これ、日本人がフィリピン人を盾にして戦ったの。
あの大戦が起きた責任というのは私たちの世代にはないかもしれないけれどでも、同じ時代を生きている以上あれを繰り返してはいけないということを努力する責任というのは私たちにはある…。
「助けて!きわめびと」。
お悩みとことん承りますスペシャル!もう一度いきましょう。
先月スタジオを飛び出して行われた番組初の公開収録。
これまでの放送で特に反響が大きかった4人のきわめびとが集結。
「100人のお悩みにどれだけ答えられるかな?」の後編。
(拍手)さあここからは女性からの反響が大きかったファッションのお悩みを承ります。
政近準子さんです。
お願いします。
(拍手)まずは政近さんが伝授して下さった極意を改めて振り返るクイズからです。
人生一度でいいからキレイと言われたい。
(三宅)すごくキレイになったよね確かねこの方ね。
でも華やかな服は似合わない…。
(松嶋)これが意外やったよね〜。
山形県に暮らす敏子さん覚えてらっしゃいますか?
(三宅)覚えてます。
(松嶋)覚えてる。
そんなお悩みに挑んだのがパーソナルスタイリスト政近準子さん。
さあ123どれでしょう?
(三宅)3番だったよね。
(松嶋)3番3番。
(三宅)「道行く人」。
はい正解は3番です。
自分と他人との見え方のギャップを意識する事からキレイが始まるという極意でした。
いや結構ね感動したのはあの方の笑顔まで変わったんですよね?そうですね。
やっぱ表情まで変わる。
さあそんな政近さんに寄せられたお悩みご紹介しましょう。
こちら。
バブル時代って何年前なんだ…大丈夫かなこれ。
もう20年ぐらい前…。
きょんたさんはどちらにいらっしゃいますか?
(松嶋)え…あっ若いのに。
きょんたさんではこちらにお越し下さい。
音楽も登場曲のようにかかってきました。
こちらどうぞ。
わあもう懐かしいわボタンの形。
きょんたさんはこのバブル時代これを着てブイブイ言わせてたんですか?黒服の人に止められないような格好をしたいとか目立ちたいとかそういう感じで。
これを今更に利用できる方法はないかと?はい。
(笑い声)ものすごいラインナップがそろってますね。
あっいろいろ…。
え〜っとちょっとこれは難しい感じですね。
この辺のあきとかもすごい…。
何かねビスチェ…。
ここ随分あきがあるなと思って。
ただこの辺は割と微妙に使えそうなんですよ。
皆さんどうですか?で大切なのはやっぱりねこの時代のこの肩パットなんですね。
ブラウスにも入ってるんですね。
(三宅)まずは肩パットを外す。
これ何か数か所しかついていなかったので…ごめんなさい勝手に外させてもらいましたけど。
テロン系のブラウスは取るとつるんって落ちちゃう。
ここがポイントです。
それでね割と襟がブラウスなんだけど実は寝てるんですね。
割とペタンとすごく大きなものがついてますよね。
こういうのの実は立体感を出していく。
これだけで現代風になります。
分かりますかね?分かりますか?分かる?こっちの席の人ごめんなさい。
着れるかな?着てみて下さい。
(三宅)これきょんたさんどうですか?見て。
あっいい感じですよね。
着れそうです。
あの襟が小さくなっただけで何か昔の感じがなくなりますよね。
あのボタンは取ってイヤリングにしちゃ駄目ですか?あ〜すごい!リサイクルの天才やん!あれっ?ありがとうございます。
(一同)ありがとうございました。
(拍手)いやすばらしい。
納得できちゃうもんね見てね。
続いてのきわめびとはこの方です。
庭園デザイナーの石原和幸さんです。
よろしくお願いします。
お願いします。
世界中の庭園デザイナーが腕を競い合う…そこで日本人最多の7個の金メダルを受賞している石原さん。
あのエリザベス女王からも庭の魔法使いと賞されています。
あの時あれですか?ちょうど賞をね狙っているという…。
そうなんです。
結果はどうだったんですか?あっこういうの頂きました。
(三宅)また用意してますね。
ゴールドメダル!世界一の庭園デザイナーにねこれから何でも聞けるんですよ。
今ここにいらっしゃる訳ですからね。
石原さんの極意を改めてクイズで。
緑に囲まれて暮らしたい。
その願いは万国共通なようで…。
(三宅)覚えてる覚えてる。
「狭いベランダでも庭に変えられますか?」というお悩みありましたよね。
さあ123どれでしょう?
