11時になりました。
ニュースをお伝えします。
ロシアが極東地域に建設している新しい宇宙基地が、外国メディアとしては初めてNHKに公開され、当局の責任者は予定どおり、年内に宇宙船ソユーズの発射施設を完成させる意気込みを示しました。
ロシアのボストーチヌイ宇宙基地は、プーチン政権がおよそ8000億円をかけて、極東のアムール州で建設を進めているもので、ソビエト時代から使用している隣国カザフスタンの基地に代わる、宇宙開発の拠点となることが期待されています。
ロシアの宇宙当局は、このほど、外国のメディアとしては初めて、NHKに宇宙船ソユーズの発射やロケットの組み立てを行う施設の建設状況を公開しました。
このうち、高さ32メートルの発射施設は、骨組みがほぼ完成していたほか、10万ヘクタールの広大な敷地内では、研究者や関連企業の関係者が住む住宅の建設も、急ピッチで進められていました。
ロシア宇宙庁の現場責任者を務める、オフロプコフ氏はNHKの取材に対し、予定どおり年内に宇宙船ソユーズの発射施設を完成させる意気込みを示しました。
過激派組織IS・イスラミックステートと戦う勢力として、アメリカ軍の訓練を受けたシリアの穏健派勢力の戦闘員が、ISとは別の過激派組織に拘束されたと見られることが明らかになり、ISに対するアメリカの軍事戦略は、難しい局面に立たされています。
アメリカ軍は、シリアなどで空爆を続ける一方、ISと地上で戦う勢力として、シリアの穏健派勢力の軍事訓練を、トルコなどで行っています。
ところが、訓練を終えたばかりの戦闘員少なくとも8人が、シリア北部に入ったあと、ISとは別の過激派組織ヌスラ戦線に拘束されたと見られることが明らかになり、ヌスラ戦線が1日、インターネット上に映像を公開しました。
アメリカ政府は、シリア国内で、ISと戦う勢力として、1年間で5000人以上育成する計画ですが、アメリカに協力する勢力は少なく、5月以降、訓練を受けた戦闘員は僅か60人程度にとどまっています。
さらに今回、訓練した戦闘員が連れ去られる事態となったことで、ISに対するアメリカの軍事戦略は難しい局面に立たされています。
海外で日本メーカーの紙おむつの需要が高まる中、大手商社の三菱商事は、大王製紙と共同で、人口増加で市場の拡大が期待できるインドネシアで、子ども用紙おむつの製造と販売に乗り出す方針を固めました。
関係者によりますと、三菱商事は、大王製紙がインドネシアに設立した子会社に40%を出資して、共同で現地向けに子ども用紙おむつの製造と販売に乗り出す方針を固めました。
工場は、およそ100億円をかけて、インドネシアの首都ジャカルタの近郊に建設中で、生産能力は月間3000万枚、年内に製造を開始し、来年1月から販売を始める計画です。
三菱商事はインドネシアで、スーパーやコンビニなど、1万を超える店を展開する企業グループと提携していて、この物流網を活用して、紙おむつの販売を幅広く展開していく考えです。
では全国の天気、雲の動きです。
日本列島は広い範囲で晴れています。
東北地方には雲がかかっていますが、雨雲ではありません。
2015/08/03(月) 11:00〜11:05
NHK総合1・神戸
ニュース・気象情報[字]
ジャンル :
ニュース/報道 – 定時・総合
ニュース/報道 – 天気
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