日本にも個人監視ソフト売り込み
2015年8月3日(月)10時12分配信 共同通信
スマートフォンなどの個人情報をのぞき見る監視ソフトを世界各国の情報機関に販売したとして問題になっているイタリア企業「ハッキング・チーム」が昨年10月、東京・有明の東京ビッグサイトが主催した「テロ対策特殊装備展」(警察庁、公安調査庁など後援)に出展、日本でも売り込みをかけていたことが3日、分かった。同展覧会の関係者が明らかにした。
内部告発サイト「ウィキリークス」が最近公開した同社の内部文書にはこの展覧会で同社ブースを訪れ、ソフトに関心を示した公安調査庁の職員とされる人物と交わしたメールも含まれていた。