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【大リーグ】

岩隈、メジャー自己ワーストの被安打10 6失点で6回途中KO、今季2敗目

2015年7月30日 紙面から

◇ダイヤモンドバックス8−4マリナーズ

 【シアトル秋野未知】大リーグは28日(日本時間29日)、各地で行われ、マリナーズの岩隈久志投手(34)は当地でのダイヤモンドバックス戦に先発したが、5イニング2/3をメジャー自己ワーストの10安打(1本塁打含む)、6失点で今季2敗目(2勝)を喫した。マーリンズのイチロー外野手(41)は地元でのナショナルズ戦に7番右翼で先発し、1点を追う5回に19打席ぶりに安打を放って好機を広げ、チームの連敗ストップに一役買った。右腓骨(ひこつ)骨折から復帰した青木宣親外野手(33)は地元でのブルワーズ戦に2番左翼で先発したが、前日に続き3打数無安打に終わった。

 珍しく勝負球が高めに浮いた。岩隈はメジャー4年目で自己ワーストの10安打を浴び、今季最多の6失点。そのうち4失点は2死から許すなど粘り切れなかった。

 「ちょっとスプリットを見られた。相手チームは、おそらく低めを捨てていたと思う。その中で高めに浮いたところをしっかり打たれた」

 岩隈は淡々とした口調で分析し、ダイヤモンドバックスのヘイル監督も「岩隈のスプリットはすごくいいから、低いボールには構わないでおくというゲームプラン(作戦)がうまくいった」と認めた。

 今月末はウエーバーを介さないトレード期限。今季終了後にFA権を得る岩隈も即戦力としてその名がトレード市場に挙がっているが、「考えている余裕はない。名前が挙がることはすごくありがたいと思うが、とにかく今は自分がやるべきことをしっかりやらなきゃいけないということしか思っていない」。ふがいない内容で役目を果たせずに降板したこともあり、終始、険しい表情のままだった。

 

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