苫小牧沖フェリー火災 乗客が火災発生時の船内撮影した映像入手
08/02 17:48
北海道・苫小牧沖で起きたフェリー火災から、2日で3日目。いまだ鎮火せず、行方不明となっている2等航海士の捜索は、難航している。FNNは、乗客が火災発生時の船内を撮影した映像を入手した。
この映像を撮影したのは、7月31日、北海道・苫小牧沖で火災が発生した「さんふらわあ だいせつ」の乗客、韓国人の睦在均(モク・チェイギュン)さん。
睦さんは、「船で火災が発生したよ。もし何があっても元気でいてね」、「また会えるかどうか、ちょっと不安だけど」と話していた。
睦さんは、もしものことを考え、家族へのメッセージを動画で撮影していた。
勢いよく、黒い煙が立ちのぼっていく様子がわかる。
デッキに集まる乗客。
そして、救助の準備が進む。
睦さんは、「まだ、皆さんは落ち着いています」と話した。
睦さんも救命ボートに乗り、救助された。
救助隊員は、「今、違う救助来ますので、いったん、これ離しますから」と呼びかけていた。
睦さんは、FNNの取材に対し、「全ての乗務員の方と乗客の冷静かつ沈着な対応のおかげで、無事に助けられたと思います」とコメントしている。
火災から3日目を迎えた2日午後5時半現在も、フェリーは鎮火していない。
運航会社の「商船三井フェリー」は、出火当時、車両デッキの冷凍機つきトラックが、ケーブルを船体につないで電源を取っていて、これが出火原因となった可能性もあるとしている。
また、事故調査委員会は、商船三井フェリーの乗組員から、過去に同じフェリーで、プラグにトラブルがあったと報告を受けたことを明らかにした。
この火災で、消火活動にあたり、行方不明となっている2等航海士・織田邦彦さん(44)。
2日昼ごろ、織田さんの家族が、現場へと向かった。
海上保安庁は、複数の船から放水を行い、フェリーの船体の温度を下げながら捜索活動を続けている。 (北海道文化放送)
この映像を撮影したのは、7月31日、北海道・苫小牧沖で火災が発生した「さんふらわあ だいせつ」の乗客、韓国人の睦在均(モク・チェイギュン)さん。
睦さんは、「船で火災が発生したよ。もし何があっても元気でいてね」、「また会えるかどうか、ちょっと不安だけど」と話していた。
睦さんは、もしものことを考え、家族へのメッセージを動画で撮影していた。
勢いよく、黒い煙が立ちのぼっていく様子がわかる。
デッキに集まる乗客。
そして、救助の準備が進む。
睦さんは、「まだ、皆さんは落ち着いています」と話した。
睦さんも救命ボートに乗り、救助された。
救助隊員は、「今、違う救助来ますので、いったん、これ離しますから」と呼びかけていた。
睦さんは、FNNの取材に対し、「全ての乗務員の方と乗客の冷静かつ沈着な対応のおかげで、無事に助けられたと思います」とコメントしている。
火災から3日目を迎えた2日午後5時半現在も、フェリーは鎮火していない。
運航会社の「商船三井フェリー」は、出火当時、車両デッキの冷凍機つきトラックが、ケーブルを船体につないで電源を取っていて、これが出火原因となった可能性もあるとしている。
また、事故調査委員会は、商船三井フェリーの乗組員から、過去に同じフェリーで、プラグにトラブルがあったと報告を受けたことを明らかにした。
この火災で、消火活動にあたり、行方不明となっている2等航海士・織田邦彦さん(44)。
2日昼ごろ、織田さんの家族が、現場へと向かった。
海上保安庁は、複数の船から放水を行い、フェリーの船体の温度を下げながら捜索活動を続けている。 (北海道文化放送)
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