おはようございます。
7時になりました。
きょうも、広い範囲で猛烈な暑さが続く一方、東日本と東北地方では、大気の状態が非常に不安定となり、山沿いを中心に、雷を伴った雨雲が発達する見込みです。
気象庁は、熱中症に加え、急な天気の変化にも十分注意するよう呼びかけています。
けさの東京駅周辺の映像です。
通勤する人の中には、早くもスーツの上着を脱いで歩く人もいます。
きのうは、各地で猛烈な暑さとなり、岐阜県多治見市と京都市で39度を超えるなど、東北から西日本にかけての180か所近くで、35度以上の猛暑日となりました。
NHKが昨夜8時現在でまとめたところ、すべての都道府県で、合わせて1500人以上が熱中症と見られる症状で病院に運ばれ、3人が死亡しました。
気象庁によりますと、きょうも広い範囲で猛烈な暑さが続く見込みで、日中の最高気温は福島市や前橋市、埼玉県熊谷市、それに京都市で37度、山形市やさいたま市、名古屋市などで36度と予想されています。
今週はほぼ全国的に高気圧に覆われて、各地で気温が平年より高めの所が多く、西日本から東北では、猛暑日や熱帯夜が続く見込みです。
気象庁は、こまめに水分をとったり、適切に冷房を使ったりして、熱中症に十分注意するよう呼びかけています。
一方、上空に寒気が流れ込んでいる影響で、東日本と東北地方では、きょう昼過ぎから夜遅くにかけて、山沿いを中心に大気の状態が非常に不安定となり、雷を伴った雨雲が発達する見込みです。
気象庁は、急な天気の変化による激しい雷雨や、川の増水、土砂災害、それに落雷や突風などに十分注意し、発達した積乱雲が近づいて天気が急変した際には、頑丈な建物の中に入るなどして、安全を確保するよう呼びかけています。
安全保障関連法案を審議している、参議院の特別委員会は、きょう、法案を巡り、法的安定性は関係ないなどと発言した礒崎総理大臣補佐官を参考人として呼んで、質疑を行います。
与党内からは、礒崎氏が納得のいく説明をできなければ、今後の法案審議に影響を与えることは避けられないとの見方も出ています。
安全保障関連法案を巡り、法的安定性は関係ないなどと発言した、礒崎総理大臣補佐官。
参議院の特別委員会は、きょうの委員会に磯崎氏を参考人として招致することにしています。
委員会では、礒崎氏が発言の真意などを説明したあと、鴻池委員長が質問するのに続き、民主党が各党を代表する形で、15分間質疑を行うことになっています。
与党側は、礒崎氏の発言は誤解を招く表現ではあるものの、法案の法的安定性に揺るぎはなく、礒崎氏本人がみずからの発言を陳謝したうえで、真意を丁寧に説明すれば理解は得られるとしています。
これに対し、民主党などは、礒崎氏の発言について、きょうの委員会で、法案の根幹を揺るがす発言だと厳しく追及することにしています。
民主党などは、礒崎氏の説明を納得できないと判断すれば、引き続き、礒崎氏の更迭を安倍総理大臣に迫るとともに、安倍総理大臣の任命責任もただすなど、攻勢を強める考えです。
このため与党内からは、礒崎氏が納得のいく説明ができなければ、野党側から礒崎氏の進退を問う追及が続き、今後の法案審議に影響を与えることは避けられないという見方も出ています。
過激派組織IS・イスラミックステートと戦う勢力としてアメリカ軍の訓練を受けた、シリアの穏健派勢力の戦闘員が、ISとは別の過激派組織に拘束されたと見られることが明らかになりました。
ISに対するアメリカの軍事戦略は、難しい局面に立たされています。
ISの掃討に向けて、アメリカ軍はシリアなどで空爆を続ける一方、ISと地上で戦う勢力として、シリアの穏健派勢力の軍事訓練をトルコなどで行っています。
ところが、訓練を終えたばかりの戦闘員、少なくとも8人が、シリア北部に入ったあと、ISとは別の過激派組織ヌスラ戦線に拘束されたと見られることが明らかになり、ヌスラ戦線が1日、インターネット上に映像を公開しました。
この中で、ヌスラ戦線が拘束したとする戦闘員は、アメリカ軍などと通信装置を使って連絡を取っていた、トルコのキャンプで訓練を受け、アメリカなどと協力していたなどと話しています。
アメリカ政府は、シリア国内でISと戦う勢力として、1年間で5000人以上を育成する計画ですが、アメリカに協力する勢力は少なく、5月以降、訓練を受けた戦闘員は、僅か60人程度にとどまっています。
