ここは仕掛けてはこないようです。
浪商の四田監督。
この後はクリーンナップに回る浪商です。
2アウトからのバントはしないようです。
1アウトからのバントはしないようです。
見きわめます。
この辺りで足を絡めたヒットエンドランでもやりたいですよね。
1塁ランナーは1番の素川。
バッテリーとしては、どう攻めるか。
高めに浮きます。
平行カウントに変わりました。
平行カウントになりましたんで、ヒットエンドランの確率が上がってきますよね。
1塁ランナースタート!レフトフライです。
2アウトランナー1塁に変わりました。
結局ランナー出て、2番の岩崎は打ってきましたが、レフトフライに倒れています。
田中さんがおっしゃるとおり、このカウントで仕掛けてきましたね。
次クリーンナップ、3番、4番なんでスコアリングポジションに送りたいところですよね。
単独スチールがあり得ますよね。
バッターボックスはクリーンナップ、3番、キャプテンの津田です。
1塁ランナーの素川は、今大会2つの盗塁を決めています。
こういう変化球のときに走りたいですよね。
ボール先行しました。
マウンド上、ピッチャーの光田。
スタートを切りません。
変化球続けましたが、3ボールノーストライク。
この後は4番バッター柴田、5番、西川といいバッターが続きます。
ここは狙ってもいいんじゃないですかね、3ボールから。
ここは見ました。
ただひたすら外を攻めますマウンド上、光田。
リードするキャッチャーはキャプテン田畑。
内に構えた。
空振り。
タッチしましたが、ボールがこぼれました。
ランナーが2塁に進んでいます。
2アウト、ランナー2塁。
フルカウントに変わっています。
タイミングが微妙でしたね。
たまたまスライディングしたときにボールがグラブに接触して落球しましたね。
ボールを持っていればアウトというところだったんでしょうか。
2塁牽制です。
ボールがこぼれました。
素川が盗塁を決めて、2塁に進みました。
ここはキャプテンの津田君は左対左なんですけれども、開かずに、逆方向にショートの頭に打つ感覚で行ってほしいですね。
ここは見きわめました。
フォアボール。
逆転のランナーまで出ました。
先制点は偕星学園。
2番戸嶋のタイムリーヒット。
キャッチャーの田端が声をかけます。
2塁1塁のチャンスに4番バッターの柴田です。
近大付属戦では、ソロホームランも放ちました。
ここまで5打点を上げている4番バッター。
エース光田との対戦です。
初球打ち!同点のランナーホームイン!4番バッター、積極性を見せてすぐに追いつきました、浪商。
4番柴田のタイムリーヒット!1対1の同点です。
すばらしいですね。
初球から思い切って行きましたね。
難しいインサイドのボールなんですけどね、うまくバットが出ましたね。
ナイスバッティングですね。
4番バッター柴田のタイムリー。
4番バッター柴田のタイムリー。
初球バットを振ってきました。
バッター西川。
西川君も引っ張りに入って、開きが早いんでね、もう少し踏み込みながら、逆方向に打つ気持ちで行ったらいいと思いますね。
ピンチの後のチャンスを生かして同点。
浪商、なおも勝ち越しのチャンス。
大きなチャンスをつくりました。
36年ぶりの甲子園を目指します大体大浪商。
先制点は偕星学園でした。
偕星学園光田がこの回同点を許しています。
外野は前進守備。
追い込みました、エースの光田。
圧倒的な力を誇る大阪桐蔭との試合では、高校に入ってから一番楽しく投げられたと話していました。
そんな逆境に強いマウンド上の光田、2塁1塁のピンチ、浪商は大きな勝ち越しのチャンス。
どうですか、光田のピッチングの内容としては。
初回から変わりなく、落ちついて投げてますよね。
キャッチャーの田端も受けていても、全く不安を感じないと話していた、そんな光田のピッチング。
球が浮きました。
フルカウントにかわります。
これでランナーは自動的にスタートを切ります。
一打勝ち越しという浪商。
バッターは5番の西川。
西川、PL戦以外で全ての試合でヒットを放っています。
光田はこのピンチをしのげるか。
ランナースタート。
浪商がすぐに追いつきました。
1点取られた後、4番バッター柴田の同点タイムリー。
改めていかがですか、このバッティング。
本当にね、すばらしい、インサイド、難しいボールですよ。
うまく軸回転して、インサイドからバットヘッドを出して、ナイスバッティングですね。
さすが4番バッターですよね。
4番の一振りですぐに追いつきました浪商です。
今日は東大阪大柏原元監督、2011年に大阪大会を制しました田中秀昌さんのお話でお送りしています。
2球で追い込まれました、バッターボックスの田端です。
田端も大阪大会、すばらしい成績をバットで残しています。
田端はここまで6試合全ての試合でヒットを放っています。
田端なんですが、何でも高校からキャッチャーを始めて、そうなんですよ。
中学校まではショートを守っていました。
空振り三振です。
打ち取りました。
同点に追いついてもらったそのすぐ後の、浪商西田のピッチングです。
追いついてもらって、西田としても心境としては、少し楽になるんですか。
よっしゃという気持ちになりますんでね。
今でも甘いボールですけれども、しとめる力があるんでしょうね。
バッターボックスは岸頼大。
打率6割1分5厘。
もちろんチームトップの数字です。
2年生。
岸はここまで4試合に出場し、出た試合では全てタイムリーを放っています。
東海大仰星戦ではソロホームラン含む4打数4安打5打点。
ここはしっかりと見きわめます。
追い込んだのはマウンド上西田。
先ほどの4番の田端君にストレートで押して、今度はストレート中心で、ですから、バッテリー、よく考えてますよね。
最後は外真っすぐ、空振り三振。
2アウトになりました。
打率6割超えの岸を打ち取りました。
変化球で押して、最後はストレートで。
そうですね。
カウント球、変化球を選んで、最後勝負球はストレートで、いいコースに決まりましたね。
3アウト。
全国49代表最後の代表の枠をかけた大阪の決勝戦。
互いに一歩も引かず1対1の同点で4回裏の攻撃を迎えます。
浪商は6番ファースト北山からの打順。
本来はエースナンバーを背負うピッチャーなんですがけがなどもあって、初戦のみの登板となっています。
ただ、四田監督もそのバッティングには非凡なものを感じると話していました。
PL学園戦では決勝ソロを放ちました、バッターの北山。
2ストライクと追い込みます。
センターの前へボールが弾みました。
投げられない分、バットで貢献したいと話した、北山のセンター前ヒット。
勝ち越しのランナーが出ました。
4回裏、浪商の攻撃です。
追い込まれて、チェンジアップをうまくついていきましたね。
ホームランを打てる打力もあるんですが、こういったわざも持っている、バッターです。
バッテリー、一番嫌なヒットですよね。
打ち取ってるんですけどね。
北山が出塁しました。
バッターボックスには7番の岩川です。
ここはどう攻めるか、浪商。
先ほど1アウトからは送りバントありませんでした。
バントの構えを見せます。
ここは送ってきますかね。
その確率が高いでしょうね。
ただ、ランナーの北山君がちょっと足が速くないんで、バッターとしては丁寧にバントをしないといかんですよね。
2塁ランナー北山は180センチの103キロ。
非常に体の大きい選手です。
その北山を1塁に置きます。
勝ち越しのランナーを出した浪商。
ファースト岸がとって1アウト。
ランナー1塁です。
ここは普通に打たせに行ったんですか。
恐らく四田監督の中には、ランナーの北山君が足が余り速くないと思われてるんで、本来やったらバントやと思うんです。
