JR西日本、からふね屋買収 駅構内に京都の人気パフェ
JR西日本は31日、京都市内で喫茶店を展開する「からふね屋珈琲」(東京都)を買収すると発表した。買収額は数億円とみられる。JR西グループが駅の内外で注力する飲食店ビジネスの強化につなげる。
JR西の飲食店経営子会社ジェイアール西日本フードサービスネット(大阪市)が8月25日に、からふね屋の親会社でカラオケ店経営の鉄人化計画(東京都)からからふね屋の全株式を取得する。
からふね屋珈琲は1972年に京都市左京区下鴨で創業した喫茶店。2006年に鉄人化計画が子会社化した。現在は京都市内を中心に9店舗を展開している。昨年8月期は売上高7億円。
フードサービスネット社は、からふね屋で人気のパフェなどを駅構内の喫茶店「デリカフェ」や「エスタシオンカフェ」などのメニューに取り込み、品ぞろえを充実させるほか、路面店などの新規出店を検討している。
【 2015年07月31日 20時07分 】