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【芸能・社会】再び裕次郎を探せ!! 石原プロ15年ぶりに新人発掘へ2015年8月1日 紙面から
俳優渡哲也(73)や舘ひろし(65)が所属する芸能事務所「石原プロモーション」は31日、東京・丸の内トラストタワーN館で、「石原軍団・全国総スカウト計画!」の会見を開き、15年ぶりに新人発掘オーディションを開くと発表した。全国のケーブルテレビ局とタッグを組み「4K未来映像プロジェクト」を立ち上げ、高画質の4K映像による新作アクション映画の製作も行う。選ばれた新人は同映画に出演する予定だ。同プロを設立した昭和の大スター、石原裕次郎さんの生誕80周年記念企画で「4K時代の裕次郎」を見つけ出す。 会見に出席した裕次郎さんの妻で、同プロの石原まき子会長(82)がプロジェクト実行委員長に就任。まき子さんは「今の時代に一番受ける方。一風変わった若い人」と新人のイメージを語った。 石原プロは2000年に「21世紀の石原裕次郎を探せ!」と題し、新人オーディションを実施。応募総数5万2005人の中から徳重聡(37)がグランプリに輝いた。15年前は履歴書を主に郵送で集めたが、今回は郵送のほか、ウェブやカラオケ店からの録画・録音での応募ができる。さらに新世代トークアプリ「755」で、応募に関する情報や質疑応答を行うなど新しい試みに挑戦する。同プロ関係者は「老舗の石原プロのイメージを変えたい」と狙いを話す。 オーディションでグランプリ、準グランプリに選ばれると、4K映像による新作アクション映画へ出演することができる。同映画は2016年製作発表・クランクイン、17年公開予定。裕次郎さんは映画製作にこだわったが、石原プロが映画を作るのは「甦える大地」(1971年)以来だ。 そのほか、徳重らが大人気刑事ドラマのロケ地をめぐる「西部警察 全国キャラバン!!ロケ聖地巡礼」(全10話、9月からJ:COMオンデマンドでの4K配信)の製作、裕次郎さんの代表作「黒部の太陽」(68年)の4K化などが発表された。 ◆渡哲也 1次選考「おれ1人で!!」石原プロ関係者によると、急性心筋こうそくで自宅療養中の渡が1次選考(書類審査)を「おれが1人でやる!!」と意欲を示している。 渡は今回のプロジェクトを前に、療養を余儀なくされ責任を感じているという。書類選考は自宅にいてもできるため審査員役に立候補。約400人に絞る作業を1人で行うつもりだ。現在は立ったり座ったりする運動やストレッチを行い、約1カ月の入院で衰えた筋肉を回復している段階だという。 ◆新人オーディション▽応募方法 8月1日から10月31日まで。15〜24歳までの男性で、国籍・経験不問だが、日本語が話せることや特定のプロダクションに所属していないことが条件。自薦・他薦いずれも可能。 ▽選考 11月に1次選考(書類審査)で約400人に絞り、12月に面接やカメラテストの2次選考を全国9カ所で実施し約40人になる。来年2〜3月にウェブ投票や面接の3次選考で15人に絞られる。15人は同3〜4月に行われるハワイ合宿に参加。ハワイは裕次郎さんゆかりの地で、マラソン大会へ参加する案もあるという。合宿後に東京で最終選考を行い、4月にグランプリ1人、準グランプリ1人を決める。 ▽受賞特典 グランプリ賞金は100万円(他薦の場合は推薦者に300万円)。4K映像による新作アクション映画に出演(準グランプリも)。 <石原プロモーション> 石原裕次郎さんが1963(昭和38)年1月16日に設立。東京都調布市に本社。資本金3000万円。系列会社に音楽出版社など。阪神大震災や東日本大震災の際には大規模な炊き出しを行ったことでも知られる。現在の所属俳優は渡、舘のほか神田正輝(64)、徳重、宮下裕治(40)、池田努(36)、金児憲史(36)の7人。略称は「石原プロ」。 PR情報
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