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福島沖で世界最大の洋上風車 係留作業公開7月31日 16時40分
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洋上風力発電の実用化を目指して福島県楢葉町の沖合で行われている国の実証実験で、海に浮かべる方式としては世界最大の発電能力を持つ巨大風車を係留する作業が、報道関係者に公開されました。
楢葉町の沖合20キロでは、震災と原発事故からの復興に向けて、福島を再生可能エネルギーを中心とした新たな産業の集積地にしようと、おととしから洋上風力発電の実用化を目指した国の実証実験が行われています。
31日、完成した巨大風車を係留する作業が報道関係者に公開されました。
風車は海面からの高さがおよそ190メートル、発電能力が7000キロワットと、海に浮かべる「浮体式」としては世界最大で、およそ6000世帯の1年分の電力を1基で賄えるということです。係留作業は、海に浮かべた風車を特製のチェーン8本を使って水深およそ130メートルの海底に固定する大がかりなもので、来月中旬ごろまで続けられます。
ことし10月ごろから試験的な運転を始め、沖合での発電効率など、技術的な課題をさらに詳しく検証するということです。
作業を担当する清水建設の堀哲郎部長は、「台風の影響で日程に遅れは出たものの、作業自体は順調に進んでいます。福島の復興の目玉にしようと作業員全員で頑張っています」と話していました。
31日、完成した巨大風車を係留する作業が報道関係者に公開されました。
風車は海面からの高さがおよそ190メートル、発電能力が7000キロワットと、海に浮かべる「浮体式」としては世界最大で、およそ6000世帯の1年分の電力を1基で賄えるということです。係留作業は、海に浮かべた風車を特製のチェーン8本を使って水深およそ130メートルの海底に固定する大がかりなもので、来月中旬ごろまで続けられます。
ことし10月ごろから試験的な運転を始め、沖合での発電効率など、技術的な課題をさらに詳しく検証するということです。
作業を担当する清水建設の堀哲郎部長は、「台風の影響で日程に遅れは出たものの、作業自体は順調に進んでいます。福島の復興の目玉にしようと作業員全員で頑張っています」と話していました。