「WorldBowlingTourMAJORBowlingWorldOpen」!「WorldBowlingMAJORBowlingWorldOpen」男子個人ファイナル進出4名の選手の入場でございます。
(英語)まず最初は予選ラウンド4位で通過いたしました山本勲選手日本!続いては予選ラウンド第3位で通過いたしましたビル・オニール選手アメリカ!続いては予選ラウンド第2位で通過いたしましたオスク・パレルマ選手フィンランド!この選手は両手投げの選手でございます。
そして見事に予選ラウンド第1位で通過いたしましたハイスコアを達成いたしましたドム・バレット選手イングランド。
世界55の国と地域から超一流のトップボウラーたちが集結。
幕張メッセに設けられたスペシャルステージでその頂点を決める戦いが幕を開ける。
ファイナルは220名の予選を勝ち抜いた男女4名によるサバイバルマッチ。
日本唯一のファイナリスト山本勲が日の丸の誇りを胸に世界ナンバーワンの座に挑む。
世界最強王者決定戦「BowlingWorldOpen」!ボウラー2億人の頂点に輝くのはいったい誰だ!?また今大会は国内880人海外180人の一般参加選手による選抜大会を実施。
その選抜大会を突破した者とシード選手合わせて男女各110名による本大会が開催された。
予選準決勝合わせて8ゲームのトータルスコア上位4名の男女が幕張メッセ特設レーンでのファイナルに進出した。
日本からは国内屈指の実力派サウスポー山本勲が8ゲームトータル1836ピンの高スコアをマーク。
見事4位に入りファイナルへと勝ち進んだ。
山本は幕張メッセでのファイナルファーストステージでトップ通過のイングランドドム・バレットと対戦。
果たして強豪バレットを下して最強の称号を決めるチャンピオンシップマッチに進むことはできるのか?さぁいよいよファーストステージが始まるわけでございますがたいへんせん越ながらですね私50年ぶりにボウリングの実況中継をさせていただくことになりました。
男子ファーストステージ日本の山本勲選手対イングランドのドム・バレット選手この対決でございます。
解説にはボウリング界のレジェンドでございます矢島純一プロにお越しいただいております。
よろしくどうぞお願いします。
よろしくお願いします。
それから応援サポーターといたしましてゲストといたしまして皆さんお馴染みの小椋久美子さんでございます。
よろしくお願いします。
小椋さんボウリングはされたことあるんですか?もちろん小さいときからやったことあるんですけどでもやっぱりプロの方の試合を見ることは初めてなので遊び程度しかやったことないですね。
そしてゲストの解説者といたしまして若手の第一人者でございます小林哲也プロどうぞよろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
お隣が渡辺けあきプロです。
よろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
お二人とも今回参戦されまして残念ながらこちらのほうには進出できなかったんですが相当難しかったですか?渡辺さんいかがでした?はい確かにレーンコンディション難しかったですし初めての国際戦だったので…緊張してしまって思うようにいかなかったですね。
さぁいよいよでございます。
ドム・バレット選手は1位通過ということなんでありますが7月11日の予選でですね5ゲームで1273ピン…。
それで予選の1ゲーム目にね…。
さぁいった!おっと!見事ですね!パーフェクトゲームを出してるんですよ。
そうなんですってね。
びっくりしましたね急に度肝抜かれて。
サウスポーの山本。
33歳神奈川県出身です。
ぐっと食い込む!おっとこれまた!わぁすごい。
見事なパワーハウス。
10本のピンが全部そちらのほうに吹っ飛んでいきました。
さすがですねやっぱりね。
ストライクスタートでしかもいいストライクの取り方じゃないですか。
そうですね10分間の練習の間にレーンのコンディションと使用するボールをチョイスするわけですね。
チョイスしたボールがもし滑るようであれば少し表面を加工したりしてコンディションに合わせるわけですね。
ドム・バレット食い込んだ!これまたダブルでもってまいりました。
小林さんは確かサウスポーでございますけども山本選手と一緒でございます。
はい同じですね。
ほんとに山本プロは尊敬するプロのひとりでもありますしやっぱり一緒の舞台に立って投げてるのでこの難しさはすごくわかるのでここに立ってるっていうのほんとにすごいなって感じます。
さぁ1番と2番…。
あっとこれは!スプリットですね。
ビッグ4ですね。
そうですね。
ビッグ4ということでございます。
さぁ4番7番6番10番どっちを取っていく?狙ったか?ああっ!まずは2本を…。
そうですね確実に前半勝負なので確実に…。
ここのところはね。
わぁすごい。
このお隣のレーンで投げております選手は両手投げなんですね。
両手投げなんですよ。
今回決勝に残れませんでしたけれどもジェイソン・ベルモンテもう一人いるんですけどね。
あの2人がすごいですね。
あっと!アメリカのPBAの試合でも。
さぁ…。
はいこれはクリアいたしましたけれども。
ちょっとタップになりましてですね。
そうですね。
ワンピン残してしまいましたドム・バレット。
3連続の…。
さぁどうだ?あっと1本!あぁ…。
テンピンを残しました山本プロでございます。
山本が1人だけサウスポーなんですよ。
今34レーンで投げてますけどね。
他は3人右なのでコンディションが早く変化するのが右なんですよ。
ですからラインも出来やすいのが右なんですね。
そうなんですか!はい。
1人だと自分のラインを作るまでにちょっと時間がかかるんですね。
へ〜左と右でそれだけ違いが出るんですね。
そうなんですねはい。
あっとこれよかった一瞬…。
(拍手)ドム・バレットは準決勝ではですね3ゲームで693ポイントという…。
あっとこれまたタップで今度は7番ピンが残りました。
やっぱりあれですかね右利きの人はどうしても7番が残りますかね?いやあれはですね回転数が多いのとピンに当たってからまだ食い込んでるんですボールが。
は〜!そうするとちょうどジャストのポケット。
要するにストライクコースに入ってるんですがそっから食い込んでるんで7番ピンがたまたま今のはアンラッキーで残ったんですけどね。
なるほどねうん。
今度はストレートで珍しい。
(拍手)ここまで渡辺プロご覧になりましていかがですか?はいやっぱりこのまま山本プロにも頑張ってストライク続けていただきたいですね。
そうですねえぇ。
いつも見ている山本さんとちょっと違いますか?そうですね。
あ〜っと私にはそんなに遜色ないように感じるん…。
あ〜ここで来ました。
続きましたね。
ちょっと落ち着いてきたか山本勲プロ。
彼もアマチュア時代はですね日本のJBCのナショナルチームにいましたのでこういう国際大会にも慣れてるんでね。
まあそのペース配分というか自分のこのペースを作るのは上手ですからね。
「BowlingWorldOpen」。
最終決戦のチャンピオンシップマッチ進出をかけたドム・バレットと山本勲の対戦。
第5フレームでバレットは9本スペア。
山本ダブルを持ってこれるのか?これは稚拙な質問でございますけど何ポンドくらい使ってるんですか?まあおそらく15以上ですからね16か15ポンドくらいですね。
さあサウスポーの山本さんがこっから来た!おし来た!