7番の岩川が打ってきて、8番の亦木がバッターボックスに入ります。
セカンドはじいた。
1塁には送れません。
2塁1塁、チャンスが広がったのは浪商。
記録はセカンドのエラーです。
再びピンチを背負います、光田。
少し焦ったようなところもあるんですか。
バウンドが合わなかったですね。
ピッチャーとしては打ち取った当たりではあったんですが。
1つ確実にアウトをとっておけば、2アウト、ランナー2塁が、これまたピンチが広がりましたからね。
勝ち越しの大きなチャンス、バッターは9番ピッチャーの西田。
外野は前進守備をとります。
非常に強いバッターへの向かい風が吹いている舞洲ベースボールスタジアム。
浪商、勝ち越しのチャンス。
9番のピッチャーですから、バントで一番いいバッターの素川君に2・3塁で回したいんですけど、先ほども言いましたけど、ランナーの北山君が余り足が速くないんでね。
2塁牽制です。
浪商ベンチとしては、ゲッツーが一番嫌だと思うんですよ。
浪商は勝ち越しのチャンス。
見ました。
いいボールですね、コースといい高さといい。
ただ、ボール先行になりました。
ダブルプレーコースか。
セカンドとって、大阪大会の決勝、1対1の同点が続きます。
近畿大学野球部監督でいらっしゃいます、田中秀昌さんのお話でお送りしています。
大体大浪商は、勝てば36年ぶり、そして偕星学園高校は大阪大会初の決勝戦。
初の甲子園を目指す一戦です。
たくさんのお客さんが応援にかけつけました。
大阪桐蔭を破った偕星学園が、決勝まで勝ち進んでいます。
バッターは福田。
マウンド上、浪商、先発の西田です。
ただ、偕星としては、決勝戦というかたさはないですかね。
今のところないと思いますね。
浪商も、選手たちは初めてなんでね。
同じ条件だと思いますけどね。
サード岩川がさばいて、1アウト、ランナーありません。
浪商も24回目の決勝ですが、5年ぶり。
最後の決勝は2010年、対履正社との一戦。
ちょうどヤクルトで活躍する山田哲人選手がいた履正社。
そこと戦って、3対0で敗れたのが浪商として最後の決勝戦、5年ぶりの決勝の場です。
バッターボックスには8番の光田。
今日はチーム初ヒットも、第1打席で放っています。
追い込まれましたバッターボックスの光田。
2アウト、ランナーありません。
ここまでは西田のピッチングがいいんですか。
そうですね、3回に1失点しましたけれども、ストレートも結構切れ出してますんで、内容はいいと思いますね。
バッターボックスには的場です。
的場に対しては変化球から入ったバッテリー。
ボール先行します。
偕星学園は初の決勝戦。
初の甲子園出場を目指します。
変化球で追い込みます。
ボール先行でしたが、この辺りは落ちついてるんですかね。
そうですね。
2ボールになっても、慌てないですね。
マウンド上、2年生浪商先発の西田光汰。
9番、的場がヒットで出塁、2アウト、ランナー1塁です。
ここも偕星学園の選手、うまいバッティングを見せて、1番の姫野につなぎます。
浪商としては、今の的場君で打ち取りたかったでしょうね。
一番嫌な怖いバッターですね。
前の打席は敬遠策をとりました。
勝負を避けたそんな姫野がバッターボックス。
初球からバットを振ります。
まずは136キロ。
ストレートから入ったマウンド上の西田。
バッターボックスは、ホームラン2本、今大会放っている姫野。
空振りです。
先ほどは勝負させてもらえなかった、そんな姫野との対戦。
ランナー1塁の場面で迎えます。
2球で追い込んだのは2年生マウンド上、西田。
先ほど敬遠のところで悔しそうな表情を見せていましたもんね。
そうですね。
本当に西田君も丁寧にコース間違えずに外ね、本当にうまくほうってますね、今のところは。
ともに1点ずつは失いましたが、両先発ピッチャー、偕星学園の光田。
そして浪商の西田、この2人が粘りのピッチングを見せています。
1対1の同点。
浪商はこの回、好バッター、素川からの打順になります。
この回は浪商としても非常に期待できる打順からですね。
一番いいバッターですね。
素川君からですからね。
ファウルです。
素川は、田中さんから見て、どんなバッターなんですか。
本当にヘッドスピードも速いですし、タイミングの取り方もうまいですし、最短距離が出ると思うので、本当にいいバッターやと思いますね。
打ち取りました、光田。
セカンドゴロで1アウトです。
今日は第2打席、内野安打で出塁していますが、この回は嫌なバッターを抑えました。
2番の岩崎がバッターボックスに入ります。
岩崎もここまで全試合でヒットを放っています。
ヒット。
1塁キャンバスを蹴って、とまります。
これで決勝まで全ての試合でヒットを放っています岩崎。
勝ち越しのランナーが出ました。
5回裏、浪商の攻撃です。
しかし、あの難しい低めの変化球なんですけども、逆らわずにうまく打ちましたよね。
ヘッドを本当にぽんときかせて、いいバッティングですね。
結構逆方向へのヒットというのが両チーム、目立ちますよね。
そうですね。
ですから、本当に開かずにボールに逆らわずに打っていますよね。
サード戸嶋、飛びつきますがとれません。
先制タイムリーの戸嶋です。
風が本当に内野も外野も大変なんですよ、この舞洲は。
いろいろ回ったりしますからね、ポジションによってね。
難しいと思います、フライは。
レフトスタンド外野の奥には大阪港が広がります。
海からの強い風があります、舞洲ベースボールスタジアム。
バッターボックスは3番、キャプテンの津田。
逆方向への打球が多いというのは、バッターのうまさにも…。
しっかりと踏み込んで、逆らわずに打ってますから、ついつい引っ張りたくなってくるんですけども、それを徹底されてますよね。
浪商は勝ち越しのランナーが出ています。
この辺りで、ヒットエンドランでもかけたいカウントですよね。
1塁ランナー、スタートは切りませんでした。
1塁ランナーは盗塁3つを決めている俊足岩崎。
先ほども平行カウントからね、監督さんがヒットエンドランをしかけてきましたからね。
バントはなく、足で仕掛けてくるという攻撃がありました、浪商。
36年ぶり14回目の夏の甲子園を目指します。
ヒットゾーンに弾みました。
3番津田、ヒットでつないで、2塁1塁のチャンスです。
キャプテンのヒットに、スタンドもわきます。
これもセンターへのきれいな打球でした。
ストレートの甘いボールなんですけれども、それを打ち損じなく、本当にセンターにかえす、非常にいいバッティングですね。
初回こそ三者凡退の立ち上がりだったものの、ここでちょっと間を置きたいですよね。
先ほどタイムリーも打たれているので、ちょっとキャッチャーが行ってやるなり、間が欲しいですね。
4番バッター柴田、初球を打っての同点タイムリーでした。
再びチャンスでの登場。
キャッチャーが追いかけて…。
ボールはとれませんでした。
柴田君、助かりましたね。
ここは、ベンチからも伝令で間を置いてやってほしいですね。
打ち取った打球が落球してファウルになりましたから、嫌な場面ですよね。
風は非常に強くなっている舞洲ベースボールスタジアム。
光田君、余りストライクを取りに行かず、ボール球をうまく使ってほしいですね。
バッターは柴田武蔵。
際どいボールを見ます。
柴田は、春は不調で1番を打っていたそうです。
どんどん気負わずファーストストライクを狙っていけるようになって、そして調子を戻して、4番に返り咲きました。
バッターボックスの柴田。
ここもインコース、しっかりと見送ります。
バッター有利なカウントになりました。
同点タイムリーを放っている4番バッターの柴田。
勝ち越しのチャンス。
ライトがとって2アウト。