さらに今回、訓練した戦闘員が連れ去られる事態となったことで、ISに対するアメリカの軍事戦略は難しい局面に立たされています。
広島と長崎に原爆が投下されてことしで70年です。
NHKが原爆投下70年に合わせて行った世論調査で、原爆が投下された日付を正しく答えられなかった人が、全国でおよそ70%に上りました。
原爆投下をいかに伝えるか、課題が浮き彫りになりました。
広島市で被爆2世の医師が中心となって開いたパネルディスカッションです。
中学生や高校生およそ160人が被爆者の証言を聞きました。
NHKはことし6月下旬、原爆について広島市と長崎市、それに全国の20歳以上の男女を対象に電話による調査を行いました。
こちらは調査の結果です。
まずは広島に原爆が投下された日付です。
昭和20年8月6日と正しく答えられた人は、広島で69%、長崎で50%、そして全国では30%でした。
また、長崎に投下された日付を、昭和20年8月9日と正しく答えられた人は、長崎で59%、広島で54%、これに対して全国では26%と、広島や長崎の半分以下でした。
原爆投下の日付を正しく答えられなかった人が、全国ではおよそ70%に上りました。
また被爆地の広島や長崎でも、およそ30%から50%の人が正しく答えられませんでした。
原爆投下70年、被爆体験をいかに伝えるか、課題が浮き彫りになりました。
被爆者の高齢化もさらに進んでいます。
厚生労働省によりますと、広島と長崎で被爆した人たちの平均年齢は、ことし、80.13歳となりました。
去年より0.69歳上がり、初めて平均年齢が80歳を超えました。
長崎市では、被爆者の体験をいかに継承していくかを考える集会が開かれました。
集会では、親が被爆した人たちが、長崎や広島の被爆者のメッセージを読み上げました。
参加者からは、苦しい思いをしながら体験を語る被爆者の声に、まずは耳を傾けることが重要だとか、被爆2世や3世など、直接被爆していない人も、原爆の実態を伝え続けることが大切だといった意見が出されました。
今回の調査の結果について、広島大学大学院の布川弘教授は。
日本人宇宙飛行士の油井亀美也さんが宇宙に向かうために乗り込んだのは、ロシアの宇宙船ソユーズ。
打ち上げられたのは、カザフスタンにある宇宙基地でした。
実はロシア国内には、有人の宇宙船を打ち上げられる施設がなく、現在、極東地域で新たな基地の建設が進められています。
宇宙基地の建設を進めるロシアのねらいはどこにあるのか。
その現場を取材しました。
ロシア極東のアムール州です。
ロシアになってから初めてとなる、有人宇宙船の打ち上げも可能な宇宙基地の建設が行われています。
ロシア政府の肝煎りで建設が進められているボストーチヌイ宇宙基地に、外国メディアとして、初めてNHKのカメラが入りました。
基地の広さは東京都の面積の半分に当たる10万ヘクタール。
およそ8000億円をかけて、450の施設が建てられる計画です。
ロシアはソビエト時代の54年前、人類初の有人宇宙飛行に成功。
宇宙開発競争でアメリカと並んで、トップを走っていました。
ところがソビエト崩壊後、予算が大きく削減され、宇宙開発は失速しました。
開発拠点のバイコヌール宇宙基地がある場所も、ソビエトの崩壊で、隣国カザフスタンに。
このためロシアは、基地を利用するため、毎年100億円以上を支払わざるをえなくなりました。
施設は60年近く使われ続け、老朽化も目立っています。
国内に新たな宇宙基地を。
プーチン大統領は、軍事衛星を含むすべてのロケットを打ち上げられる宇宙基地を建設する必要性を強調しました。
最新の技術が取り入れられているという、この宇宙基地。
発射前には、およそ500の項目をコンピューターが自動でチェックするなど、高い安全性が確保されているといいます。
ロシアは最新の発射基地を自国内に持つことで、有人の宇宙船などを安定して打ち上げ、宇宙大国としての存在感をアピールしたい考えです。
さらに宇宙基地を通して、プーチン政権が力を入れる、極東開発に弾みをつけたいねらいもあります。
基地の周辺には、3万人もの研究者や、関連企業の関係者が住み、宇宙産業の育成を通じた発展が見込まれています。