(拍手)山本ダブルでストライクです。
ちょっと追い上げますここで。
試合が俄然おもしろくなってまいりました。
ドム・バレットが若干焦ります。
行ったり来たりの攻防なんですね。
そうですね。
ボウリングっていうスポーツはね。
最初のフレームでですねスタートがお互いにちょっと差がついたりなんかしますともうそこで終わっちゃうかなと思ったらそんなことないですね。
そうですね1ゲームの中に2回か3回はチャンスメイキングフレームがあるんですね。
なるほどねはい。
こういう展開ですとねまだほんとにわかりませんからね。
わかりませんねはい。
例えば自分との戦いなのかそれともやっぱり駆け引き的な感じで投げられてる方のプレーも見ながら進めてくんですか?ゲームって。
僕がもしあそこのあの上に立っていましたらねまずは自分との戦いでレーンコンディションがいかに読めてるかってことなんですよね。
さあ山本どうだ?これは入った!3つ続けてまいりました。
ターキーです追い上げます山本。
ストライクを続けて逃げ切り態勢に入るかっていうところの勝負なんです。
ふたフレームめのミスを取り戻すかのように。
見事にストライクを続けております。
1970年代に矢島さん岩上さんをはじめといたしまして女子では須田開代子さん中山律子さんこういった人によりましてですね。
これも入ってきた!見事にナイススポットであります。
ボウリングは非常に大きなブームになりました。
スポーツといたしましてもさることながらまさに一般の人たちもですね老若男女男女問わず多くの人たちができる言ってみれば体操のような感じのスポーツとして受け入れられて底辺が広がっていったわけでありますけどもね。
そうですねはい。
もうほんとに国民的参加型スポーツということでね。
まさにそうですね。
さあフォースいけるか?山本。
レーンはつかんだぞ。
こっからがキュッと食い込んだ!いった〜!1番ピン2番ピンからサウスポー独特のスポットに入りました。
見事フォースであります。
これ俄然小林さんおもしろくなってきたんじゃないですか?そうですね今これ7フレーム終わって1ピン差なんですよね。
1ピン差ですかは〜!なので次の8…こっから8910がほんとに勝負どころになると思いますので。
小林さんいかがですかね?気持としましては今山本選手の気持をちょっと代弁してもらえますか?そうですねでも今勲プロのボウリングを見てるんですけども4フレ以降ですねだいぶ落ち着いてるというか感じがちょっと2フレ3フレちょっと力入ってるなって感じはあったんですけども4フレ以降は落ち着いていつもどおり投げてるのでたぶんまあ山本プロならこっからオールウェイしてくると思います。
さあドム・バレットがまたタップ。
テンピンが残りましたね。
3レーンのほうもちょっとまだ完全に読み切ってないような感じなんですね。
ちょっと厚めでいったりとか多いですもんね。
彼が今ちょうど止まってるんでこの3レーンのほうでストライク持ってきたらかなり勝つ確率高いですね。
なるほどは〜。
アメリカの第一人者であります。
あ!ここでミスをした!天を仰いだドム・バレット。
思わず特設レーンのこの天を仰ぎました。
これ珍しいですね。
そうですね。
やっぱりヒョウヒョウと投げてるように見えるんですけどかなりやっぱり緊張してるんでしょうね。
さあこの見ものの3レーンであります山本勲。
神奈川県出身高校時代からですね見事なプレーヤーでありました。
プロの筆記試験は免除になったという。
そういったプレーヤーであります。
さあどうだ?さあいけ!入れ!あ〜入った!最後にテンピンが残りましたけどもそれをセブンピンが見事にいやファイブピンがキングピンがですね見事に弾きまして山本ここでストライクを取りました。
俄然有利になりましたね。
そうですねこれでかなり有利になりましたですね。
ツーマーク20ピン以上リードしましたから。
すでにフレームのほうはもう8フレームに来ております。
(拍手)むしろ3レーンをつかんでおりますのはドム・バレットのほうになりましょうかね?さあその山本。
4レーンはどうか?お〜と来た〜!思わず左でガッツポーズ。
これはかなり勝利に近づいたぞ。
2008年のABSジャパンオープンボウリング選手権の優勝決定戦でパーフェクトゲームを達成いたしました山本勲であります。
今気持はどうですかね?山本プロの気持としましては。
もう今の9フレームでほぼ決定なんですけど今これでバレットが全部ストライク出しても234までしかいかない。
いかないは〜。
2ピン差があるんで。
そうですね。
ええ決定するには山本がこの第1投目入ればもう決定なんですけどここで9本だとまだちょっとわからないですね。
そのくらい拮抗しております。
それがボウリングのおもしろさです。
しかし同じようなお互いにミスをしまして。
そうですね。
でここまで来てるという…。
だから山本が前半でミスをしましたけどまだ気持が切れてないし前半で立て直す自分で力があるんでこういう展開になるんですね。
さあ問題の3レーンおっとここでストライク。
これはほぼ決定。
これで決定ですね。
ほぼ決定。
尊敬する勲プロに何かひと言ございますか?いやもうほんとにすばらしいボウリングをしてもらったのでこのままですね決勝もこの勢いで頑張ってほしいですねほんとに。
