ぐるぐる回ってオトリ鮎を攻撃する野鮎
水の中ではこんなことが起こっている
今回は鮎釣り水中編
釣り人自身が潜って観察する
手の届く距離で捉えたヒットの瞬間!
美しい鮎…実はとんでもなく気性の荒い魚だった
驚きの水中映像がめじろ押し見逃すな!
岐阜県の中央を流れる飛騨川
その上流は益田川と呼ばれ鮎釣りをはじめ渓流釣りも楽しめる
7月中旬益田川を2人のアングラーが訪れた
鮎釣りの名手・瀬田匡志とSFAの松田拓也だ
瀬田は鮎マスターズで2度優勝
昨年も準優勝と脂ののったトーナメンターだ
ルアーや沖釣りも楽しむ松田
夏はもっぱら鮎釣りに
いずれ瀬田のようになりたいと特訓中!
きょうはまあせっかくねきれいなね岐阜県の川に来たんで実際に水中眼鏡をつけてオトリを潜って見ながら観察しながら鮎釣りもちょっと楽しんでみたいなとお〜なるほどどういう感じでねこうオトリ鮎にアタックしてきてどういう追い方をして掛かるのかとかまあそういうのをね実際に見ながら自分の目で見ながらやればねすごいたぶん釣果的にも今後アップしてくると思うんでそのまあルアーフィッシングやっててやっぱりこう水面とかで魚がバンッ!と出たりするシーンとかってやってて興奮するよねそりゃねめちゃくちゃやっぱり興奮するんで今回鮎なんで水中でどんな動きしてるかとかっていうのをちょっと勉強したいなとすごい楽しみですねそうですねはい
まずは肩ならしに竿を出す
友釣りはオトリ鮎で野鮎を掛ける日本古来の釣り
石についたコケを食べる鮎はエサ場に縄張りを持ちほかの鮎がそこに侵入すると体当たりして追い払うと言われている
友釣りはそんな鮎の習性を巧みに利用している
瀬田は瀬肩と呼ばれるポイントにオトリを入れた
瀬肩っていったらいちばん定番の数が釣れやすいポイントになってきますね水あたりがよくなる川底に変化があるってことなんでこの肩ができるってことはねその石の頭にぶつかっていく水流っていうのが加わるんでやっぱりそういうところには良質のきれいな鮎のエサとなるコケがつきやすいんですよね
松田は名手・瀬田の釣りをじっくりと勉強
瀬田さんはあのまま鮎を操ってますけどボクは鮎に操られますからいやいや…そんなことはないでしょうおっし来たおっちょっと石裏の変化があるところですねこれちっちゃいなちょっと小ぶりですけどね黄色い鮎がいや〜これは見事ですね〜これ美しいう〜ん背びれもすごいいい色してまっきっきです
美しい益田川の鮎
エラの後ろにある黄色い斑紋が追星
闘争心が強い鮎ほど色が鮮明に現れる
釣ったばかりの元気な鮎をオトリにする
そして瀬田のおはこオトリの空中輸送
きれいに投げますねあれボクがやるとあのうまあ着水の前にこうイカリが上に乗っかったりね着水のときにボチャーンと落ちてしまって衝撃起こったりしてなかなかうまーくいかないんですけどさすが瀬田さんですねあっ…掛かった?おっ掛かった掛かったあの石裏で掛かったやっぱりアタリもそんな激しく出んなぁでも背掛かり背掛かりで来ましたよやっぱりきれいな鮎ですねおいしそうですよ匂いもいい匂いしますキュウリスイカみたいなやっぱり匂いがしますね
今度は松田の番
♪〜
瀬田をまねて空中輸送するも…
ジャポンといきましたねちょっと雑やったな今♪〜来たんちゃう?これ来たんちゃう?来たよ!ちゃうんかい!エビや〜!アカン…もう〜来たと思ったのに掛からんからすべてがアタリに思えてくるぞ〜♪〜来た!よっしゃ〜掛かった〜やった〜落ちるなよ〜?よいしょ〜まあまあサイズは抜きにしてとれた?あ〜あ〜っマジで〜…!?うそ〜!貴重な1匹が…!うそ〜…見ましたか?一応鮎でしたよちゃんと鮎やったね
お待たせしました!
驚くべき友釣りのメカニズムが明らかに!
鮎釣り師もそうでない人も必見!
