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藤城清治

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独特な作風で知られる日本の影絵・切り絵作家。2001年敬宮愛子ちゃん誕生で作成された不安定さ・物悲しさ・陰鬱さを漂わせる影絵作品と、2006年秋篠宮家悠仁親王殿下ご誕生で作成した明るく活気に満ちた影絵作品、その将来を予見していたかのような見事なまでに対照的な出来上がり、作品タイトルのつけ方、また説明に見られる藤城氏の態度が、「芸術家の無意識による直感は凄い」と作品の存在を知ったスレ住民奥様方を唸らせている。

皇室に献上された藤城清治氏影絵作品編集

皇后陛下への献上作品『つり橋はぼくのハープ』(制作年:1988年)編集

Part2896-210・217・218奥様ご紹介
http://www.yuko2ch.net/mako/makok/src/1416422147128.jpg
http://www.artcafe.co.jp/cart/fujisiro/fs70.html掲載、藤城氏本人による作品説明引用
 この「つり橋はぼくのハープ」は、1988年に制作した作品だが、当時ぼくが一番気に入った作品だった。いい作品は、時間をかけて制作した力作に多いけれど、この作品は、すごくシンプルであっさりと仕上げ、色彩もグレー調におさえている。それがかえって新鮮で見あきず、自分でも気に入っている。この絵は1989年度のぼくのオリジナルカレンダーにのせた。

http://kabanehosi.seesaa.net/article/284332341.html
美智子さまが皇太子妃時代から、ぼくの影絵が連載されている『暮しの手帖』を愛読されていて、ぼくの影絵の一枚が特にお気に入りになり、その原画を献上した。「つり橋はぼくのハープ」という絵で、橋は心と心、人と人、世界をつなぎ、吊り糸はハープのように奏でられ、男の子と女の子が手をつなぐという、シンプルでぼくが一番気に入っている絵だった。この影絵が美智子さまのお気にも召したことで、ふしぎな絆で結ばれたように思えてうれしかった。

紹介奥様ご感想:自己レスですが、雅子に献上された作品と類似テーマのオリジナルともいえる作品では、
「男の子と女の子が手をつなぐ」ことを意識して制作されていたのに、
雅子に献上した作品では、手をつないでいない、というのも、巨匠のインスピレーションの賜物なのでしょうかね。


藤城清治氏が1993年6月9日徳仁・小和田雅子結婚祝いに作成献上した『未来へ向けての美しい夢』編集

http://www.yuko2ch.net/mako/makok/src/1416373188280.jpg
山梨県・昇仙峡影絵の森美術館で展示されている同作品(レプリカ)に対する説明ボード:
皇太子妃雅子妃殿下への献上作品
小和田雅子さまが皇室へ嫁ぐ日が決まり、藤城画伯より心をこめて献上された「未来へ向けての美しい夢」。平成5年5月15日この献上作品は当美術館で披露されました。

皇后陛下への献上作品を自ら引用したのか不安定な吊り橋の上に立っている男女二人
(赤い女の方が青い男より大きい、二人が手をつないでいないところが異なる)、
子宝を象徴するコウノトリは何も咥えておらずただ遠くを飛んでいるだけ


藤城清治氏が2001年12月1日敬宮愛子ちゃん誕生で作成献上した『夢がとぶ編集

http://www.yuko2ch.net/mako/makok/src/1416370926101.jpg
http://www.artcafe.co.jp/cart/fujisiro/fs53.html掲載、作品説明引用
『夢がとぶ』(影絵制作年:2001年)
1本の大きな木が宙に浮かび、その上でウサギとリスがぐるぐる回すなわとびを1人の子供が元気良く飛び跳ねています。
昇る朝日の輝きに未来への夢を託した画伯の想いが込められています。

画廊説明では「朝日」と説明されているがどう見ても太陽が沈む「夕日」にしか見えない光景、
根を剥き出しにして横倒しになった大木が宙に浮かんでいるという実に不安定な構図、
枝のたなびき方から「とぶ」というより「落下」を思わせる、左上配置の3つの風船は白い風船が青と赤の風船を見下ろす高い位置、登場キャラクターの少ないがらんとした空間使いが印象的


Part2896-238 可愛い奥様@転載は禁止 sage 2014/11/20(木) 08:11:22.73 ID:sA1k7TsU0
>>235
夢がとぶ、木の根っこにくっ付いた
一個の風車の意味って何なんでしょう?
水子地蔵の前には風車を置いてあったりするから、それと何か関係するのでしょうか?