しかも日本で行われましてですねあのドム・バレットをやぶるわけでございますからね。
ほんとですね。
渡辺さん今どういう気持ですか?後輩としまして。
もうほんとにかっこいいです。
すばらしいもう勝負どころでほんとに山本プロは強いですね。
なるほどね。
実に落ち着いたプレーヤーってことがいえるわけでしょうね。
さあこの1投はどうだろう?これも決めた楽々!自信を持ってスパットボール。
(拍手)ドム・バレットが今イングランドの代表といたしまして利き手の右手をあげましてちょっと残念そうではありましたけども力なく手をあげました。
しかし見事なプレーを見せてくれましたドム・バレットであります。
224点。
さあ一方の山本最後の一投を決めてもらいたい。
パンチアウトか!パンチアウト!すごい!
(拍手)10フレームで見事に3つのストライクを取りました。
山本見事。
これハイスコアになりますかね。
200?56ですね。
256ですね。
山本選手にしてはそうではないかもしれませんけれども。
ほんとに心理戦でありですね心理戦の中でも非常に高いレベルの戦いの中での心理戦というのを私たち垣間見たような気がいたします。
それにいたしましても日本の山本勲がついに決勝に進出でございます。
各選手には練習投球を…。
山本の待つ最終決戦に勝ち進むのは?開始直後から両者怒涛のストライク合戦を展開。
試合が動いたのは第7フレーム。
両手投げボウラーパレルマが7連続ストライクをマークしたのに対し…。
オニールはこのフレームで痛恨のスプリット。
これが勝敗を分けパレルマが266ピンの高スコアで勝利。
チャンピオンシップマッチ進出を果たし山本勲との頂上決戦に挑むこととなった。
一方こちらも熱い戦いを繰り広げた女子。
開始早々第2フレームからターキーをマークしたキューリックが試合を優位に進めるが…。
ドイツの実力者ビルギット・ペプラーが第3フレームから5連続ストライクをマークして一気に波に乗る。
終わってみれば258と男子顔負けのスコアを叩き出したペプラーが見事最終決戦へと駒を進めた。
そしてファーストステージもうひと試合。
17歳の新鋭ヨーがストライク5連発で一気にリードを広げてゆく。
一方のマルカーノは中盤の2度にわたるスプリットに泣きスコアが伸びない。
終わってみればヨーが50ピン以上もの差をつける完勝でドイツペプラーの待つチャンピオンシップマッチ進出を決めた。
さあ男女ファーストステージが終了いたしまして男女のチャンピオンシップマッチに進出するそれぞれ2名が決まりました。
徳光さん久々の実況お疲れさまでした。
いやもうほんとに…。
50年ぶりですか半世紀ぶりですからね。
なんといいましても山本選手のですね決勝に進出されたってことがこれがほんと嬉しくてね。
えぇ。
小椋さんはいかがでしたか?初めて生で見させていただいたんですけどボールの回転もこんなに回転してるんだっていうのも生で見たほうがやっぱり伝わりますしすごい立て直し方がすばらしかったのでそれを見ててほんとに興奮しましたね。
はいさて盛り上がっているボウリングなんですが渡辺けあきさん先日2020年東京オリンピック追加種目の候補8種目のうちの1つにボウリングが選ばれたんですよね。
はいそうなんです。
ボウリングは若者を中心に世界中でほんとに人気のあるスポーツですしほんとにオリンピックにふさわしい競技だと思っております。
そうですよねオリンピックにおけるボウリング競技実施を求める署名が100万人分も集まったということでほんとにすごい人気ですよね。
また近代オリンピックの創設者クーベルタン男爵の参加することに意義があるというオリンピック精神にも本当にピッタリの競技なんですよね。
そして正式採用された場合には100万人規模で参加というオリンピック史上初めての全国民参加型代表選考会になるとまたおもしろくなりますよね。
確かにね。
小椋さんなんか狙ってみるといいかもしれないね。
いや1年で…私110くらいなんですよ。
いけますかね?いけます!1年で?ねぇちょっとやってみない?異種競技でさオリンピック出場っていうの。
あっ2つの競技で。
バドミントンとボウリングでね。
でもいらっしゃいますよね?他のスポーツで。
冬季と夏季っていう。
橋本さん…。
そうですよね。
ちょっと挑戦してみてほしいですけどね。
さあその2020年東京を目指す注目のジュニアの選手が今大会に出場しました。
世界に挑戦する姿を追いかけましたのでご覧ください。
かわいい笑顔を見せる彼女は…。
天才女子高生ボウラー…。
彼女はまだ高校1年生になったばかりの16歳。
教室での姿はごく普通の女の子。
って言われてますけどどうですか?そんな彼女がいつも通っているのが小学校4年生の時に愛媛国体を目指す強化選手の選抜テストを受けたのがボウリングを始めたきっかけだという心音。
彼女は小さい頃からたくさんの習い事をしてきたことでボウリングに通じる基礎ができていました。
そのかいもあってボウリングを始めてすぐにその才能が開花します。
おととし13歳ながら海外選手やプロが出場する国際大会で日本人3位。
一気に注目を浴びると…。
