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サムスンソウル病院が通常の診察を再開、MERSで一時閉鎖―中国メディア

FOCUS-ASIA.COM 8月3日(月)17時54分配信

韓国メディアによると、中東呼吸器症候群(MERS)コロナウイルスの感染者が出たことにより閉鎖していたサムスンソウル病院が3日、通常の診療を再開した。3日付で中国新聞網が伝えた。

サムスンソウル病院の一部施設は6月14日に閉鎖されたが、7月20日に隔離が解除された。その後、今月2日までは原則的に治療中の患者しか見てこなかったが、3日から通常の診療を開始した。院内には発熱した人や呼吸器疾患の症状を訴える患者専用の診察室も用意されるという。

韓国にはいまだ12人の感染者がMERSの治療を受けているが、うち3人の病状は不安定だと伝えられている。韓国保健福祉部中央MERS対策本部によると、先月4日以降、韓国では連続29日間、新規の感染者は出ていない。今月3日現在の感染者数は186人、死者は36人となっている。

(編集翻訳 小豆沢紀子)

最終更新:8月3日(月)17時54分

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