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【大リーグ】

復帰の青木 無安打も手応え

2015年7月29日 紙面から

◇ジャイアンツ4−2ブルワーズ

 大リーグは27日、各地で行われ、右腓骨(ひこつ)の骨折で故障者リスト入りしていたジャイアンツの青木宣親外野手(33)が出場登録されて本拠地サンフランシスコでのブルワーズ戦に8番・左翼で出場し、内野ゴロ2つに中飛の3打数無安打だった。チームは4−2で勝ち、6連勝。レッドソックスの田沢純一投手(29)はホワイトソックス戦の8回に登板し、1イニングを三者凡退に抑えた。チームは8−10で敗れた。

 4万人を超える本拠地のファンから大きな拍手で迎えられ、ジャイアンツの青木が晴れ舞台に戻ってきた。「やっとメジャーで試合ができて、本当に良かった。雰囲気も全然違う」。日米複数メディアに言葉が弾んだ。無安打に終わったものの、6月20日以来37日ぶりの復帰を果たして一安心の表情だった。

 試合前に、打席と左翼の守備位置に清めの塩をまいて臨んだ。「いつも以上に緊張した」という第1打席は二ゴロで、第2打席は遊ゴロ。7回無死一塁での第3打席は甘く入った初球88マイル(約142キロ)ツーシームを打ちにいったが中飛に。それでも「きょうの感じだと、そんなに悪くない。(打順が)ずっと8番ではなく、1番を打てるようアピールしたい」と前向きだ。

 主砲ペンス、右腕ピービら故障者が相次いで復帰したチームは、オールスター戦以降の10試合で9勝1敗と絶好調。試合のなかった首位ドジャースに0・5ゲーム差に迫る。しぶとい打撃と安定した守備の青木が復帰し、ボウチー監督も「ノリ(青木)が戻ってきてベンチに厚みが増した。打撃は心配することはないよ」と期待を寄せた。

 

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