2塁ランナーも自重です。
同点タイムリーの柴田を打ち取りました。
柴田はこのチャンスを生かすことはできませんでした。
光田君、よく粘りましたね。
キャッチャーファウルフライと思って、それが落球して、その後、本当に丁寧にいい高さにほうっていますよね。
キャッチャーの田端も非常に気持ちは強いピッチャーだと話していた光田。
ただ、依然と2塁1塁のピンチです。
バッターボックスには5番の西川。
今日はまだヒットはありませんが、ここまでは4割超えの打率でした。
今大会5本のタイムリーを放っている西川です。
しっかりと見ます。
バッターの西川、ここまで4番の柴田とならんでチームトップの6打点を上げています。
ここも見ました。
3ボールノーストライク。
バッターボックス西川。
外決まります。
PL戦以外、全てのゲームでヒットを打ってきました、バッターの西川。
フルカウントにかわります。
ランナーは自動的にスタートを切ります。
一打勝ち越しの浪商。
もう古豪とは呼ばれたくない、そんな声が、選手たちから上がっていました、浪商。
外見ました。
フォアボールで2アウト満塁。
浪商、大きなチャンスをつくって、6番、強打者の北山に回ります。
ここでキャッチャーの田端が声をかけました。
浪商、勝ち越しに向けて満塁のチャンス。
バッターボックスにはエースナンバーを背負うが、初戦しかマウンドに上がれていない北山です。
初球から手を出します。
いいですね、北山君、初球から積極的に、1球目を、うまく打ちに行ってますよね。
PL学園戦では、決勝のソロホームランを放っている。
そんな強打者北山。
追い込んだのは光田です。
1点を失いましたが、粘りのピッチング。
最少失点で耐えた3回でした。
外見きわめます。
先ほども北山君、追い込まれてチェンジアップをうまく食らいついて、センター前に打っているんで、バッテリーが勝負球を何を持ってくるかですよね。
ふだんであれば、右バッターに対してはチェンジアップ。
それがウイニングショットですという田端の声もありましたが。
夏の大阪大会決勝。
1対1の同点。
先制は偕星でしたが、浪商、追いついて、ともに先発ピッチャーが粘る展開です。
それでは今日の試合、ハイライトで振り返っていきましょう。
まずは2回裏、浪商。
7番の岩川。
レフト前ヒット。
ここで、姫野との勝負は避けました。
そして、この戸嶋のタイムリーヒットでした。
勝負を避けられた後に、気持ちを出しましたね。
すばらしいバッティングでしたね。
その後、素川が盗塁を決めて、4番の柴田でした。
これが初球打ち。
これもインサイドの難しいボールを本当にうまく打ちましたね。
レフト前の同点タイムリー。
取られた後すぐ追いついた浪商です。
そして5回裏。
2アウト満塁。
ピンチを背負って、強打者北山だったんですが、偕星学園、エースの光田が抑えました。
粘りのピッチングを見せている両先発投手です。
ここまで1対1、両チーム、一歩も多くのお客さんが駆けつけました舞洲ベースボールスタジアム。
大阪大会の決勝戦です。
それでは、応援スタンドの様子を伝えてもらいましょう。
まずは先攻3塁側、大阪偕星学園のABC福井治人アナウンサー、お願いします。
偕星学園の4番でキャッチャーそしてキャプテンとしてチームを引っ張る、田端拓海君。
その拓海君が幼いころから目標にしていた人物が、こちらの方なんです。
兄の良基さん。
良基さんは、2012年、大阪桐蔭の4番バッターとして春夏連覇に貢献されました。
良基さんと拓海君、一体どんなご兄弟だったんですか。
小さいときから時間があれば野球をしていて、2人とも甲子園に出るのが夢でした。
甲子園まであと1勝ですけれども、何かメッセージなど送られたりしたんですか?はい、ここまで来たら、気持ちやぞという連絡を送りました。
最後に頑張っている拓海君に熱いメッセージをお願いします。
今は1対1、同点なんですけれども、ここまで来たら初出場してほしいので、頑張ってください。
お兄さんがたった、夢の甲子園まであと1勝。
田端君の活躍に期待です。
キャッチャー、田端のお兄さんは、藤浪晋太郎擁する大阪桐蔭で春夏連覇を果たしました。
田端さんは、4番バッターを打っていたという、そんなすばらしいバッターでした。
それでは続いて、後攻1塁側、大体大浪商のスタンドはABCヒロド歩美アナウンサーです。
お願いします。
威勢のいい応援が響いています、大体大浪商。
これ、浪商応援歌というんですね。
そしてその浪商応援歌にはあるストーリーがあるそうなんです。
こちらには応援団応援会長のヨシカワさんに来ていただきました。
ヨシカワさん、そのストーリー、教えてください。
浪商応援団は、昭和57年に廃部しましたけれども、現在は、浪商応援団OB会が毎年現役の子供たちに応援指導に当たっています。
そして、こちら、着ているものは?自分らの時代の応援団の制服です。
そして、最後に後輩たちに一言お願いします。
浪商勝つぞ!ありがとうございます。
浪商、創部は91年前。
大正13年。
その分だけ積み上がった野球部、そして、応援のスタンドの歴史もあります。
試合は6回、偕星学園の攻撃です。
この回は先制タイムリーの戸嶋からの好打順です。
今日は東大阪大柏原の元監督、現在は近畿大学野球部監督でいらっしゃいます田中秀昌さんのお話でお送りしています。
1アウトです。
ショート岩崎がさばいています。
先制タイムリー戸嶋を打ち取りました。
マウンド上、ピッチャーの西田です。
5回が終わって、整備の約10分の間、非常に嫌なピッチャーの西田君、先頭バッターを打ち取って、ちょっとホッとしてるんじゃないかと思いますけどね。
バッターボックスには3番の西岡。
横に落ちましたがファウルボールです。
失礼しました。
フェアゾーンに落ちて、ヒットです。
ヒットになりました。
西岡のツーベースヒット。
逆方向への強い打球。
これが長打になりました。
西岡、ツーベースヒットで出塁。
風で大分戻されましたね。
偕星学園が勝ち越しのランナーを出して、そして、4番バッターの田端です。
2塁ランナー3塁へ。
満塁の大きなピンチ、しのいだ後、6回偕星学園1アウト、ランナー3塁のチャンスです。
バッターボックスは4番バッター、田端拓海。
大商大堺戦ではスクイズも決めている4番バッター。
内野は前進守備をとります。
ここは見ます。
作戦としてもスクイズは考えられるんですかね。
4番バッターですから、本来はヒッティングでしょうけどもね。
スイングで来ました。
しかしスクイズ失敗。
笑顔を見せていたのは山本セキ監督です。
ここは意外にもきましたね。
ちょっと予測外でしたね。
これを決めることはできませんでした。
西岡、ツーベースヒットで出塁。
バッテリーミスもあって、3塁までランナーが進んでいます。
先頭バッターを打ち取ったんですが、やっぱり6回は気をつけなきゃいけないところなんですね。
グラウンド整備がありました。
少し間があいた、その後の6回。
またスクイズで来ました。
3塁ランナーホームイン!4番バッターのスクイズで勝ち越しました!2対1。
初の甲子園を目指して、偕星学園が勝ち越しを決めました。
追い込まれてからのスクイズ。
1塁線ぎりぎりのところ。
キャプテン、4番の田端がわざありのスクイズで勝ち越し。
これ、浪商としては考えてなかったんですかね。
追い込んでますからね。
こういう練習をずっとされてるんでしょうね。
たとえ4番であっても、姫野君であっても、スクイズがあるよという形でずっと練習とか、やってきたんでしょうね。
僕はどの打順でもバントをすると。
どこでバントの構え、サインが出されても動じないような心構えは常に練習でつくっていますと話していました、山本セキ監督です。
