(舞)デュエルで本当の崖っぷちに追いつめられたとき生き残るために必要なのは何か…。
それは自分自身で決断を下せる強い意志!
(舞)その勇気を持てないデュエリストは結局勝負に敗れることで仲間の思いを裏切ることになる!
(杏子)それでも私は仲間を…遊戯を守りたいの!バトル!「フレンドシップ」シルバー・ライトニング・アロー!〜「ハーピィ・レディ」を撃破!私の負けよ。
(遊戯)舞さん…。
(杏子)遊戯…。
お願い…これでおじいさんを助けてあげて。
杏子…。
うんボクやってみるよ!遊戯!自分自身の考えで…自分の意志で闘ってみる。
《それがデュエリストなんだ。
そうだね?もう一人のボク…》〜《ついに来たぞ…ペガサスの城に!》
(猿渡)貴様ら…。
スターチップを集めてきたのか?そうよ!だが優勝決定戦に出られるのは残り3人だぞ。
私たちがその3人よ!
(猿渡)なにっ!?
(城之内)オレたちは条件を守った。
文句はないはずだ。
失礼するわね。
ついに城にたどり着いたんだ…。
待て!なんだお前たちは!
(本田)はぁ?
(杏子)私たちは応援の者で〜す。
なに?
(猿渡)ダメだダメだ!そんな者を城に入れるわけにはいかん!だいたい貴様らどうやってこの島に…。
(舞)そんなカタいこと言わないで大目に見てあげてよ。
お願い。
ねっ!い…いやダメだ!これは規則だ!見逃すわけには…あぁっコラ!
(舞)ふっ!ぐわっ!
(みんな)それっ!待て!あぁっ!ヘヘ…ざまあみろ。
(猿渡)コラ貴様ら!開けんか!よし行こう!《待っててねじいちゃん…きっと助け出すから!》あれは…。
(城之内)バンデット・キース!
(キース)おやおやこりゃ驚いた。
お前らが城にたどり着けるとはよ。
バンデット・キース!テメエよくもオレたちを洞くつに閉じ込めてくれたな!おっ。
お〜っと。
そうカッカするな。
テメエの相手は後だ後。
なんだと!?これからおもしろい余興が始まるところだぜ。
あれを見な。
あっあれは!あっ…。
海馬君!
(キース)今から始まるぜ。
海馬とペガサスのデュエルがよ。
海馬君とペガサスのデュエル?
(Mr.クロケッツ)さよう…。
優勝決定戦の4人の参加者諸君ペガサス城にようこそ。
何人かよけいなものまで紛れ込んでいるようだがまぁそれは大目に見ましょう。
(Mr.クロケッツ)これよりデュエリストキングダムの闘いを勝ち抜いた誇りある諸君へペガサス様から祝福と歓迎の意を込めて特別試合をお目にかけるよう言いつかっております。
少しは手の内を見せてやるって言いぐさね。
(Mr.クロケッツ)さぁ…そうかもしれません。
ナメられたもんだぜ。
ではごゆっくりご観戦を。
海馬君…。
《海馬:モクバ待ってろ…。
必ずペガサスを倒しお前を取り戻す!》
(扉の開く音)
(ペガサス)フッ…。
ペガサス!ウェルカ〜ム。
私の城にようこそ海馬ボーイ。
(ペガサス)このデュエリストキングダムでユーのような誇り高きデュエリストと闘える日を待ち望んでいたので〜す。
心配には及びませんね海馬ボーイ。
私とのデュエルに勝てばモクバボーイはちゃんと元に戻してあげま〜す。
さぁ海馬ボーイ最高のデュエルを楽しみましょう!《ペガサスのミレニアム・アイには相手の心を読み取る力が秘められている》海馬もペガサスもどっちも負けちまえってのが本音だがよもしペガサスが負けちまったらオレたちの優勝決定戦が中止になっちまうってこともあるからな。
おう。
ここは海馬が負け犬になるのを拝ませてもらおうぜ。
《じいちゃんを助けるためにもボクがペガサスを倒さなきゃいけないのはわかっている…。
でもなぜだろう?海馬君には負けないでほしい…。
負けてほしくないんだ!》どうやら優勝決定戦の参加者も私の城に集まったようですね。
あっ!海馬君!遊戯…。
あれからこの城にたどり着いたのか。
フン…さすがだと言っておく。
《どうやら遊戯ボーイ…ユーはどうしても私と闘う運命にあるようですね》さぁ我々のデュエルを始めましょう海馬ボーイ。
おぉ〜!
(海馬)ペガサス!貴様とのデュエルはこのデュエルディスクで受けてもらおう!これはこんなふうにあおぐので〜すか?でもそれにはちょっと重すぎま〜す。
(ペガサス)それともこんなふうに転がすので〜すか?ふざけるな!ふぅ…。
ではこうしましょう。
デュエルディスクでのデュエルを受けてもよいですが私の代わりにディスクを投げる者を用意しま〜す。
なにっ!?それでその者には私が選んだカードを指示どおり出すようにメモを渡しておきま〜す。
あのヤロウ!
