震災後今は2人の子供を授かる事ができました。
この子たちには女川でこれから伸び伸びと育ってほしいと思います。
生字幕放送でお伝えします≫こんにちは。
≫皆さんとNHKをつなぐ「とっておきサンデー」與芝由三栄です。
今日のパートナーは…。
≫池澤あやかです。
どーもくんもよろしくね。
≫どーも。
≫8月に入って暑い日が続いていますけれどもね。
≫本当暑いですよね。
今日は「日曜討論」を延長して放送したためこの時間からのスタートとなっています。
今日も本当に暑いですよね。
私、実は夏生まれなのでそんな暑さはアイスを食べて頑張って乗り切っております。
≫夏生まれということで。
≫つい最近だったんですよ。
≫おめでとうございます。
何歳になったんでしょう。
≫24歳になりました。
≫若いですね。
アイスを食べて乗り切ってると。
おなかには気をつけてくださいね。
今日のメニューからまいりましょう。
≫どーも!
(大悟)これじゃあ、とても卒業させられんな。
店を辞めることを認めてもらえない希。
そこには、大悟の深い愛情が…。
一方、能登では圭太の祖父の弥太郎が突然引退を宣言!大騒動に発展します。
戦後70年のことし。
終戦の日に向けて放送する戦争と平和について考える番組をご紹介します。
広島に原子爆弾が投下されてから70年。
悲劇を未来へ伝えていく広島放送局の取り組みについてお伝えします。
≫では最初のコーナー「まれ一週間」です。
希は能登に帰るために大悟が認めるおいしいロールケーキを作らなくてはいけないんですけれどもこれがね、なかなか難しい。
≫大悟の厳しさに愛情をすごい感じました、私は。
≫そうですか。
そういうことでお便りもきていますね。
≫50代の男性の方からお便りが届いております。
大悟の気持ちが身にしみて分かります。
かわいい希が修業を中断するなんて思いもしなかったから悲しくてしかたないんでしょう。
期待が大きかったその反動なんだと思います。
希に向かって本心を明かすなんて恥ずかしくてできないでしょうね。
≫大悟の愛情もよかったんですけども今週は親子関係が、すごくグッとくるものがありました。
もうまさに「親心ロールケーキ」というタイトルがぴったりなんですよ。
皆さん、先月27日からの1週間分20分のダイジェストをお楽しみください。
♪「大きな花を」♪「さかせよう」♪「今はまだ小さなつぼみでも」♪「すこしずつ、ひらいて」♪「そして花がさくよ」♪「このゆめのように」♪「空が広く青いほど」♪「伝えてくれる」♪「ふるさとのあたたかさを」♪「どうか、おぼえていてね」♪「一人じゃないことを」
(希)シェフに教えてもらった事を全て入れて作った横浜ロールケーキです。
まずい。
ん?これじゃあ、とても卒業させられんな。
え〜!まずかったから不合格。
いやいや、ちょ…。
うそ…。
何としてでも大悟に店の卒業を認めてもらおうとする希ですが…
まずい。
まずい。
どこがですか!?全部だ。
いや、そんなはず…。
シェフ!ねえ!そんなに、まずかったですか?そう言ってる。
じゃあ、もういっぺん作ります。
もういい。
作ります。
作らせて下さい!もういい!お前は、クビだ!あんな、まずいもんしか作れないパティシエはうちの店には要らん。
シェフ…。
そりゃあ何食べたってまずいよね。
大事な弟子、手放すんだから。
大悟ね、今まで気持ちを素直に伝えた事ある?本当は、大輔の生き方だって認めてんでしょ。
自分とは違うけどあれは、あれで大したもんだって思ってんでしょ。
希ちゃんとは、これからもずっと一緒にやりたいって将来、この店を継いでほしいって思ってたんでしょ。
本当に…お世話になりました。
(ドアが開く音)あん!?陶子さん!本当なの、能登に帰るって。
大丈夫ですよ。
スーシェフは私が責任を持って…。
辞めないでしょうねパティシエは。
はい。
辞めません。
分かった。
希ちゃ〜ん!
(泣き声)美南ちゃん…。
大丈夫。
世界は一つだよ。
(輪子)うん。
大丈夫。
頑張って!おし!
