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【ゴルフ】

佐藤 スプーン二刀流で好発進

2015年7月29日 紙面から

◇2015年度LPGA最終プロテスト<第1日>

ドライバーを封印、2本の3番ウッドでプロテスト一発合格を目指す佐藤=こだまGCで

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 ▽28日、埼玉県本庄市・こだまGC(6385ヤード、パー72)▽曇り、気温30・3度、風速3・1メートル▽115選手

 今回から4日間72ホール競技となった女子プロテスト。上位20位タイまでが合格する。今春埼玉栄高を卒業した佐藤耀穂(19)が3バーディー、1ボギーの70にまとめ、合格圏内の12位発進した。豪打を誇るドライバーを封印し、3番ウッド2本を駆使して臨む4日間。首位は4アンダー68の藤井千夏(27)=麻生飯塚GC=ら5人。野沢真央(18)ら6人が1打差の6位に続いている。

 スプーン二刀流。出場選手中もっとも背の高い172センチから繰り出す、平均260ヤード超級のドライバーショットが、本来は佐藤の最大の武器。それを「この4日間は使わないことに、昨日決めました」という。このコースは苦手で、ドライバーが曲がり、一度もアンダーパーで回ったことがないという。

 ヘッドは同じ、シャフトが違う3番ウッド=スプーン=をティーショット用、フェアウエー用と使い分ける作戦。1番・385ヤードのパー4は、スプーンでティーショットしても「残り100ヤードちょっと。52度のウエッジで2メートルにつけて」バーディー発進だ。高校の先輩・渡辺彩香に「今私より飛んでると思う」と言わしめる佐藤のパワーをもってすれば、6385ヤードのセッティングは“大さじ2杯”のさじ加減!? で一発合格できそうだ。 (月橋文美)

 

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