(ペガサス)それでもゲームをすることに変わりはありませんね。
アンダースタンド?ペガサス…貴様!1対1でオレと闘え!《ゲーム戦術において相手の土俵に上がらないことは基本です。
ゲームの心理戦はとっくに始まっているのですよ海馬ボーイ。
まぁあんなもので私のミレニアム・アイを破ることなどできはしませんがね…》私の代わりにこのディスクを投げる者を連れてきなさ〜い。
あれは!モクバ!モクバ…。
モクバ君…。
なんか様子が変じゃない?ペガサス…モクバ君に何を…。
どうしました?海馬ボーイ。
モクバボーイと会えて嬉しくないのですか?ペガサス!フフ…。
モクバボーイの魂はちゃんとこのカードに封印してありま〜す。
《獏良/遊戯:カードに封印!?》なんのこと?催眠術にでもかかっているっていのうか?ユーの目の前のモクバボーイは魂の抜け殻…。
バット私の言うことだけは聞きますけどね。
海馬ボーイ…ユーが私に勝つことができたならカードに封印したモクバボーイの魂を解放しま〜す。
ペガサス…貴様!《モクバ君…そんな!ペガサスの闇の力でモクバ君までが…》《そうか…海馬君はモクバ君を助けるためにあんなムチャなことを…》
(ペガサス)さぁ私の代わりにデュエルディスクを投げるのですモクバボーイ。
ま…待て!おやどうしました?海馬ボーイ。
(ペガサス)ユーの希望どおりデュエルディスクでデュエルができるのですよ?《オレに…このオレにモクバと闘えというのか…》モクバ:兄様!兄様…。
兄様!それだけは…それだけはできない…。
海馬君…。
わかったペガサス。
デュエルディスクは…使わない。
モクバボーイユーの愛しい兄様は残念ながらユーとは闘いたくないようで〜す。
モクバ…。
ではデュエルの準備をしましょう。
あぁっ!あっ!あ…。
あんな所からデュエルリングが…。
いよいよ始まるよ…。
海馬君とペガサスのデュエル…。
〜〜
(ペガサス)デュエルはキングダムルールで行いま〜す。
いいですね?ではデッキをセットしてくださ〜い。
海馬君!ペガサスの「ドラゴン族・封印の壺」に気をつけるんだ!「ドラゴン族・封印の壺」?あの壺の前では「青眼の白龍」でさえ無力と化す!慎重にデッキのカードを選ぶんだ海馬君!遊戯!なんで海馬なんかにアドバイスを…。
だって…海馬君は大切なモクバ君を取り戻すために闘うんだ!絶対に負けられないじゃないか!遊戯…。
遊戯!お前の気持は受け取っておく。
だがオレは自分のカードを信じる!愚かな…。
せっかくの忠告を。
相手がどんな手で来ようがオレはどんな時であろうとブルーアイズとともに闘う!そして貴様を倒す!
(2人)デュエル!〜では私のターンから始めま〜す。
(ペガサス)モンスターを守備表示で〜す。
更にもう1枚…カードを伏せておきます。
ターン終了。
《魔法カード…それとも罠カードか?》オレのターン!《海馬:オレの手札にはすでにブルーアイズが1枚…。
こいつで序盤から一気に攻め込む手もある。
だが問題は遊戯が言っていた「ドラゴン族・封印の壺」…》オレもカードを1枚伏せ…。
更に…「ルード・カイザー」を攻撃表示!
(海馬)守備モンスターに攻撃!オ〜ノ〜!ターン終了だ。
海馬ボーイのモンスターは攻撃力1800でしたか。
私のモンスターの守備力を200も上回ってます。
ワ〜オ!これは勝てそうなカードです!