ロシアは、宇宙船ソユーズの発射施設を、年内にも完成させる計画です。
日本人宇宙飛行士も利用する可能性のある宇宙基地に注目が集まっています。
インド洋にあるフランス領の島で見つかった航空機の翼の一部について、マレーシアの運輸省は、ボーイング777型機のものと確認したと発表しました。
去年3月に消息を絶った、マレーシア航空機の一部である可能性が一段と高まっています。
航空機の翼の一部は、先月29日、インド洋にあるフランス領の島、レユニオン島で見つかり、去年3月に、乗客・乗員239人を乗せて、南シナ海上空で消息を絶った、マレーシア航空のボーイング777型機の一部ではないかという見方が出ています。
翼の一部はすでに、フランス南西部にある軍の施設に運ばれ、5日から本格的な調査が始まることになっていますが、マレーシアの運輸省は昨夜、ボーイング社とのこれまでの調査の結果、ボーイング777型機のものと確認したと発表しました。
翼の一部が、ボーイング777型機のものと確認されたことで、消息を絶ったマレーシア航空機の一部である可能性が一段と高まっていて、今後、特定されれば、損傷の状況などから、旅客機が消息を絶った原因の究明につながる可能性もあると見られています。
青森県六ヶ所村にある使用済み核燃料の再処理工場で、高レベル放射性廃棄物の廃液の漏れなどを監視する機器4つが、相次いで故障するトラブルが発生しました。
事業者の日本原燃は、このトラブルで放射性物質は外部に漏れていないとしています。
昨夜7時ごろ、青森県六ヶ所村にある、使用済み核燃料の再処理工場の、分離建屋と呼ばれる施設で、高レベル放射性廃棄物の廃液の漏れや、内部で発生するガスの圧力を監視する機器合わせて4つが相次いで故障しました。
青森県や日本原燃によりますと、このトラブルで廃液の漏れなどを監視できない状態が続いていますが、日本原燃は、ほかの機器で監視しているので問題はなく、放射性物質は外部に漏れてはいないと説明しています。
分離建屋は、溶かした使用済み核燃料から高レベル放射性廃棄物を分離し、ウランやプルトニウムを取り出す施設で、トラブルが起きたのは、いずれも放射線の管理区域内にある、安全上重要な機器だということです。
再処理工場は、来年3月の工場の完成に向けて、国の審査を受けている段階で、まだ本格的な稼働はしておらず、分離建屋は停止していたということです。
当時、現場付近では雷雲が発達していたことから、日本原燃がトラブルと落雷との関係を調べています。
ロシアで2日、軍の航空コンテスト中にヘリコプターが墜落して、乗組員1人が死亡しました。
このところ、軍用機の事故が相次いでいることから、乗組員や整備士の技量不足を指摘する声も出ています。
事故が起きたのは、ロシア中部のリャザン州にある演習場で、2日、ロシア軍の航空コンテストに参加していた、攻撃用ヘリコプター、ミル28が墜落しました。
現地からの映像では、編隊飛行をしていたヘリコプター4機のうち1機が、回転しながら墜落する様子が映し出されています。
この事故で乗組員1人が死亡し、もう1人が病院に運ばれ、手当てを受けています。
ロシア空軍のボンダレフ総司令官は、油圧系統に異常を示す信号が出ていたと述べ、油圧系統の異常が事故につながった疑いがあるという見方を示したうえで、原因が究明されるまで、同じ機種のヘリコプターの飛行を禁止しました。
ロシアでは先月14日に、極東のハバロフスク近郊で、長距離爆撃機ツポレフ95が、訓練飛行中に墜落し、2人が死亡しました。
また、その前の週の先月6日にも、爆撃機スホイ24が離陸に失敗して死者が出るなど、このところ軍用機の事故が相次いでいて、乗組員や整備士の技量不足を指摘する声も出ています。
インターネット上の仮想通貨・ビットコインの大手取り引き仲介会社のシステムを不正に操作し、口座の現金を水増ししたとして、フランス人の社長が逮捕された事件で、社長が不正に流用した疑いがある、顧客の資金の一部が、都内の高級マンションの家賃など、私的に使われたと見られることが、警視庁への取材で分かりました。
調べに対し社長は、逮捕容疑を否認しているということです。