254 可愛い奥様@転載は禁止 sage 2014/11/20(木) 08:46:55.62 ID:AALNzKNX0
>>238
水子地蔵には、せめてもの気持ちとして幼い子の玩具である風車を供えますね。
飛んで行ってしまう「夢」とは、
マサオが流産した子のことなのかも。

藤城清治氏が2006年9月6日秋篠宮家悠仁親王殿下ご誕生で作成献上した『夢生まれる編集

http://www.yuko2ch.net/mako/makok/src/1416370769549.jpg
http://www.artcafe.co.jp/cart/fujisiro/fs155.html掲載、藤城氏本人による作品説明引用(なお2001年『夢がとぶ』についてはご本人説明なし)
『夢生まれる』(影絵制作年:2006年)
秋篠宮さまに新宮さまがお生まれになった。9月6日、待ちに待った男のお子様お誕生のお知らせに、日本中が喜びと幸せに沸いた。
秋篠宮妃殿下の紀子さまは、影絵がお好きで、影絵劇や影絵の展覧会によくお出でいただいたことがあるだけに、ぼくは、この喜びを光と影でどうしても描いてみようという衝動にかられた。日本も世界も宇宙も、地球上のすべてが喜びにあふれているような影絵を描いてみたいと思った。
地球の母ともいえるひろい海はもちろん、富士山も、木や動物達までみんなが喜びにあふれ、祝福しているような絵にしたかった。
桃太郎の家来のきじや犬やさるをはじめ、猫もきりんもくまもいれば、かめさんやなまずさんもいます。水の中からは鯉のぼりがとびあがって祝福しています。
お誕生の報を聞いて、描きはじめて、約10日ほどで作りました。ぼくにとってもこんなに早く、描いてしまったのははじめてのことだ
きっと、喜びにあふれて、気持ちも手もうれしくてひとりでに自然に踊るように動いて描いてしまったからだろう。

沢山のキャラクターが登場して活気に満ちた構図、どう見ても「朝日」で間違いない色使い、
背景に日本を象徴する「富士山」が描かれていることにも注目。


2002年10月15日愛子同伴で藤城清治影絵展を雅子が鑑賞、愛子にべたべた作品を触らせる常識外れ事件編集

2002年10月15日 愛子同伴で藤城清治影絵展を鑑賞する雅子、愛子にべたべた作品を触らせる常識外れ事件が発生。後に近重幸哉著『生まれてきてくれてありがとう』表紙に使われる
http://www.yuko2ch.net/mako/imgbbs3jik/img-box/img20080215121047.jpg

『諸君!』2008年7月号<元気に笑った雅子さま>より藤城清治氏談「とてもご病気とは思えないほどお元気に見えた。」編集

Part2896-79奥様ご紹介:
『諸君!』2008年7月号<元気に笑った雅子さま>藤城清治 より引用
その頃、バッシングのはげしかった朝青龍を描いた「それでもぼくは朝青龍に愛をおくる」の前では、「国技や伝統だけにとらわれないで、もっと新しい風として外国から来て、横綱にまでなった力の源泉を温かく見守ろう」というぼくのメッセージをお読みになって、お相撲がお好きなんですね。愛子も好きなんですよといわれた。帰り際、ぼくの略歴の昭和40年の、幼稚園児の皇太子殿下が馬に乗られたという欄を指さされて、笑われながらお帰りになったけれど、とてもご病気とは思えないほどお元気に見えた。

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