ランナーはなくなりました。
バッターボックスは岸頼大。
岸は1塁キャンバスを蹴る。
悠々2塁到達。
ツーベースヒット。
2アウト、ランナー2塁です。
大きくゲームが動いている6回。
この回2本目の長打が生まれました。
カーブを打ってきましたね。
カーブが本当にベルト付近に来ましたね。
しっかりと岸君が引きつけて、上からたたきつけましたね。
この試合まで6割の打率を超えていた岸が、決勝戦でもそのバッティング、打力の高さを見せつけました。
ツーベースヒットで出塁。
嫌な6回になりましたね。
1アウト、先頭バッターをとったところまではよかったんですけど、不運な長打とバッテリーミスでね。
バッターは濱口です。
なおもピンチは変わりません。
大体大浪商、マウンド上はピッチャーの西田。
バッターボックスには濱口です。
濱口は準決勝、大冠戦でタイムリーツーベースヒットを放ちました。
応援にも力が入ります。
偕星学園高校、初の甲子園を目指します。
アウトです。
6回にゲームが動きました。
キャッチャーキャプテン、4番バッター田端のスクイズ。
1度失敗して、追い込まれてからのスクイズ。
これは浪商も、まさかという気持ちもあるんですかね。
田端のスクイズ成功で、2対1。
大阪偕星学園が勝ち越しました。
追加点をもらったマウンド上の光田。
対するサードは岩川です。
バッターサードの岩川。
追い込みました。
マウンド上、エースの光田。
変化球で空振り三振。
三球三振で先頭バッターを抑えました。
また援護点もあって、内容も変わってきますかね。
そうですね。
いいところで決まりましたね、変化球が。
浪商からしたら、下位バッターなんですけど、1人出たら、一番いいバッターの素川君に回るんでね。
誰でもいいから1人ランナーが出たいところですね。
光田もテンポが上がりましたかね。
そうですね、やっぱり勝ち越し点を取ったんで、気分的にも乗ってきますよね。
大体大浪商、36年ぶり、14回目の甲子園を目指します。
バッター有利なカウント。
とにかく、塁に出られるか。
フルカウントに変わります。
バッターは亦木。
高めに浮いて、それを見ました。
亦木がフォアボールで出塁。
ランナー出ました。
大きいですね、今のフォアボールは。
これで1番の素川まで打順がめぐります。
バッターボックスにはピッチャーの西田が入ります。
同点のランナーが出ました、浪商。
今日は偕星学園、3回に戸嶋のタイムリーで先制しましたが、そのすぐ後の攻撃。
4番バッター柴田のタイムリーで追いついた浪商です。
偕星の選手の交代があります。
ライトの濱口がピッチャーに代わります。
そしてピッチャーの光田がライトに入る。
そういった構成を見せました。
ピッチャーは背番号9番の濱口です。
濱口尚弥はこれがこの大会初めてのマウンドになります。
こういう決勝の舞台でこういうところでほらすって、珍しいですよね。
勇気が要りますよね、ベンチとしても。
光田は95球で、一旦ライトに下がりました。
ピッチャーの西田君に対して、打ち取ってますから、ショートでゲッツーも打ち取っているんでね。
どういう意味なんでしょうね。
姫野君が来るんであれば、分かるんですけれども。
ここまで試合で投げているのは、姫野、あるいは高谷。
高谷は現状ベンチにいますが。
この辺りのピッチャーが投げてきた大阪大会ですが、背番号9番、マウンド上の濱口がこの夏、初めてのマウンドに上がります。
決勝戦同点のランナー、1塁。
山本セキ監督が大きく動きました。
姫野ではなく、濱口。
西田君、ライトの守備も突然行きますんで、風が非常に舞ってますんで、気をつけないといかんところでしょうね。
光田はここまでセンターでの守備はありましたが、ライトはこの大阪大会初めての守備となります。
バントの構えはピッチャーの西田。
まだ一度もマウンドに上がっていない、濱口が,konokeltusilyousenntezdマウンドにたくされました。
1アウト、ランナー1塁、バントの構えは変わりません。
西田。
ファースト岸がさばきます。
送りバント成功。
2アウト、ランナー2塁。
初回以外、毎回得点圏にランナーを進めている浪商。
勝ち越された後の攻撃。
まずは同点に追いつこうという四田監督の采配です。
素川君にとっては左バッターなんで、左ピッチャー西田君のほうが嫌やと思うんですけどね。
ここで代えないですよね。
マウンドに上がっているのは右投げ、この夏初めてのマウンドという濱口。
内野は前進守備を見せます。
2塁ランナーかえせば同点。
浪商、6回の攻撃。
ボール先行します。
昔は強かったとは、もう呼ばれたくない、そう話す浪商の選手たち。
1番の素川にチャンスをつくりました。
飛びついてとりました。
1塁送って、この夏初めてのマウンドに上がった濱口。
ピンチをしのぎました。
さらにはそれをバックが守り立てました。
ショート。
2年生の的場、的場、このプレーです。
よく飛びついてとりましたね。
その後もすぐ態勢を立て直して、素早く送球したのがいいプレーになりましたね。
今大会ノーエラー。
かたい守備、ショートストップの的場がファインプレーを見せました。
勝ち越して、そのリードを守りました偕星学園。
この回は7番バッター福田からの攻撃になります。
レフト前ヒット。
今日初のノーアウトでのランナーが出ました。
勝ち越して、ピンチをしのいで、さらに先頭バッターが出塁。
終盤7回、初の甲子園を狙う、偕星学園高校の攻撃です。
前の途中からライトの守備につきました、エースの光田。
バントの構えです。
初球でしっかりと仕事を果たしました。
光田の送りバント成功で、1アウト、ランナー2塁です。
1球で決めると、非常にリズムに乗ってきますんで、いいバントでしたね。
攻撃にリズムが出てきますよね。
そして的場に回ります。
的場は、今日ライト前にヒットを放っています。
第2打席。
大阪偕星学園は、4番バッターのスクイズで勝ち越しています。
最低でも進塁打を打ってほしいですね。
そして、姫野君に回すという形でね。
9番バッターの仕事をしてほしいですね。
外野は前進守備をとります。
大阪偕星学園、追加点の大きなチャンス。
マウンド上は今日先発の西田。
ここまで何度もピンチを封じてきましたが、前の回4番にスクイズを許しています。
ヒット!2塁ランナーが3塁キャンバスを蹴って、追加点のホームイン!守備でファインプレーの後は、追加点となるタイムリーツーベースヒット。
2年生ショートストップ的場がみせました。
3対1。
初の甲子園に向けて大きくリードを広げます。
バッテリーとしては、進塁打を打たさんように、結構インサイドを攻めてたんですけど、ちょっと力んで、西田君、逆球に行きましたね。
しかし、いい高さなんですけども、この的場君乗ってるんでしょうね。
あの高さをうまく踏み込んでライトに持っていきましたね。
前進守備、ライトの頭上を越えるタイムリーツーベースヒット。
また風が再来しましたね。
これで偕星のほうにいい風が吹きましたね。
ファインプレーの後、9番ショート的場が見せました。
今日初めて2点のリード。
偕星学園です。
この後ですよね。
西田君はね。
一番いいバッターに回ってきましたんでね、ここは気持ちを切りかえて丁寧に丁寧に投げることですね。
第2打席は敬遠策。
ただ、第3打席はライトフライ。
勝負して打ち取りました。
1番姫野対ピッチャー西田。
打率は4割7分8厘。
ホームラン2本を放っています。
ここまで7打点の姫野。
アウトコースに強い球が決まります。
ここは見ました。
このピンチをしのげるか、浪商。
見て、ストライクです。
追い込んだのは西田光汰。
姫野のとの勝負を避けさせられて、悔しい思いもありました。
