FOOT×BRAIN【名将登場!ソフト宇津木が世の中に喝!?】 2015.08.01


しかし最近ではスパルタ教育などと呼ばれもはや時代遅れとされている
今宵はそんな
このあとオリンピックで2つのメダルをもたらした…
名将っていう言葉が似合う方日本じゃ少ないですよね。
今日は楽しみにしてきました…ホントに。
いろいろお話うかがいたいと思っております。
すごい怖そうな顔してる…。
62歳
2つのメダルを日本にもたらした監督になられたときって今の自分を想像してました?してません。
今のなでしこがすごいじゃないですか。
すごくラップするなっていうのは…。
ソフトも最初は勝っても注目されなかったっていうのがひとつありましたね。
どんどん夢は膨らんで…。
サッカーだとやっぱりどうしてもワールドカップがトップにいってしまうじゃないですか。
そういうところも全然違いますもんね。
オリンピックはねいろんな人が…。
そのスポーツやらない方も注目される大会なので。
それは大きいですよね影響ね。
その一心でこれまで戦ってきたという宇津木の原点は高校卒業後に入った実業団・ユニチカ垂井にあった
86年に日立高崎の監督になられる前には監督目線でやっぱりソフトボール見るみたいな感じになってたんですか?ありましたねユニチカに入ったときに当時は日本リーグは8チームあったんです。
当時はいちばん下のチームだった…。
すると新人だった宇津木は常識では考えられない方法で自らをアピール
入ってすぐだった…レギュラーではないのに当時の工場長に言いましたね。
このチームのキャプテンかわらなかったら私がやらなかったら勝てませんよって言ったのがすごく印象に…。
工場長はなんておっしゃったんですか?
(笑い声)そりゃそうかなみたいな。
でももうなりたくてなりたくてキャプテン。
でかえてやるみたいな。
言うってことは責任が生まれるわけじゃないですか。
それに負けるタイプもいるんですけどそこが逆にエネルギーに変えられるわけですよね。
やっぱりその環境。
もちろんチームスポーツだからみんなでやらなきゃいけないでも個人の練習はいかに必要かっていうのを自分のなかで…。
負けず嫌いなんですねもともとが。
負けず嫌いとうまくなりたい勝ちたい。
自分に負けたくないっていうのはすごくスタートだった…。
努力を重ねた宇津木は万年最下位だったチームはなんとその年…
宇津木中心のチームは瞬く間に
そして監督としても手腕を発揮。
当時
現在へとつながる名門へ育て上げた。
そんな栄光の裏には練習中の
一切の妥協を許さない宇津木の指導方針が
皆さんは鬼監督だと思ってるじゃないですか。
思ってます。
グラウンドではホントにメチャクチャ…まぁ言葉は悪いけどしごきましたよね。
やっぱり見てるから言えるわけだから。
私…後ろにも目があるって言われるくらい常にいろんなところを見ながらこれはちょっと手抜いてるな…こっちで怒鳴ったり。
叱り方に具体的な方法論とかはあるんですか?
褒めるより叱れ!
