サタデースポーツ 2015.08.01


混戦のセ・リーグ。
4連勝で首位に立つ阪神。
3位ヤクルトは、1.5ゲーム差で追う。
3人が打撃3部門の上位を占める好調打線で、迫るのか?それとも?試合はすぐに動いた。
ヤクルトは1回、先頭の比屋根。
続く川端は、打率リーグトップ。
変化球をうまく捉え、3塁1塁と攻める。
そして、ホームランリーグトップの山田。
犠牲フライで先制した。
3回は、山田がヒットで出塁し、4番畠山。
打点リーグトップだ。
上からしっかりたたくことができたと、21号2ラン。
ヤクルト、好調な打線がつながり、リードを広げた。
その裏、阪神が反撃する。
チャンスでゴメス。
畠山に負けまいと、タイムリーヒットで4番の意地を見せる。
ヤクルトの石山。
およそ2か月ぶりの先発ながら、堂々のピッチングを見せた。
キレのある変化球で、阪神打線に的を絞らせない。
7回まで投げ、2点目は与えなかった。
3対1のまま、終盤8回。
畠山が試合を決めるきっかけを作る。
2ベースヒットで出塁。
5番雄平。
畠山の代走がホームにかえり、阪神を突き放した。
ヤクルト、中軸の活躍で勝利。
セ・リーグの混戦は続く。
こんばんは。
サタデースポーツです。
ヤクルトは石山投手の好投ももちろんですけど、なんといっても、打線を引っ張る3人。
見事に勝利に貢献しましたよね。
本当にそろいもそろって、よく打ちますよね、みんなね。
今夜の試合を受けての打撃成績がこちらです。
打率で、山田選手がトップに立って、そして依然として、打撃3部門の上位2位までを、この注目の3人が占めてるんですよね。
ホームランでも、山田選手はトップなんですね。
よく打ちますよね。
きょう、ホームランを打った畠山選手ですが、試合後、ホームランというよりは、自分の中では毎試合打点を挙げることが大事と、充実した表情で話していました。
さすがこれだけ打てば充実しますよね。
さあ、続いては、4連勝中の2位巨人と、最下位中日の対戦です。
試合は終盤、大きく動きました。
巨人の先発、高木勇人。
同点に追いついた直後の7回。
ランナー1人を置いて、ルナと対戦。
高めに浮いたボールを打たれました。
2ランホームランで勝ち越されます。
それでも2点を追う9回、粘ります。
1アウト満塁と攻めて、片岡。
中日のふくたにからタイムリーヒットを打って1点差。
続く坂本。
つなぐ意識で打席に入りました。
サヨナラの2点タイムリー2ベース。
巨人は今週3回目のサヨナラ勝ちで、5連勝です。
巨人の原監督は、非常に興奮できる試合。
選手たちが力を結集して、果敢に攻めてくれていると、褒めていました。
DeNAの先発は、9年目の高崎。
きょう、1軍登録で3か月ぶりにチャンスが回ってきました。
強い気持ちで投げたと高崎。
要所を締め、3回まで得点を与えません。
しかし4回、同点に追いつかれ、なお1アウト2塁3塁のピンチ。
ここは広島のスクイズにも落ち着いていました。
ダブルプレーでしのいだ高崎。
5回1失点と試合を作ります。
打線は5回、チャンスで3番梶谷。
高崎とは同期入団です。
頑張りに応えたかったとこれが決勝のタイムリー。
接戦を制したDeNA。
4カードぶりの勝ち越しです。
DeNAの中畑監督は、先発の高崎について、ピンチもあったが、粘って投げてくれた。
きょうは勝ったから最高。
ナイスピッチングと、手放しで褒めていました。
セ・リーグの順位です。
5連勝の巨人が首位に浮上し、阪神が2位に下がりました。
DeNAが広島に代わって4位に上がっています。
パ・リーグ、まずは日本ハムとロッテの対戦です。
2位日本ハムが連敗中なのに対して、ロッテは7連勝で3位に浮上。
ヤマ場は9回に訪れました。
日本ハムは4点リードの9回、増井がマウンドへ。
35試合に登板し、僅か3失点です。