この事件は、インターネット上の仮想通貨・ビットコインの大手取り引き仲介会社で、東京にあったマウントゴックスの社長、マルク・カルプレス容疑者が、社内のシステムを不正に操作し、自分の現金口座の残高を100万ドル水増ししたとして、私電磁的記録不正作出・供用の疑いで警視庁に逮捕されたものです。
これまでの調べで、カルプレス社長が、顧客から預かった資金およそ11億円を複数の関連会社に送金するなど、不正に流用していた疑いがあることが分かっていますが、警視庁が銀行口座などの捜査を進めたところ、このうち少なくともおよそ4000万円が、都内の高級マンションの家賃に充てられるなど、私的に使われたと見られることが分かりました。
警視庁は、さらに資金の流れの解明を進め、業務上横領の疑いでも調べることにしています。
警視庁によりますと、調べに対し、カルプレス社長は逮捕容疑を否認しているということです。
事故から2週間、波紋は全国に広がっています。
いちもくさんに逃げ去る鹿。
農作物を動物から守るために、触れると電気が流れる電気柵が、全国の山間部などで増えています。
先月、静岡県でこの電気柵に感電して、2人が死亡する事故が起きました。
この電気柵は、地元の住民が自分で作ったものでした。
その一部が切れて、川の中に垂れ下がり、漏電したことが、重大な事故につながったと見られています。
全国各地で増加する電気柵。
背景には、地域の高齢化に伴って、管理が行き届かなくなった田畑の増加があります。
荒れた田畑に残る作物を狙って、山から下りてくる動物たち。
電気柵なしでは、暮しが成り立たない地域が増えているのです。
動物の被害に悩まされる農家にとって、なくてはならない電気柵。
電気柵には、万一感電してもけがをしないよう、いくつかの設置義務があります。
まず、電気が連続して流れないようにする電流制御装置。
そして、人体に危険があるレベルの電気が流れた場合、即座に電気を遮断する漏電遮断装置。
さらに、危険を知らせる看板の設置。
以上の3つの要件です。
今回、事故の原因となった電気柵は、この3つがいずれも守られていませんでした。
電気柵の設置状況については、これまで行政も、ほとんど把握できていませんでした。
国は、こうした問題のある電気柵がほかにも設置されていないか、現在、全国で実態調査を進めています。
全国で始まった緊急調査。
山間部が多く、動物による作物の被害が多い浜松市です。
市と農協の職員が、電気柵を設置している農家を、一軒ずつ見回りました。
電気柵は設置が義務づけられた、電流制御装置が取り付けられていれば、大きなけがをすることはないといいます。
しかし、調査の中で、管理の面で問題も見えてきました。
この電気柵、市販されているイノシシよけのものですが、そこに猿よけの柵も取り付けられていました。
このため、電線が猿よけの鉄パイプに接触して、僅かに漏電し、火花によって、鉄パイプは焼け焦げていました。
設置した農家は、漏電の事実に気付いていませんでした。
また、公道をまたいで電線を通している場所も見つかりました。
さらに、今回の事故と同じく、川沿いに設置された電気柵も見つかりました。
この柵は行政に届け出はされていましたが、今回の事故をきっかけに、適切に設置されているかどうか、調査を続けることになりました。
これまでの調査によって、漏電したときに電気を遮断する装置が設置されていなかったものが見つかっています。
さらに危険を知らせる看板がなかったものが数多くあることが分かりました。
取材を進めると、電気柵の存在に気付かず、トラブルに至るケースがあることも分かりました。
石川県珠洲市では、農家が管理する農道に、道を塞ぐように電気柵が張られていました。
車が通るときには、電気柵を外すことになっていますが、ここで柵に気付かずに車ごと突っ込んでしまったケースがありました。
車だったため、大事には至りませんでしたが、歩行者であれば、感電して事故につながるおそれがありました。
さらに地元の人さえ、新たに設置された電気柵を知らずに、誤って触れてしまった事例もありました。
美勢みよさん95歳です。
美勢さんは農作業中、電気柵に触れたショックで転倒し、救急車で病院に運ばれました。
電気柵は1週間前、隣の田んぼに設置されたばかり。
危険を知らせる看板はあったものの、美勢さんは気付いていませんでした。