(松嶋)2!
(三宅)そうだっけ?縦に…縦使いするんじゃなかったっけ?正解は2。
(松嶋)ほら!狭い場所でも高さをうまく使えば緑に囲まれた空間を作れるという極意でした。
(松嶋)全然変わったもんね!
(三宅)うん。
石原さんに是非悩みを聞いてもらいたいという人がいます。
そのお悩みがこちら。
(松嶋)家の中?中。
20代だからね。
ピヨコさんいらっしゃいました。
じゃあこちらの方にお越し下さい。
中に?ベランダじゃなく?はい。
おっきいお庭とかもなくかつベランダ的なものもないので外でするっていうのは難しいなと思って。
ってなると家の中室内のどこかできるかなと。
日本はそういう人は多いですよ。
本当にもうね…。
じゃあ狭い空間だけども?そうですね。
で一番日が当たるキッチン周りにおっきい窓があるのでそこに棚とか作って置けるかなと。
プチトマトとか。
ガーデニングかつ何かこうすぐ使えるかなっていうような機能的なというかあれば教えて頂きたいなと。
まず家の中だからとか空間をまず考えなくて固定概念を外す。
どこでも庭は出来るんだという事がまず一つ大事だと思います。
はい分かりました。
という事でピヨコさんのお悩みを石原さんに答えて頂くために今日は特別にこんなものを用意しました。
こちらが石原さんが用意して下さったものですが。
ベジタブル盆栽。
ベジ盆を作って頂きます。
あれ?これがもしかして質問の答えにもなる訳ですか?そうです。
使わなくなったものとかこれ全部これが器だと思って下さい。
(松嶋)このお風呂の…。
(石原)そうです。
例えばこれに植物がパッと植えてあって玄関なんかにポッとあるとかわいい。
キッチンでもいいじゃないです?そういうふうにおちょことこういったとこに急須があってそこに植物が生えてたりすると物語があるじゃないですか。
そういうふうに考えて今日は皆さん是非作って頂きたいと思います。
こうしなきゃいけないって事をもう思わなければいい?まず固定概念をパンッとなくしちゃって真っ白い気持ちで子どもが絵を描くように。
子ども時代40年前やからな。
今も子どもみたいなもんじゃないかよ!このベジ盆作りは実際皆さんにも体験して頂こうと思います。
チームを作ります。
ベジ盆に挑戦してもらうのはこの3チーム。
ボケとツッコミがさえ渡る三宅さん松嶋さんチーム。
眼鏡が凜々しい小松さん坪田さんのきわめびとチーム。
息子に取れたてトマトを食べさせたい。
視聴者代表ピヨコさん。
どんなベジ盆が出来るかな?よ〜いスタート!おっピヨコさん欲しいと言っていたミニトマトを。
(石原)相当楽しいですねそれ。
ヘヘヘ。
1分ぐらい経過しましたね今。
何かこっちの方がかわいいのいっぱいあるな。
色みね。
何を入れるか奪い合いみたいな感じになってますね。
できればコケもねふんだんに使って頂きたいなと。
(三宅)俺…俺結構まとめたつもりなんだけど松嶋が全部壊していく。
これはですねまず器に対して何か自分でイメージを作ります。
例えばかわいく作りたいとか何か驚かせたいとか…。
松嶋さんどこまで行くんですか?あと30秒ですよ。
(三宅)松嶋お前…あと15秒です!もうちょっと頑張ってほしいなみたいな。
残り10秒!松嶋さ〜ん!はいはい〜。
待って。
もうちょっとよ。
残り5秒!4321終了!
(拍手)はい。
皆さんにそれぞれ作った作品どんなところがポイントか説明して頂きましょう。
夏らしくですねまあ貝殻の…浜辺にしたかったんですけどこれしかないのでコケでね浜辺を表してですね。
そしてこんな木の下でミントティーを飲んだら涼しいかなというね。
そういう事ですよね?そう!この紫とこの色合いがムチャがない。
そうです。
笑って下さいね皆さんここ。
(拍手)ピヨコさん。
はい。
ええっとやっぱり子どもが見ても喜んでくれるようなものにしたかったので。
ちょっとこの中をジャングルじゃないですけど森に見立てて人もいたりあとこれが木でやっぱりこうちょっとトマトも食べたいし。
(三宅)これもジャングルの中の一貫ですか?
