村井七緒子
2015年8月2日23時19分
表面の白いコンクリートで舗装した道路が、増えてくるかもしれない。真っ黒なアスファルトより硬くて傷みにくいうえ、長い目でみれば費用も少なく済む。コンクリートが固まる時間の長さがネックだったが、これを解消した技術が登場。熱を吸収しにくく、街を涼しくする効果も期待できる。
山口県周南市の川沿いにある道路は、トラックが行き交う路面が白く輝く。3月の補修工事で、コンクリート舗装に変えた。使ったのは、1日で固まるセメント「1DAY(ワンデー) PAVE(ペーブ)」。工事の担当者は「交通量が多く通行止めにできない道。早く交通開放できて助かった」と話す。
コンクリートはセメントと砂利などを混ぜたもの。化学反応でゆっくり固まりアスファルトよりも強度があるが、これまでは工事から2週間ほど道路を通行止めにする必要があった。しかし、業界団体のセメント協会が2009年に開発した「1DAY」なら、通行止めは1日。緊急工事用の固まるのが早いセメントを使い、混ぜる水を少なくして強度を増した。
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