(ペガサス)「パロット・ドラゴン」!攻撃で〜す!ならばカウンターで魔法カードを発動!ホワッツ!?伏せていたカードは「催眠術」!このカードは貴様のモンスターの攻撃力を800ポイント減らすことができる!今だ!「ルード・カイザー」!オ〜ノ〜!《どこまで本気だ…ペガサス!》なんだ?ペガサスってホントは弱いんじゃねぇのか?あっけなさすぎるわね。
あぁ…はっ!まさかペガサスのヤツ!うん。
これがペガサスのいつもの手なんだ。
油断しちゃダメだ海馬君!《場を盛り上げるための余興はこれくらいにしておきますか。
海馬ボーイ私にはユーの心が読める。
もちろんユーの手札もね。
フフフフ…》オレのターン!《ターンを重ねれば重ねるほどヤツの手札に「ドラゴン族・封印の壺」がある可能性は高くなる》《オレの勘ではヤツの手札にはまだ「ドラゴン族・封印の壺」はない!ならば勝負!》スト〜ップ!そのままねそのまま…。
そのカードを私に見せないように。
(ペガサス)ユーが今手にしているカードに対して罠カードを発動させま〜す。
なにっ!?伏せておいたのは…「予言」のカード。
このカードによってユーが今手にしているカードの攻撃力2000を境とするビッグオアスモールを私が予言しもし私の予言が当たっていればそのカードは私のものとなる。
な…なんだと!?私の予言は…攻撃力2000よりビッグ!でもそれだけではおもしろくありませ〜ん。
ズバリ言い当ててあげます。
そのカードは攻撃力3000のアナタの最も信頼するカード…。
「青眼の白龍」!《海馬:バカな!ペガサスはオレの手札を見透かしてるのか?》ではこのカードは私のもので〜す。
(ペガサス)いかがです?海馬ボーイ。
自分が最も信頼するカードを奪われた気分は…。
海馬君のブルーアイズが!マジかよ…。
《やはりペガサスはミレニアム・アイで海馬君の心を読んでいるのか》《まさか相手の手札を奪う罠カードが存在するとは…》このカードは私の手札に加えさせてもらいま〜す。
《ブルーアイズよ…》
(ペガサス)さぁデュエルを続けましょう海馬ボーイ。
オレのターンは「ルード・カイザー」を守備表示にして終了だ。
では私のターン。
《次のターン目に物見せてやる!》《その目は何か企んでいますね。
でもムダです。
私にはユーの心の動きがわかる。
マインド・スキャン!》〜《なるほど…。
ユーの手札にはウイルスカードがあるのですね。
次のターン闇・道化師を媒体にしてウイルスコンボを発動させ私のデッキを粉々にしようとしている。
さすが抜け目ない…。
だが私には通用しませ〜ん!》
(ペガサス)私はカードを1枚場に伏せ更にモンスターを守備表示にしま〜す。
これで私のターンは終了で〜す。
オレのターン!《ペガサス!貴様はこのターンで終わりだ!オレのカードは死のウイルスコンボ!闇・道化師を媒体にしてウイルスカードが発動する。
貴様のデッキを粉々にしてやる!さぁ攻撃してこい!》
(獏良)闇・道化師サギー!ひょっとして遊戯を苦しめたウイルスコンボ!?あれが決まればペガサスも苦しいぜ!いやダメだ!
(2人)えっ?ペガサスは読んでいる!
(城之内)なにっ!?ではここで場に伏せておいた魔法カードを発動させま〜す。
なにっ!?そのカードは「闇・エナジー」で〜す!場に出ている闇属性のモンスターは攻撃力が2倍!
(ペガサス)闇・道化師の属性は闇…。
したがって攻撃力が2倍!《しまった!ウイルスカードは攻撃力1000以下のカードしか媒体にできない!》
(ペガサス)よってウイルスカードは消滅!《くっ…ヤツめウイルスカードも読んでいたというのか!?》そして私のターン。
(ペガサス)私のカード「ダーク・ラビット」を攻撃表示に!闇属性で攻撃力が2倍!
(ペガサス)「ダーク・ラビット」闇・道化師を攻撃で〜す!そんな…。
遊戯を苦しめたウイルスコンボが…。
あんなにあっさりと破られるなんて…。
海馬君…。
《フフフ…海馬ボーイ…。
ユーの心に恐怖心が芽生え始めましたね。
バットこれからです…。
私の生み出した世界で本当の恐怖を味わうのは…》2015/08/01(土) 07:30〜08:00
テレビ大阪1
遊戯王デュエルモンスターズ 20thリマスター[字]
「モクバを救え!海馬VSペガサス」
詳細情報
あらすじ
ついにペガサスの城にたどり着いた遊戯たち。杏子や本田など仲間も一緒に城の中へ入っていく。すると城内では、今しもペガサスと海馬のデュエルが始まろうとしていた!ペガサスによってカードに封印されたモクバの魂を救うため、海馬の必死のたたかいが始まる!
番組内容
ゲーム好きの高校生・武藤遊戯が、ゲームショップを経営する祖父から古代エジプトより伝わる誰も解いたことがないという「千年パズル」をもらう。苦労の末に、千年パズルを解いたことで目覚めた「闇の力」。千年パズルが輝きだす時、闇に眠るもう一人の遊戯が現れた!遊戯の中のもう一人の遊戯…。新たなデュエルが今、始まる!
出演者
【[声]】武藤遊戯:風間俊介、海馬瀬人:津田健次郎、城之内克也:高橋広樹、真崎杏子:斉藤真紀、本田ヒロト:近藤孝行、海馬モクバ:竹内順子
原作脚本
【原作】高橋和希 スタジオ・ダイス
【シリーズ構成】武上純希
【脚本】武上純希、十川誠志、吉田伸
監督・演出
【監督】杉島邦久
音楽
【オープニング曲】
「voice」歌:CLOUD
【エンディング曲】
「元気のシャワー」歌:前田亜紀
制作
【製作】テレビ東京、NAS
【アニメーション制作】ぎゃろっぷ
ホームページ
http://ani.tv/yugioh/
ジャンル :
アニメ/特撮 – 国内アニメ
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