電気柵があると分かっていれば、防げた事故。
この地区では、電気柵の存在を徹底して知らせることで、トラブルを防ごうと模索を始めています。
まず取り組んだのは、目立つ看板の設置です。
電気柵があることが、一目で分かるように、大きさや高さを工夫しました。
さらに、地区の住宅を一軒一軒訪ねて、注意を呼びかけます。
中でも気を配るのは、帰省してきた子どもたちです。
今や山あいの暮らしに欠かせない電気柵。
トラブルを防ぐために、手探りの対策が続いています。
全国での実態調査は、今月7日まで行われます。
調査の結果、違法と分かった電気柵は、設置者に改善を指導したり、自治体が撤去したりする方針です。
また電気柵メーカーで作る、日本電気さく協議会も、たとえ安全に設置された電気柵であっても、むやみに近づかないように呼びかけています。
特に、雷が発生しているときは、より多くの電気がたまっていることもあるため、注意が必要だということです。
これから迎えるお盆に、ふるさとや行楽地を訪れる人たちも多いと思います。
地域や家庭で、子どもたちに電気柵についてしっかりと教えることも大切です。
ここまで、電気柵の安全管理についてお伝えしました。
スポーツ、向井アナウンサーです。
おはようございます。
まずは水泳の世界選手権ですね。
そうですね。
大会はいよいよ競泳が始まりました。
初日は女子200メートル個人メドレーが行われ、18歳のエース、渡部香生子選手が準決勝に臨みました。
渡部は手前から4人目のレーンになります。
日本の渡部香生子は5レーンです。
渡部は2種目目の背泳ぎを終えて、5位グループにつけます。
3種目目は、得意の平泳ぎ。
これから一気に追い上げます。
渡部香生子が一気に上がってきました、先頭は…。
2位に浮上し、最後の自由形へ。
あっという間に2位に上がってきました。
終盤まで粘りを見せた渡部。
渡部香生子が上がってきました。
みずからの持つ日本記録を0秒20更新する日本新記録をマークして、全体の3位で決勝に進みました。
男子400メートルリレー決勝。
終盤、順位を上げた日本は、過去最高の6位に入り、来年のリオデジャネイロオリンピックの出場枠を獲得しました。
渡部選手、さい先のいいスタートですね。
そうですね、ちょっとメダルも期待したくなる結果でして、女子200メートル個人メドレーの決勝は、日本時間のあす未明、行われます。
さあ、次です。
サッカー男子の東アジアカップです。
日本の初戦、残念でしたね。
そうでしたね。
初戦の北朝鮮戦、日本は悔しい逆転負けを喫しました。
日本は新戦力の発掘に向け、Jリーグの選手だけで臨みました。
前半3分、ともに代表初選出の、遠藤から武藤。
フレッシュな2人の連係で先制します。
しかし、後半33分、日本は一瞬の隙をつかれました。
さらに43分。
日本は逆転負け。
大事な初戦を落としました。
試合はね、残念だったんですけども、新戦力の発掘という点ではね、遠藤と武藤、2人が結果を出しました。
遠藤選手は、ガンバ大阪の遠藤選手じゃなくて、和久田さんのそばの選手が、湘南の遠藤選手。
武藤選手は、ドイツに行った武藤選手じゃなくて、浦和レッズの武藤選手。
新しい2人。
次、誰が活躍するのか、…は韓国と対戦します。
速報です。
海外メジャー大会、全英女子オープン選手権は、最終ラウンドが行われました。
宮里美香選手はスコアを1つ落とし、首位と7打差の7位に終わりました。
以上、この時間のスポーツでした。
続いてはけさの知りたい!二宮アナウンサーです。
おはようございます。
さあ、夏休みです。
家族で気軽に行けて、しかも涼しいということで、人気なのが、水族館ですよね。
こちら、沖縄県の美ら海水族館。
このようにね、たくさんのお客さんが来る大きな水族館もありますが、一方で小さくても、地域に根ざしたユニークな水族館というのが、各地にあるんですね。
ご紹介していきましょう。
まずこちら。
新潟市からフェリーでおよそ2時間半、佐渡にある、この水族館。
地元の観光協会が運営しています。
中に入ると、クロソイ、ブリ、イシダイといった、近海のお魚、見ることができるんですね。
この水族館が開館以来35年、こだわって展示してきた生き物がいるんですね。
それがこちらです。
イカ。
イカ?イカですか?