いよいよ水中編
じゃあ今からね水中の中ちょっと潜ってやるんですけどまあ大人の川遊びですねそうですねものすごい格好になってますけどまああのこの短いねこれタナゴを釣るための竿なんですけどまあ1m50cmぐらいかな約それに通常の仕掛けをセットしてこれを短い竿でコントロールしながら実際に水中眼鏡で見ながらね掛けれたらいちばんいいかなと思うんですがワクワクしますねなんかそうまあとりあえずオトリを付けてねまあ釣れるか釣れないかはわからないけどそのオトリ鮎の動きとかねそういうのを見てまあどういう泳ぎをしてるのか水中の中でどういう感じで尾っぽを振ってるのかまあイカリの位置だったりねそういうのが見れればいいんじゃないかな〜と思いますんで
浅くて緩い流れに鮎がたまっていた
まずはここをのぞいてみよう
ではいってきます
松田がオトリを操作
それを瀬田が水中カメラで撮影する
鼻先に緑の目印を付けたのがオトリ鮎
野鮎の群れの中を泳がせてみる
だが野鮎は一向にアタックしてこない…どころかオトリが近づくと逃げてしまう
まだ成長途中の縄張りを持たないいわゆる群れ鮎だ
しばらく粘っていると…ヒット!
もう一度見てみよう
レンズの前を横切る魚の影
オトリに向かって猛突進!
そしてヒット!
でもこの魚…鮎にしてはデカすぎる
アマゴアマゴ!アマゴが来た!よう見えたなぁイワナですかデカイ!デカイ…デカイのがこれ…イワナですねえ瀬田さん鮎を一応襲いに来てるんですねたぶん鮎かあのイカリだねイカリのキラキラをルアーみたいな反応で喰いにくるのかな?
緩い流れの中には縄張り鮎はいなかった
今度は瀬を狙う
瀬田が竿を持ち松田がカメラ担当
いた!縄張り鮎だ
ここならいいシーンが見られるかもしれない
一度針に掛かってもひるむことなく執ようにオトリを攻撃
うちわのように背びれを広げ威嚇のポーズをとる野鮎
そして口を開け怒りをあらわにアタックした瞬間針掛かり
だがバレた
こうした針はずれを「ケラレ」と言いハリスの長さや針の種類が合っていない時によく起こる
ハリスが短いとケラれやすいので長くして絡ませるように掛ける
3度4度と回ってオトリを追い立てる
これが野生の動きだ
掛かった!
ついにヒット!
オトリにまとわりつく野鮎
下をくぐったその時見事背掛かり
長いハリスが功を奏した
はい
次は松田が挑戦
あ〜掛かった…ニアミスですね
ケラレた
別の縄張りへオトリを誘導
野鮎が来た
あ〜掛かった!
襲うタイミングを計っているのかオトリを見上げる野鮎
そして腹に噛みつこうとしたら針掛かり
あ〜掛かった!鮎!
益田川の鮎は思いのほかしつこくオトリを追い回すことがわかった
目印にアタリがないからといってあっさりポイントを見切らないほうがいいのかもしれない
だが川によって鮎の追い方はさまざまだという
撮影した水中映像を確認してみる
いや〜すごいなこれはもう背びれギンギン立っとるなあれ普通の立ち方じゃないですねやったるで〜みたいな感じだもね思いきり広がってますねパ〜ッとあれがやっぱり攻撃の姿勢なんだなうわ〜掛かった!もつれるように絡みつくようにすごいなぁ〜鮎の友釣りって改めてやっぱりそうですねうわ〜!きれいにやっぱ腹の下潜るんだな口開けとるもん口も開けてすごい!うわ〜うわ〜これ頭の真上まで回っとるもんねすごいすごい見ながら来るんだな野鮎がオトリ鮎を見るっていうのは初めて見たなオレ近くに来てグ〜ッとにらみ上げるっていうかどっかいけよみたいなにらみをきかすっていうのは初めて見たなよしだいたいイメージできたんちゃうかな完璧ですね
(笑い声)
水中に潜りさらに映像を見て鮎の追いがしつこいぶんオトリを自由に泳がせたほうがよいと感じた松田
ちょっと引っぱるよりフワッとしてる感じのほうが来る感じやね
はたして…
わ〜いきなりや!何か今も目印フワフワしてたでいきなり追ってきたでまっきっき!早いよ〜!ちょっと掛かりは悪いけどうわ〜触った触ったわ!おっしゃ〜!何かフワフワしてきたへい背掛かりほらまっきっきのもうええ匂いプンプンしてます水中効果ですね
松田の上流で釣る瀬田
おっ来たか?おぉ〜デカいおぉバレんなよお〜デカいデカいデカッちょっと掛かりどころ悪いけどこんなんがここにもいたんですね大きいよ〜
確かにいい鮎だ