頼みの抑えが、連勝中のロッテ打線の反撃にあいます。
先頭から3連続ヒット。
5月以来の失点で、2点差とされます。
さらにノーアウト1塁2塁のピンチ。
それでも増井は、ミット目がけて丁寧に投げるだけと、落ち着いていました。
クルーズは152キロのストレートで三振。
大松は詰まらせ、2アウト。
さらに鈴木。
増井がふんばって、ロッテの追い上げを振り切りました。
日本ハムの増井は、5月以来の失点について、これだけ長い間、点を取られなかったほうが珍しいこと。
次は修正して、いい投球をしたいと、気持ちを切り替えていました。
3連勝中のソフトバンクは1回、ランナーを1人置いて4番内川。
久々にホームランの感触を思い出したという、30試合ぶりの一発で、2点を先制します。
先発は、プロ入り4年目で西武に負けたことがない武田。
先制した直後の守りで、いきなり満塁のピンチ。
力のあるストレートで押し、無失点で切り抜けます。
武田は、緩い変化球を効果的に使って、7回途中まで1失点に抑えました。
接戦を制したソフトバンク。
勝ち越しは今シーズン最多の29です。
一方、36年ぶりの11連敗となった西武の田邊監督。
勝ちも遠くないと感じるくらい、投手陣はよく投げてくれた。
打線もあと一歩のところまでは攻めているんだけどと、歯がゆい表情を見せていました。
オリックス、楽天に勝てば、今シーズン初めての最下位脱出です。
4回、同点に追いつき、6番宮崎。
ランナー2塁の場面でした。
チャンスを生かしたいと、初球を積極的に振りました。
タイムリー2ベースで勝ち越します。
先発の西は、5回まで1失点。
6回、ランナーを背負って4番ペーニャ。
粘りきれなかったと西。
同点に追いつかれます。
このまま8回、2人目の塚原が、2アウト1塁3塁のピンチを招き、バッターは再びペーニャ。
タイムリー2ベースで勝ち越されました。
この回、さらに2点を奪われたオリックス。
最下位から抜け出せません。
オリックスの福良監督代行は、あと1点が遠かった。
あすは勝てるようにみんなで頑張っていくしかないと、淡々と話していました。
パ・リーグの順位です。
首位ソフトバンクの勝ち越しは、今シーズン最多の29となりました。
連勝の止まったロッテは、再び勝率5割を切りました。
ここでプラス1。
きょうは負けてしまったんですが、今週7連勝で3位になったロッテ。
その中で、攻守にわたる活躍を見せているのが、セカンドのクルーズ選手なんですね。
メキシコ生まれの31歳。
その魅力がこちら。
どちら?おお、守備。
そう、華麗な守備なんです。
その守備力を買われて、おととしは、大リーグのヤンキースでもプレーしていました。
クルーズ選手を直撃してきました。
スペイン語。
つたないんでけどね。
クルーズ選手の守備、注目はそのグラブさばき。
どんな打球でも鮮やかにキャッチ。
うまいし、どれもファインプレーですね。
すごいですよね。
華麗なグラブさばきの秘密は、練習にありました。
グローブに注目してください。
あえてさまざまな角度でキャッチすることを心がけているんですよ。
別に遊んでるわけじゃないんですよね。
もちろん、真面目にやってます。
すごいな。
一瞬、何やってるか分かんないですもんね。
そうなんです。
どや顔。
さらにこちら。
分かりますか?
いやー、分かんないです。
見てください。
瞬時にボールを握り替えているんです。
あー、もうなんか、グラブ、閉じてないですもんね。
そう。
実戦でも間一髪のプレーで、何度もチームを救ってきました。
すばらしいプレー。
もう一度スローで見てみましょう。
本当だ。
閉じてないんですよね。
そのまま落とすような感じなんですね。
だから速いんです。
そういうことか。
そんなクルーズ選手にとって、ボールは?