マウンド上の西田。
高めに浮きます。
浪商は2年生のピッチャーが3人いますが、ベンチに動く気配はありません。
ファウルボールです。
真っすぐで勝負をします。
球速以上に力のある…。
いいボールですね。
ここは西田君何とか踏ん張って、味方の攻撃につなげたいところですけどね。
この回、追加点を許しました。
チャンスに姫野。
外見ました。
フォアボールです。
1アウト2塁1塁に変わります。
ここはいいバッターですから、1塁ベースがあいてますので、守るほうもゲッツーとれる態勢になりますんで、そう深刻に考えずに、バッテリーを攻めていってほしいですね。
2番バッターに対して。
先制タイムリーの戸嶋。
1アウトですが、バントの構え。
ここまでチームトップの7つの犠打を決めています。
いいバントになりました。
先制タイムリーを放っている戸嶋ですが、しっかりと自分の仕事を果たしました。
2アウト、ランナー2塁3塁で3番西岡を迎えます。
バッターボックスの西岡。
センターがとりました。
7回に偕星が1点を追加しました。
3対1と浪商とのリードを広げています。
これから7回裏、2点を追う浪商の攻撃です。
今日は東大阪大柏原高校元監督、現在は近畿大学野球部監督を務めていらっしゃいます田中秀昌さんのお話でお送りしています。
7回に偕星学園に流れが傾いたかなと思ったところ、最少失点で抑えていますね。
そうですね。
浪商もチャンスがありますのでね、終盤入ってきまして、西田君も2点リードで先が見えてきますんでね。
ここからが本当に勝負になっていくと思いますね。
先発光田からこの夏一度もマウンドに上がってなかった濱口をマウンドに上げました。
そして、ライトに下がっていた光田を再びマウンドに上げました。
大阪偕星学園の山本セキ監督です。
浪商はこの回2番岩崎からの好打順になります。
クリーンナップ3人のバッティングが得点力を大きく左右する、そんなチームですと話していました浪商の四田監督。
レフト前ヒット。
2番の岩崎がヒットで出塁。
自慢のクリーンナップにつなぎます。
うまく低めの変化球をしっかり三遊間に持っていきましたね。
ナイスバッティングですね。
この低いところ、うまく打っていきました。
岩崎、レフト前ヒットで出塁。
左バッターボックスは、3番キャプテンの津田。
まずはバントの構えを見せました。
6回には一度マウンドを下がった光田ですが、次が100球目になります。
バントの構えで見送ります。
これは送ろうというバントではないんですかね。
そうですね、3番バッターのキャプテンですからね、ヒットエンドランの確率も高いですね。
バッターボックスは津田椋哉。
アウト!盗塁失敗。
ここはキャプテン、勝ち越しスクイズを決めたキャッチャーの田端がその強肩を見せました。
落ちついていました、キャッチャー田端。
これは偕星としては大きいですよね。
大きいですね。
単独スチールなのか、サイン違いなのかちょっと分かりませんけども。
ちょっともったいないですよね。
ランナーためたい、あるいは先に進めたい浪商からすると厳しい展開にはなりました。
1アウト、ランナーありません。
偕星の田端君も落ちついて送球しましたね。
間に合いません。
ここはキャプテンの全力疾走、内野安打で出塁です。
ファーストかセカンドか、ちょっと難しいところかなというところに飛んだんですかね。
ファーストが出ないと内野安打になってしまいますんで、ファーストがすぐセカンドに任せましたね。
打球を追いかけて、ピッチャーがベースカバーに来ますんでね。
ファーストが追いかけなくちゃいかんですね。
浪商としては、ラッキーですよね。
一度はいなくなったランナーが復活したような形になりました。
1アウト、ランナー1塁。
4番バッター、同点タイムリーの柴田です。
3回には初球を打っての同点タイムリーでした、バッターの柴田。
36年ぶりの甲子園を目指します浪商。
追い込まれました、4番バッターの柴田。
何とか柴田君、後ろにつなぎたいですね。
自分が何とか塁に出て、同点のランナーになりたいですよね。
ここは牽制球をはさみます。
柴田は不調で、春の大会では1番を打っていました。
そこでつなぐ大事さを学んだというバッター。
既に100球を超えています。
創部は91年前。
大正13年。
甲子園では夏2回、春2回、何度も甲子園に華を添えてきました。
浪商。
ただ、その浪商が36年、大阪大会の頂点には立てていません。
2点を追います。
バッターボックスは4番バッターの柴田。
この後は、好打者5番の西川も控えます。
ライト前ヒット。
4番バッター柴田、つなぎました。
ファウルで粘って、そして、同点のランナーとして塁に出ます。
よく粘りましたね、柴田君。
インサイドのボールですけれども、うまく右へおっつけましたね。
決していい当たりではありませんでしたが、1・2塁間、破っていきました。
これは大きな一打になります。
同点のランナーが出て、好打者西川を迎えます。
チームトップの6打点を上げています。
今大会、ここまでタイムリーヒット、5本を放っている西川。
PL戦以外、全てのゲームでヒットを放ちました。
今日はまだヒットがありません。
バッターの西川。
準決勝以外は全て先制してきた浪商ですが、今日は先制点、偕星学園に奪われる形となりました。
2点を追う展開。
平行カウントに変わります。
もう古豪とは呼ばれたくない、そんな言葉が選手の節々にあらわれます。
監督もひたすらに個別指導をしたという、西川。
インコース、見きわめます。
6番、ホームランを打っている、北山に回ります。
この回既に100球を超えているマウンドの光田に対します。
ダブルプレー!大きなピンチをダブルプレーでしのぎました偕星学園です。
好打者西川だったんですが、打ち取りました。
ここもよくしのぎましたね。
球数も多くなっているんですが。
先ほど、2回ね、ゲッツーを取った、非常に大きなプレーですよね。
当たり前のプレーなんですけれども、しっかり二遊間、守ってますね。
浪商としては、チャンスをつくるんですが。
あと1本が出ないですよね。
今日は近畿大学野球部監督、田中秀昌さんのお話でお送りしています。
バッターは勝ち越しスクイズを決めた田端。
マウンド上の西田も、球数が多くなっています。
デッドボールで出塁を許します。
キャプテンの田端がデッドボールで出塁。
岸頼大は既にバントの構えをしそうです。
チーム一の好打者でもあるんですが、ここは次の1点を取りにこようという山本監督でしょうか。
ここは次の1点を取りにこようというところなんでしょうね。
そうですね。
バントの確率が高いと思いますけども、浪商も一か八かで出てきましたからね、バントをやらせない体形になっていましたよね。
送りバント成功。
1アウト、ランナー2塁です。
次の1点を取りに来ました。
2点リードの偕星学園。
岸がしっかりとバントを決めています。
バッターボックスには、先ほどマウンドにも立ちました、ライトの濱口です。
この夏初めてのマウンドでしたが、いいピッチングを見せましたライトの濱口。
チャンスで打席が回ってきました。
柴田がとりました。
2アウト、ランナー2塁に変わります。
バッターは7番の福田です。
球数もふえてきましたが、西田のピッチングはいかがですか。
本当に投げるスタミナがありますよね。
点は3失点なんですけれども、1球1球丁寧にほうってますよね。
次が100球目。
マウンド上、2年生、西田。
西田が追い込みます。
3年生の北山に代わって、この西田、熊谷、中村、3人の2年生がチームを引っ張っていきます。
6回7回と、1点ずつ失いはしましたが、最少失点でくいとめています。