去年日の丸を身にまとい…。
なんとユース世代の世界一に輝いたのです。
一躍ボウリング界期待の新星となった心音。
そんな彼女の次なる目標は…。
オリンピックと同じ世界レベルをもっと肌で感じるために。
心音は世界中からトップ選手が集まるこの「WorldOpen」に挑みました。
この日彼女の姿は東京にありました。
なんと愛媛県から車で来たという心音。
運転してきたのはお父さん。
遠征の時はいつもお父さんが一緒。
2人で戦います。
まずは本大会に出るための1球ごとに変化するレーンコンディションにどのように対応していくのかが問われます。
まさに自分自身との戦いなんです。
心音の世界へ挑戦するための戦いが始まります。
この日ブレークしたのは3シフト目でした。
レーンの状況をしっかり見極め投球ポイントをつかんだ心音。
出だしから5連続ストライクで一気に流れにのると自分のボウリングができて思わずガッツポーズ。
3ゲームトータル694ピン。
目標の750には届きませんでしたが高スコアをマークしました。
世界へ挑戦する切符をつかみました。
この日からいよいよ海外選手も加わり110名のなかからたった4名のファイナリストが決まります。
でもあまり緊張していない様子。
世界と戦える日がやってきました。
予選は5ゲームトータルの一発勝負。
ミスは許されません。
ところが…。
昨日まであんなに決まっていたストライクが全然決まりません。
ボウリングはリズムとフォームが大事。
1ゲームもミスできない重圧。
ストライクが出ない焦りに周囲のレベルの高さも加わりフォームもリズムもバラバラ。
刻々と変化するレーンコンディションにもこの日はうまく対応できません。
身をもって知る世界のレベル。
投球位置を変えボールを変えなんとか立ち直ろうと調整しますがしかし…。
次のステージへと進むメンバーのなかに心音の姿はありませんでした。
あつく感じるでも彼女は気づいていました。
どんな状況にも対応できる力を身につけることが世界へオリンピックへ近づけることだということに。
夢に向かって心音はこれからも走り続けます。
いかがですか?徳光さん。
さっき渡辺さんが1,000万人の若者がボウリングに打ち込んでらっしゃるっていうことを聞きまして改めてそういうなかに心音さんみたいな選手がいらっしゃるんだなということで非常に前途の明るさというか前途の楽しみが出てまいりました。
今日本のスポーツそうでしょ。
バドミントンの茜さんにしても16ですよねたしかね。
そうなんですよ。
ゴルフのみなみちゃんも16歳だしね。
この16歳トリオで東京オリンピックぜひお願いしたいなと思いましたね。
盛り上がりそうですね。
さぁこのあとはいよいよファイナルチャンピオンシップマッチです。
「BowlingWorldOpen」。
今大会では視覚障がい者ボウラー車椅子ボウラー83歳の現役ボウラーそして将来の日本代表を担う小学生ボウラーたちが同じ舞台に立ってプレーするNoBorderSportと称したエキシビションイベントが開催された。
この大会を通じてボウリングは国籍や性別年齢障がいの有無など多様性を受け入れすべての人に適応する世界でも希少なスポーツであることを広く印象づけた。
さあ「BowlingWorldOpen」。
いよいよこれから女子の頂点を決めるチャンピオンシップマッチが始まります。
この試合に進出したのはドイツの29歳ビルギット・ペプラーとシンガポールの17歳ジョーイ・ヨーというこの2人の対戦になります。
矢島さん女子もトップ選手ほんとに高いスコア出してきてますよね。
そうですね。
もう男子の試合と変わらない250というスコアも出てますので。
レーンコンディションですけれどもこれはオイルのひき方によって難しいコンディションになったり逆に高得点が出やすいレーンになることもあるそうなんですけど小林さん。
はい。
このオイルのひき方っていうのがやはり重要なんですね。
そうですね。
同じ選手でもレーンコンディションひとつでアベレージが180点だったり逆にイージーなコンディションであれば230点くらい出るときもありますのでそういった意味でとてもオイルのひき方っていうのは大事になってきますね。
今回はなかなか厳しい設定になってるんでしょうか?そうですね。
今大会は世界50か国以上の国からトッププロそしてトップアマチュアが集まって投げる世界最高峰の大会なのでそういった意味でも今回のコンディションというのは非常に難しいコンディションに設定してありますね。
はい。
さあ女子の頂点を決める白熱の戦いいよいよ始まります。
シンガポールが生んだ若きインテリジェンスヒロイン百戦錬磨の29歳ドイツの精密機械実力伯仲の両者の戦いは今年のアジア選手権で一躍その名を広めたジョーイ・ヨーが第4フレームから4連続ストライクをマーク。
最後はピンアクションでテンピンが倒れました。
おもしろくなってきたね。
恐れる者を知らぬ驚異の17歳はこの大舞台に飲まれることなくゲームを支配してゆく。
対するビルギット・ペプラーは遅ればせながら第6第7フレームで初のダブル。
徐々にペースを上げてきたペプラーが終盤第8フレームを迎えた。
先ほどまでの安定感思い切りがまたよみがえるか?このゲームの最大のポイントですねこの8フレームは。