ボールは友達ね。
どこかで聞いたことがなくもないですけども。
野球にもありました。
いやいや、でも、本当、見てるだけでも楽しそうで、なんか大きな野球少年って感じですね。
そうなんです。
もちろん基礎ができてるからこそできるんですけれど、オフシーズンなんですが、毎日のように卓球をしているそうで、これも、左右に飛んでくる速い打球に素早く対応するためだそうなんです。
遊んでるだけじゃないんですか?
違いますよ、楽しみながら、技術を高める。
これがクルーズ流なんですね。
そういうことなんですね。
本当に、守備練習から見たくなりますね。
そう、ぜひ皆さん、球場に行ってみて見てください。
以上、プラス1でした。
さあ、続いて水泳の世界選手権シンクロナイズドスイミングで、日本はチームのフリールーティン決勝に臨みました。
去年、10年ぶりに復帰した、井村ヘッドコーチの下、日本はテクニカルルーティンに続くメダルを目指しました。
冒頭のリフト。
1日200回行ったジャンプの成果を発揮します。
魔女をテーマに、キレのある動きで力強くアピール。
8人が息を合わせて演じました。
ライバルのウクライナに競り勝って、銅メダルを獲得。
来年のオリンピックへ、期待が高まります。
よかった。
体操のアジア選手権。
男子は秋の世界選手権の前哨戦と位置づけています。
日本は首から肩に違和感が残る、内村を欠くメンバーで臨みました。
エース不在の中、若手が引っ張ります。
18歳の白井。
最初のゆかの演技。
内容にこだわりたいと臨んだ得意種目で、次々と大技を決めます。
全体トップの高得点で、チームを勢いづけます。
2種目目のあん馬では、白井と同い年の萱が続きました。
自分が引っ張るつもりだったと、最高難度の技を落ち着いて決めます。
この種目トップの得点をマークし、期待に応えます。
ベテランも奮起します。
チーム最年長、26歳の山室。
国際大会では初となる、平行棒の新技に挑戦します。
見事成功させました。
選手層の厚さを見せた日本。
主力を欠く中国に大差をつけて優勝です。
きょう、チームメートの演技を見守っていた内村選手なんですけれども、メンバーの中で一番若い2人が、勢いをつけてくれた。
きょうは日本の勢いを感じたと、若手の活躍、頼もしそうに見ていました。
本当に躍動していましたよね。
ですよね。
さあ続いては、ブレークスルー。
選手強化の責任者、強化委員長から、現役に復帰して、オリンピックを目指す異色の選手に注目します。
ビーチバレーボールの日本代表、白鳥勝浩選手。
北京、ロンドンの2大会でオリンピックに出場。
日本のビーチバレーを支えてきました。
2年間のブランクを経て、再びオリンピック出場を目指す38歳。
その挑戦の日々を追いました。
ことし1月に現役復帰した白鳥選手。
当初は、自宅近くの海岸で、基礎練習を繰り返しました。
長年、アジアのトップ選手として活躍してきた白鳥選手。
高く評価されてきたのは、抜群のレシーブ力。
外国選手の強いスパイクを確実に拾い、何度も日本のピンチを救ってきました。
ロンドンオリンピックのあと、若手を育成するために、強化委員長を引き受けました。
しかし、選手、白鳥が抜けた日本は、アジアでも勝てなくなり、復帰を決意したのです。
前代未聞の、強化委員長からの現役復帰。
しかし、2年間のブランクは、白鳥選手の想像を超えるものでした。
スパイクの高さは。
ネットを越えることができません。
より深刻だったのは、得意としてきたレシーブ。
失敗した。
あー、失敗した、悪い。
ボールに追いついても、しっかりと上に上げることができません。
選手、白鳥を支えていた武器が、失われていました。
ブランクを埋めるために、1か月に及ぶ海外遠征を行い、数多くの練習試合や実戦を積んでいきました。
強化委員長の座をなげうっての挑戦。
間近に迫ったオリンピック予選に、なんとしても間に合わせる。
そして先週、白鳥選手は、海外の強豪チームが参加する国際大会に出場しました。
初戦の相手は、世界選手権3位のブラジル。