(ピヨコ)はい。
(松嶋)え〜やるやん!きわめびとチーム。
じゃどうぞどうぞ。
いやもうこれはですね過去から未来へちょっと一歩進むという事で。
まさに中学1年生の英語の教科書からレベルを下げながらでもちっちゃくすごく…片づけも小さい一歩大事ですから。
これを大事にするというコンセプトを込めて過去から未来へ小さく一歩という。
最後に石原さんにもベジ盆を作って頂きましたのでそれを見せて頂きます。
ちょっとずるくない?いい…いい…いい器取ったな。
ちょっとだけ…。
(松嶋)全然違うね。
トマトが盆栽みたいですよね。
はいはいはいはい。
(石原)これはですね岩壁からこう力強いトマトが出てきて実がなるっていう。
(三宅)外に向けてバンッといってたんですね。
ありがとうございます!いやでも楽しいですよね?楽しい。
(三宅)これね〜。
自由な発想でやって。
子どもたちとも一緒にすればもっと柔軟…ねえ。
一緒に楽しめますね。
(三宅)楽しかったですよ。
石原さんどうもありがとうございました。
(拍手)このベジ盆誰でも簡単に作れます。
ポイントは?手軽に作品全体の統一感を出す事ができます。
立体感が生まれ奥行きのある作品に仕上がります。
お試しあれ!お悩みのある方ボードを挙げて下さい。
どうぞ!ここで石原さんにもう一つ質問が。
ねえ!あれ面白い!
(三宅)詳しく聞くとどういう事ですか?マンションの専用庭でバラを育てているんですが庭が南向きなんです。
ですので花がちゅうちょなく南の方へ伸びていくんですね。
部屋から見ると常にバラの後ろ姿を見る事が多く寂しい思いをしてるんですが。
常にバラの後頭部しか見えない?
(石原)それはもう簡単です。
簡単?これは植木鉢の下にキャスターをつけます。
クルッと回せばすぐ元に戻る。
はい。
でまた3日ぐらいしたら向こう向くのでまた回すと。
どうですか?これ。
キャスターつける。
とてもすてきなアイデアだと思うんですが…
(石原)プランターが大きい?もう花壇にしてあるんです。
花壇…。
じゃあできれば…植え替えて軽くしてあげる。
そしてたまにこう鉢を替えてあげるといいと思います。
分かりました。
ありがとうございます。
でもバラって難しいのにすごい。
難しいんですよね?育てるの。
(石原)そうです。
消毒がね。
ちょっと!今トゲ作ってみてたのに。
続いてのお悩みです。
続いてのお悩みはこちら。
「助けて!助けて!」。
50代のジュピターさんから頂きました。
こちらまでお越し下さい。
(拍手)そうですか。
50代になってって事ですか?はい。
だんだんとだんだんと…。
体型も変わってきて。
それ皆さんそうなんですけどもね。
そして例えばこういう黒っぽい…?やはり黒でちょっとでも締めたいので同じ感じになってしまいます。
何が似合うか分からなくなってきたっていう事には自分の変化に対応できないっていう事が1つ。
でしかも自分がこういうの似合うんじゃないかと思ってる幅がむちゃくちゃ狭くなっていくんですよ年齢とともに。
もうこういうの駄目。
ああいうの駄目。
そういう言葉を気にする人が多いんですよね日本人は。
気にしますか?気にします。
やはり無難に収めたいんです。
言われないようにみたいなね。
なので一番大事なのは自分はこうだって思ってる事をちょっと置いといてやっぱりね敏子さんの時もやったんですけどどう客観視するか。
それで…これが…それをどうしたらいいのかっていうのが番組でご紹介したのがあるんですよね。
そうなんです。
これあの…三宅さんと松嶋さん。
(松嶋)やった〜。
分析表で。
なりたい自分のイメージと人から見た自分のイメージ。
この2つを比較する事がファッション分析表のポイント。
これを使ってジュピターさんどう変身するんでしょう。
さあじゃあ会場の皆さん今これ見ながらつけて頂いていいって事ですか?はい。
(三宅)いや〜つけて頂きましょうか。
(松嶋)3つね3つです!
