年齢の差からなのか、周りとの価値観に少なからず違和感を覚えながらもなんとかうまくやり過ごしていた
そんな中、とある研修のために小グループを作る事になり、それが事の発端
話をするにつれ、周りの子たちと比べると歳の割にしっかりとした考えを持った子だなと思い、
できる限りの事は助けてあげたいという気持ちになった
どうせならと思い、役に立つかわからないがAちゃんを含め周りの子たちにもまとめを配布した
「ありがとうございます、助かります」
多方面から感謝されつつ、他の教科に取り掛かかり次のまとめを配布していた中、Aちゃんからある一言
「どうしてそんなに人に情報提供するのか?」と
それと上から目線かもしれないが、まわりの子たちが少しでも勉強が楽になればいいかなと
どうしてそんな質問をしたのかという僕の問いに
という返事だった
100人いるなかで1人しか合格しません、とかならば当然見せれないだろう、周りはライバルなのだから
今回は環境が違う、100人いれば100人合格できるんだ、なのにどうして?
改めてみると、もしかしたらAちゃんに惹かれてまとめを配布したのだろうか?
それだったらAちゃんだけに配布してたはず
なぜかわからないがAちゃんの最後の返事に残念ともなんとも言えない気持ちになり、
はじめてのダイアリーを書くこととなった
年を取って達観してそういう無償の親切ができるようになったっていうのが あなたの自覚しているとおり主な目的で、 あわよくば情けは人のためならず的に恩返しがきたらラッキーだし...