おっしゃ〜来た〜!ええアタリですよ!まっきっきですきょうね使用してる竿なんですけどパワー系の胴調子の竿で早瀬からこういう段々があるね変化に富んだ瀬なんかで中型クラスのですね鮎を掛けるのに適してますねしっかりこの竿を曲げることをね意識して使ってもらうと大きい魚掛けてもね逆らわずにその場所でやり取りしてもらえるんで取り込みがすごい楽にねできると思います松田さんが使われてたねあれは今釣ってるような川にぴったりの竿で結構川幅がやっぱり狭くて木とかがね生い茂ってかぶさってるところはやっぱりああいう短竿がすごく有効になっていますおぉ来た!あぁ…バレたあっ掛かってるかちょっとちっちゃいけど
釣りを堪能したあとはやっぱり食べずにはいられない
とれたての鮎を塩焼きに
いただきますどうぞうんめっちゃ脂のっとっておいしいじゃあボクもいただきますおなかも甘いなこれなうん最高っすね!めっちゃうまい実際にその水の中見てきょうの昼からね実釣したわけだけどやっぱりすごい釣果的にアップっていうかそうですね短時間でポンポンッ掛けることができたんであれもやっぱり目印とか手元にコンコンとか何か違和感が出てここには魚おるかなというような感触を得たんででもそこではちょっと粘るとというところができたんでそれが釣果に出たんかなとず〜っとだってね掛かるシーンのVTRをねずっと見てたもんね見てたんでもうそれがここの目のレンズにずっと出てくるんやないの?水の中がグルグル…としてましたね
今回カメラが撮らえた水中の世界
ふだん丘で釣りをしているだけでは想像もつかないいろんなドラマが繰り広げられていた
いつも水の中が見えたならそこはめくるめく釣り人憧れの世界
いつもそしていつまでも
今回の…。
2015/08/01(土) 17:30〜18:00
テレビ大阪1
THEフィッシング「水中まる見え!鮎釣り大分解」[字]
今回は、岐阜県益田川で鮎の友釣りに挑戦!アングラーは“鮎マスターズ”を過去2回制覇している瀬田匡志と7年前から鮎釣りにはまっている松田拓也。釣果はいかに!?
詳細情報
お知らせ
*番組の最後に素敵なプレゼントのお知らせがあります。
番組内容
石に付いた苔を食む鮎。エサ場となる石にナワバリを持ち、他の鮎が侵入すると体当たりして追い払う。そんな習性を逆手に取り、オトリ鮎で野鮎を掛けるのが、鮎の友釣りだ。陸の上の釣り人は目印の動きや手元に伝わる竿の感度で、水中のオトリ鮎の状態を把握する。前アタリ(野鮎がオトリに体当たりし針に触れている状態)本アタリ(針掛かり)など。では実際に水中はどういうふうになっているのか。
番組内容2
今回は、カメラを水の中に沈めて友釣りのメカニズムに迫る。アングラーは日本最大規模の鮎釣りトーナメント“鮎マスターズ”を過去2回制している名手・瀬田匡志と、7年前から鮎釣りにはまっているというSFAの松田拓也。長い鮎竿を1.5mのタナゴ竿に持ち替えて、潜りながら釣り、水中の様子を目で確認する。浅くて緩い流れの中に鮎が溜まっていた。そこにオトリを送るも、鮎は無反応。
番組内容3
こうした鮎は群れ鮎と言い、ナワバリを持つほど成長していない。次は瀬肩と呼ばれる瀬が始まるポイント。先にカメラを沈めてみると、苔のついた石の周りを泳ぐナワバリ鮎がいた。瀬田と松田が潜ってオトリを送ると、ナワバリ鮎は口を開け背びれを立てて威嚇のポーズ。そしてオトリの周りをぐるぐる回って、体当たり。針掛かりする。水中の様子を目に焼き付けた後は実釣。
番組内容4
松田は入れ掛かり。「少しは腕が上がったかも」と上機嫌。友釣り師が見たくてしょうがない、でも中々見れない禁断の水中映像を大公開。どうぞお楽しみに!
出演者
【アングラー】瀬田匡志、松田拓也
ホームページ
www.tv−osaka.co.jp
ジャンル :
スポーツ – マリン・ウィンタースポーツ
趣味/教育 – 旅・釣り・アウトドア
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz
OriginalNetworkID:32118(0x7D76)
TransportStreamID:32118(0x7D76)
ServiceID:41008(0xA030)
EventID:41887(0xA39F)