あ〜おもしろいね〜。
もうここが出ないと決まっちゃいますよこれ。
ここでペプラー選手がストライク絶対出さないとダメなフレームですね。
初めてヨーが見たね。
相手の投球をヨーが見た。
あ〜テンピン残った。
不思議だね。
唇を噛んだペプラー。
矢島さん今の投球としてはどうなんでしょう?悪くないと思うんですよ。
ただ完全に読みきれてないっていうか…コンディションをね。
ポイントの第8フレームですがストライクはならずスペア。
今年の12月で18歳になるという高校生ジョーイ・ヨー。
落ち着いてるなぁ。
自分のルーティーンっていうのをしっかり持ってますよね。
持ってるんですね。
構えてからがあんまり長くないんですよ。
大きなバックスイングからきた!すごい。
見事!フィフスです。
フィフスまできたか。
いや〜徳光さんすごいですねこの子は。
すごいですね。
この入ってからの回転ね。
このままヨーが一気に試合を決めると思われたが…。
痛恨のスプリット。
ちょっとボールを落としましたね今ね。
対するペプラーは手堅くこのフレームを9本スペアでまとめ勝負の行方は混沌としていく。
第9フレームを終えて両者の差はわずか。
勝負の行方は最終10フレームの投球に委ねられることとなった。
世界最強ボウラーの称号を手にするのは果たして?さあこの1投目重要です。
リリースはいい。
どうだ?きた!こっちのレーンがいいんだ。
きました。
自ら選択したこの第10フレーム。
最終フレーム左側3番レーン。
ジョーイ・ヨーは見ていました。
覗き込むようにしてその先でストライク。
もうひとつくると大きくプレッシャーをかけられます。
さあどうだ?あ〜っこちらもテンピン残った。
場内がどよめきます。
入ってると思うんですがスピードがありすぎるんですかね?ちょっと速いような気がするんですよね。
さっきのあのさっきのマッチよりもちょっとスピードが速いかなって気がするんですけどね。
スローで見るとあの6番ピンが当たらないものかという感じでしたが。
(拍手)最後パンチアウトはならず。
204ピンで先に投げ終えました。
これでスペア8本で勝ちですからね。
17ピンで同点。
18ピン倒せば勝ちです。
勝ちですからね。
そういう意味ではまず1つ目にストライクがきてしまえば楽になります。
さあどうだろう?入ってきた!ストライク!すごい。
強いなこの子は。
表情を変えませんジョーイ・ヨー。
精神的に強いわ。
いい回転だな。
少しボールを持つ前にイメージを出しました。
さっきみたいなことがあるからね。
さあどうだ?入ってきた。
これでいいこれでいいです。
ちょうど8ピン倒れました。
これで優勝が決まりました。
表情がやわらぎました。
そしてビルギット・ペプラー敗れましたが相手に対する拍手です。
優勝を決めたヨー。
場内の手拍子におくられて最後はきっちりとりました。
すばらしい。
ガッツポーズ。
ナイスゲーム。
「BowlingWorldOpen」。
この女子の頂点に立ったのはシンガポールの17歳ジョーイ・ヨー。
見事な逆転勝利でした。
今後の目標を聞かせてください。
(拍手)さあこのあとはさあ50を超える国と地域からおよそ700人が参加したこの「BowlingWorldOpen」。
いよいよ男子の頂点を決めるこのチャンピオンシップマッチ。
ここに日本の山本勲が登場します。
フィンランドのオスク・パレルマと男子の頂点を争います。
矢島さんこの世界中の強豪が集まった大会のこの最後に日本の山本が残っている。
嬉しいですね。
そうですね。
僕らの夢ですからね。
はい。
山本が勝機を見いだすとすればですね今まで投げたなかで彼1人なんですよ左は。
はい。
それでさっきもこの34番で投げてますのでコンディションの変化は右よりは少ないと思うんですね。
はい。
ですからそのへんの読みがしっかりできればあの強いボールを投げるパレルマにも勝つチャンスは十分にあると思いますね。
そして徳光さん。
今回のこの「WorldOpen」の開催にあたってすごい方から手紙がきてるんですよね。
そうなんですねせん越ながら私のほうで読ませてご紹介させていただきたいと…。
ボウリングは老いも若きも女性も男性も障がいのある方もみんなで楽しめるスポーツです。
昭和63年京都国体から正式種目となり幅広い支持を得てまいりました。
今日世界ボウリング連盟に加盟する108か国2億人のボウラーが活躍しているということでございます。
私はボウリングが東京オリンピック・パラリンピックの正式種目になることを支持し願っている1人です。
このたび世界50か国の参加のもとに「BowlingWorldOpen」が開催されますことはまことにもって時宜を得た国際大会だと期待しております。
成功をお祈りいたします。
元内閣総理大臣小泉純一郎さん。
小泉純一郎元総理からねいただきましたけども小泉元総理もあれなんですよね。
結構ボウリングやられるんですよ。
どのくらい投げたのか知りませんけどもね200近いスコアを出すそうでありますからね。
そういうそのオリンピックの正式種目を願ってということでは徳光さん。
その頂点を決める試合に日本の選手が残っている。