(大輔)あ〜あ本当に帰っちゃうんだ。
ふるさとって生まれた場所じゃないんだね。
ん?能登も横浜も大事な人たちに出会えた場所がふるさとなのかもしれないね。
感謝してると思うよ、おやじも。
シェフは…最後、裏切っちゃったから。
あんなふうにしか気持ち表せないんだよね。
あの人が一番、希ちゃんの事、思ってるよ。
怒ってるんじゃなくて泣きたいんだよ、あの人は。
希は、再びロールケーキを作り出しました。
大悟に教わった事を思い出しながらそして、感謝の気持ちを込めて
シェフ!もういっぺん作ってきました。
最初に作った横浜ロールケーキ。
私、絶対に…もう一度、パティシエになります。
まずい。
♪〜持ってけ。
これで、いつか世界一のケーキを作れ。
俺が食いに行ってやる。
♪〜ありがとうございました!
横浜から能登へ戻った希。
塗師屋
(ぬしや)での新しい生活が始まり、家事や雑用職人たちの身の回りの世話など毎日、大忙しです
すみません、私までごちそうになってしもて。
なあも、希ちゃんの同居祝や。
せっかくパティシエ辞めて戻ってきてくれてんさけな。
違
(ちご)うわいね。
親方の調子が戻るまでしばらくの間だけや。
あん?ほんなんか。
せっかくやし、しばらくは2人で楽しめばいいわいね新婚生活。
初めてやろ、一緒に暮らすが。
♪〜
そのころ、弥太郎はある事を決心していました
(直美)希さん。
お母さん!いらしとったんですか。
うちの人が、ほっとけちゅうさけ黙っとりゃあ、まあ遠距離結婚たら何たら。
お母さん!ほんなとこで何言
(ゆ)うとるが。
みいな待っとるげよ。
圭太ちゃん。
あんたも嫁には甘すぎやわいね。
いいさけ。
希とお母さんも座敷に来て。
お茶!早
(は)よ!はい。
なして急に、お母さんが。
弥太郎さんに呼ばれてんと。
博之さんも一緒に。
集まってもろたがはほかでもねえ。
俺は、塗師屋をっちゃ引退しようと思っとるげ。
引退!?後継ぎは、圭太。
お前や、五代目・紺谷弥太郎や。
(井田)まだ早
(はえ)えがでねえけ、圭太には。
(弥太郎)確かに圭太は若
(わけ)えが俺が倒れたっちゅう、うわさやほこら中に広まっとる。
ちゃんとした後継者がおるっちゅう事をっちゃ示しとかな周りが不安になるげ。
まあ、親方修業さしてこんで大丈夫となったら正式に五代目襲名や。
ほんでいいな。
未熟者
(みじゅくもん)ですけど精いっぱい、やらして頂きます。
頑張るまや。
はい!
ところが…
あっ、葛西さん!今、お茶いれますさけ。
座敷の方で…。
(葛西)どけま。
圭太、邪魔するぞ。
漆器組合の組合長遠藤をはじめ輪島中の塗師屋たちがやって来ました
弥太郎さん、もういっぺん考え直してもらわれんけ。
(塗師屋)圭太じゃ力不足でとっても任せられんわいえ。
(遠藤)みいな不安ねん。
紺谷弥太郎っちゅうせっかくの老舗や駄目にしてしもたら輪島全体の損失やさけ!五代目・紺谷弥太郎は俺が継がしてもらいます。
何言うとるが、お父さん!お前が塗師屋に、ふさわしいがになったら身をっちゃ引く。
ほれが輪島塗のためや。
本気なんけ?この間に、しっかり修業して誰にも文句言わさんようにせえや。
輪島塗のためや。
五代目・紺谷弥太郎を継がして下さい。
分かった。
五代目・紺谷弥太郎は、博之や。
早速、提案やけど陶胎
(とうたい)漆器の仕事はキャンセルするさけな。
あん!?
(博之)うまい事いっとらんげろ。
キャンセルや。
(キミ子)でけえ声で言われんけど、博之は将来、市長になるがに有利やさけ塗師屋になってんわいね。
えっ…?
(博之)地元の顔役っちゅう面もあるさけな。
塗師屋から市長になるのはなあも不思議はねえわいえ。
ほういう問題じゃねえわい!
(井田)落ち着け!落ち着け!お前に何ができるがけ!頼むさけ…一生に、いっぺんぐれえ尊敬さしてくれま。
逃げんなま!
(井田)圭太!やめれ!