この回何とかしのぎたい西田。
少し高めに浮きました。
この後はピッチャーの光田が控えます。
ここをしのいで、この後の攻撃、逆転劇につなげていきたい、浪商。
たくさんのお客さんがこの一戦を見守ります。
48代表校が決まって、残る椅子はあと1つ。
この大阪決勝の行方によって最後の1校が決まります。
全国高校野球選手権大会、本大会は8月6日開幕となっています。
初出場を狙う大阪偕星学園が36年ぶり14回目の出場を狙う大体大浪商をリードする展開です。
これから8回裏、浪商の攻撃に移ります。
浪商はこの回、大阪大会ホームランも打っている北山からです。
この試合は近畿大学野球部監督でいらっしゃいます田中秀昌さんの話でお送りしています。
バッターは北山。
ピッチャーはかわらず、光田がマウンドに上がっています。
バッターにとっては強い向かい風、舞洲ベースボールスタジアムです。
バウンドして、はじきました。
北山、この回先頭バッター出塁です。
北山が塁に出ます。
うまいですよね。
逆らわずに、センター中心にはじきかえしてますからね。
記録はエラーになりました。
打球、速かったですけどね。
ちょっとかわいそうですね。
ただ、先頭バッターが出ました。
バッターは岩川です。
2点差の8回、バントの構えを見せました。
送ってきますか。
あと2イニングスで2点差でね、さっき7回もちょっと中途半端でしたからね。
2点差を追います、浪商。
この後は8番の亦木、9番の西田。
恐らくピッチャーの西田君のところで代打を出すと思いますけどね。
偕星にとっては、バントで1つアウトがふえるんですから、大きいと思いますけどね。
先頭バッターに出塁を許しました。
既に120球を超えています。
偕星学園の先発光田。
中1日あいてはいますが、ここまでは4連投。
コースが外れます。
光田はここまで4試合で完投。
大きな声援を送ります。
ダブルプレーは免れました。
岩川、ショートゴロでアウトになっています。
1アウト、ランナー1塁。
何とか進塁させたかったと思うんですけどね。
結果的にはアウトカウントが1つふえて。
ちょっと中途半端ですね、7回、8回と。
バッターは亦木です。
1塁ランナーは3塁へ滑り込みました。
キャッチャー亦木がヒットでつなぎました。
これで7イニングス連続で得点圏にランナーを置いています、浪商。
うまく右に持っていきましたね。
ここで、マウンド上に選手が集まって、伝令の選手も出てきました。
ヒット数では浪商が二桁安打行きましたからね。
あと1本が出ないというような点差が偕星のほうがリードしていると思いますね。
伝令が下がっていきました。
同点のランナーまで出ました。
1塁3塁。
チャンスは浪商。
代打はありません。
ピッチャーの西田がバッターボックス。
ここはキャッチャーが1球明らかに外しました。
これはスクイズの警戒と見ていいんですか。
でしょうね。
空振りです。
西田は今大会、まだ打点はありません。
3塁ランナーホームイン!粘ったピッチング、そしてこの夏初めての打点で1点差。
ピッチャー西田、内野ゴロの間に1点を返しました。
バウンド、高かった分…。
高い打球の分だけ、浪商にとってはラッキーでしたね。
サードランナーもスタートが思い切ってきれますからね。
一番いい形じゃないですかね。
1点入って、1塁ランナーから進塁しましたから、また一番いいバッターの素川君に回りましたね。
これは大きなプレーとなりました。
強打者素川との対決になります。
同点のランナー2塁のチャンス。
ピッチャー西田の内野ゴロの間に1点差に追いつきました、浪商。
1点入れては入れ返すそんなシーソーゲーム。
9回まで来ています。
リードは偕星学園。
この回先頭バッターは8番、好投続くピッチャーの光田からです。
ショートの頭上を越えていきました。
ピッチャーの光田がセンター前ヒットで出塁。
ノーアウト、ランナー1塁です。
120球以上の力投ですが、それでも初球打ち、積極性を見せました。
そして、今日2安打、ファインプレーもあった的場です。
ここまで4つの犠打を決めています。
しっかりと仕事を果たしました。
的場の送りバントで1アウト、ランナー2塁。
たった2球で、ランナー2塁の大きなチャンス。
9回、初の甲子園出場を目指す、偕星学園高校の攻撃です。
みんなバントがうまいですよね。
1球で決めてね。
リズムがいいですね。
近畿大学野球部監督、田中秀昌さんのお話でお送りしています。
とにかくバント練習は多くやったというふうに監督は話していました。
練習の成果が出ていますよね。
大事なゲームでね。
そしてチャンスをつくって、好打者姫野です。
今日は第1打席、敬遠もありました。
ヒットはありませんが、フォアボールで2度出塁。
前寄りの守備位置です。
ここはあからさまに勝負を避けるということはしないんですね。
ここは先ほどの3回と一緒で、無理することはないと思いますね。
たまたま次の戸嶋君に打たれましたけども、一番いいバッターですからね。
ピッチャー2枚看板の1人でもあります姫野。
2塁ランナーはタッチアップ、3塁に進みます。
ここまでは両ピッチャー、何とか最少失点で得点を与えるイニングはしのいできました。
そんな事を考えると、何とか1点差で最終回を迎えたいですね。
浪商からすると。
西田君と亦木君のバッテリーは、ここで何とか抑えたいですね。
ただ、サードに進塁しているので、バッテリーミスだけないように丁寧に投げてほしいですね。
そして打席には、勝負を避けられた後、先制タイムリーを放った戸嶋。
初球打ち!三遊間、抜けていきました。
レフト前ヒット。
また戸嶋がタイムリーヒット。
追加点、2点差、大きな意味を持つ2点差、4対2!大阪偕星学園、リードを広げました。
甘かったですね。
1球目ね。
だけど、戸嶋君、それを本当に見逃さずに、ヒットゾーンに持っていきましたね。
ナイスバッティングですね。
3回に先制タイムリー、そしてこの9回、貴重なリードを2点差に広げる、タイムリー、2番の戸嶋から生まれました。
偕星学園が2点をリード。
ヒットでクリーンナップ、西岡大和につないでいます。
4割近い打率を誇ります、打撃好調の西岡。
抜けました、レフト前ヒット。
1塁ランナーは2塁でストップです。
西岡のヒットでつなぎました。
2アウト、ランナー2塁1塁です。
何とか最少失点でしのぎたいこの回。
ボールがだんだんとベルト付近に来ましたね。
113球まで球数を重ねました、マウンド上、西田。
ショート岩崎が声をかけました。
ライトがボールをとりました。
9回にも、甲子園初出場を狙う偕星が1点を追加しました。
2点差で迎える最終回。
浪商の攻撃です。
今日は放送席のゲスト、近畿大学野球部監督でいらっしゃいます田中秀昌さんのお話でお送りしています。
この試合、トータル6点得点が入っているんですが、まだ2点取った回というのはないんですね。
そうですね。
本当に両チームともピッチャーがよく踏ん張っていると思いますね。
両先発ピッチャーが踏ん張りました。
最終回、浪商は2番、岩崎からの好打順です。
レフト前ヒット。
先ほどは、エース西田がピンチのときにマウンドに上がって声をかけていました。
ショートの岩崎が初球を打って、出塁。
これで1点差のランナーが出ました。
もう1人出れば、同点のランナーになります。
3番、キャプテン、セカンドの津田がバッターボックスに入ります。
初球から積極的に行きます。
津田は今日ここまで2安打。
5回にセンター前、7回にセカンドへの内野安打を放っています。
甲子園での優勝回数4回を誇ります。
ただ、長い間、甲子園出場からは遠ざかってきました、浪商。
レフト前ヒット。
ヒットでつないだキャプテンの津田。