大きいですよね。
しかもね斉藤さんね。
50年ぶりに半世紀ぶりに実況中継させてもらってそのなかで山本さんが日本の代表が残ってるってこんな嬉しいことはない。
僕の歴史にとりましてもこんな嬉しいことはないよ。
さあそれではチャンピオンシップマッチに勝ち上がった両者のここまでの戦い振り返ってみます。
日本が誇るレフティー予選ラウンドでは8ゲームトータル1836のスコアで4位となって幕張メッセでのファイナル進出を決めています。
そのファーストステージでは予選トップ通過のドム・バレットをくだして見事最終ステージへと駒を進めました。
(拍手)対するのはフィンランドの両手投げボウラーオスク・パレルマです。
予選では後半3ゲームハイスコア連発で一気に順位を上げて結局8ゲームトータル1851の2位でファイナル進出を決めています。
そしてファイナルのファーストステージではアメリカビル・オニールとの壮絶なストライク合戦を制していよいよ山本と頂点を争います。
それでは練習投球終了です。
選手のお二人は試合の準備をお願いいたします。
握手を交わしました両雄です。
矢島さん。
はい。
この山本勲の表情どうご覧になりますか?いい表情してるじゃないですか。
しっかりコンディションを読みきってるなっていう感じを受けられました。
今の練習ではね。
ああそうですか。
小林さん。
はい。
入ってくるときには笑顔で観客からの声にも応えながら緊張感もあるのかなというふうに見えましたがどうですか?そうですね。
最初は入ってくるときは緊張感ありましたけども練習投球を見ていてすごくリラックスしてますので非常に期待が持てると思いますね。
はい。
さあこのチャンピオンシップマッチ。
まずは日本の山本が左側第3レーンで先に投げます。
「WorldBowlingTourMAJORBowlingWorldOpen」。
男子個人チャンピオンシップマッチです。
さあどちらが世界の頂点に立つのか?オスク・パレルマ対日本の山本勲。
勝負が始まります。
場内から勲という声が今かかりました。
その声を受けて日本の山本勲。
左側第3レーンで最初の投球です。
レフティー今日ファイナルに残った男女合計8人のなかでただ1人のレフティーです。
そうか。
入ってきた。
よし!まずはストライク。
軽く左の拳を握りました。
小椋さんやっぱりスタートの瞬間緊張感ありますよね。
いやぁもうほんと…見てるほうがドキドキしますし。
バドミントンのいちばん最初のサーブがすごく嫌なんですよ。
それくらいたぶん緊張感はめちゃくちゃあるんだろうなっていうのが想像できるのでドキドキしますね。
そして両手投げのオスク・パレルマの最初の投球。
こちらもきた!いやぁ徳光さんいいですね。
すごいボールですね。
しかもパレルマさんはね…。
ただね山本さんはあれですよね。
2008年でしたっけ…ジャパンオープンのときに優勝決定戦でパーフェクトを出してらっしゃるというそういったような記録持ってるんですからこれは大きな自信でしょう。
そうですね。
まあキャリア的にはねもう2人とも相通ずるものがあって。
もうそういう緊張感はないと思うんですけど。
もうほんとに自分が今読んでるレーンにしっかりボールが投げられるかなっていうことだけじゃないですか。
ともにストライクからオスク・パレルマ。
第2フレーム深く入った!相手の投球を山本は見ていませんでした。
オスク・パレルマはカウント9。
小林さん今ちょっと中に入りましたね。
そうですね。
ちょっと左と右ボールが違うと思うんですよね。
ちょっと左のほうは変化を感じてるのかなというのでちょっとボールがどういったボールかちょっとわからないんですけどもそういった意味で左がもしかしたらあまりわかってないのかもしれないですね。
矢島さんやはりそのトップ選手はボールも細かく使い分けるようですね。
そうですね。
特にあれだけ回転数と曲がりが大きいのでレーンの変化に逆にすごく対応するんですよ。
だからやっぱりマメにボールをチェンジしたりアングルを変えたりしていかないと。
曲がりが小さければそれほど大きな対処はいらないんですけど。
彼は回転数多いしスピードもあるし曲がるしね。
その分やっぱり他の人より神経使いますよね。
細かい動き出しから…第2フレーム。
外から中に入ってくる。
やや薄いか。
ともに第2フレームはカウント9。
ピンアクションで残りが1本というところになっています。
額にもう汗が浮かんでいます。
この山本勲。
現在33歳。
去年の日本のアベレージランク2位という日本のトップ選手の1人です。
163センチ。
その左腕から放たれるこのボールです。
あ〜よかった一瞬。
ちょっとドキッとしましたね。
ドキッとした。
あそこで曲がるのかと思って…。
扇子で顔をあおいでいますオスク・パレルマ。
まずは出だしの2フレームはまったく同じ流れです。
ストライクのあと9本スペア。
第3フレームはお互い最初にストライクをとった側のレーンになります。
どちらが先に抜け出すか。
自分のボールはいくつ持ってくるってことは規定があるんですか?6個まで。
この大会は6個ですね。
はぁ〜。
選抜大会のときに登録するんですよ。
その6個を使って投げる。
入ってきたストライク!