(回想)
(博之)五代目は俺や。
お前に何ができるがけ!どうぞ、よろしく頼みます。
(拍手)
(遠藤)いや〜。
組合長!会議中やぞ。
組合長、お願いがあります。
(遠藤)あん?陶胎漆器、輪島の塗師屋みいなで協力してもらえませんか。
何を言うとるげ、圭太。
これ、新しいデザイン考えたさけ!自分で描いてきてん!場所、変えて、一杯行かんけ。
店、予約してありますさけ。
悪
(わり)いがに思うなや。
組合長、意見聞かしてくれんけ!勘弁してくれま。
今日が駄目なら明日は、どうけ?
(井田)漆器組合にも乗り込んだらしいげっちゃ。
(藍子)なかなかの根性やわいね。
(亜美)やるっすね、あいつ。
おし…ほんなら、うちも後方支援や!希!何しとるがいね。
課長に会いに来てん。
一発ガツンと…。
あっ!なして、アンドレさんと…。
はっ!契約解除するつもりけ!
(キミ子)ちょちょ…、待て!だら!違うわいね!あれは芝居やってん!ほんなら自分や悪者になって圭太君をちゃ応援してるっちゅう事け。
ほうねん。
市長にも協力してもろて市役所辞めるふりしとるげんて。
はあ〜、男前やねえ、博之さん。
もっと素直に応援してくれればいいがに。
ほういうやり方しかできんげろ。
これ、圭太に言うたら駄目やよね。
自信なくしとったがに怒りのパワーでまんまと燃えとるげもんね。
(藍子)ほれは、ほうやけど言わんかったら圭太君と博之さん親子断絶したまんまねんよね。
どうしよ〜。
うちには荷が重いわいねこんな秘密。
そうとは知らない圭太は必死でした
お前なあ…。
成功させんまま引退させる訳にいかんげ!このまま引退さしてしもたら俺は、一生自分をちゃ許されんげ。
お願いします…力貸して下さい!陶胎漆器、作らして下さい!
(葛西)デザインの納期いつやった。
あん?お前のためやねえぞ。
弥太郎さんの引退へはなむけやわい。
(笑い声)ありがとうございます!
圭太の熱意に動かされ輪島中の職人が陶胎漆器作りに協力してくれる事になりました
すげえ…。
圭太君の思い、通じたわいね。
(弥太郎)ハハハ、輪島中の職人味方につけてしもたわいえ。
勝手な事を。
こうしてサンプルが出来上がりました
内側にはプラチナの蒔絵を施してあります。
長く使える輪島塗の丈夫さと飲み物
(もん)をうまそうに見せる磁器両方のよさを引き立てるデザインに仕上げました。
どうけ…。
♪〜ほんなら陶胎漆器の契約成立に、乾杯!
(一同)乾杯!組合長。
本当にありがとうございました。
圭太。
弥太郎さんの執念、実らせたな。
はい!
(戸が開く音)博之さん。
塗師屋をっちゃ継ぐがは市長になるためやっちゅうがは本当け。
(塗師屋)あん!?何を言うとるげ。
そんな事あるはずや…。
輪島塗をちゃ市長選に利用するつもりかいえ!
(井田)やめれま!やめれ!何や悪いがけ。
塗師屋出身の市長ならほっちも損はせんやろいね。
(葛西)ふざけんなま!
(遠藤)やめんけ!やめんけ!一緒に気持ち動かして涙流してくれる塗師屋とじゃなけりゃとっても、やっていかれんげ!
(一同)ほうや!
(蒔絵師)あんたに塗師屋継ぐ資格は、もうないわいえ!あの、博之さんは…。
駄目!だって…。
駄目!だらくせえ。
気持ちやら涙やらほんなもんで輪島塗や守られるがならやってみればいいがいね!なしたあ!?言われんでも!言われんでも、やるわいね。
輪島塗は、漆は絶対
(ぜってえ)に俺や守る。
忘れるなや、ほの言葉。
お父さん!圭太には言いません。
圭太が尊敬するお父さんはきっと、悪者
(わるもん)のまま去っていくかっこいいお父さんやさけ。
ほんでも、いつかお父さんの愛情を、圭太に直接、伝えてあげて下さい。
(博之)すっかり塗師屋の女将
(おかみ)やな。
人の事、心配しとる場合か。
こんで、ますますパティシエには戻られんぞ。
ゆっくり考えます。
ありがとうございました!
「連続テレビ小説、まれ」お楽しみに!
