環境省サイバー攻撃 動画閲覧ソフトの利用が発端(2015/07/31 11:54)
環境省のパソコンがサイバー攻撃された問題で、ウイルスの感染は、インターネットで無料提供されている動画閲覧ソフトの利用が原因だったことが分かりました。
環境省では、本省や出先機関のパソコン10台がコンピューターウイルスに感染するなど、サイバー攻撃を受けたとみられています。環境省によりますと、大手ソフトメーカー「アドビシステムズ」社のフラッシュプレーヤーでインターネットを見た際に、広告に仕込まれたウイルスに感染した可能性が高いということです。個人情報の流出はないとしています。アドビ社の日本法人やセキュリティーの専門家は、ソフトの最新版を使うよう呼び掛けています。
情報処理推進機構・中西基裕氏:「脆弱性(ぜいじゃくせい)というものを攻撃者は悪用しますので。ソフトウェアをアップデートすることが根本的な対策になります」