(拍手)左側3番レーンはストライクが2つきています。
場内から大きな拍手。
矢島さん今のを見ると山本は左側3番レーンはつかんでるんでしょうか?そうですね。
2つのストライクの内容を見ると3番は確実にとらえて…。
ちょっと4番レーンのほうがちょっと薄めにいったり厚めにいったりっていうのはあったみたいですけどね。
両手投げオスク。
あ〜こちらも第3フレームストライク。
いやぁしかし矢島さん。
はい。
この両手投げ初めて見る方は驚くと思いますがどういうところが特徴になりますかね?やっぱり親指を入れてないのが特徴なので。
ボールに回転数とか曲がりをかけるためには親指を入れないでなおかつ左手を添えて左手でボールに回転をかける…。
スピンをかけるんですね。
それを…片手でいくと非常にスピンも緩やかなんですけど両手を使うことによってそれがより鋭くなるっていうことですかね。
隣とは違うボールで投げます。
お〜きました。
ダブルです。
先ほど戻ってきたボールではなく違うボールで左側3番レーンを投げますこのオスク・パレルマ。
ほんとに見事にあれですね。
レーンにピンが残らないですね。
パワーハウスっていうんですか。
ドンっとピットに入っちゃいますね。
そうですね。
さあ序盤息が詰まるような展開です。
小椋さん身を乗り出すようにご覧になってますがどうですか?ほんとにすごいですね。
緊張感が伝わってきますしほんとにどっちに転がるかわからない。
1ピンだけ残るかもしれないですし…。
ほんとメンタルでちょっとズレたりとかするのでそういうところが伝わってくるなぁと…。
入れ!こちらもきた!よし!両者譲りません。
ともに第3第4フレームでダブル。
いやぁ小林さん。
まったく譲らないですね2人とも。
そうですね。
ほんとに今の投球もちょっと厚かったんですけども気合いでですね倒してくれたかなって感じですね。
この前のファイナルのファーストステージではオスク・パレルマが266。
日本の山本勲が256というともにハイスコア。
あ〜後ろに回ります。
カウントは8です。
矢島さん先ほどまでストライクが2つきていた左側だったんですが…。
投げた瞬間ちょっとなんかやっぱりボールがちょっと左へ出てましたね今のね。
さっきのストライクになったコースよりもね。
機械じゃないんですよね人間ですからね。
ほんのちょっとした親指の抜けるタイミングとかね。
親指の抜く方向とかも…それによってちょこっと変わっちゃうんでね。
ここをしっかりとりたい…とりました。
かなり外からいった感じですがしっかりとりました。
第5フレームは8本スペア。
さあそれを見て今度はオスク・パレルマが自らの第5フレームになります。
お〜きました。
最後は後ろからのピンアクション。
今のはちょっとラッキーですね。
ねぇラッキーですよね。
こういうところの差が出てくるんですよ。
こういうところで残るか倒れちゃうか…。
ここでオスク・パレルマがリードという形になっています。
渡辺さん。
はい。
しかしまだわかりませんよね。
はいまだまだ勝負はこれからだと思います。
日本の山本相手の投球は見ていません。
う〜んしかしオスク・パレルマしっかりもってきます。
これでフォースになります。
いやぁ徳光さんこのオスク・パレルマという選手はこの決勝の前のファーストステージもひとつスプリットのフレーム以外全部ストライクだったんですよ。
でしたよね。
だから12個のストライクとってる…。
そうですね。
そういうことですよね。
追っていきたい山本。
ここはもう絶対ストライクとらないとダメですね。
外から…入ってきた。
あ〜っと割れた。
同じレフティーの小林さんからご覧になって今の投球いかがでしたか?そうですね。
先ほどボールが外に出ていってしまったのでそれを対処しようとしてちょっと内に投げたんですけどちょっと力がいつもよりも入っていた感じだったのでその分ボールがいってしまったのかなという感じですね。
矢島さん当然ここは狙いにいきますよね。
でもこのスプリットはねなかなかちょっととれるスプリットではないんですよね。
2本だけをとりました。
難しいよね裏側にいますからね1本が。
そうですね。
裏側にあるためにね狙いにくいスプリットなんですね。
そうですね。
第6フレームがオープンフレームとなってしまいました山本勲。
さあここから残りをともかく倒していってほしい。
まだここから。
第7フレーム…。
あ〜っとセブンピン!なんだよ〜今のはいいだろう。
あんなタップはないだろう。
いや〜矢島さんいったとも見えましたが。
うん本人もそう見えたのかな。
この1本はしっかりとっていきます。
場内から大きな拍手がおくられます日本の山本。
対するオスク・パレルマはここまでフォース。
ただこの前の試合でもスプリットでオープンフレームありましたのでまだ何があるかわかりません。
日本にも両手投げの選手って小林さんいらっしゃるの?そうですね少ないんですけどいますけどやっぱり今はそんな活躍してるっていう人はちょっと少ないですね。
あ〜くるなぁ。
安定しています。
強いねぇ。
ファーストステージもねストライクの数はすごかったからな。
小椋さんこの大事なところでこのストライクを重ねるオスク・パレルマ選手の投球いかがですか?ほんとにメンタルが強いと思うんですけどイメージとしたら両手投げのほうが結構メンタルが左右されるのかなと思ったんです。
でもこれだけ安定してずっと同じフォームで同じボールが投げられるっていうのがすごいなと思って。
ボールを放す瞬間はね結構自分でやってるんですよすごく。
同じように見えるんですけどね。
こっちのほうが難しいくらいですか?難しいと思いますよ。
力強い投球です。
でもマスターするとマスターするとあのボールで強さをマスターするとちょっとやっぱり片手投げはかなわなくなるかもわからないですよね。
非常にやっぱり下半身が強いじゃないですか。
わりと投げたあと崩れないですよね。
