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五輪などの陸上で薬物疑惑 英紙が報道8月2日 23時11分
イギリスの新聞サンデー・タイムズは1日、2001年から2012年の間に開催された陸上のオリンピックや世界選手権で、55個の金を含む146個のメダルについてドーピングが疑われる検査結果が出ていると報じました。
サンデー・タイムズはドイツの公共放送ARDとともに、国際陸上競技連盟がおよそ5000人の選手から採取した1万2000件以上の血液検査のデータを入手し、専門家に再調査を依頼しました。
その結果、800人以上の選手が異常な値を示していて、特にロシアが獲得したメダルの80%以上は、ドーピングが疑われる選手のものだったと伝えています。また、ロンドンオリンピックの10個のメダルはドーピングが疑われていて、この期間の大会で出た世界記録のうち3分1以上が疑惑のある選手によって達成されたとも伝えています。
IOC=国際オリンピック委員会が行われているマレーシアのクアラルンプールでは2日、海外の通信社などが国際陸上競技連盟やWADA=世界アンチドーピング機構の幹部などを次々に取材して情報の確認などに追われるなど、前例のない大規模な薬物疑惑に世界の注目が集まっています。
その結果、800人以上の選手が異常な値を示していて、特にロシアが獲得したメダルの80%以上は、ドーピングが疑われる選手のものだったと伝えています。また、ロンドンオリンピックの10個のメダルはドーピングが疑われていて、この期間の大会で出た世界記録のうち3分1以上が疑惑のある選手によって達成されたとも伝えています。
IOC=国際オリンピック委員会が行われているマレーシアのクアラルンプールでは2日、海外の通信社などが国際陸上競技連盟やWADA=世界アンチドーピング機構の幹部などを次々に取材して情報の確認などに追われるなど、前例のない大規模な薬物疑惑に世界の注目が集まっています。
WADAが調査の意向
イギリスとドイツでの陸上競技を巡るドーピング疑惑の報道を受けて、IOC=国際オリンピック委員会の副会長で、WADA=世界アンチドーピング機構のリーディー会長は「できるだけ早く調べる必要がある」と述べて、調査する意向を示しました。
リーディー会長は2日、IOC総会が開かれているマレーシアのクアラルンプールで取材に応じ、「報道の内容は把握しており、疑惑が持たれている選手の数が多いことには驚いた。WADAの役目はクリーンな選手を守ることで、疑惑が証明されるまではどの選手も守られる。できるだけ早く調べる必要がある」と述べ、調査する意向を示しました。
ドーピングを巡っては、去年の12月にもドイツの公共放送がロシアのスポーツ界での組織的なドーピング疑惑を報じていて、WADAは第三者委員会を設置して本格的な調査を行っており、ことし中に結論を出す予定になっています。
リーディー会長は2日、IOC総会が開かれているマレーシアのクアラルンプールで取材に応じ、「報道の内容は把握しており、疑惑が持たれている選手の数が多いことには驚いた。WADAの役目はクリーンな選手を守ることで、疑惑が証明されるまではどの選手も守られる。できるだけ早く調べる必要がある」と述べ、調査する意向を示しました。
ドーピングを巡っては、去年の12月にもドイツの公共放送がロシアのスポーツ界での組織的なドーピング疑惑を報じていて、WADAは第三者委員会を設置して本格的な調査を行っており、ことし中に結論を出す予定になっています。
IOC「WADAを信頼」
IOC=国際オリンピック委員会のアダムス広報部長は「この問題は、WADA=世界アンチドーピング機構がすでに調査する意向を表明している。まずはWADAが証拠を集めて調べるが、IOCはWADAを信頼している」と話しました。