≫今週は大悟との別れ遠距離結婚の解消弥太郎さんの引退騒動そして圭太とお父さんのあのいざこざなんかいろいろあったりして本当に盛りだくさんの週でしたね。
≫お父さんが憎まれ役を一手に引き受けてなんとかうまくしようっていう親心が感じられますよね。
本当に分かってほしいなと思いながらつい口に出しそうになりました。
≫もどかしいですね。
≫あすからの「まれ」も楽しみです。
≫どーも、どーも!≫どーもくんがとっておき情報を今週も持ってきてくれましたよ。
なんでしょうね。
総合テレビ、5日、水曜日の「スタジオパークからこんにちは」に希のお母さん藍子役の常盤貴子さんが出演します。
徹みたいな男性を実際にはどう思うかやドラマの裏話についていろいろとお聞きするそうです。
≫これも楽しみですね。
本当に聞いてみたいです。
「スタジオパークからこんにちは」も楽しみですけれども次週9日から2週にわたって「とっておきサンデー」お休みさせていただきます。
続いてはNHKのさまざまな取り組みを紹介するコーナー「どーも、NHKです」。
≫どーも。
戦後70年のことし。
NHKでは、終戦の日に向けて戦争と平和についてじっくり考えていただこうとさまざまな番組を放送します。
最新の映像技術を駆使した番組。
アニメーションを取り入れた番組。
ドラマとドキュメンタリーでお伝えする番組。
きょうは、この夏お届けする戦争と平和を考える番組をご紹介します。
NHKでは、この夏戦争と平和について考える番組を集中的に編成しました。
担当理事の坂本忠宣と共にお伝えします。
よろしくお願いします。
この夏は、テレビでもラジオでも戦争と平和について考えるさまざまな番組を放送する予定ですね。
はい。
ことしは戦後70年。
そして、放送開始90年という節目の年です。
戦争の記憶を決して風化させず考え続けていくきっかけになるようテレビ、ラジオはもちろん多様な手段で、戦争と平和を考える番組をお届けします。
まずは、総合テレビの番組からご案内しましょう。
こちらをご覧ください。
原子爆弾が投下された8月6日は「広島平和記念式典」。
9日は「長崎平和祈念式典」。
15日は「全国戦没者追悼式」の模様をお伝えします。
総合テレビ以外にもラジオ第1放送でお伝えするほか国際放送・NHKワールドTVでは、世界に向けて発信します。
そして、NHKスペシャルは終戦の日に向けほぼ毎日、放送しますね。
はい。
NHKスペシャルでは戦後70年という時間がたった今こそ、記録を残しておきたいという思いで取り組んだ番組そして、今回初めて技術的に映像表現が可能になった番組など合わせて10本を放送します。
また、ドラマやアニメという多彩な演出で先人たちの歩んだ道、思いを幅広い世代の方に見ていただきたいと考えています。
では総合テレビ、こうした番組の一部をご覧ください。
広島への原爆投下の3時間後爆心地近くの橋の上で2枚の写真が撮影されました。
生き残った被爆者の証言をもとに最新の映像技術や医学的分析を駆使してこれらの写真を立体映像化します。
よみがえる、きのこ雲の下の惨禍と人々の苦しみ。
写真に焼き付けられた真実に迫ります。
沖縄で米軍と戦った元少年兵たちがその事実を語り始めました。
過酷な訓練、戦場でしだいに心を失っていく少年たち。
なぜ少年たちは戦場に送られたのか。
証言をもとに、アニメとドキュメンタリーでお伝えします。
映像に記録された太平洋戦争。
専門家の協力と最新のデジタル技術によって現実に近い色彩を復元しました。
開戦から敗戦までの激動の日々をフルカラー映像で描く戦争と日本人の記録です。
ここを修復すれば電車が走ります。
原爆投下直後の広島。
わずか3日間で路面電車の運転を再開させた実話をドラマ化しました。
復興なんぞそんな夢見てどうするんですか。
町の復興を信じ電車に託した思いとは?出発、進行。
さらに15日、土曜日NHKスペシャルでは「戦後70年を越えて日本人は何ができるのか」と題してお届けします。
スタジオに各界の著名な方々に集まってもらい、グローバルな視点で日本の未来を考えます。
どうぞご覧ください。
さて続いてはEテレの番組をご案内します。
Eテレは、10代の若者やその親の世代が一緒に戦争について考えるきっかけとなる番組をお届けします。
親子で見てもいいかもしれませんね。
それではEテレの番組その一部をご覧ください。
小・中学生の親たちが尾木ママと子育てについて話し合う「ウワサの保護者会」。