なぜイカなのかといいますと、佐渡では昔から、イカ漁が盛んだったこと、また開館当時にイカを展示している水族館っていうのが、あまりなかったということから、じゃあイカを売り出していこうということで、展示しています。
シンプルな表示ですけど。
イカ。
だって、イカ、珍しいですかね?どうなんですか?
当時は、開館当時は珍しかったということで、展示しているんですけれども、ただこのイカ、展示するのが非常に難しいんですね。
水槽にぶつかっただけで死んでしまうというふうな、繊細な生き物でして、長く生きても1週間程度。
それでも生き生きしたイカ、一年中見てもらいたいということで、この水族館が行っているのは、どん、漁。
3日に1度、このように漁を行って、補充しているんですね。
船に乗っているのは、館長の佐藤義寿さん。
佐藤さん、もともとイカ漁師ということで、イカを釣るのはお手のもの。
見事に釣り上げました。
新鮮そうですけど、食べるんじゃなくて、展示用ですよね。
展示ですよね。
そうなんです。
この水族館では、水槽で大きなイカが小さなイカを捕食する様子といった、なかなかふだん目にすることができない様子を観察できるということで、人気を集めているようですね。
さあ、続いてこちら。
水郷の街、福岡県柳川市。
有明海に面したこの街のこの水族館、人気者というと、こちらです。
干潟に住むムツゴロウですね。
水族館の中では、このようにね、水槽で、ちょっとぼやけてるんですけど。
砂にピントが合ってる。
水槽で飼っています。
ほかにもこちらね、日本では有明海でしか見ることができないとされている、ワラスボというお魚ですとか、干潟などにいる、およそ50種類の魚介類を見ることができるんです。
こちらの水族館、この近藤潤三さんが、5年前に数千万円をかけて、造りました。
魚市場を経営していた近藤さん、長年、有明海を見てくる中で、昔はどこにでも見られた魚や貝が、減ってきていると感じたそうなんですね。
その現状を知ってもらおうということで、みずから水族館を造ったんです。
その近藤さん、こう話しています。
生き物を実際に見てもらって、ぜひ有明海の環境について考えてほしいという思いが込もっているんですね。
さあ、最後はこちらです。
滋賀県大津市の伊香立地区。
山に囲まれたこの地域に、去年9月、水族館がオープン。
山の中に?
そうなんですよ。
しかもこれ、どこにあるのかといいますと。
あら?
これ、学校ですか?
そうなんです。
中学校の中にある水族館なんですね。
学校の生徒、また教師の手作りなんです。
展示している魚もね、本格的なんですよ。
アロワナですとか、これはね、淡水のエイ。
25種類300匹以上の魚、見ることができるんです。
平日の昼間に開館していまして、たくさん人、来てますが、近所の人たちなどが訪れます。
この水族館、中心となって運営しているのが、こちらの皆さん、ふだん、魚の生態を研究しているという、アクアリウム部という部活の皆さんなんですね。
飼育だけではなくて、これ繁殖も行っているんです。
これが、ちっちゃいのが稚魚で、大きくなるとこういった熱帯魚に。
あれ、繁殖までって、本格的ですよね。
そうなんですよ。
この学校、全校生徒が37人という小さな中学校でして、生徒数が減ってくる中で、地域の人たちにもっと学校に来てもらいたいということで、始まった水族館です。
こちら、部長の藤堂潤也さん。
魚の世話、また管理が大変なんだけれども、楽しいと、もっと多くの人に、この学校の水族館に来てもらいたいと話していました。
このように、地域にあるユニークな水族館、ひょっとしたら皆さんの近所にもあるかもしれませんので、夏休み、探してみるのも楽しいかもしれません。
ここまで、けさの知りたい!でした。
続いて気象情報、平井さんです。
おはようございます。
きょうも厳しい暑さとなりそうです。
東北地方から西日本にかけて、猛烈な暑さと、そして雷雨にご注意ください。