この子はみんなの前で言ったら自分のプライドが傷つくなっていう選手いるじゃないですか。
特に代表なんかはみんなエリートだから。
でもこの子はちょっと…。
避雷針役になれるなっていうのいるじゃないですか。
そうするとその子を中心に…。
落としちゃう…ドーンと。
この子だったら許せるみたいな。
だけど必ず帰ってからお前こうだからなって話を…。
選手の動きに目を光らせ必要とあらば躊躇なく厳しく叱る。
しかし昨今は学校教育も変わり厳しすぎる指導や叱るということ自体が難しい世の中に
叱ることに関しては皆さんいろいろと言いますけど。
褒めることはあんまりされないんですか?あんまりしたことないね。
選手もくすぐったいっていうか監督が褒めるのかみたいな…。
じゃあもう基本叱るんだけどすっげぇ叱られてるのは叱られで軽い叱りが褒めるみたいな感じに…。
でも私の場合はすごいね…。
私に対してね。
普通できないじゃないですか?普通やらないでしょ?すごいやられるんですよね。
絶対いい関係ですよね。
怒られても絆…信頼関係ができてる本当親子の関係みたいな。
そうそうそうだから…。
あのサッカーでいうと引退したファーガソン監督とかもそうですけどマンチェスターユナイテッドっていうチームの。
とにかくベッカムたちを育てて…。
練習とか態度もそうですけどものすごく厳しくて。
でも本当に愛されてますから。
そういうことなんですね人を束ねていくっていう。
家族みたいな繋がりをやっぱり持ってるんでしょうね。
僕もいろんな監督さんの下でやってきて結果出す人って親子関係みたいな…。
そこなんだよね。
絶対そういうものがあるし。
その雰囲気がないとやっぱり選手は働けないんだな。
どれだけ熱血スパルタだろうが家族のような関係を築いた宇津木のもとには今でも引退したOGたちが訪ねてくるという。
そして叱るうえで最も重要なのが個人カード?はい。
家族構成や血液型やあとは高校のときの先生の指導の仕方であったり。
あとは叱っても大丈夫なのか?叱ったらダメになっちゃうのか?取り組み方心であったり技術ね。
あとは体力。
あとは県民性。
これおもしろいですよ。
言いたいこと言うみたいな。
全部が正しいとは思わないけど特に血液型に関しては分類されるなっていうのはありましたね。
かといってそういうのは…。
でもある日こう…。
A型。
A型は結構そうなんですよ。
落ち込むとどんどん自信なくなっちゃう。
でも何かがきっかけでちょっと自信がつくとすごい…。
調子乗っちゃいますね。
乗っちゃう。
Aが2つ多いのかBのほうが多いのかみたいな感じで適当に自分で考えちゃってるんですけど。
それはありましたね。
何型が指導しやすいっていうのは…。
でも私はAだったからわりと自分がとってくる選手ってAが多いんですよ。
チャンスありますよ俺ら。
僕なんかも血液診断大好きだけどこんな名将が…嬉しいな!すげえ嬉しいな。
とどまることを知らない宇津木の何でもいいことをやろう。
練習もメチャクチャやりましたけど生活の中でも…。
そういう話をするんですか。
聞いてあげたりとか。
交換日記もされてた?日記は高崎の監督のときに仕事のことでも部内のこと。
先輩練習のこと。
あと親のことでも。
全員とですか?全員と。
1冊ずつあるんですか?そうそう。
選手が持ってるからそれに対して全部コメント。
先生ですね。
好きですよねそういうことをするの。
何しろコミュニケーションが常に大事だっていうのは…。
挨拶終わったら必ずどうだ調子は?声を聞いたらちょっとおかしいな声がって。
のどが痛いとか先輩に叱られたとかあるじゃない。
そうかって。
じゃあこうしてこうしろよとか…。
でもできないときあるじゃないですか。
だからノートに何でも書きなさいっつって。
みんながみんな同じに話せるわけじゃないですもんね。
やっぱり文字にしたほうが自分を出しやすい人もいるし。
すごい書いてくる。
これだけ書くか!?ってくらい。
褒めるより叱れ!宇津木の熱血スパルタ指導。
続いては…
ケンカなんですか?いい試合しても負けたら負けじゃないですか。
だからそこらへんは…。
ケンカですよ都並さん。
自分の背中を見せるっていうのは…。
そういうのはどうも…どちらかというと現役から監督になってるから常に選手に背中を見せながら…。
思いながらやってましたね。
まだできる自分がいる。
人が何言ってもいまだにまだ2時間エアロバイク走って腹筋背筋腕立て500回ノルマで。
うん40何年間続けてますね。
独自の練習方法みたいのって何かあるんですか?どちらかというとやっぱり…。
宇津木の代名詞といえば…
