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【プロ野球】

西武はついに10連敗 8年ぶりの屈辱で4位転落

2015年8月1日 紙面から

西武−ソフトバンク ソフトバンクに敗れ10連敗。ぼう然とする西武ナイン

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◇ソフトバンク4−2西武

 ソフトバンクが3連勝し、貯金を今季最多の28とした。バンデンハークが6イニング2失点で5勝目。0−1の2回に今宮の犠飛、高谷の適時打で2点を挙げ、5回に本多の適時打、9回に今宮のソロで加点した。西武は10連敗で4位転落。

 黒星の連鎖が止まらない。首位ソフトバンクに敗れ、2007年以来8年ぶりの10連敗。福岡から埼玉・所沢に移転して初年度の1979年に喫した球団記録の12連敗も近づいてきた。田辺監督は「言うコメントも毎回一緒になるね…」とぐったり。試合開始前に気温32・5度を記録した熱気とは対照的に、チーム状況は冷える一方だ。

 先発の十亀が直後に逆転を許し、6回途中3失点で降板。秋山が5回に9号ソロを放ち1点差に詰め寄ったが、抑え役から中継ぎに回った不振の高橋朋が9回に今宮にソロを浴び万事休す。

 借金2で4位転落。西武鉄道100周年を記念し、車両カラーをモチーフにしたイエローユニホームで臨んだが、幸せの黄色い結末とはならなかった。救援陣のてこ入れ策として先発の牧田を守護神に据えるなど、反攻への手は打っている。田辺監督は「辛抱のしどころ」と、チーム一丸で危機を乗り切る決意だ。 (山田孝人)

 

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