それでは今週の予想最高気温、見ていきましょう。
まずきょうは福島37度、東京、名古屋、大阪も、35度以上の猛暑日ですね。
東京、名古屋、4日続けての猛暑日となりそうです。
さらにあすも、福島37度、東京や名古屋も35度と、厳しい暑さが続きそうです。
この先も35度近くまで上がりまして、福島、今週金曜日にかけて35度以上、水曜日は38度まで上がる予想となっています。
熱中症にはご注意ください。
このように、気温が上がって上空には寒気があります。
きょうも大気の状態、非常に不安定となりそうです。
これは午後6時の、発雷確率、雷の起こりやすさを示していますが、このように東北地方から西日本、黄色やオレンジ、東日本には赤い表示です。
局地的には雷を伴って、激しい雷雨の所がありそうです。
突風やひょうにも注意が必要です。
それでは雲の動きを見ましょう。
動かしてみますと、日本列島の南の海上、台風13号があります。
非常に強い勢力です。
このように、台風が近くにありますと、高気圧が強まると、そういう傾向にありまして、今回もこの台風があるために、日本付近の夏の高気圧が強くて、猛暑というふうになりそうです。
この台風ですけども、高気圧の勢力強いため、南の海上、しばらく西へ進みそうです。
それではこの台風13号の今後の予想進路を見ますと、海の水温の高い所を通りますから、発達しながら西へ進みまして、猛烈な台風となって、このあと、沖縄に接近するおそれがあります。
今週末、沖縄は台風の動きにご注意ください。
それではきょうの予想最高気温、見ていきましょう。
けさお伝えしているニュースです。
各地で続く猛烈な暑さ、熱中症には十分な注意が必要です。
気象庁によりますと、きょうも広い範囲で猛烈な暑さが続く見込みで、日中の最高気温は福島市や前橋市、埼玉県熊谷市、それに京都市で37度、山形市やさいたま市、名古屋市などで36度などと予想されています。
今週はほぼ全国的に高気圧に覆われて、各地で気温が平年より高めの所が多く、西日本から東北では、猛暑日や熱帯夜が続く見込みです。
気象庁は、こまめに水分を取ったり、適切に冷房を使ったりして、熱中症に十分注意するよう呼びかけています。
一方、東日本と東北地方では、大気の状態が非常に不安定となる見込みで、気象庁は、急な天気の変化にも十分注意するよう呼びかけています。
安全保障関連法案を審議している参議院の特別委員会。
きょう、法案を巡り、法的安定性は関係ないなどと発言した、礒崎総理大臣補佐官を参考人として呼んで、質疑を行います。
与党内からは、礒崎氏が納得のいく説明をできなければ、今後の法案審議に影響を与えることは避けられないという見方も出ています。
がんの治療のため、活動を休止していた世界的な音楽家、坂本龍一さん。
音楽活動を再開し、ことし12月に公開予定の映画の音楽を担当することが決まりました。
2015/08/03(月) 07:00〜07:45
NHK総合1・神戸
NHKニュース おはよう日本[字]
▼各地で猛暑。熱中症や局地的雷雨や突風に注意を▼ロシアが建設中の宇宙基地をNHKに初公開・高さ32メートルの発射台も▼電気柵各地で急増。管理のあり方をリポート
詳細情報
番組内容
▼各地で猛暑つづく。気温39度超も!熱中症や局地的雷雨や突風に注意を▼ロシアの宇宙大国復活なるか。建設中の基地をNHKに初公開・高さ32メートルの発射台も。あの有人宇宙船ソユーズも打ち上げ予定の施設とは?▼動物から農作物を守る電気柵が各地で急増。感電事故を防ぐには?管理のあり方は?リポートでお伝えします▼まちかど情報室では海のレジャーで役立つ便利グッズを紹介
出演者
【キャスター】阿部渉,和久田麻由子,【スポーツキャスター】向井一弘
ジャンル :
ニュース/報道 – 定時・総合
ニュース/報道 – 特集・ドキュメント
スポーツ – スポーツニュース
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