(政近)こういうのがいいんじゃないかなとか何かこういうの着てもらったらきっと似合うんじゃないかなみたいなもの。
新しい視点でこういうのも是非チャレンジしてみたら?それに丸してあげる事も大事です。
では発表して頂けますか?こちら側に見せて頂いて。
「きちんとした」っていう事と「安心」と「素朴」の3つをつけております。
「きちんとした」「安心」「素朴」。
この「安心」「きちんとした」「素朴」という以外を会場の皆さん丸つけた方いらっしゃったら教えて頂けますか?挑戦して頂きたいな。
ほらほらうれしそうでしょ?今よろけました。
(政近)今見ました?この顔。
だからなぜか…ジュピターさんの旦那さんもいらっしゃってるんです。
(一同)こんにちは。
(松嶋)旦那さんは白なんやね。
旦那さんはジュピターさんの…どういうふうに丸をつけましたか?一緒ですね。
ありがとうございます。
やはり客観視っていう事を実は着るものが分からなくなってきた人ほどこれ7割人の意見を7割入れていく。
そして自分で丸したものここに実はこだわってスタイリングしてみて下さい。
「えっ私ってこんなものも着れるのね」。
でも3つ自分が好きなものは3割入ってますから嫌じゃないんですよ。
なるほど。
でもほかの人の意見が7割も入っている。
(政近)7が理想です。
(松嶋)じゃあ例えば先生…いやそれはこれからやってみるんですよね?実際にチェンジする。
(松嶋)すみませ〜ん!もう好きだわ松嶋さん。
このあと番組の最後でジュピターさん変身して頂いてまた登場して頂きますから。
どうぞお楽しみに。
(拍手)着替えが終わったようです。
ちょっと待って下さい。
旦那さんはまだ見てないですよね?まだ見てないです。
見てないですよね。
さあそれではお入り頂きましょう。
ジュピターさ〜んどうぞこちらへ。
(拍手と歓声)すごい!
(松嶋)え〜!
(三宅)いや…すてき。
ちょっとまず旦那さんに聞いてみますか?どうですか?
(三宅)黒っぽいものばかり着てたんですよね?
(政近)そうです。
これをまさに着ていたんです。
旦那さんの顔をずっと見てたんですけど何かもうすごいこうブルブルブルブルって何かちょっともう「えっ誰?」みたいな顔ずっとされてたんで本当に変わったんだなと。
黒の方がさ本来色白に見えるじゃないですか。
でもこの色着てる方がピンク白いイメージになった。
ピンク白いって何だ?どうですか?今これお召しになって。
もうすっごい…
(三宅)気持ちも変わりますよねきっとね。
客観視として。
これ旦那さんが求められた上品とか女性らしさとしぐさ。
洋服だけじゃなくって…
(三宅)肩に掛けてちょっとこう下ろしてる。
この感じですね。
あとやっぱり3割の好きなところも入ってるんですね。
ちょっとやっぱり落ち着いてる感じ…。
それは同系色だから?そう。
同系色もそうなんですよ。
(三宅)いやいやどうですか?旦那さんちょっと…。
あっでも合う〜!
(拍手)
(政近)すてき〜!よく似合ってると思います。
じゃあこの感じでいって下さい。
ジュピターさんありがとうございました。
(拍手)2週にわたってお送りしてきた…100人全員のお悩みに答える事ができませんでした。
ごめんなさい。
次こそは皆さんのお悩みにお答えできたらとスタッフ一同思っております。
よろしくお願いします。
2015/08/01(土) 09:30〜09:55
NHK総合1・神戸
助けて!きわめびと「お悩みとことん承りますスペシャル 後編」[字]
100人の視聴者のお悩みに4人のきわめびとがお応えする公開収録の後編。ファッション、ガーデニングのお悩みに、きわめびとが練りに練った特別授業で解決に挑む!
詳細情報
番組内容
100人の視聴者のお悩みに4人のきわめびとがお応えする公開収録。後編はファッションのきわめびとであるパーソナルスタイリストの政近準子さん、ガーデニングのきわめびとの庭園デザイナー、石原和幸さんが登場!「バブル時代の服をリメイクしたい」「家のなかに家庭菜園をつくりたい」などの数々のお悩みに、きわめびとが練りに練った特別授業で極意を伝授する
出演者
【司会】三宅裕司,松嶋尚美,一柳亜矢子,【出演】パーソナルスタイリスト…政近準子,塾講師…坪田信貴,かたづけ士…小松易,ランドスケープアーティスト…石原和幸,【語り】本上まなみ
ジャンル :
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい
バラエティ – トークバラエティ
ドキュメンタリー/教養 – その他
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