2連打で、ノーアウト、ランナー2塁1塁。
同点のランナーが出ました。
もう古豪とは呼ばせない、そんな声が選手たちから上がりました、浪商。
よく粘ってますよね。
キャプテンも本当に逆らわずに逆方向に持っていきましたね。
これを4番バッター、ヒッティングするのか、バントで送って、一打同点の機会をつくるのか。
柴田は3回に初球を打っての同点タイムリーを放っています。
近大付属戦では、先制のソロホームランも放って、今日も2安打の柴田。
柴田武蔵、バットは構えます。
初球を見ました。
勝負できますか、4番バッター。
ベンチのほうは柴田に託しましたね。
1塁ランナーかえれば同点です。
広い舞洲のフェンスに向かっていくようなボールでした。
左に切れています。
浪商の柴田、近大付属戦、先制ソロを放った長打力もある4番バッター。
一発長打が出れば、逆転サヨナラですからね。
バッテリーは、まずアウトコースを攻めないと。
三遊間、抜けていきました。
2塁ランナーストップです。
3塁にとまります。
3連打で満塁。
昔は強かったともう言わせないと、誓った選手たち。
9回3連打。
満塁のチャンスをつくります。
しかしよく粘っていますね、浪商ね。
再び伝令を送ります。
伝令、杉上愛斗がマウンドに上がっていきました。
ここまで打たれたヒットは13本。
それでも毎回、最少失点でしのいできました。
ノーアウト満塁、バッターは西川です。
3塁ランナーはセーフです。
1アウト満塁。
ショートは好プレーもあった、2年の的場。
落ちついていました。
ランナーもよく戻りましたね。
負けてると、次の塁に行きたいんですけど、よく戻りましたね。
基本に忠実なプレーを見せました。
依然として満塁。
3塁ランナー、2塁ランナーかえれば同点。
さらには、サヨナラ、逆転のランナーも出ている浪商9回の攻撃。
バッターは北山です。
ファウルゾーンに切れます。
準々決勝、PL学園戦では決勝ソロホームランを放っています。
バッターの北山。
エースナンバーを背負いますが、けがのため、登板は初戦のみです。
ライト前ヒット。
3塁ランナーホームイン。
そして、2塁ランナーはタッチアウトです。
ただ、北山のライト前タイムリーで1点差に迫りました。
4対3。
浪商が9回、食らいつきます。
ライトへの打球、3塁ランナーがかえって1点差。
2塁ランナーはホームでタッチアウトになりました。
ちょっともったいなかったですね。
ライトに、ちょっと浅かったんで、コーチャー回しましたけど、1点取って、なおも1アウト満塁と、2アウトでは違いますからね。
1点差。
同点のランナーが2塁。
バッターは岩川。
浪商、勝てば36年ぶり。
100年めの聖地甲子園が迎え入れるのはあと1チーム。
サードが3塁踏んで、アウト!守り切りました!エース光田の力投で並みいる強豪校を下し、深く名前を刻みこみました。
私立大阪偕星学園高校。
大阪大会、初優勝。
大阪桐蔭を下し、浪商を下し、大阪の頂点に立ちました!浪商はあと1歩。
1点差まで追い詰めましたが、36年ぶりの聖地とはなりませんでした。
大阪偕星学園高校が初めて夏の大阪大会を制しました。
桐蔭に勝って、勢いに乗った偕星。
初の決勝戦を制しました。
大阪偕星学園高等学校、大阪の夏を初めて制しました。
対する大体大浪商、あと一歩のところでした。
力投、見せました、エースの光田。
対する浪商、最後まで投げ抜いた西田。
偕星学園、山本監督が宙を舞いました。
打倒大阪桐蔭でひたすら練習を繰り返し、その桐蔭を下し、一気に決勝までかけ上がった、2015年の夏。
初の甲子園出場を決めています。
4対3、偕星学園が浪商を下しています。
間もなく、山本監督のインタビューです。
放送席、放送席、そして球場内の皆さん、大阪偕星学園、山本監督です。
おめでとうございます。
どうもありがとうございます。
皆さんどうもありがとうございます。
優勝が決まった瞬間、両手で顔を覆われました、どんな思いだったんでしょうか。
いろんな思いが本当にみんな苦労して、苦労して、みんなが本当に、もうしんどいめして、頑張ってくれて、その思いがずっと本当にいろんな人たちの支えがあって、野球もやらせていただいて、本当に皆さんのおかげだと思って、感謝、感謝で、胸がいっぱいになりました。
すいません。
少し試合を振り返っていただいてもいいですか。
よく最後しのぎましたね。
本当に前半からいいピッチャーで力でドンドン押してこられるんで、一生懸命やってたんですけど、なかなか決定の1本が出ずに、本当に苦しい試合展開で先に点を取っているんですが、どんどん追いつかれてきて、全然余裕というのが全くなくて、いつどうなってもおかしくないような本当にいい試合だったと思います。
9回、あのピンチの場面でタイムを2回とりました。
どんな思いでベンチで見ていましたか。
光田が、彼に、どうだろうと、彼自身も僕らは信じて彼しかいないと。
本当に苦しい思いをさせてきた子なんで、本当に信じて、このまま信じてやるしかないと思いました。
激戦を勝ち抜いて、初めての甲子園です。
どんな試合、どんなプレーをしていきましょう?本当に大阪の代表としてはじないように、一生懸命、みんなで、全員野球で、みんなでつなぐ野球をやっていきたいと思います。
本当におめでとうございました。
ありがとうございました。
皆さんどうもありがとうございました。
放送席、放送席、キャプテンの田端拓海選手、エースの光田選手にお越しいただきました。
まずキャプテン、おめでとうございます。
ありがとうございます。
笑顔がとまりませんね。
今の気持ちを教えてください。
最高っす。
うれしいっす。
6回、大切なスクイズの場面、回ってきましたね。
あれはもう、みんなが暑い中応援してくれたりしてるんで、その思いがバットに伝わったと思います。
キャッチャーとして、光田投手、いかがでしたか。
完璧というか、最高でした。
では、その完璧だった光田君にも話を伺います。
ナイスピッチングでした。
ありがとうございます。
最後、マウンドでみんなに抱きつかれました。
どんな気分でしたか。
最高でした。
やっぱり、監督さんも最後は俺で行くというふうに言っていただいたんで、そこは自信を持って打たれても絶対勝てるという気持ちでずっと投げていました。
次は甲子園です。
どんなピッチングをしたいですか。
大阪代表として堂々と、はつらつとしたプレーで行きたいと思うんで、応援よろしくお願いします。
キャプテンも大阪代表として意気込みをお願いします。
大阪の全部のチームの思いを背負っているので、思い切って全力でプレーしたいと思います。
キャプテンの田端君とエース光田君でした。
おめでとうございます。
勝ち越しスクイズを決めたキャプテン、キャッチャーの田端。
そして、141球を投げました、エースの光田。
この2人のインタビューをお届けしました。
今日の放送はゲストに近畿大学野球部監督でいらっしゃいます、田中秀昌さんをお招きしてお送りしています。
田中さん、改めて今日の試合振り返ってみて、いかがですか。
常に偕星が先行していまして、やはり攻撃のほうでバントを全部で6つなのかな、決めたという。
非常に攻撃にリズムがあって、逆に浪商のほうがバントで送れなかったり、ヒッティングが、ゲッツーが2回になったりという、ちょっと攻撃のちぐはぐというところでこの4対3というスコアになったと思いますね。
それでは、今日の試合ハイライトで振り返ってまいりましょう。
まずは、3回表。
2アウトランナー1・2塁から、戸嶋のライト前タイムリーヒットで先制します。
さらに3回裏。
好打者素川が盗塁を決めます。
そして4番柴田。
初球でしたね。
そうですね。
本当にうまいバッティングでしたね。