速射砲と呼ばれる超高速ノック。
速さもさることながら…
日本代表の選手たちも悲鳴をあげる
そんななか体力面で劣るベテラン選手には独自の気遣いも
いちばんしんどいときね。
そのときにちょっとおかしい…。
休めるじゃないですか。
ノックしなきゃいいわけだから。
若い子が先輩怒られてる。
頑張んなきゃみたいな。
もっと頑張る。
だからそういうふうにして休ませ方も…うん。
そんなふうにして休ませてきましたよ先輩たちは。
ちょっとここらへんがもうピークだなって。
そのかわり…。
トレーナーいても。
すごい仕事量ですよね。
やりましたね。
でも好きだった。
指導者って経験積む過程で他の指導者の練習方法が気になったりとかってそういう時期があると思うんです。
そういうのは…。
ない。
一切なかったですか。
崩れなかったね30年間。
いまだにそれがいいと思ってやってますね。
もちろん私たちのそこからの進化は各自選手たちがいろんなことのなかで挑戦をしてるわけだから探究心持ちながらやることが大事。
でもこの子たちをどうしたいのかってことを考えて…。
名将宇津木に視聴者からの疑問をぶつける
まずはこちらです。
長っ!ソフトボールも中学校の学校体育とあとクラブ的なチームに分かれてるじゃないですか。
そうするとクラブチームの子のほうがちょっとレベルが高い。
指導者もプロ級の人がやってると。
そうするとその子たちが入ってきたときにちょっと生意気なプレーをしたり見下したりとかってのは私もされたほうだったけれども強くなってほしいしそんなんでめげちゃダメだし…。
続いての質問はこちらです。
え〜これはね…。
あ〜でもねあ〜。
野球の選手だったら。
たまに野球の選手たちにノックしたり高校野球やったりね。
一度やってみたいなっていうのはありますよね。
日々尽力している宇津木。
日本のスポーツ界が日本のスポーツというか…。
まぁ私自身がやっぱり常に原点にかえりながらやってるっていうのがあるんですよね。
人間の基本であったりスポーツの基本。
これもそうだしスポーツ全体今2020年に向けて各競技団体やってると思うんですけども日本らしいスポーツとは…。
そこから新たな新しいものに対してのチャレンジすべき時なのかなって。
そこにはやっぱり本当のその競技に対する情熱であったり思いをやっぱりぶつけられるようなスポーツ界であってほしいなっていうのは自分の中でありますね。
それでは今日の日付でサッカーの歴史を振り返るTheArchive。
いったい何オリンピックだったでしょうか?19年前の今日宇津木監督のお話いかがでしたか?監督は何を指導してるかっていうと人間を指導してるんだなっていう。
根底には愛があって人間が好きでっていう。
だから僕は冒頭で数少ない名将と言わせていただいたんですけど本当に心からそう思いました。
監督が勇気持って叱るわけじゃないですか。
選手…子供愛情持って。
でもそれは社会の中で今それがだんだんなくなってきてるからそういうふうな態度しかとれなくなるんですよね子供たちも。
だって昔は地域のおじいちゃんおばあちゃんに叱られましたから。
今はできなくなってきてるしじゃあどうしたらいいのって。
そういうのができないんだったら学校教育であったりどっかでそういうことを伝えていく人がいないとホントに子供たちはわがままでなんでもやれればいい…。
みんなでゴールすればいいんじゃないじゃないですか…。
そこらへんはやっぱりスポーツで伝えられることいっぱいあるんじゃないかなと思いますね。
2015/08/01(土) 23:30〜23:55
テレビ大阪1
FOOT×BRAIN【名将登場!ソフト宇津木が世の中に喝!?】[字]

サッカーのために提言を!今回のゲストはソフトボールに携わり約50年!!あの名将・宇津木妙子が登場!「言葉の力」に引き込まれること間違いなし!!必見です!!

詳細情報
番組内容
「私のこと怖い?」「ここにいる全員にノックしたい」「選手の言い分なんて聞きません」次々に飛び出す迫力ある言動と女性指導者としてソフトボール界をけん引してきたその苦労がはしばしに垣間見える宇津木妙子。人気も環境も最低の状態から五輪種目、そしてメダル獲得まで成し遂げたソフトボールを宇津木自身なでしこに重ね合わせる部分も…「叱ることが指導の基本」と言い切る宇津木の言葉に今夜は耳を傾けましょう。必見!!
出演者
【司会】
勝村政信、皆藤愛子
【ゲスト】
宇津木妙子(ソフトボール元日本代表監督)
【解説】
都並敏史(元日本代表)
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