今回のテーマは子どもに戦争をどう伝えるか。
戦争を知らない世代が増えつつある今保護者たちも悩んでいます。
伝える努力をしてるんですけどリアリティーがないのかなんか伝わってる感じがしません。
親ができることは、いったい?そのヒントを探っていきます。
「ハートネットTV」では年間を通じて、戦後70年の福祉の歩みを見つめながら未来へのヒントを探ろうとしています。
8月のテーマは、障害者と戦争。
戦時中の知的障害者たちの知られざる境遇を示す記録が発見されました。
疎開先で起きた悲劇そして戦後も続いた苦難の道のり。
「ハートネットTV」2回シリーズでお伝えします。
さて、続いてはBS1とBSプレミアム衛星放送の番組をご紹介しましょう。
BS1では見応えのあるドキュメンタリーを数多く並べました。
特に8月7日から11日にかけてはBS1スペシャルを集中的に編成しました。
新たに入手した資料や取材から明らかになった戦争中の知られざる物語をお伝えする番組をそろえました。
それでは、BS1BSプレミアムの番組の一部ご覧ください。
まずは、BS1スペシャル。
ナチス政権下のドイツをはじめヨーロッパ各地で活動した指揮者近衛秀麿。
米軍の取り調べから秀麿が、ユダヤ人演奏家たちの亡命を助けていたことが明らかになりました。
戦火のマエストロの知られざる実像に迫ります。
1925年、無名の日本人女性がアメリカで出版した本がベストセラーとなりました。
著者は、日系アメリカ人と結婚した杉本鉞子
(えつこ)。
異文化の中で生き抜くさまを描いたこの自叙伝の執筆を助けたのがフローレンス・ウィルソンという女性。
激動の日米関係に巻き込まれていった2人の女性の絆を描きます。
そして、BSプレミアムでも。
太平洋戦争末期、壮絶な地上戦が繰り広げられた沖縄。
この地で、命
(ぬち)どぅ宝命こそ宝と、1人でも多くの県民を救おうとした知事島田叡
(あきら)。
「英雄たちの選択」島田の葛藤と選択に迫ります。
ここまで、テレビの放送予定をご紹介しました。
そして、ラジオでも平和の大切さを未来に伝える番組を放送します。
ラジオ第1放送ではリスナーと共に、戦争と平和を考える番組を用意しました。
終戦の日にはリスナーから寄せられた声から平和の尊さを考える「お便りラジオ」。
また、戦後70年「みんな、戦争のこと知ってる?」では、スタジオに若い世代のゲストを迎え生放送で若者の意識を探ります。
さて、NHKではインターネットを通じた取り組みも行っています。
どんな取り組みかご覧ください。
2013年度から始まった戦後史証言プロジェクトは3年にわたる取り組みです。
戦後70年をさまざまな角度から記録する番組…こちらは、この番組のために記録した証言を、ホームページでいつでも見ることができるインターネットサービス。
激動の戦後史を生きた方々の肉声を、後生に残す試みです。
そして、戦争を体験した方々の貴重な証言を集めたのが…1000人を超える方々の証言を見ることができます。
戦後70年を見据えてこの4月から、ホームページがリニューアルされました。
こちらは太平洋戦争ヒストリーマップ。
どの時代に、どの地域で何が起きたのか?その出来事の解説と共に該当するニュース映像や証言を見ることができます。
戦争の記憶を風化させず未来へと継承していく大切な試みです。
戦争証言アーカイブスでは終戦の日に関わる証言を8月5日から、まとめて見ることができるようになります。
戦後70年の節目の年これまで以上に戦争と戦後の歩みに向き合い未来を展望する、さまざまな番組やコンテンツをお届けします。
見応えのある内容です。
ぜひ、ご覧になってください。
きょうは、NHKの戦後70年戦争と平和を考える番組についてお伝えしました。
≫私なんかはもう戦争を知らない世代なのでこうしたさまざまな番組を見ることで戦争や平和についてちょっと考えるきっかけになると思います。
≫どーも。
≫続いては「あなたの街のNHK」です。
今日、取り上げるのは広島放送局です。
こちらも戦後70年についてですね。
≫70年前、広島には原子爆弾が投下されました。
広島放送局ではこの悲劇を未来へ伝えるため全国へ向けて情報を発信していますが地域でもさまざまな取り組みを行っています。
広島で、人類史上初めて核兵器が使用されたのは昭和20年8月6日のことです。
あれから70年。
被爆者が高齢化する中被爆体験の風化が懸念され当時の記憶をどう伝えていくかが課題になっています。
