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サイ・ゴダード(3月18日)
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【プロ野球】糸井 2発で99号、100号2015年7月31日 紙面から
◇オリックス7−2日本ハムオリックスは今季初の月間勝ち越し。1回に糸井の2ランで先制。2回は伊藤のソロ、5回にも糸井の9号3ランなどで4点を加えた。山崎福は6月5日以来となる2勝目。日本ハムは首位と今季最大の6.5ゲーム差となった。 メモリアルを故郷・京都で決めるところが、糸井らしい。史上275人目のプロ通算100本塁打。祝福の歓声に「やりました!!」と左手を突き上げた。 初回1死一塁で右翼席上段へ先制の8号2ラン。6月13日・阪神戦以来の一発で目を覚まし、5回1死一、三塁の好機では左翼へ9号3ランを放った。不調に苦しむ中、今季初の1試合2発だ。投手から野手への転向を経て放った100本。「転向して、死にものぐるいでやってきたので、100号を京都で達成できて光栄です」。糸井はプロ12年の思い出をかみ締めた。 今季は春先から打撃の状態が上がらず、4日には右肘と右足首のケガで移籍後初の出場選手登録抹消も経験。今も守備には就けない。そんな状況下で気力を振り絞り、31日に迎える34歳の誕生日を自らのアーチで前祝いだ。福良監督代行も「完璧な当たり。久しぶりに見た」とご満悦。7月は10勝7敗1分けとなり、今季初の月間勝ち越しも決めた。「明日も打ちます!!」。月夜に主将の雄たけびが響いた。 (中野裕美子) PR情報
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