取られて、すぐ取り返した浪商。
1対1の同点です。
そして1対1のまま試合は後半、6回表。
これがツーベースヒットになります。
先頭バッターは抑えてたんですけどね。
そうですね。
本当に風が偕星のほうに向いていましたね。
バッテリーミスがあって、3塁行った後、キャプテンが2ストライクからスクイズ。
思い切りましたね。
びっくりしましたね、4番にね。
偕星が勝ち越します。
さらに、守備でもすばらしいプレーを見せた、ショートの9番、的場がタイムリーヒット。
初めてリードを2点に広げた偕星学園です。
8回裏、浪商は、バッター5番西川。
1・2塁の大きなチャンス。
しかし6・4・3のダブルプレーでした。
チャンスはよくつくったんですけどね。
そうですね。
本当に、ここというときにゲッツーを2つとられましたね。
8回裏。
浪商はピッチャーの西田。
高く上がったショートゴロの間に1点を返します。
3対2、1点差に詰め寄りました。
そして、迎えた9回表。
この当たりはレフトに抜けていきました。
戸嶋の今日2本目のタイムリー。
4対2とリードを広げて、9回裏、浪商。
ここからでしたね。
よく粘りましたね。
9回。
岩崎、津田、そして4番柴田の3連打。
ノーアウト満塁のチャンスをつくります。
さらに北山が1点差に迫るタイムリー。
2塁ランナーはタッチアウトでした。
もったいなかったですね。
焦りもあったんですかね。
最後はサードゴロ。
偕星学園がエース光田の好投で初の大阪の頂点をつかみました。
大阪偕星学園高校が初の甲子園出場を決めています。
ただ、9回の浪商の3連打からの追い上げなんか見ていると、やっぱり高校野球は最後まで分からないなという。
本当に諦めずに、よく粘りましたね、浪商も。
ただ、偕星学園が1点を上回った、そんな展開となりました。
まずは、偕星の先発ピッチャーの光田がよく投げましたね。
本当に、何回もピンチを招いてたんですけども、ここというときに、低めに集めて、ゲッツーをとったりとか、よく粘りましたね。
途中濱口が、ライトからピッチャーでマウンドに上がって。
あれは一体何だったんでしょうね。
6回のね。
監督さんは光田と心中というようなことをおっしゃってたんですけど、何かよく分からなかったですね。
右左関係なく、ツーポイントで、ただ、結果的には抑えていました。
49代表全てが決まりました。
100年めを迎える聖地甲子園です。
北海道東北地区はご覧のような出場校となっています。
さらに関東。
こちらは清宮擁する早稲田実業が全国的にも大きな注目を集めています。
楽しみですね。
スーパールーキーですね。
1年生で。
1年生が注目を集めています。
早稲田実業。
さらには、茨城では霞ケ浦が、初出場を決めています。
関東で見ると、2年連続出場が多くなっています。
そして、東海、北信越の地区では、昨日代表が決まりました。
愛知、中京大中京が5年ぶりに甲子園に帰ってきます。
こちらも楽しみですね。
楽しみですね。
敦賀気比の春夏連覇も楽しみですね。
そして、近畿の代表校をご覧いただいています。
鳥羽高校が出場を決めています。
そして中国・四国。
高知の決勝戦、すごかったですね。
明徳。
明徳義塾が6年連続の出場を決めています。
そして九州地区。
九州・沖縄地区は、沖縄が5年ぶり、興南高校が甲子園に帰ってきます。
さらには明豊も4年ぶりに聖地甲子園に戻ってきます。
この大阪の決勝戦の結果を受けて、49代表全てが決まりました。
これから閉会式が行われる、舞洲ベースボールスタジアムです。
こうやってみていると、大阪で優勝するというのは本当に大変なことなんだなと。
本当に、唯一シードもございませんし、1回戦から登場すると、8試合戦わないといけないし、日程的に連戦もありますしね。
8試合をいかに戦い抜くかという、激戦ですんでね。
選手入場。
出場校180校で行われました、大阪大会。
その頂点に輝きました。
夏の頂上決戦、初の決勝戦を制した大体大浪商。
準々決勝、大阪桐蔭を破ったときには学校のホームページのサーバーがダウンするというような大変なアクセスもあって、全国的なニュースにもなりました。
打倒桐蔭でやってきて、そして実力をつけて、夏の大阪、一気に頂点まで駆け上がってきました。
私立大阪偕星学園高等学校が初の甲子園出場を決めています。
甲子園でこの偕星もどんな戦いをするのか非常に楽しみですよね。
日本一激戦の大阪、180校の代表ですから、監督さんもキャプテンもおっしゃったように、みんなの分を背負って大阪はやはり強いんやと、というような負けない野球を展開してほしいですね。
近年でいうと、大阪桐蔭は甲子園でも優勝してますけども、大阪の頂点でそのまま全国でも頂点を目指す。
ただ、一番最後に決まりましたんで、6日から開幕ですから、あとは、本当にコンディションづくりだけ間違えないようにしてほしいですね。
優勝しました大阪偕星学園高等学校に対しまして、大会会長より賞状並びに優勝旗、優勝楯が授与されます。
表彰状、優勝、大阪偕星学園高等学校。
第97回全国高等学校野球選手権大阪大会で、日ごろの鍛錬の成果を発揮され、頭書の成績をおさめました。
よってここに表彰します。
平成27年、7月31日、日本高等学校野球連盟、おめでとう。
まずはセカンドの西岡大和に表彰状が送られました。
そして重みのある、大阪大会の優勝旗。
キャプテン田端が受け取っています。
141球の力投。
光田が楯を受け取りました。
準優勝の大阪体育大学浪商高等学校に対しまして大会会長より、賞状並びに優勝楯が授与されます。
準優勝、5年ぶりの決勝でした、大阪体育大学浪商高等学校に賞状、そして準優勝の楯が授与されます。
表彰状。
準優勝、大阪体育大学浪商高等学校。
よってここに表彰します。
浪商の亦木、そしてキャプテンの津田、この2人が楯と賞状を授与しました。
両校選手に記念メダルが授与されます。
続いて記念メダルが授与されます。
大阪大会の決勝は大阪偕星学園が初の甲子園出場を決めています。
今日は放送席、東大阪大柏原高校元監督、現在は近畿大学野球部監督の監督でいらっしゃいます、田中秀昌さんのお話でここまでお送りしてまいりました。
田中さん、これで大阪大会もまた新しい1ページに向かうような形ですかね。
そうでしょうね。
今大会は大阪桐蔭高校が4連破というふうなことが言われていたんですが、見事、偕星が打ち破って、そのまま優勝しましたね。
どの学校にもチャンスがあるんじゃないでしょうか。
それだけ大阪で4連覇というのはレベルが高いということです。
田中さん、どうもありがとうございました。
どうもありがとうございました。
大阪大会決勝は、大阪偕星学園が初の甲子園への出場を決めました。
2015/07/31(金) 12:55〜15:25
ABCテレビ1
第97回全国高校野球選手権大阪大会決勝[SS][字] 大体大浪商×大阪偕星

激戦区大阪180校の頂点に立つのは?大体大浪商は牛島とドカベン香川のバッテリー以来36年ぶり14回目、大阪偕星学園は初の甲子園出場を目指します。

詳細情報
◇決勝
大体大浪商×大阪偕星
◇出演者
【解説】田中秀昌(近畿大学野球部 監督)
【実況】平岩康佑
◇球場
〜舞州ベースボールスタジアム
◇おしらせ
※最大延長16:58まで

ジャンル :
スポーツ – 野球

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
映像
音声 : 3/2+LFEモード(3/2.1モード)
日本語
サンプリングレート : 48kHz

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