広島放送局では、これまで原爆のもたらした悲劇を描いた番組や企画を数多く制作してきました。
こちらは、広島局のホームページ。
広島と長崎の被爆者はもとより核実験や核開発が行われた海外の被ばく者の証言も載せています。
60以上の貴重な肉声を聞くことができます。
広島局では原爆関連の番組制作にも例年以上に力を入れています。
県内向けに夕方から放送しているニュース情報番組。
去年4月から、被爆証言の記録と若い世代の継承を進めるためにシリーズ企画「被爆70年」を毎週放送しています。
先月の放送では、世界中の若者が「平和」というテーマで絵を描く取り組みを紹介しました。
その作品の展示が広島市で行われ若い世代が作品に込めた平和への思いを伝えています。
また、こちらの企画では高齢の被爆者たちが暮らす原爆養護ホームを取材しました。
年におよそ30回行う子どもたちへの被爆体験の証言活動。
被爆者たちは高齢化と向き合いながらも平和を訴え続けています。
今の広島を舞台にしたドラマで若い世代に当時の記憶を伝える試みも始まっています。
被爆70年特集ドラマ「赤レンガ」。
愛し合いながら原爆投下によって引き裂かれた月子と日系2世のジェームス。
ジェームスの孫娘・アニーが亡き祖父の思いを届けるため70年の時を経て広島を訪ねる物語です。
ドラマの重要な舞台は被爆建物、赤レンガ。
広島での出会いを通じてアニーは原爆の悲劇と向き合います。
♪〜おじいちゃん、聞こえてる?天国に届きますように。
また、臨場感あふれる高精細映像が魅力の8Kスーパーハイビジョンを活用した取り組みも始めました。
原爆資料館と協力し劣化が進む遺品や市民から寄せられた原爆の絵を記録し後世に伝えていくものです。
さらに、広島局では新たに広く呼びかけて原爆投下にまつわる品々を収集しています。
その時、何が起きたのか。
こうした品々に関するエピソードも合わせて番組で紹介しています。
原爆投下から70年。
あの悲劇をもう2度と繰り返さない…。
広島放送局の願いです。
≫戦争の悲劇を全国や世界に伝えていくことももちろん大切なことだと思うんですけどその地域に実際に暮らしている人が自分たちの暮らしている場所で何が一体あったのかというのを知ってもらうことも重要なことですよね。
≫本当に私たちが後世に伝えていかなくてはいけないなとつくづく感じました。
以上「あなたの街のNHK」でした。
続いては総合テレビ今夜のおすすめ番組です。
8時からは大河ドラマ「花燃ゆ」。
美和は、解任した銀姫の世話で大忙し。
そこへ義理の兄・伊之助の処刑が決まったという知らせが入ります。
美和は、伊之助の命を救うことができるのでしょうか。
「第31回命がけの伝言」ご期待ください。
そして、9時からはNHKスペシャル。
太平洋戦争中、捕虜となった日本兵の尋問の様子を録音した膨大な数の音源が発見されました。
地獄の戦場を生き抜いた壮絶な告白、国への忠誠と葛藤そして、連合軍に筒抜けとなっていた機密事項。
現代によみがえる密室の攻防を通して歴史の闇に埋もれてきた戦争の真実を伝えます。
「とっておきサンデー」今週は池澤さんとお送りしました。
次回は23日、豊田エリーさんとご案内します。
≫どーも、どーも。
≫そっかそっか。
今週もあっち向いてホイやろうか。
それではテレビの前の皆さんはどーもくんが上下左右、どちらを向くか当ててくださいね。
このあともNHKの番組でお楽しみください。
2015/08/02(日) 11:08〜11:54
NHK総合1・神戸
NHKとっておきサンデー[字]
まれ一週間:第18週「親心ロールケーキ」▽どーも、NHKです。:戦後70年“戦争と平和”を考える番組▽あなたの街のNHK:被爆70年〜広島放送局の取り組み〜
詳細情報
番組内容
まれ一週間:第18週「親心ロールケーキ」弥太郎の引退宣言で大騒動!▽どーも、NHKです。:戦後70年“戦争と平和”を考える番組▽あなたの街のNHK:被爆70年 悲劇を未来へ伝えるために〜広島放送局の取り組み〜
出演者
【司会】池澤あやか,與芝由三栄
ジャンル :
情報/ワイドショー – 番組紹介・お知らせ
ドキュメンタリー/教養 – 社会・時事
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
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