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【ゴルフ】

山口春歌が首位タイ浮上

2015年7月31日 紙面から

ベストスコア68をマークして通算8アンダー首位に浮上した山口春歌=こだまGCで

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◇2015年度LPGA最終プロテスト<第3日>

 ▽30日、埼玉県本庄市・こだまGC(6385ヤード、パー72)▽晴れ、気温32・7度、風速1・7メートル▽115選手

 前日まで2打差2位にいた山口春歌(24)が5バーディー、1ボギーのベストスコア68をマークして、木村彩子(19)と並んで通算8アンダーで首位に浮上した。3打差の5アンダー、3位に森美穂(22)、4アンダー、4位に辻梨恵(21)=大和地所=と武尾咲希(20)=GOLF5=が続いている。9オーバー、74位までの81人が31日の最終ラウンドに進み、最終成績20位タイまでが合格となる。

 これで受験は4度目。プロテストの厳しさ、難しさは骨身に染みている。だから「きょうまでの3日間、期待以上で正直驚いてるんです」と山口。

 那覇市出身で沖縄尚学高卒業。すでにプロになった山里愛、与那覇未来とはゴルフ部同期だ。昨年までは江連忠アカデミーの一員だったが、今年初めから同郷の大先輩でツアー通算5勝の島袋美幸(55)に指導を受けるようになったという。今回の受験前は「7月12日から24日まで、滋賀の島袋さんの家に泊まり込みで、みっちりレッスンしていただいた。特にアプローチはさまざまな状況から練習してきたので、どこに外しても大丈夫という自信を持ってやれてます」

 4番と8番ではそれぞれ、残り30ヤード、50ヤードの寄せを1メートルにつけてバーディー。11番では20ヤードをピンそば20センチに。最終18番は8メートルのバーディーパットを沈めて上がってきた。「メリハリのある、とてもいい内容のプレーができた。あしたもしっかりコースと向き合っていきたい」。最終日も島袋から言われている「大丈夫、大丈夫。なんくるないさ(沖縄方言でなんとかなるさの意味)」の言葉を胸に、トップ合格を目指す。 (月橋文美)

 

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