新十両で西十両12枚目の御嶽海(22=出羽海)は流血の末、東十両3枚目の常幸龍(26=木瀬)に上手出し投げで敗れて2連敗となった。

 激しい突っ張り合いの中で、常幸龍の張り手を何発も受けた。その間に唇が切れて流血。最後は土俵際まで押し込んだが、上手を取られて土俵下まで転がされた。

 取組後の支度部屋では、タオルで何度も唇を押さえた。切れた部位は「上唇です」と答えた以外は「相撲で出血は初めてか」などの質問にうなずくだけだった。

 一方の常幸龍は6勝目。激しい攻めに「冷静に行こうと思ったけど(スイッチが)入っちゃいました。負けられない。何をしても勝ってやると思っていた。(相手は)14勝したら幕内に上がっちゃう。新十両優勝はそんなに甘くないぞ、と」と興奮冷めやらぬ様子だった。ただ、あらためて振り返ると「ちょっとやりすぎたかな。熱くなりすぎました。ちょっと…反省してます」と苦笑いだった。