高さとパワーがあるチームです。
白鳥選手のレシーブ。
全盛期を思わせる正確なレシーブから、このスパイク。
その後も相手のスパイクに食らいついていきます。
2メートルを超える相手には、ベテランならではの技。
強豪チームから1セットを奪いました。
試合には敗れたものの、大きな手応えをつかんだ白鳥選手。
勝負のオリンピック予選は、来週、始まります。
白鳥選手、実は僕、同い年なんですけれども、きっと立場が変わったことで、自分が勝つだけじゃなくて、日本のビーチバレー全体のことを考えながら、今、プレーしているはずですよね。
でも白鳥選手だったら、そういうものを背負っても、また、より強くなって、日本を支えてくれるんじゃないかなって気がしますよね。
楽しみですよね。
ビーチバレーボールのオリンピックアジア予選は、5日から韓国で行われます。
オリンピックまで1つの枠を争います。
続いては、トゥデーズスポーツ。
あの選手が快進撃です。
ゴルフのアメリカ男子ツアーは2日目。
首位でスタートの石川。
この日はパットが安定せず、スコアを伸ばせません。
一方、さえたのはショットでした。
16番。
ぴたりとつけて、5つ目のバーディーを奪います。
終盤になるにつれて、内容がよくなったと、石川はここから3連続バーディー。
単独首位に立ちました。
全英女子オープン2日目。
強い風と雨の中、宮里美香が粘ります。
スコアを1つ落として迎えた7番。
アプローチで寄せて、最初のバーディー。
このあと、2つボギーをたたきますが、14番。
ここはバーディーを決めました。
さらに17番の第3打。
バーディーチャンスにつけます。
イーブンパーにまとめた宮里。
3打差の6位に踏みとどまりました。
国内女子は、16歳の新垣比菜が、スコアを伸ばしました。
15番は15メートルのバーディートライ。
新垣は、7つのバーディーを奪い、3打差の3位です。
首位スタートの原江里菜は、ツアー2勝目を目指します。
3連続バーディーなどでスコアを伸ばし、首位をキープ。
あす、7年ぶりの優勝に挑みます。
大リーグ・レッドソックスの上原は、2点リードの9回に登板。
キレのあるボールを投げ込みます。
最後のバッターも三振。
上原は後半戦初セーブで、11試合連続無失点です。
ジャイアンツの青木は、これが復帰4試合目。
2回の第1打席。
タイムリー2ベース。
このあともヒットを打った青木。
複数安打と打点は、復帰後初めてです。
サッカーの東アジアカップが開幕。
なでしこジャパンは、新しい戦力を見いだそうと、若手中心のメンバーです。
1点を追う日本は、後半4分。
増矢のゴールで、同点に追いつきます。
勝ち越されたあとの25分、杉田。
豪快な代表初ゴールでした。
追いついたのもつかの間、守備が崩壊しました。
立て続けに2点を失って、大事な初戦を落としました。
サッカーJ2の結果です。
ザスパ草津対FC岐阜は、雷雨のため中止。
首位、アルディージャは7連勝、2位ジュビロは終了間際のゴールで、3試合ぶりの勝利です。
あすのサンデースポーツ、ことし100年の節目を迎える夏の高校野球の大特集です。
今大会の注目選手や、皆さんの記憶に残るベストチームを紹介します。
ゲストは桑田真澄さんと、甲子園大好きのお笑い芸人、トータルテンボス・藤田憲右さんです。
さらにフィギュアスケート、浅田真央選手の被災地でのアイスショーの様子もお伝えします。
2015/08/01(土) 23:00〜23:30
NHK総合1・神戸
サタデースポーツ[字]

混戦セリーグ首位争いが熱い!▽ロッテ・クルーズの美技に迫る!▽強化委員長から現役復帰!ビーチバレー白鳥38歳の挑戦▽ガンバ宇佐美貴史を支えた1曲

詳細情報
番組内容
▽熱いぞ混セ! ▽ロッテクルーズの美技に注目 ▽ビーチバレー 白鳥の挑戦 ▽宇佐美の1曲 【キャスター】杉浦友紀,一橋忠之
出演者
【キャスター】杉浦友紀,一橋忠之

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