渡辺さん今追いかけてますが山本選手。
ただ今の観客の皆さんの前で残りいい投球してほしいですよね。
そうですね。
お〜外からいきました。
すごいボールだな今の。
今ちょっと投げるアングルを変えましたね角度をね。
やっぱそういうこともやるんですね。
ボールも変えて角度も変えて。
さあ残り9フレ10フレ。
例えは悪いんですけどね。
はい。
野球のピッチャーとキャッチャーの距離とほぼ同じじゃないですか?野球は18m44ボウリングは18m28くらいでしょ?そういうなかで全部ストライクを狙っていくわけですからボウリングはね。
しかもほとんど変化球ですよ。
それが僕ねすごいなと思ってね。
変な感心の仕方をしてるんですけど。
野球に例えれば変化球ですもんね。
全部ね。
それをほんのわずかなアングルにめがけて投げ込んでいきます。
これもやや外から。
入った!見事ダブルです。
そしてパレルマの投球を待ちます。
いや先ほどうかがってる途中でしたが渡辺さん。
はい。
今の第8第9フレーム意地を見る感じですね。
そうですね。
思い切ってコースも変えて割り切って。
さすがやっぱりトッププロの采配はすばらしいなと思いますね。
それを見てさあどうするか?オスク・パレルマ。
外から入ってくる!テンピンが残ります。
山本を大きくリードしている。
シックスでセブンスはならずと。
240ペースですね。
240と220ですから。
この時は片手なんだ。
テンピンは片手で狙ってしっかりとった。
しかも速いボール!やや中に入りました。
セブンピンが残ります。
最初から両手投げではなかったんでしょうね。
見事な安定した投球です。
これで238がもう確定しています。
(手拍子)矢島さん矢島さん。
シックスでは止まりましたが安定感ありますよね。
そうですね。
もう相手のことはあまり考えてないですよね。
自分のペースで自分の狙うところをしっかり。
(拍手)見事!これで248。
山本はMAX224までしかいきませんのでもうオスク・パレルマの優勝が確定しました。
まぁしかし小林さん。
はい。
とはいえみせてほしいですね最後まで。
そうですね最後まで持ってきてほしいですね。
(手拍子)場内の手拍子におくられてまた外からきた!笑顔が出ます。
見事な投球!矢島さんトッププロにこれはたらればですけれどもアングルを変えたその決断のタイミングやっぱり難しいんでしょうね。
そうですね。
やっぱりスプリットを出した時点でおそらくどうしようかな変えようかなと迷ってた時期。
で変えなくて9本だったじゃないですか。
だからあそこで変えてればまだっていう可能性もあったかもわかんないですけどね。
でもオスク・パレルマのあれ。
ターキーめかフォースめですよね。
4番ピンが倒れた。
そうですね。
ああいうラッキーに絡んでやっぱり6つストライクを続けてるっていうところがやっぱりチャンピオンになるときにラッキーをうまく活かしてる。
そういうこともありますよね。
(手拍子)さあ場内からはパンチアウトを期待するこの手拍子です。
笑顔のこの山本。
(手拍子)最後はパンチアウト!意地とプライドそして力をみせました!この男子のチャンピオンシップマッチ。
中盤から突き放したこのオスク・パレルマ。
248ピン対224ピン。
しかし日本の山本も最後は意地をみせました。
でも今日はファーストステージから見事な逆転で場内を沸かせましたよね。
男子個人チャンピオン…。
ということで男子のほうはまさに今世界の中核にいるというですねオスク・パレルマ選手。
優勝果たしたわけでございますけれどもそういうなかで山本選手僕大健闘だと思うんですけどね。
はいなかなかねサウスポーでこれだけ世界を制覇するところまで上がってくるっていうのは難しいんですけどもでもやっぱりここまでしっかり自分のペースを保ってルーティーンを保ってなおかつ世界のなかで準優勝っていうんですからね。
もう敬服しますね。
そうですよね。
小椋さんは違うスポーツではございましたけれども全然また違う視点そういったものお感じになったと思うんですがいかがですかね?そうですねやっぱりメンタルひとつでこんなにも変わるんだっていうのはすごく伝わりましたし私たちは対人スポーツなので相手の目を結構見るんですよね。
だけどボウリングは投げられてるのを見ない選手の方もいらっしゃるのでそういうところはちょっと違うなと思いましたね。
いずれにいたしましてもですねほんとに歴史に残る大会がこの日本で行われた。
しかも2020年には東京オリンピックを控えている。
そういったなかで行われた大会であるっていうことを皆様にお伝えできた。
その喜びは変わりございません。
ほんとにありがとうございました。
これを持ちまして幕張の特設レーンからお別れしたいと思います。
2015/08/02(日) 16:00〜17:15
テレビ大阪1
Bowling World Open〜世界最強のボウラーは誰だ!?〜[字]
世界50カ国以上の国と地域の選手が参加した「世界最強ボウラー決定戦」。7月12日に幕張メッセ特設レーンで行われた男女個人戦FINALの模様を熱くお伝えします!
詳細情報
番組内容
【『ボウリング ワールドオープン』〜世界最強ボウラーは誰だ!?〜】
◆7月9日〜7月12日に東京で開催され、世界50カ国以上の国と地域の選手が参加した「ボウリング世界一決定戦」!
7月12日に幕張メッセ特設レーンで行われた男女個人戦FINALの模様を熱くお伝えします!日本勢では山本勲が唯一進出!果たして優勝なるか?
出演者
【解説者】矢島純一プロ
【解説者】小林哲也プロ
【解説者】渡辺けあきプロ
【実況者&MC】徳光和夫
【実況者】斉藤一也(テレビ東京アナウンサー)
【応援サポーター】小椋久美子
【リポーター】須黒清華(テレビ東京アナウンサー)
ジャンル :
スポーツ – その他の球技
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